天リフ超会議「電視スペシャル」を開催します!

少しお休みしておりました「天リフ超会議」。9月より定常運転に復帰!まず第一弾は「電視スペシャル」です!

デジタルアストロイメージングの技術を駆使し、宇宙のリアルな姿を電子的にとらえ、フルカラーの映像をその場で楽しめる「電視観望(EAA)」が大人気となっています。ライトな機材でも楽しめること、フィルターなどを工夫することで市街地からも楽しめるなど、そのメリットと面白さが急速に認知され、今や押しも押されぬ大きな1ジャンルとなったといえるでしょう。

今回の構成

これまでの「天リフ超会議」と同様、「ZOOM 会議によるプレゼンテーション」+「YouTubeの同時配信」です。お一人の発表時間は20分(基調講演は30分)。今回は質疑の時間は講演とは別に、非公開ZOOM会議の中でまとめて行う形としました。



今回も、講演別に別のアーカイブに編集してYouTube公開します。ライブで通して視聴できなくても、後からゆっくり見たいプレゼンをたっぷり視聴いただくことが可能です。

登壇されない方も、講演直後の非公開ZOOM会議に最大90名まで参加可能。直接登壇者様にご質問いただいたり、電視に関心を持つ天文ファンとの交流をお楽しみ頂けます。

講演概要・講演者様ご紹介

基調講演:電視観望のこれまでとこれから・Samさん 18:30〜19:00

電視の伝道師、Samさん。黎明期から電視観望に取り組み、熱く楽しく実践してこられました。「電視観望」というコンセプトが一通り広まった今、「その次」に何が起きるか、天体写真や眼視観望(天体観賞)との関係性、今後どんな可能性があるのかという視点でお話いただきます。

ほしぞloveログ
http://hoshizolove.blog.jp

自宅から楽しむ電視観望 楽しいフィルターワーク・シベットさん 19:00〜19:20

光害地でも楽しめる。「自宅から楽しむ電視観望」は、電視観望というジャンルにおいてはど真ん中の「主流派(*)」。そこで重要なのが「フィルターワーク」です。様々な特性を持ったフィルターを使い分ける面白さと勘所をシベットさん(@PACIFICA612)にお話しいただきます。

(*)プロフィールに「非推奨運用愛好家」とあるように、シベットさんは「主流派」とはかけ離れたマインドをお持ちなのが、電視観望の面白いところですね^^

ブログ・浮気なぼくら
http://uwakinabokura.livedoor.blog 

今さら聞けない?電視観望!渡邉耕平さん 19:20〜19:40

「電視観望は簡単に誰でも楽しめます」。このコンセプトを広くユーザーに紹介・啓蒙してきた存在が「天体望遠鏡ショップ」です。渡邉耕平さんは「シュミット」のスタッフとして「電視観望実践ガイドブック」という電視観望のバイブルを執筆された方です。

シュミット・電視観望実践ガイドブック
https://www.syumitto.jp/SHOP/SY0030.html

簡単なようで難しい。でも勘所さえ押さえれば誰にでも楽しめる。ユーザーが陥りがちな「落とし穴」を熟知した渡邉耕平さんならではのお話が楽しみですね!

ナイトビジョンを使用した電視観望・Nickさん 19:40〜20:00

電視観望の「主流」は「天体用CMOS カメラ」と「ライブスタック」技術の組み合わせですが、それ以外にも様々なやり方があります。その中でも、最も強力な「ライブ感(時間分解能)」と「高感度性能」を合わせ持っているのが「ナイトビジョン(暗視装置)」です。

Nickさんは数年以上前からナイトビジョンを使った天体観望(天体観賞)に取り組んでおられます。ナイトビジョンによる電視はどんなところがスゴイのか。どうやったら楽しめるのか。そんなお話に期待です。

 

【最強!暗視伝説】電視の最終兵器、ナイトビジョン

こちらの記事はNickさんからナイトビジョンをお借りして書きました。

「星雲星団電視観望ベストガイド(仮)のご提案」・ひらがなぐっちさん 20:10〜20:30

昭和世代は藤井旭さんの「星雲星団ガイドブック」。平成世代には浅田英夫さんの「星雲星団ベストガイド」。眼視観望(肉眼による天体観察・観賞)において、良書が生まれバイブルとして読み継がれてきました。

「電視観望」が普及期を迎えた今、電視観望でもそんなバイブルといえるような「ガイドブック」があってもいいのではないか?必要とされているのではないか?そんな構想5年。満を侍して「電視観望版の星雲星団ガイド」の提案です。

星見屋
https://hoshimiya.com

eVscopeによる市民科学観測体験記・Tankoさん 20:30〜20:50

電視観望を全ての人に。全ての「面倒」をなくし「ポン置き」「スマホで簡単操作」で電視観望を実現する「スマート天体望遠鏡」が出てきました。その草分けが「eVscope」です。

講演者のTankoさんは「eVscope」のアーリーユーザーのお一人で、以前にもご講演をいただきました。今回は視点を変えて、eVscopeによる「市民科学観測」についてお話いただきます。eVscopeのGPS接続機能やネットワーク機能は、「天体の科学的な観測」においても大きなイノベーションをもたらしました。アマチュアの「数の力」が再び天文学に貢献する日がやってきた!



電視観望配信って、楽しいの?・すたくま(Star of kuma)さん 20:50〜21:10

基本的にコンピューター画面で行われる「電視観望」は、インターネットによる「ライブ配信」と相性抜群。電視観望の普及と平行して、多くの方がそれぞれに個性的なライブ配信を日々行われるようになってきました。

講演者の「すたくま」さんもそのお一人。九州は熊本の美しい星空を絶賛配信中。電視観望配信は楽しからずや?「楽しくないことがあろうか、いや楽しい」というお話を楽しみにしています!

YouTube Star Of Kuma
https://www.youtube.com/channel/UCUc_hu_162HuJUDtWGB-B7Q

非公開ZOOM会議参加者を募集します!

今回は前半(18:25〜21:15)の講演会は講演者様限定となります。後半の(21:15〜)質疑・懇親会は非公開のZOOM会議とし、広く参加者を募集します。

非公開ZOOM会議にご参加希望の方は、こちらの参加フォームよりどうぞ!〆切は9月7日(木)18時まで。先着90名様です。

特に、天文教育・公共天文台関連の方にもご参加いただけると嬉しいです。実は何名かの方にご講演をお願いしていたのですが、当方の認識不足もあり、日程を週末に設定したため業務の関係でスケジュールが合いませんでした。ぜひ全天文系クラスタでの意見交換の場を持ちたく、懇親会へのご参加を呼びかけるものです。

参考リンク

今回は「電視観望」の広がりと多様性を、より多くの方に感じ取ってほしいというコンセプトで企画しました。それに沿ったコンテンツを幾つかご紹介しておきましょう。

超高感度望遠鏡 eVscope活用ハンドブック(大阪市立科学館・渡部義弥さん編)

スマート天体望遠鏡「eVscope」は、電視観望の敷居を劇的に下げました。天体観望会を主催する科学館・学芸員の立場から、このツールを活用することで天体観望会に新しい可能性が広がる、というコンセプトで書かれた解説書です。

超高感度望遠鏡 eVscope活用ハンドブック(大阪市立科学館・渡部義弥さん編)
http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~yoshiya/eVscopeHB_OL.pdf

「天文教育」2022年5月号「電視観望の普及」

「天文教育研究会」の会報に掲載された電視観望を概観する記事です。本文も参考文献も参考になるものばかりです。

「天文教育」2022年5月号「電視観望の普及」宮川治
https://tenkyo.net/kaiho/pdf/2022_05/01toku-2miyakawa.pdf

 

電視観望を写真チックに実践する・gotodebuさんご講演

電視観望の登場で、長時間露出のディープスカイ天体写真とライブスタックによる電視観望の類似点・相違点が明確になってきました。このご講演では、従来眼視観望(天体観賞)のためと考えられていた「自動導入ドブソニアン望遠鏡」が実は電視観望に適していること、やり方を工夫すれば従来の長時間露出のディープスカイ天体写真と遜色のないリザルトが得られることが示されています。

冷却カメラによる電視観望

眼視のエキスパート、ビノテクノ服部さんのHPから。電視観望といえば小型望遠鏡・小型センサーが主流ではありますが、趣味として「経済合理性を無視」すれば、「大型センサー搭載のCMOSカメラ(この事例ではAPS-CのASI2600MC-Pro)」と大型望遠鏡の組み合わせもあるよね、というお話。趣味の楽しさの源泉は「自由な発想」だと感じました!

まとめ

いかがでしたか?

白状します。編集長が最初に「電視観望」の存在をHUQさん(*)から教えてもらって体験した2016年ごろ、「まあ、ソレもあるはあるよね」という認識で、「HUQさんってやっぱり変態!」と思っていたにすぎません。

(*)このころからHUQさんはα7Sによるリアルタイム電視観望を実践されていました。

しかし、予想をはるかに超えて電視観望は支持され、ユーザーが広がってきています。そのスタイルも多種多様。電視観望の最大のインパクトは、それまで「ガチ写真」と「ガチ眼視観望」の両極端に尖鋭化されていた天文趣味に、さまざまな「自由度」と「多様性」をもたらしたことかもしれません。そして「教育・普及界隈」も含めて「私たちを惹きつける宇宙の何か」が再確認されているのではないでしょうか。

というややこしいお話はさておき、広がる「電視観望」の世界をぜひ体感ください!

 

YouTubeライブ配信では、リアルタイムでコメントすることができます(*)。質問・ツッコミ大歓迎。頂戴したコメントは全部はご紹介できないと思いますが、中継で一部ピックアップさせていただきます!こちらもお待ちしています。

(*)YouTubeの登録が必要です。

それでは、本番をお楽しみに。多くの方のご参加をお待ちしております。9月10日(土)18:25からです! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/08/fb90bb730a8f15848f0614342fd61679-1024x576.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/08/fb90bb730a8f15848f0614342fd61679-150x150.jpg編集部イベント・セミナー天リフ超会議,電視観望  天リフ超会議「電視スペシャル」を開催します! 少しお休みしておりました「天リフ超会議」。9月より定常運転に復帰!まず第一弾は「電視スペシャル」です! デジタルアストロイメージングの技術を駆使し、宇宙のリアルな姿を電子的にとらえ、フルカラーの映像をその場で楽しめる「電視観望(EAA)」が大人気となっています。ライトな機材でも楽しめること、フィルターなどを工夫することで市街地からも楽しめるなど、そのメリットと面白さが急速に認知され、今や押しも押されぬ大きな1ジャンルとなったといえるでしょう。 今回の構成 これまでの「天リフ超会議」と同様、「ZOOM 会議によるプレゼンテーション」+「YouTubeの同時配信」です。お一人の発表時間は20分(基調講演は30分)。今回は質疑の時間は講演とは別に、非公開ZOOM会議の中でまとめて行う形としました。 今回も、講演別に別のアーカイブに編集してYouTube公開します。ライブで通して視聴できなくても、後からゆっくり見たいプレゼンをたっぷり視聴いただくことが可能です。 登壇されない方も、講演直後の非公開ZOOM会議に最大90名まで参加可能。直接登壇者様にご質問いただいたり、電視に関心を持つ天文ファンとの交流をお楽しみ頂けます。 講演概要・講演者様ご紹介 基調講演:電視観望のこれまでとこれから・Samさん 18:30〜19:00 電視の伝道師、Samさん。黎明期から電視観望に取り組み、熱く楽しく実践してこられました。「電視観望」というコンセプトが一通り広まった今、「その次」に何が起きるか、天体写真や眼視観望(天体観賞)との関係性、今後どんな可能性があるのかという視点でお話いただきます。 ほしぞloveログ http://hoshizolove.blog.jp 自宅から楽しむ電視観望 楽しいフィルターワーク・シベットさん 19:00〜19:20 光害地でも楽しめる。「自宅から楽しむ電視観望」は、電視観望というジャンルにおいてはど真ん中の「主流派(*)」。そこで重要なのが「フィルターワーク」です。様々な特性を持ったフィルターを使い分ける面白さと勘所をシベットさん(@PACIFICA612)にお話しいただきます。 (*)プロフィールに「非推奨運用愛好家」とあるように、シベットさんは「主流派」とはかけ離れたマインドをお持ちなのが、電視観望の面白いところですね^^ ブログ・浮気なぼくら http://uwakinabokura.livedoor.blog  今さら聞けない?電視観望!渡邉耕平さん 19:20〜19:40 「電視観望は簡単に誰でも楽しめます」。このコンセプトを広くユーザーに紹介・啓蒙してきた存在が「天体望遠鏡ショップ」です。渡邉耕平さんは「シュミット」のスタッフとして「電視観望実践ガイドブック」という電視観望のバイブルを執筆された方です。 シュミット・電視観望実践ガイドブック https://www.syumitto.jp/SHOP/SY0030.html 簡単なようで難しい。でも勘所さえ押さえれば誰にでも楽しめる。ユーザーが陥りがちな「落とし穴」を熟知した渡邉耕平さんならではのお話が楽しみですね! ナイトビジョンを使用した電視観望・Nickさん 19:40〜20:00 電視観望の「主流」は「天体用CMOS カメラ」と「ライブスタック」技術の組み合わせですが、それ以外にも様々なやり方があります。その中でも、最も強力な「ライブ感(時間分解能)」と「高感度性能」を合わせ持っているのが「ナイトビジョン(暗視装置)」です。 Nickさんは数年以上前からナイトビジョンを使った天体観望(天体観賞)に取り組んでおられます。ナイトビジョンによる電視はどんなところがスゴイのか。どうやったら楽しめるのか。そんなお話に期待です。   https://reflexions.jp/tenref/orig/2021/02/02/12216/ こちらの記事はNickさんからナイトビジョンをお借りして書きました。 「星雲星団電視観望ベストガイド(仮)のご提案」・ひらがなぐっちさん 20:10〜20:30 昭和世代は藤井旭さんの「星雲星団ガイドブック」。平成世代には浅田英夫さんの「星雲星団ベストガイド」。眼視観望(肉眼による天体観察・観賞)において、良書が生まれバイブルとして読み継がれてきました。 「電視観望」が普及期を迎えた今、電視観望でもそんなバイブルといえるような「ガイドブック」があってもいいのではないか?必要とされているのではないか?そんな構想5年。満を侍して「電視観望版の星雲星団ガイド」の提案です。 星見屋 https://hoshimiya.com eVscopeによる市民科学観測体験記・Tankoさん 20:30〜20:50 電視観望を全ての人に。全ての「面倒」をなくし「ポン置き」「スマホで簡単操作」で電視観望を実現する「スマート天体望遠鏡」が出てきました。その草分けが「eVscope」です。 講演者のTankoさんは「eVscope」のアーリーユーザーのお一人で、以前にもご講演をいただきました。今回は視点を変えて、eVscopeによる「市民科学観測」についてお話いただきます。eVscopeのGPS接続機能やネットワーク機能は、「天体の科学的な観測」においても大きなイノベーションをもたらしました。アマチュアの「数の力」が再び天文学に貢献する日がやってきた! 電視観望配信って、楽しいの?・すたくま(Star of kuma)さん 20:50〜21:10 基本的にコンピューター画面で行われる「電視観望」は、インターネットによる「ライブ配信」と相性抜群。電視観望の普及と平行して、多くの方がそれぞれに個性的なライブ配信を日々行われるようになってきました。 講演者の「すたくま」さんもそのお一人。九州は熊本の美しい星空を絶賛配信中。電視観望配信は楽しからずや?「楽しくないことがあろうか、いや楽しい」というお話を楽しみにしています! YouTube Star Of Kuma https://www.youtube.com/channel/UCUc_hu_162HuJUDtWGB-B7Q 非公開ZOOM会議参加者を募集します! 今回は前半(18:25〜21:15)の講演会は講演者様限定となります。後半の(21:15〜)質疑・懇親会は非公開のZOOM会議とし、広く参加者を募集します。 非公開ZOOM会議にご参加希望の方は、こちらの参加フォームよりどうぞ!〆切は9月7日(木)18時まで。先着90名様です。 特に、天文教育・公共天文台関連の方にもご参加いただけると嬉しいです。実は何名かの方にご講演をお願いしていたのですが、当方の認識不足もあり、日程を週末に設定したため業務の関係でスケジュールが合いませんでした。ぜひ全天文系クラスタでの意見交換の場を持ちたく、懇親会へのご参加を呼びかけるものです。 参考リンク 今回は「電視観望」の広がりと多様性を、より多くの方に感じ取ってほしいというコンセプトで企画しました。それに沿ったコンテンツを幾つかご紹介しておきましょう。 超高感度望遠鏡 eVscope活用ハンドブック(大阪市立科学館・渡部義弥さん編) スマート天体望遠鏡「eVscope」は、電視観望の敷居を劇的に下げました。天体観望会を主催する科学館・学芸員の立場から、このツールを活用することで天体観望会に新しい可能性が広がる、というコンセプトで書かれた解説書です。 超高感度望遠鏡 eVscope活用ハンドブック(大阪市立科学館・渡部義弥さん編) http://www.sci-museum.kita.osaka.jp/~yoshiya/eVscopeHB_OL.pdf 「天文教育」2022年5月号「電視観望の普及」 「天文教育研究会」の会報に掲載された電視観望を概観する記事です。本文も参考文献も参考になるものばかりです。 「天文教育」2022年5月号「電視観望の普及」宮川治 https://tenkyo.net/kaiho/pdf/2022_05/01toku-2miyakawa.pdf   電視観望を写真チックに実践する・gotodebuさんご講演 電視観望の登場で、長時間露出のディープスカイ天体写真とライブスタックによる電視観望の類似点・相違点が明確になってきました。このご講演では、従来眼視観望(天体観賞)のためと考えられていた「自動導入ドブソニアン望遠鏡」が実は電視観望に適していること、やり方を工夫すれば従来の長時間露出のディープスカイ天体写真と遜色のないリザルトが得られることが示されています。 冷却カメラによる電視観望 冷却カメラによる電子観望。「さらにクオリティを上げたい」「電子観望に冷却カメラを使うとこう見える」「見ていて実に気持ちがいい」「趣味の世界に経済的合理性などありません(笑)」カメラは2600MC、鏡筒はマクニュー25cmF6。 Bino Blogよりピックアップ。 https://t.co/k2KD3O59Yi — 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) August 21, 2022 眼視のエキスパート、ビノテクノ服部さんのHPから。電視観望といえば小型望遠鏡・小型センサーが主流ではありますが、趣味として「経済合理性を無視」すれば、「大型センサー搭載のCMOSカメラ(この事例ではAPS-CのASI2600MC-Pro)」と大型望遠鏡の組み合わせもあるよね、というお話。趣味の楽しさの源泉は「自由な発想」だと感じました! まとめ いかがでしたか? 白状します。編集長が最初に「電視観望」の存在をHUQさん(*)から教えてもらって体験した2016年ごろ、「まあ、ソレもあるはあるよね」という認識で、「HUQさんってやっぱり変態!」と思っていたにすぎません。 (*)このころからHUQさんはα7Sによるリアルタイム電視観望を実践されていました。 しかし、予想をはるかに超えて電視観望は支持され、ユーザーが広がってきています。そのスタイルも多種多様。電視観望の最大のインパクトは、それまで「ガチ写真」と「ガチ眼視観望」の両極端に尖鋭化されていた天文趣味に、さまざまな「自由度」と「多様性」をもたらしたことかもしれません。そして「教育・普及界隈」も含めて「私たちを惹きつける宇宙の何か」が再確認されているのではないでしょうか。 というややこしいお話はさておき、広がる「電視観望」の世界をぜひ体感ください!   YouTubeライブ配信では、リアルタイムでコメントすることができます(*)。質問・ツッコミ大歓迎。頂戴したコメントは全部はご紹介できないと思いますが、中継で一部ピックアップさせていただきます!こちらもお待ちしています。 (*)YouTubeの登録が必要です。 それでは、本番をお楽しみに。多くの方のご参加をお待ちしております。9月10日(土)18:25からです!編集部発信のオリジナルコンテンツ