みなさん、こんにちは!星の写真はお好きですか?フォトコンはお好きですか?これまでとはちょと違ったコンセプトの「フォトコン」をやってみようと思います。

それは一つのつぶやきから始まった

きっかけはこのツイート。思ったよりも反響があり、さまざまなご意見をいただきました。

「天体改造機」「天体用CMOSカメラ」全盛の天体写真界ですが、「普通のカメラ」ではフォトコンは無理なのか?いや、そんなことはないはず!

「星のない星空の写真」!禅問答のようですが、そんな写真があってもいいじゃないかっ!

ありがとうございます!大いに参考にさせていただきました!

うむうむ。ご参加お待ちしています!

「既存のフォトコンって、何か違う。自分はお呼びじゃない?」「映える写真もいいんだけどさ・・」「我は我の道を往く!」。それが何だかはよくわかりませんが「既存のフォトコン」に対して、何らかの思いを皆さん持たれていることは確かだと思いました。

その思いに応えるのが天リフの使命!とりあえずやってみることにしました!

フォーマット

筆者も「フォトコン」や「SNS上の写真ムーブメント」には、思うところがさまざまあるのですが、そういうややこしいことにはここでは触れません。「フォトコン」の体裁を取る以上、大事なのは「フォーマット(レギュレーション)」と参加者、そして応募作品です。以下にそれを発表します!

参加資格

特にありません。品位を保った方も、品位なぞ糞喰らえと考えられる方も、どなたでも参加できます。ただし、本選ライブ配信(3月19日土曜日 20:00〜22:00)にZOOM会議で参加可能な方に限ります(*)

(*)どうしても参加不可能な場合は、後述する「アピールタイム」の3分間の動画をZOOM会議で事前収録する、事前に頂戴したメッセージを事務局が代読することに代える、の方法を選択可能です。

応募方法

①TwitterまたはInstagramで、ハッシュタグ「#地味天」を付けて投稿する。

②メールtenrefinfo@gmail.comに、タイトル「#地味天」として送信する。

もちろん、応募画像を忘れず貼り付けor添付してくださいね。画像のない応募は対象外です。応募の際は、以下の項目を必ず記入ください。

  1. 応募部門名
  2. 作品タイトル
  3. アピール文
  4. 参加名(メール応募のみ:Twitter/Instagramの場合はユーザー名が参加名になります)

Twitter応募でアピール文が長くなる場合は、リプで続けてください。撮影データは付けても別にかまいませんが、なくてもOKです。付ける場合は「アピール文」扱いになります。

③応募〆切

3月11日(金)18:00とします。〆切を過ぎた応募は無効です。

一次審査

本選ライブの人数上限を16名(各部門4名)にさせていただく関係で、それを上回る応募がある場合は、部門単位で一次審査を行います。一次審査は「Google Forms」を使用した投票によって行います。投票は誰でも行うことができますが、メールアドレス1個で1回のみ応募が可能です。応募者も投票可能とします。



システム的に応募者自らが複数のメルアドを使用して投票することや、家族友人を動員した組織票は禁止できませんが、応募者の投票は1回のみでお願いします。もちろん自分に投票することはOKです。違反が発覚した場合は「悪の殿堂(詳細は後述)」入りとなります。

一次審査で同票数者があった場合は、4名以上の本選通過となる場合があります。

応募画像についてのお約束

全体として取り決めるお約束はたった2つです。盗むな。嘘をつくな。これだけです。「盗作・剽窃・故意の虚偽」が発覚した場合、「悪の殿堂(後述)」入りとなります。

  • 自らが撮影された画像に限ります。
  • すでに他のフォトコンなどに応募・入賞された作品もOKです。ただし、別のフォトコン側が定めるルールに違反しないことが絶対条件です(二重応募を禁止するフォトコンとの同時応募など)。
  • 部門毎に定められたお約束がある場合は、そちらも遵守ください。。合成など画像の加工はコラージュを含め、全体ルールでは一切禁止しません。
  • 応募作の著作権は応募者に帰属します。
  • 応募者は、天文リフレクションズの本コンテストに関する記事・動画・SNS等での発信などで応募作品を掲載することを許諾するものとします。

悪の殿堂

応募に関して違反が判明した場合、入賞を取り消し、賞品等がある場合は返却していただきます。違反応募作は天リフサイト内に設ける「悪の殿堂」に、殿堂入りの事由・作品・応募情報一式を一定期間公開します。殿堂入りされた方は、殿堂入り期間中は一切の天リフ主催フォトコンへの応募資格を失います。

今回の応募部門

4つの部門を設けます。部門毎の「ルール」はなるべくわかりやすく設定したつもりですが、グレーゾーンができるのは仕方ありません。グレーでも応募は可能ですが、投票の際は各自の判断で「これは違うでしょ」と感じた作品には投票しないことをお願いします。

同一の応募者が、異なる作品を複数の部門に応募することは可能ですが、同一部門での応募は一点限りとします。

1.「天の川のない星空」部門

「からす座とスピカ、火星、土星」。2014年5月。地味目な春の星座の中では、からす座とスピカもメジャー。惑星が加わってさらに賑やかに。

「天の川および赤い星雲が被写体に含まれない」ことが条件です。天の川という星空の「スター」が不在であっても、星空の素晴らしさを表現できることを、貴方の作品で体現してみませんか?

「沈む北斗七星」エントリ機種のキットレンズで。OLYMPUS E-M10MarkIII 14-42mmF3.5-5.6 F3.5 30秒 プロソフトンA 固定撮影

この部門では、太陽・月・惑星・深宇宙天体の拡大写真は対象外とします。いわゆる「星空の写真」をご応募ください。地上風景は必須ではありません。星だけの写真(星野写真)もOKです。

2.「ライト(Lite)スカイ」部門

「しし座のトリオ銀河」 。これって、ガチじゃないよね!? SVBONY SV503(口径100mm) タカハシマルチフラットナー ASI294MC(非冷却) 10秒12枚ライブスタック Sky-Watcher EQ5GOTO赤道儀

「ガチでない天体写真」であることが条件です。たとえ「天文雑誌に入選しそうにもない」ようなお手軽な天体写真であったとしても、撮って面白いならいいじゃないか。こんな写真が撮れたら楽しいよね?そんな作品が対象です。

「カリフォルニア星雲」。これもガチじゃないよね!? たった3分露出の1枚撮りで、ここまで写ります。フラットもなし、カラーバランス補正のみ。EOS6D(天体改造) Askar FMA180 CometBPフィルター  3分1枚 Sky-Watcher EQ5GOTO赤道儀

グレーゾーンの多い部門にはなるのですが、「ガチでない要素」が一つでも含まれていればOKとします。「ガチでない要素」とは、「ノーマルデジカメ」「センサーサイズの小さい(1インチ未満?)天体用CMOSカメラ」「安いお手軽機材」「短い総露出時間」「電視観望の画面キャプチャ」「撮って出し」などです。

応募の際は「使用したカメラの機種名」「使用した光学系の機種名」「追尾撮影の場合は使用した架台」「総露出時間」を明記してください。記載がない場合は応募を受理しません。「ガチでない」かどうかは、これらの記載を元に投票者が判断するものとします(これは違う!と思った作品には投票しないでください)。

なお、「風景の入った星空の写真」は「天の川のない星空」部門にご応募ください。

3.「天文なう」部門

「濃霧の悪あがき」。濃い霧が降りてきて星空を隠してしまった・・苦し紛れにヘッドランプを空に照射して記念写真。モラルに厳しい方でも、曇り空なら許してくれる?!

天文活動を行っている人や機材などが含まれていることが条件です。星空や曇り空の下での記念写真、機材のポートレート、愛機・愛車・愛妻・恋人との星空スナップなど、幅広い天文活動の体験そのものを写し撮った作品が対象です。

「星空デート?」阿蘇・大観望で出会った2人連れ。デートではないそうです^^;;

なお、人物が写り込んだ作品については、肖像権の問題を撮影者様側でクリアされるようにお願いします。事務局では一切の責を負わないものとします。

4.「フリースタイル」部門

「ノーマル機でオリオン大星雲ガチ撮り」。赤が写らないノーマル機の特徴を逆用して、オリオン大星雲を青主体で仕上げてみました。

「スタイルの表現」があることが条件です。天体写真・星空の写真の方向性は一つであるはずがありません。「貴方だけのスタイル」をこの場でアピールしてみませんか?

「出でよ、火球!」流星とビームサーベルは合成です^^ 派手目ですみません^^;;;;;

コラージュ合成もその意味では一つのスタイルですし、「変態的な」ガチ一点突破の追求もスタイルです。そんな「独自の・渋い・かっこいいスタイル」をもった作品を募集します。

わかりにくいテーマ設定かもしれませんが、こちらの記事もご参考に。

本選ライブ配信

一次審査を通過した16作品に対する審査はライブ配信で行います。まず、1作品につき最大3分間の「アピールタイム」を設け、撮影者様はご自分の作品について視聴者様(=審査員)に語っていただきます。全作品のアピールタイム終了後、何らかのオンライン投票ツール(*)を使用し「投票タイム」を10分程度設けます。投票〆切後、部門毎に投票数が最も多かった作品が入賞となります。

(*)リアルタイムで棒グラフが動くようなものにするか、Google Formsを使用するか、現在検討中です。

結果報告記事の公開

本イベント終了後、本選通過全作品をご紹介する記事を天リフで制作し公開します。

FAQ

Q.「映える写真」を応募してもよいのですか?

A.はい、映えてもいいです^^ 「映えない」作品に光を当てることは本フォトコンの趣旨のひとつではありますが、「映える」ことはマイナス要素ではありません。

Q.「本選ライブ」に出る敷居が高いので、応募するかどうか悩みます。

どちらかというと「お祭り」に近いので、事務局としてはなるべく本選ライブにご参加いただきたいのですが、前述の通り「代読」形式も可能です。ご質問のようなお考えの方が多数であるようなら再考します。

Q.太陽・惑星・月の拡大撮影の写真で応募してもよいのですか?

A.部門によっては「これは違う」と判断されるかもしれません。各部門の規定をご確認の上ご判断ください。「フリースタイル部門」「ライトスカイ部門」は応募可能でしょう。

Q.天文雑誌に入選しそうな(スゴイ)作品を応募してもいいのですか?

A.問題ありません。天文雑誌に掲載されるかどうかは、各雑誌の選者の判断であり、本フォトコンの応募資格には一切関係ありません。ただし、本フォトコンの選者(投票者)がどう判断されるかは、投票者の考え方次第です。

Q.賞品はあるのですか?

A.ライブ配信の「スーパーチャット(スパチャ:投げ銭)」の収益を各部門の入賞者で等分しますが、スパチャが入らなかった場合は賞品はありません。スポンサー様からの賞品が出るかもしれませんが、こちらもスポンサー様が現れない場合は賞品はありません。

Q.応募規定違反でも「悪の殿堂」入りしてしまうのですか?

A.いいえ。「悪の殿堂」入りするのは「盗み・故意の嘘・同一人格の複数投票」のみです。「よく見たら天の川が隅に入っていたっ!」「僕にとっては100万円でもお手軽機材だよ!」といった「うっかり」や「個人の価値基準の違い」は「悪の殿堂入り」の理由とはなりません。

Q.コラージュ合成を禁止しないのはなぜですか?

A.高度な技術で行われた合成は完全に見抜くのが難しい(手間がかかりすぎる)こと、合成もカルチャーの一つであるとの立場から、今後も基本的には禁止しません。ただし、今後「合成を禁止する」レギュレーションで行う部門もあるかもしれません。

Q.合成した写真で応募するときに自己申告することは必要ですか?

A.今回は必須ではありませんが、自分の作品の意図を伝える上で貴方が必要だと感じた場合は「アピール文」にその旨お書きください。

Q.知人にシャッターを押してもらって自撮りした画像を応募してもよいのですか?

A.問題ありません。リモコン・ソフトウェア・知人・恋人・通りすがりの人・猿など、応募者様自身が直接シャッター押下を行わなかったとしても、応募者様が撮影行為全体を仕切っている場合はOKです。

まとめ

いかがでしたか?

Twitterのアンケートでは20名ほどの「エントリしたい!」の声がありましたので、なんとなく本フォトコンは成立するような気がするのですが、応募者と審査員が集まらないと成り立たないシステムです^^; ぜひ、ふるってご参加ください!

なお、応募者の状況やご意見によって、レギュレーションや部門別の本選枠の数を修正するかもしれません。ご要望があれば、ぜひ本記事コメントかTwitterなどでお寄せください!

それでは、3月19日の「本選ライブ」を楽しみにしています!

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/02/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1-1024x683.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/02/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1-150x150.jpg編集部イベント・セミナーみなさん、こんにちは!星の写真はお好きですか?フォトコンはお好きですか?これまでとはちょと違ったコンセプトの「フォトコン」をやってみようと思います。 それは一つのつぶやきから始まった https://twitter.com/black_tenref/status/1493780918926217218 きっかけはこのツイート。思ったよりも反響があり、さまざまなご意見をいただきました。 https://twitter.com/theloner_jp/status/1493793713209806850 「天体改造機」「天体用CMOSカメラ」全盛の天体写真界ですが、「普通のカメラ」ではフォトコンは無理なのか?いや、そんなことはないはず! https://twitter.com/botch96020760/status/1493796351183757315 「星のない星空の写真」!禅問答のようですが、そんな写真があってもいいじゃないかっ! https://twitter.com/theloner_jp/status/1493878533881405440 ありがとうございます!大いに参考にさせていただきました! https://twitter.com/fourier2010/status/1493895026035736579 うむうむ。ご参加お待ちしています! https://twitter.com/photo_labo460/status/1494281020341850114 「既存のフォトコンって、何か違う。自分はお呼びじゃない?」「映える写真もいいんだけどさ・・」「我は我の道を往く!」。それが何だかはよくわかりませんが「既存のフォトコン」に対して、何らかの思いを皆さん持たれていることは確かだと思いました。 その思いに応えるのが天リフの使命!とりあえずやってみることにしました! フォーマット 筆者も「フォトコン」や「SNS上の写真ムーブメント」には、思うところがさまざまあるのですが、そういうややこしいことにはここでは触れません。「フォトコン」の体裁を取る以上、大事なのは「フォーマット(レギュレーション)」と参加者、そして応募作品です。以下にそれを発表します! 参加資格 特にありません。品位を保った方も、品位なぞ糞喰らえと考えられる方も、どなたでも参加できます。ただし、本選ライブ配信(3月19日土曜日 20:00〜22:00)にZOOM会議で参加可能な方に限ります(*)。 (*)どうしても参加不可能な場合は、後述する「アピールタイム」の3分間の動画をZOOM会議で事前収録する、事前に頂戴したメッセージを事務局が代読することに代える、の方法を選択可能です。 応募方法 ①TwitterまたはInstagramで、ハッシュタグ「#地味天」を付けて投稿する。 ②メールtenrefinfo@gmail.comに、タイトル「#地味天」として送信する。 もちろん、応募画像を忘れず貼り付けor添付してくださいね。画像のない応募は対象外です。応募の際は、以下の項目を必ず記入ください。 応募部門名 作品タイトル アピール文 参加名(メール応募のみ:Twitter/Instagramの場合はユーザー名が参加名になります) Twitter応募でアピール文が長くなる場合は、リプで続けてください。撮影データは付けても別にかまいませんが、なくてもOKです。付ける場合は「アピール文」扱いになります。 ③応募〆切 3月11日(金)18:00とします。〆切を過ぎた応募は無効です。 一次審査 本選ライブの人数上限を16名(各部門4名)にさせていただく関係で、それを上回る応募がある場合は、部門単位で一次審査を行います。一次審査は「Google Forms」を使用した投票によって行います。投票は誰でも行うことができますが、メールアドレス1個で1回のみ応募が可能です。応募者も投票可能とします。 システム的に応募者自らが複数のメルアドを使用して投票することや、家族友人を動員した組織票は禁止できませんが、応募者の投票は1回のみでお願いします。もちろん自分に投票することはOKです。違反が発覚した場合は「悪の殿堂(詳細は後述)」入りとなります。 一次審査で同票数者があった場合は、4名以上の本選通過となる場合があります。 応募画像についてのお約束 全体として取り決めるお約束はたった2つです。盗むな。嘘をつくな。これだけです。「盗作・剽窃・故意の虚偽」が発覚した場合、「悪の殿堂(後述)」入りとなります。 自らが撮影された画像に限ります。 すでに他のフォトコンなどに応募・入賞された作品もOKです。ただし、別のフォトコン側が定めるルールに違反しないことが絶対条件です(二重応募を禁止するフォトコンとの同時応募など)。 部門毎に定められたお約束がある場合は、そちらも遵守ください。。合成など画像の加工はコラージュを含め、全体ルールでは一切禁止しません。 応募作の著作権は応募者に帰属します。 応募者は、天文リフレクションズの本コンテストに関する記事・動画・SNS等での発信などで応募作品を掲載することを許諾するものとします。 悪の殿堂 応募に関して違反が判明した場合、入賞を取り消し、賞品等がある場合は返却していただきます。違反応募作は天リフサイト内に設ける「悪の殿堂」に、殿堂入りの事由・作品・応募情報一式を一定期間公開します。殿堂入りされた方は、殿堂入り期間中は一切の天リフ主催フォトコンへの応募資格を失います。 今回の応募部門 4つの部門を設けます。部門毎の「ルール」はなるべくわかりやすく設定したつもりですが、グレーゾーンができるのは仕方ありません。グレーでも応募は可能ですが、投票の際は各自の判断で「これは違うでしょ」と感じた作品には投票しないことをお願いします。 同一の応募者が、異なる作品を複数の部門に応募することは可能ですが、同一部門での応募は一点限りとします。 1.「天の川のない星空」部門 「天の川および赤い星雲が被写体に含まれない」ことが条件です。天の川という星空の「スター」が不在であっても、星空の素晴らしさを表現できることを、貴方の作品で体現してみませんか? この部門では、太陽・月・惑星・深宇宙天体の拡大写真は対象外とします。いわゆる「星空の写真」をご応募ください。地上風景は必須ではありません。星だけの写真(星野写真)もOKです。 2.「ライト(Lite)スカイ」部門 「ガチでない天体写真」であることが条件です。たとえ「天文雑誌に入選しそうにもない」ようなお手軽な天体写真であったとしても、撮って面白いならいいじゃないか。こんな写真が撮れたら楽しいよね?そんな作品が対象です。 グレーゾーンの多い部門にはなるのですが、「ガチでない要素」が一つでも含まれていればOKとします。「ガチでない要素」とは、「ノーマルデジカメ」「センサーサイズの小さい(1インチ未満?)天体用CMOSカメラ」「安いお手軽機材」「短い総露出時間」「電視観望の画面キャプチャ」「撮って出し」などです。 応募の際は「使用したカメラの機種名」「使用した光学系の機種名」「追尾撮影の場合は使用した架台」「総露出時間」を明記してください。記載がない場合は応募を受理しません。「ガチでない」かどうかは、これらの記載を元に投票者が判断するものとします(これは違う!と思った作品には投票しないでください)。 なお、「風景の入った星空の写真」は「天の川のない星空」部門にご応募ください。 3.「天文なう」部門 天文活動を行っている人や機材などが含まれていることが条件です。星空や曇り空の下での記念写真、機材のポートレート、愛機・愛車・愛妻・恋人との星空スナップなど、幅広い天文活動の体験そのものを写し撮った作品が対象です。 なお、人物が写り込んだ作品については、肖像権の問題を撮影者様側でクリアされるようにお願いします。事務局では一切の責を負わないものとします。 4.「フリースタイル」部門 「スタイルの表現」があることが条件です。天体写真・星空の写真の方向性は一つであるはずがありません。「貴方だけのスタイル」をこの場でアピールしてみませんか? コラージュ合成もその意味では一つのスタイルですし、「変態的な」ガチ一点突破の追求もスタイルです。そんな「独自の・渋い・かっこいいスタイル」をもった作品を募集します。 わかりにくいテーマ設定かもしれませんが、こちらの記事もご参考に。 本選ライブ配信 一次審査を通過した16作品に対する審査はライブ配信で行います。まず、1作品につき最大3分間の「アピールタイム」を設け、撮影者様はご自分の作品について視聴者様(=審査員)に語っていただきます。全作品のアピールタイム終了後、何らかのオンライン投票ツール(*)を使用し「投票タイム」を10分程度設けます。投票〆切後、部門毎に投票数が最も多かった作品が入賞となります。 (*)リアルタイムで棒グラフが動くようなものにするか、Google Formsを使用するか、現在検討中です。 結果報告記事の公開 本イベント終了後、本選通過全作品をご紹介する記事を天リフで制作し公開します。 FAQ Q.「映える写真」を応募してもよいのですか? A.はい、映えてもいいです^^ 「映えない」作品に光を当てることは本フォトコンの趣旨のひとつではありますが、「映える」ことはマイナス要素ではありません。 Q.「本選ライブ」に出る敷居が高いので、応募するかどうか悩みます。 どちらかというと「お祭り」に近いので、事務局としてはなるべく本選ライブにご参加いただきたいのですが、前述の通り「代読」形式も可能です。ご質問のようなお考えの方が多数であるようなら再考します。 Q.太陽・惑星・月の拡大撮影の写真で応募してもよいのですか? A.部門によっては「これは違う」と判断されるかもしれません。各部門の規定をご確認の上ご判断ください。「フリースタイル部門」「ライトスカイ部門」は応募可能でしょう。 Q.天文雑誌に入選しそうな(スゴイ)作品を応募してもいいのですか? A.問題ありません。天文雑誌に掲載されるかどうかは、各雑誌の選者の判断であり、本フォトコンの応募資格には一切関係ありません。ただし、本フォトコンの選者(投票者)がどう判断されるかは、投票者の考え方次第です。 Q.賞品はあるのですか? A.ライブ配信の「スーパーチャット(スパチャ:投げ銭)」の収益を各部門の入賞者で等分しますが、スパチャが入らなかった場合は賞品はありません。スポンサー様からの賞品が出るかもしれませんが、こちらもスポンサー様が現れない場合は賞品はありません。 Q.応募規定違反でも「悪の殿堂」入りしてしまうのですか? A.いいえ。「悪の殿堂」入りするのは「盗み・故意の嘘・同一人格の複数投票」のみです。「よく見たら天の川が隅に入っていたっ!」「僕にとっては100万円でもお手軽機材だよ!」といった「うっかり」や「個人の価値基準の違い」は「悪の殿堂入り」の理由とはなりません。 Q.コラージュ合成を禁止しないのはなぜですか? A.高度な技術で行われた合成は完全に見抜くのが難しい(手間がかかりすぎる)こと、合成もカルチャーの一つであるとの立場から、今後も基本的には禁止しません。ただし、今後「合成を禁止する」レギュレーションで行う部門もあるかもしれません。 Q.合成した写真で応募するときに自己申告することは必要ですか? A.今回は必須ではありませんが、自分の作品の意図を伝える上で貴方が必要だと感じた場合は「アピール文」にその旨お書きください。 Q.知人にシャッターを押してもらって自撮りした画像を応募してもよいのですか? A.問題ありません。リモコン・ソフトウェア・知人・恋人・通りすがりの人・猿など、応募者様自身が直接シャッター押下を行わなかったとしても、応募者様が撮影行為全体を仕切っている場合はOKです。 まとめ https://twitter.com/black_tenref/status/1493883204302176259 いかがでしたか? Twitterのアンケートでは20名ほどの「エントリしたい!」の声がありましたので、なんとなく本フォトコンは成立するような気がするのですが、応募者と審査員が集まらないと成り立たないシステムです^^; ぜひ、ふるってご参加ください! なお、応募者の状況やご意見によって、レギュレーションや部門別の本選枠の数を修正するかもしれません。ご要望があれば、ぜひ本記事コメントかTwitterなどでお寄せください! それでは、3月19日の「本選ライブ」を楽しみにしています!  編集部発信のオリジナルコンテンツ