ブログ「星美ヶ丘天体観測所通信」で、高感度デジタルカメラによる短秒(5秒程度)の静止画撮影はほとんど電視観望といえるのではないか、という趣旨の記事がアップされています。

星美ヶ丘天体観測所通信・電視観望の新手法?
https://tenonseiyuhkai.exblog.jp/28721010/

これまで「電視観望」は「動画」という暗黙の前提っぽい認識がありました(編集子だけかもしれませんが・・)。「ライブ動画で見る星空がここまで凄い!」という感覚です。



とはいえ、4fps程度にフレームレートを低くしても、暗い対象ではやはり限界があります。そこで「ライブスタック」という動画フレームをリアルタイムで積算する手法との組み合わせが多用されていました。

しかし!ライブスタックで5秒待つのなら、静止画だって5秒なら待てるのではないか?「スタックを重ねるにつれ、少しずつ対象の姿が見えてくる」ライブスタックの臨場感はありませんが、5秒程度なら一般の人は普通に待てるし、その映像は十分ライブ感を持って受け入れられるのではないか?

元記事では、実際に5秒露出で撮影したオリオン大星雲を始め、M57リング星雲、M27あれい星雲、M31アンドロメダ銀河などの「無加工」画像が掲載されています。たしかに「5秒でここまで写るのか!」というレベル。



ブログ主様は、愛好家の有志で観測所を作り、広く一般向けの観望会を実施されています。今回の着想がどのように受け入れられるのか、とても楽しみですね!

星美ヶ丘天体観測所通信・電視観望の新手法?
https://tenonseiyuhkai.exblog.jp/28721010/

もちろん、ASI(編集部注・ライブスタックを想定したCMOSカメラ)にも良いところはいっぱいあり、上に書いた弱点も修正の余地があります。なによりASIでなければ見えない天体が数多くあります。しかし、一般の方を集めた観望会では、明るい天体をα7sメインで見た方が、効率もよく、失敗も少ないと思います。

元記事では、ライブスタック型の電視観望機材としてのASIのCMOSカメラと「静止画電視型」のデジタル一眼カメラα7Sの、電視観望会を想定した詳細の比較も述べられています。(実のところこちらがメインの意図かもしれません)

「電視」という新しい楽しみ方を発展させていく意味でも、現場での運用と体験にもとづいた試行と考察は大いに有益です。電視の可能性に注目している方にぜひ読んでほしい記事だと感じました。

発想の転換:静止画による電視観望https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/10/ba93dd69ac117b36eaf6259f1ea0ad60.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/10/ba93dd69ac117b36eaf6259f1ea0ad60-150x150.jpg編集部天体観望ブログ「星美ヶ丘天体観測所通信」で、高感度デジタルカメラによる短秒(5秒程度)の静止画撮影はほとんど電視観望といえるのではないか、という趣旨の記事がアップされています。 星美ヶ丘天体観測所通信・電視観望の新手法? https://tenonseiyuhkai.exblog.jp/28721010/ これまで「電視観望」は「動画」という暗黙の前提っぽい認識がありました(編集子だけかもしれませんが・・)。「ライブ動画で見る星空がここまで凄い!」という感覚です。 とはいえ、4fps程度にフレームレートを低くしても、暗い対象ではやはり限界があります。そこで「ライブスタック」という動画フレームをリアルタイムで積算する手法との組み合わせが多用されていました。 しかし!ライブスタックで5秒待つのなら、静止画だって5秒なら待てるのではないか?「スタックを重ねるにつれ、少しずつ対象の姿が見えてくる」ライブスタックの臨場感はありませんが、5秒程度なら一般の人は普通に待てるし、その映像は十分ライブ感を持って受け入れられるのではないか? 元記事では、実際に5秒露出で撮影したオリオン大星雲を始め、M57リング星雲、M27あれい星雲、M31アンドロメダ銀河などの「無加工」画像が掲載されています。たしかに「5秒でここまで写るのか!」というレベル。 ブログ主様は、愛好家の有志で観測所を作り、広く一般向けの観望会を実施されています。今回の着想がどのように受け入れられるのか、とても楽しみですね! 星美ヶ丘天体観測所通信・電視観望の新手法? https://tenonseiyuhkai.exblog.jp/28721010/ もちろん、ASI(編集部注・ライブスタックを想定したCMOSカメラ)にも良いところはいっぱいあり、上に書いた弱点も修正の余地があります。なによりASIでなければ見えない天体が数多くあります。しかし、一般の方を集めた観望会では、明るい天体をα7sメインで見た方が、効率もよく、失敗も少ないと思います。 元記事では、ライブスタック型の電視観望機材としてのASIのCMOSカメラと「静止画電視型」のデジタル一眼カメラα7Sの、電視観望会を想定した詳細の比較も述べられています。(実のところこちらがメインの意図かもしれません) 「電視」という新しい楽しみ方を発展させていく意味でも、現場での運用と体験にもとづいた試行と考察は大いに有益です。電視の可能性に注目している方にぜひ読んでほしい記事だと感じました。編集部発信のオリジナルコンテンツ