ダイヤモンドリングの瞬間。口をあけてただただ光景に圧倒される天リフ編集長^^

2023年4月20日の西オーストラリア皆既日食に関する、記事・動画をまとめました。まだ鋭意作成中で公開できていないものもありますが、順次更新予定です。

※天文ガイド2023年7月号よりリンクいただいた方へ
拙記事をお読みいただきありがとうございました。冒頭の動画が当該記事にある皆既日食のライブ配信映像です。ごらん頂けますと幸いです。

天文リフレクションズ記事・動画

ライブ配信動画

STARLINKを使用したライブ配信。西オーストラリア州・エクスマウスからの生中継です。



360度全天動画

360度カメラ「Theta Z」を使用して撮影した全天動画です。対応ブラウザであれば「グリグリ」して見ることができます。音声は3箇所に置いたマイクで収録。臨場感溢れるサウンドと現地の興奮をお楽しみ下さい^^

日食レポート

「日食大遠征記」。連載中です^^;

【総力連載!】第3回・皆既日食というドラマ【2023.4.20西オーストラリア皆既日食・大遠征記】

【総力連載!】第2回・日食前夜【2023.4.20西オーストラリア皆既日食・大遠征記】

【総力連載!】序章①全て見せます!全機材ご紹介【2023.4.20西オーストラリア皆既日食・大遠征記】

遠征同行メンバー撮影の動画・画像

今回の遠征に同行された方々のご厚意により、素晴らしい動画と画像をご紹介させていただけることになりました。厚く御礼申し上げます。

川野伴睦さん

今回の個人旅行ツアーの世話人のお一人であるK-ASTEC の川野伴睦さんの撮影された動画。Takahashi FOA-60 / EM1MarkIIで撮影。全周を取りまく彩層とプロミネンス、ダイヤモンドリングの迫力ある映像と現地の音声をお楽しみください。

こちらは同じく川野伴睦さん撮影。Lumix GX7Mk2/FOA-60 x1.7エクステンダーで、もう一回り大きな映像。

こちらは第二接触と第三接触の切り出し画像です。

成澤広幸さん

2024.1.10追記)皆既日食旅VLOG全6部作が完結!




ご本人は「失敗だらけ」と書かれていますが、第二接触前のプロミネンスの鮮やかな色彩はこの動画がピカイチ。感動にむせぶ成澤さんの音声も臨場感満点です。

日食直後の夜、大盛り上がりの打ち上げ動画。ディープな天文ファンにはこの動画が一番面白いかも?!

野田尚之さん

映画監督もされる専業写真家の野田尚之さん。プロミネンスと内部コロナをRAW動画から処理することで見事に再現されました。本物の日食はこれに外部コロナの明から暗への見事なグラデーションと流線が加わるのですが、露出過多で潰れてしまう太陽のごく近傍の美しさが余すことなく表現されています。

野田さんのYouTubeチャンネルには、処理コンセプトの異なる数々の日食動画がアップされています。こちらもぜひご覧ください。

hithitさん(7/23更新)

佐賀県在住のhithitさん。ご夫婦で今回参加されましたが、ガチマニアの旦那様とは異なる「普通の人」の視点での日食旅行記です。今回の遠征と人間模様?が淡々と綴られていて、マニアから一般人まで広く読んで楽しめるレポートになっています。

現場に居合わせた筆者としては「行間」からもさまざまな記憶がよみがえりました^^

エクスマウス皆既日食ツアーに参加してみた(前篇)
https://tripnote.jp/australia/westaustralia01
エクスマウス皆既日食ツアーに参加してみた(後篇)
https://tripnote.jp/article/westaustralia02

橋本佳久さん

露出1/500sec – 1/2secをHDR合成。VIXEN ED80 + Borg x1.08 Flatter (777mm F10) カメラ:Nikon Z6II(ISO100) 赤道儀:K-ASTEC GE1414HD

日食画像研究会(SEPnet)の橋本佳久さん。数多くの皆既日食のご経験を生かされ、撮影コンセプトも画像処理技術も素晴らしい作品揃いです。こちらの画像は多段階露光で内部から外部までのコロナの流線を見事に表現されました。筆者が56mm12倍の双眼鏡で見た印象に非常に近い仕上がりです。

露出 1/500sec VIXEN ED80 + Borg x1.08 Flatter (777mm F10) カメラ:Nikon Z6II(ISO100) 赤道儀:K-ASTEC GE1414HD

今回の皆既日食では、見事なプロミネンスが多数見られました。その部分拡大。8時の方角の角のようなプロミネンスは、肉眼でもはっきりとわかるくらい明るく輝いていました。10時の方角のループ状、11時の方角の縁から遠くに浮き上がったプロミネンスの断片も見事。

露出 1/500sec VIXEN ED80 + Borg x1.08 Flatter (777mm F10) カメラ:Nikon Z6II(ISO100) 赤道儀:K-ASTEC GE1414HD

第二接触と第三接触。今回の日食は最大継続時間1分弱と短い皆既時間でしたが、月と太陽の大きさの差が小さく、第二接触・第三接触時の太陽の弧がより長く見られたのも特徴。実際にこの姿を眺めると、第二接触の月の縁に太陽の光が吸い込まれて闇に向かう時間と、第三接触の逆に太陽の光がみるみる漏れ出していく時間が、まさに神々しいほどの素晴らしさでした。

レンズ: PENTAX75SDHF (500mm F6.7) カメラ : Canon EOS M(with Magic Lantern) RAW動画撮影(露出1/1000sec) 経緯台 : SolarQuest 太陽追尾経緯台 0.33秒毎のショットを比較明合成

第二接触・第三接触のRaw動画から切り出した連続画像。この画像で振り返ると、まさにベストな位置にプロミネンスがあったことがわかります。感動の記憶を呼び覚ます画像をありがとうございました!

こちらはオリジナルのRaw動画。Raw動画の階調の豊富さ、それを引き出す画像処理が素晴らしいですね!もう何度聞いたかわからないほどの現地の音声も^^

  編集部天文紀行2023年4月20日の西オーストラリア皆既日食に関する、記事・動画をまとめました。まだ鋭意作成中で公開できていないものもありますが、順次更新予定です。 ※天文ガイド2023年7月号よりリンクいただいた方へ 拙記事をお読みいただきありがとうございました。冒頭の動画が当該記事にある皆既日食のライブ配信映像です。ごらん頂けますと幸いです。 天文リフレクションズ記事・動画 ライブ配信動画 STARLINKを使用したライブ配信。西オーストラリア州・エクスマウスからの生中継です。 360度全天動画 360度カメラ「Theta Z」を使用して撮影した全天動画です。対応ブラウザであれば「グリグリ」して見ることができます。音声は3箇所に置いたマイクで収録。臨場感溢れるサウンドと現地の興奮をお楽しみ下さい^^ 日食レポート 「日食大遠征記」。連載中です^^; https://reflexions.jp/tenref/orig/2023/05/07/15231/ https://reflexions.jp/tenref/orig/2023/04/20/15144/ https://reflexions.jp/tenref/orig/2023/04/14/15103/ 遠征同行メンバー撮影の動画・画像 今回の遠征に同行された方々のご厚意により、素晴らしい動画と画像をご紹介させていただけることになりました。厚く御礼申し上げます。 川野伴睦さん 今回の個人旅行ツアーの世話人のお一人であるK-ASTEC の川野伴睦さんの撮影された動画。Takahashi FOA-60 / EM1MarkIIで撮影。全周を取りまく彩層とプロミネンス、ダイヤモンドリングの迫力ある映像と現地の音声をお楽しみください。 こちらは同じく川野伴睦さん撮影。Lumix GX7Mk2/FOA-60 x1.7エクステンダーで、もう一回り大きな映像。 こちらは第二接触と第三接触の切り出し画像です。 成澤広幸さん 2024.1.10追記)皆既日食旅VLOG全6部作が完結! ご本人は「失敗だらけ」と書かれていますが、第二接触前のプロミネンスの鮮やかな色彩はこの動画がピカイチ。感動にむせぶ成澤さんの音声も臨場感満点です。 日食直後の夜、大盛り上がりの打ち上げ動画。ディープな天文ファンにはこの動画が一番面白いかも?! 野田尚之さん 映画監督もされる専業写真家の野田尚之さん。プロミネンスと内部コロナをRAW動画から処理することで見事に再現されました。本物の日食はこれに外部コロナの明から暗への見事なグラデーションと流線が加わるのですが、露出過多で潰れてしまう太陽のごく近傍の美しさが余すことなく表現されています。 野田さんのYouTubeチャンネルには、処理コンセプトの異なる数々の日食動画がアップされています。こちらもぜひご覧ください。 hithitさん(7/23更新) 佐賀県在住のhithitさん。ご夫婦で今回参加されましたが、ガチマニアの旦那様とは異なる「普通の人」の視点での日食旅行記です。今回の遠征と人間模様?が淡々と綴られていて、マニアから一般人まで広く読んで楽しめるレポートになっています。 現場に居合わせた筆者としては「行間」からもさまざまな記憶がよみがえりました^^ エクスマウス皆既日食ツアーに参加してみた(前篇) https://tripnote.jp/australia/westaustralia01 エクスマウス皆既日食ツアーに参加してみた(後篇) https://tripnote.jp/article/westaustralia02 橋本佳久さん 日食画像研究会(SEPnet)の橋本佳久さん。数多くの皆既日食のご経験を生かされ、撮影コンセプトも画像処理技術も素晴らしい作品揃いです。こちらの画像は多段階露光で内部から外部までのコロナの流線を見事に表現されました。筆者が56mm12倍の双眼鏡で見た印象に非常に近い仕上がりです。 今回の皆既日食では、見事なプロミネンスが多数見られました。その部分拡大。8時の方角の角のようなプロミネンスは、肉眼でもはっきりとわかるくらい明るく輝いていました。10時の方角のループ状、11時の方角の縁から遠くに浮き上がったプロミネンスの断片も見事。 第二接触と第三接触。今回の日食は最大継続時間1分弱と短い皆既時間でしたが、月と太陽の大きさの差が小さく、第二接触・第三接触時の太陽の弧がより長く見られたのも特徴。実際にこの姿を眺めると、第二接触の月の縁に太陽の光が吸い込まれて闇に向かう時間と、第三接触の逆に太陽の光がみるみる漏れ出していく時間が、まさに神々しいほどの素晴らしさでした。 第二接触・第三接触のRaw動画から切り出した連続画像。この画像で振り返ると、まさにベストな位置にプロミネンスがあったことがわかります。感動の記憶を呼び覚ます画像をありがとうございました! こちらはオリジナルのRaw動画。Raw動画の階調の豊富さ、それを引き出す画像処理が素晴らしいですね!もう何度聞いたかわからないほどの現地の音声も^^  編集部発信のオリジナルコンテンツ