「天体写真は個人戦ではない」なぜ、天体写真を撮るのか。
ブログ「あしあと ~星空航海日誌~」に「なぜ、天体写真を撮るのか。」という記事が投稿されています。Twitterで少し前に話題になったテーマを受けて、天体写真のベテランであるUTOさんがご自分の思いと考えを書かれたものです。少し長いですが、UTOさんならではのご知見・ご経験に加えて、「天文趣味」のコアに響く内容が多くの方の参考になると思います。ぜひご一読をオススメします。
あしあと ~星空航海日誌~なぜ、天体写真を撮るのか。
https://oozoraashiato.blog.fc2.com/blog-entry-2528.html
パロマー天文台の写真とエリダヌス座NGC1300
なぜ、星を撮るのか・・自分の答えは結構明確で、だからこそ、ブレることもなく続けてるのでしょうね。
(中略)
特に銀河が好きだった。
昭和の天文少年のあこがれの存在は「パロマー天文台撮影の天体写真」でした。筆者もこの「エリダヌス座の棒渦巻銀河」には強烈な印象が残っています。何百、何千光年もの先に、こんな「島宇宙(当時の銀河の呼び方)」が無数にある。自分もそんな宇宙の中の一つの存在なのだ。科学少年の心を激しくときめかせたものでした。
元記事はこの後、UTOさんの「マイナーな天体を紹介したい!」「フィルターワーク」「いろいろなカメラで撮りたい!」という3つの「ブレない方向性」が語られます。それぞれがUTOさんのスタイルであり、パイオニア(*)としての「あしあと」でもあります。
(*)特に「フィルターワーク」に関しては、筆者はUTOさんの影響を多大に受けております。
宇宙は独りじゃ広すぎるのに・・
じゃあ、天体写真って、個人戦なのか?
と、言われると、自分は明確にNoを突きつけられると思うんですよね。
筆者に一番響いたのがここです。天体写真は個人戦ではない。
多くの仲間がいたことは自分にとって大きな財産だと思っています。
「……ああ ああそうか かんたんなことだったんだ
オレの宇宙はちっぽけだったんだ」。
と、気付かされたことが、どれだけあったことか・・・感謝しかありません。
宇宙を見てちっぽけな自分を再発見するのと同じように、仲間の存在によって「オレの宇宙」が小さかったことを再発見する。
いや、なんでもいいんだと思います。モチベーションがあがるのであれば、やっぱり、それはやるべきだと思います。
フォトコン、SNS、「いいね」。どれも否定肯定のディベートは可能ですが、いやそうじゃないんだと。モチベーションがあがるのであれば、やっぱり、それはやるべきだ。
それが自分とは違う方向性であったとしても、自分は自分で、きっと、自己主張というか自分なりの天体写真を撮っていくと思います。
自分とは違う方向性であっても、自分は自分。「自分なりの天体写真」。
引用ばかりでごまかしてしまいましたが^^;; ぜひ元記事をお読み下さい!
まとめ
いかがでしたか?
何かに強く心を動かされた原体験があり、心から面白いと感じることができ、「楽しみながら、自分自身を高めていける」こと。そして「仲間という財産」。
これを幸せと呼ばずして、何と呼びましょうや?
天文趣味は、天文クラスタは、最高である。再認識させていただきました。ありがとうございます^^ https://reflexions.jp/tenref/orig/2022/07/28/14117/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/07/265021577_624.v1658880007.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/07/265021577_624.v1658880007-150x150.jpg特選ピックアップなぜ、天体写真を撮るのか。ブログ「あしあと ~星空航海日誌~」に「なぜ、天体写真を撮るのか。」という記事が投稿されています。Twitterで少し前に話題になったテーマを受けて、天体写真のベテランであるUTOさんがご自分の思いと考えを書かれたものです。少し長いですが、UTOさんならではのご知見・ご経験に加えて、「天文趣味」のコアに響く内容が多くの方の参考になると思います。ぜひご一読をオススメします。 あしあと ~星空航海日誌~なぜ、天体写真を撮るのか。 https://oozoraashiato.blog.fc2.com/blog-entry-2528.html パロマー天文台の写真とエリダヌス座NGC1300 なぜ、星を撮るのか・・自分の答えは結構明確で、だからこそ、ブレることもなく続けてるのでしょうね。 (中略) 特に銀河が好きだった。 昭和の天文少年のあこがれの存在は「パロマー天文台撮影の天体写真」でした。筆者もこの「エリダヌス座の棒渦巻銀河」には強烈な印象が残っています。何百、何千光年もの先に、こんな「島宇宙(当時の銀河の呼び方)」が無数にある。自分もそんな宇宙の中の一つの存在なのだ。科学少年の心を激しくときめかせたものでした。 元記事はこの後、UTOさんの「マイナーな天体を紹介したい!」「フィルターワーク」「いろいろなカメラで撮りたい!」という3つの「ブレない方向性」が語られます。それぞれがUTOさんのスタイルであり、パイオニア(*)としての「あしあと」でもあります。 (*)特に「フィルターワーク」に関しては、筆者はUTOさんの影響を多大に受けております。 宇宙は独りじゃ広すぎるのに・・ じゃあ、天体写真って、個人戦なのか? と、言われると、自分は明確にNoを突きつけられると思うんですよね。 筆者に一番響いたのがここです。天体写真は個人戦ではない。 多くの仲間がいたことは自分にとって大きな財産だと思っています。 「……ああ ああそうか かんたんなことだったんだ オレの宇宙はちっぽけだったんだ」。 と、気付かされたことが、どれだけあったことか・・・感謝しかありません。 宇宙を見てちっぽけな自分を再発見するのと同じように、仲間の存在によって「オレの宇宙」が小さかったことを再発見する。 いや、なんでもいいんだと思います。モチベーションがあがるのであれば、やっぱり、それはやるべきだと思います。 フォトコン、SNS、「いいね」。どれも否定肯定のディベートは可能ですが、いやそうじゃないんだと。モチベーションがあがるのであれば、やっぱり、それはやるべきだ。 それが自分とは違う方向性であったとしても、自分は自分で、きっと、自己主張というか自分なりの天体写真を撮っていくと思います。 自分とは違う方向性であっても、自分は自分。「自分なりの天体写真」。 引用ばかりでごまかしてしまいましたが^^;; ぜひ元記事をお読み下さい! まとめ いかがでしたか? 何かに強く心を動かされた原体験があり、心から面白いと感じることができ、「楽しみながら、自分自身を高めていける」こと。そして「仲間という財産」。 これを幸せと呼ばずして、何と呼びましょうや? 天文趣味は、天文クラスタは、最高である。再認識させていただきました。ありがとうございます^^編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
編集部さん、UTOさんの記事拝読させて頂きました。アマチュア天体写真家のリーダー的存在だと感じていますし、そのUTOさんの天体写真に対するバックボーンと言いますか、根っこの部分が読み取れた気がします。私も子供の頃、科学図鑑で見たパロマ山天文台が撮影したアンドロメダ銀河の写真に壮大な夢を抱いたものです。大人になりデジカメと望遠レンズでアンドロメダ銀河を撮影し、デジカメ画面に表示された瞬間の感動は18年たった今でも鮮明に覚えています。そういった意味ではUTOさんとおおいに共感できます。また、UTOさんのブログを拝読しますと豊富な知識に裏打ちされた内容で信頼があり安心して読めます。
いずれにしましてもUTOさんの天体写真に対する真剣で謙虚な気持ちが多くの方々から支持されている証拠ではないでしょうか。
私はUTOさんから多くの刺激を受けていますし、天体写真を続けるモチベーションになっているのは間違いないところです。