みなさん、こんにちは!星景写真はお好きですか?「新星景写真」はご存じですか?

今回は写真家の木村芳文さんが主宰する「新星景写真完全マスタープログラム」のご紹介です。

新星景写真完全マスタープログラムLP



「新星景写真」とは

カメラの性能の限界を押し上げる「新星景写真」

https://wp.2702.jp/lp/sinseikei_lp/ (C)木村芳文

「新星景写真」とは、固定撮影と追尾撮影をそれぞれ別撮りし、画像処理によってそれらを合成することでより高品質の星空と風景を撮影する技法です。

星空や天体はとても暗いため、最新のデジタルカメラを持ってしても、星が日周運動で流れない範囲の露出時間(*)では、画像の品質にはどうしても限界があります。

(*)焦点距離24mmのレンズを使用した場合「500ルール」では約20秒です。この基準は若干甘く最近の高画素センサー・高性能レンズで等倍拡大で完全な点像にするにはさらに短い露出時間になってしまいます。

さらに、市街光のない撮影地では地上の風景は星空よりもさらに暗く、1枚撮りではほとんど暗黒にしか写らないほどです。

白山にたち昇るさそり座。星空と風景をそれぞれ別々にレタッチ(強調処理)を行うことで、星空の品質が圧倒的に向上します。地上風景にも充分な露出時間をかけることができ、より高品質になります。https://wp.2702.jp/lp/sinseikei_lp/ (C)木村芳文

そんな限界がある中で「1枚撮り」でベストのリザルトを求めるのも一つのアプローチですが、カメラの性能の限界を「撮影技術」と「画像処理技術」を駆使して飛び越えてしまおうというのが、「新星景写真」の基本的な考え方です。

つまり「新星景写真」の技法をマスターすれば、カメラの性能が10倍にも100倍にもなったかのような世界を撮ることが可能になるのです。

「コラージュ合成」と「新星景写真」の違い

Photoshopの「空の置き換え」を使えば、もう何でもアリにできてしまいますが、新星景写真では「コラージュ」はやらず、同じ場所で撮った風景と星空を合成するというのが基本的な考え方です。

「新星景写真」では、固定撮影と追尾撮影で得られた画像をソフトウェアで重ね合わせ(合成)しますが、「本来そこにあるはずの星空を再現する」というのが基本的な考え方です。

その意味で、別の場所や別の機材で撮影した全く異なる画像を「コラージュ」するような合成とは一線を引く、というのが、「新星景写真」に対するほぼ合意された認識となっています。

望遠レンズを使用した作品。これを「嘘くさい」と感じてしまうのか「地上世界のむこうにはこんな宇宙が広がっているんだ」と感じさせられるのか。作品作りの大きなテーマといえるでしょう。https://wp.2702.jp/lp/sinseikei_lp/ (C)木村芳文

しかし「新星景写真」で得られる超高品質の画像は、「星空がスゴすぎる」という意味で逆に「ウソ臭さ」という違和感をもたらすこともあります。これは平たくいえば「(強力すぎる)技術を作品表現にどう生かすか」の問題で、これこそが「新星景写真」の面白いところでもあり、映像表現として難しいところでもあるといえるでしょう。

「新星景写真」の開拓者たち

「新星景写真」の名付け親、山中侯英さんの解説動画。新星景の撮影技術ではなく「リアリティ」をもった仕上げ方がテーマ。

人づての話ではありますが、固定と追尾の画像を合成するという考え方は、古くはフィルム時代から実践者が存在したそうです。筆者は「(技法として)誰が新星景の元祖なのか」という議論にはあまり意味がないと考えています。

一方で「新星景写真」という呼称と基本的な撮影技法は「よっちゃん」こと山中侯英さんによって2014年前後に発案されたものです。木村芳文さんは山中侯英さんとは独立に、2009年ごろから独自に「固定追尾合成法」として、当時はまだこの呼び方はなかった「新星景写真」に取り組んでおられました。

このお二人が2014年ごろに交流を持たれ、「新星景写真」のコンセプトの提唱と普及の活動を共同で始められました。上の動画はその少し後の2016年のものですが、このお二人が日本における「新星景写真」という呼称と技法の開拓者であるという認識は、歴史的にも間違ったものではないでしょう。

以来「新星景写真」は、一部からの批判や異端扱いを受けながらも、技術的にも写真表現としても着実に進歩し広がってきています。「Sequator」のような「新星景写真」を自動で処理できるソフトも現れ、さらに敷居が下がりました。

天の川・星空写真のノイズを除去する無料合成ソフト『Sequator』の使い方
https://www.photografan.com/basic-knowledge/multiple-exposure-stacking-sequator/

「新星景写真」は、風景写真・天体写真の1つのジャンルとして、今後もさらに広がってゆくことでしょう。

「新星景写真完全マスタープログラム」とは

新星景写真完全マスタープログラムLP



「新星景写真完全マスタープログラム」のランディングページ。木村芳文さんの思いはほぼ全てここに書かれています。

技術のハードルを乗り越えるために

新星景写真でガッツリ天の川や星雲を撮るには「赤道儀」が必要になってきます。この時点で一つハードルが上がってしまいます。

とはいえ、新星景写真は1枚撮りの撮影と比較して、より多くの知識と技術が要求されます。星空を追尾して撮影するには赤道儀が必要になり、より多くの機材・天体への知識が必要になってきます。

レイヤーを駆使した新星景写真の画像処理例。

さらに、新星景写真で地上風景と星空のつなぎ目を違和感なく仕上げるには、Photoshopのようなレイヤーマスクが効果的ですが、これも初心者にとっては簡単なものではありません。

これらの一つ一つの技術は決して難しくはないのですが、それらを状況に合わせて適切に組み合わせることが課題になります。しかも、ある意味ネット上には情報が溢れすぎています。何が重要で、何が「割とどうでもいいこと」なのか。それを切り分けることが、初心者にとっては一番難しいのではないでしょうか。

今回ご紹介する「新星景写真完全マスタープログラム」は、そんな技術のハードルを、より多くの人に乗り越えてもらおうというのが、大きな趣旨の一つになります。

体系化された情報+コミュニティ

Facebookグループ・新星景写真クラブより。https://www.facebook.com/groups/sinseikei/permalink/607011723925019/

「新星景写真完全マスタープログラム」では、この課題を解決するために、木村芳文さんがこれまで蓄積されたノウハウのすべてがまとめられた「世界で唯一最大」を謳う「新星景写真ナレッジベース」が用意されています。

Facebookグループ・新星景写真クラブ
https://www.facebook.com/groups/sinseikei/permalink/607011723925019/

さらに、Facebookグループ「新星景写真クラブ」で、プログラム参加者が自由に質問し、木村さんをはじめとするエキスパートのアドバイスを受けることができます。木村芳文さんに加えて、新星景写真のエキスパートも多数参加されています。おそらくほとんど全ての疑問に答えてもらうことができるでしょう。

こんな「体系化された情報+コミュニティ」というモデルは、さまざまな専門分野や趣味領域で、今後さらに広まってくるのではないでしょうか。

オンラインセミナー

2021年12月に開催されたセミナーのアーカイブより。「新星景の機材等」をテーマに、講師がテーマを振りつつ参加者が自由に質問するような形式でした。

「新星景写真完全マスタープログラム」では、最低月に1回、ZOOMを使用したオンラインセミナーが開催されます。セミナーの講師は木村芳文さんに加えて、新星景写真のエキスパート諸氏が担当されます(*)。

(*)記事執筆時点では、新星景写真に積極的に取り組んでおられる塚原誠さんと平井裕麿さんが講師をされる予定です。筆者(天リフ編集長山口)も末席ながら担当させていただく予定です。

少人数で双方向にやりとりができるオンラインセミナーは、技術取得の意味でもモチベーション向上の意味でも、効果が高いのではないでしょうか。

費用

「新星景写真完全マスタープログラム」は、有料のプログラムです。詳細はこちらのページに書かれていますが、ざっくり初年度で2.2万円(2年目以降は1.4万円)です。天文雑誌が1300円の今の時代、決して高いものではないでしょう。

「出版社」が知識の蓄積に寄与する時代が終わりかけている今、専門的なノウハウを学ぶ場はネットを駆使した新しい形に移行していくはずだし、そうあるべきだと筆者は考えています。「新星景写真完全マスタープログラム」が、そんな時代を切り拓いていくことを願っています。

木村芳文さんについて

https://2702.jp/profile/profile.html

木村芳文さんは石川県白山市在住。木村さんのドメイン「2702.jp」は白山の標高2702mから取られています。筆者は木村さんとオンラインでしか面識はありませんが、とても真摯で実直な方です。

木村芳文写真展・天と地と白山 2016年4月

筆者が木村さんの生の作品に触れたのは、2016年の4月でした。富山県高岡市で開催された写真展を拝見し、「写真家・木村芳文」の作品とスピリッツにいたく感動した記憶が残っています。

木村さんにとっての「新星景写真」とは、まず「表現したい風景」がある上で、それを実現するために必要に迫られて生まれた技術です。その意味でも「新星景写真完全マスタープログラム」は、撮影や画像処理技術の取得にとどまらず、作品作りの「考え方」までを学べる場になることでしょう。

まとめ

2016年、筆者撮影。新星景写真は「光害に強い」という一面もあります。1枚撮りでは天の川と街灯りの輝度差が大きすぎ、天の川がうっすらとしか写らない状況でした。

いかがでしたか?

「カメラの能力を10倍にも100倍にも」。そんなある意味「夢のような世界」で星空と風景を撮ることができるのが「新星景写真」です。

でも、少しやってみるとわかるのですが、技術として・表現としての難しさは想像以上。「ナンチャッテ新星景」は割と簡単なのですが、奥がすごく深い。

そんな世界を楽しみながら、自分が納得いく作品を創り出していく。「新星景写真完全マスタープログラム」は、それを強力にサポートすることを目指した新しい形のコミュニティであり、商業ベースのサービスに乗せることを目指した野心的な試みでもあります。

「新星景写真」に対して大いなる熱量を持った人たちは、確実に増えてきています。天リフとしても、編集長個人としても、熱く協力していきたいと考えています。みなさんもいかがですか?!


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  • 本記事は天文リフレクションズ編集部が独自の費用と判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。
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https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/01/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1024x683.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/01/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-150x150.jpg編集部イベント・セミナーみなさん、こんにちは!星景写真はお好きですか?「新星景写真」はご存じですか? 今回は写真家の木村芳文さんが主宰する「新星景写真完全マスタープログラム」のご紹介です。 https://wp.2702.jp/lp/sinseikei_lp/ 「新星景写真」とは カメラの性能の限界を押し上げる「新星景写真」 「新星景写真」とは、固定撮影と追尾撮影をそれぞれ別撮りし、画像処理によってそれらを合成することでより高品質の星空と風景を撮影する技法です。 星空や天体はとても暗いため、最新のデジタルカメラを持ってしても、星が日周運動で流れない範囲の露出時間(*)では、画像の品質にはどうしても限界があります。 (*)焦点距離24mmのレンズを使用した場合「500ルール」では約20秒です。この基準は若干甘く最近の高画素センサー・高性能レンズで等倍拡大で完全な点像にするにはさらに短い露出時間になってしまいます。 さらに、市街光のない撮影地では地上の風景は星空よりもさらに暗く、1枚撮りではほとんど暗黒にしか写らないほどです。 そんな限界がある中で「1枚撮り」でベストのリザルトを求めるのも一つのアプローチですが、カメラの性能の限界を「撮影技術」と「画像処理技術」を駆使して飛び越えてしまおうというのが、「新星景写真」の基本的な考え方です。 つまり「新星景写真」の技法をマスターすれば、カメラの性能が10倍にも100倍にもなったかのような世界を撮ることが可能になるのです。 「コラージュ合成」と「新星景写真」の違い 「新星景写真」では、固定撮影と追尾撮影で得られた画像をソフトウェアで重ね合わせ(合成)しますが、「本来そこにあるはずの星空を再現する」というのが基本的な考え方です。 その意味で、別の場所や別の機材で撮影した全く異なる画像を「コラージュ」するような合成とは一線を引く、というのが、「新星景写真」に対するほぼ合意された認識となっています。 しかし「新星景写真」で得られる超高品質の画像は、「星空がスゴすぎる」という意味で逆に「ウソ臭さ」という違和感をもたらすこともあります。これは平たくいえば「(強力すぎる)技術を作品表現にどう生かすか」の問題で、これこそが「新星景写真」の面白いところでもあり、映像表現として難しいところでもあるといえるでしょう。 「新星景写真」の開拓者たち https://www.youtube.com/watch?v=N2IPgqbHvck 「新星景写真」の名付け親、山中侯英さんの解説動画。新星景の撮影技術ではなく「リアリティ」をもった仕上げ方がテーマ。 人づての話ではありますが、固定と追尾の画像を合成するという考え方は、古くはフィルム時代から実践者が存在したそうです。筆者は「(技法として)誰が新星景の元祖なのか」という議論にはあまり意味がないと考えています。 一方で「新星景写真」という呼称と基本的な撮影技法は「よっちゃん」こと山中侯英さんによって2014年前後に発案されたものです。木村芳文さんは山中侯英さんとは独立に、2009年ごろから独自に「固定追尾合成法」として、当時はまだこの呼び方はなかった「新星景写真」に取り組んでおられました。 https://youtu.be/Ioa_sIbku68 このお二人が2014年ごろに交流を持たれ、「新星景写真」のコンセプトの提唱と普及の活動を共同で始められました。上の動画はその少し後の2016年のものですが、このお二人が日本における「新星景写真」という呼称と技法の開拓者であるという認識は、歴史的にも間違ったものではないでしょう。 以来「新星景写真」は、一部からの批判や異端扱いを受けながらも、技術的にも写真表現としても着実に進歩し広がってきています。「Sequator」のような「新星景写真」を自動で処理できるソフトも現れ、さらに敷居が下がりました。 天の川・星空写真のノイズを除去する無料合成ソフト『Sequator』の使い方 https://www.photografan.com/basic-knowledge/multiple-exposure-stacking-sequator/ 「新星景写真」は、風景写真・天体写真の1つのジャンルとして、今後もさらに広がってゆくことでしょう。 「新星景写真完全マスタープログラム」とは https://wp.2702.jp/lp/sinseikei_lp/ 「新星景写真完全マスタープログラム」のランディングページ。木村芳文さんの思いはほぼ全てここに書かれています。 技術のハードルを乗り越えるために とはいえ、新星景写真は1枚撮りの撮影と比較して、より多くの知識と技術が要求されます。星空を追尾して撮影するには赤道儀が必要になり、より多くの機材・天体への知識が必要になってきます。 さらに、新星景写真で地上風景と星空のつなぎ目を違和感なく仕上げるには、Photoshopのようなレイヤーマスクが効果的ですが、これも初心者にとっては簡単なものではありません。 これらの一つ一つの技術は決して難しくはないのですが、それらを状況に合わせて適切に組み合わせることが課題になります。しかも、ある意味ネット上には情報が溢れすぎています。何が重要で、何が「割とどうでもいいこと」なのか。それを切り分けることが、初心者にとっては一番難しいのではないでしょうか。 今回ご紹介する「新星景写真完全マスタープログラム」は、そんな技術のハードルを、より多くの人に乗り越えてもらおうというのが、大きな趣旨の一つになります。 体系化された情報+コミュニティ 「新星景写真完全マスタープログラム」では、この課題を解決するために、木村芳文さんがこれまで蓄積されたノウハウのすべてがまとめられた「世界で唯一最大」を謳う「新星景写真ナレッジベース」が用意されています。 Facebookグループ・新星景写真クラブ https://www.facebook.com/groups/sinseikei/permalink/607011723925019/ さらに、Facebookグループ「新星景写真クラブ」で、プログラム参加者が自由に質問し、木村さんをはじめとするエキスパートのアドバイスを受けることができます。木村芳文さんに加えて、新星景写真のエキスパートも多数参加されています。おそらくほとんど全ての疑問に答えてもらうことができるでしょう。 こんな「体系化された情報+コミュニティ」というモデルは、さまざまな専門分野や趣味領域で、今後さらに広まってくるのではないでしょうか。 オンラインセミナー 「新星景写真完全マスタープログラム」では、最低月に1回、ZOOMを使用したオンラインセミナーが開催されます。セミナーの講師は木村芳文さんに加えて、新星景写真のエキスパート諸氏が担当されます(*)。 (*)記事執筆時点では、新星景写真に積極的に取り組んでおられる塚原誠さんと平井裕麿さんが講師をされる予定です。筆者(天リフ編集長山口)も末席ながら担当させていただく予定です。 少人数で双方向にやりとりができるオンラインセミナーは、技術取得の意味でもモチベーション向上の意味でも、効果が高いのではないでしょうか。 費用 「新星景写真完全マスタープログラム」は、有料のプログラムです。詳細はこちらのページに書かれていますが、ざっくり初年度で2.2万円(2年目以降は1.4万円)です。天文雑誌が1300円の今の時代、決して高いものではないでしょう。 「出版社」が知識の蓄積に寄与する時代が終わりかけている今、専門的なノウハウを学ぶ場はネットを駆使した新しい形に移行していくはずだし、そうあるべきだと筆者は考えています。「新星景写真完全マスタープログラム」が、そんな時代を切り拓いていくことを願っています。 木村芳文さんについて 木村芳文さんは石川県白山市在住。木村さんのドメイン「2702.jp」は白山の標高2702mから取られています。筆者は木村さんとオンラインでしか面識はありませんが、とても真摯で実直な方です。 筆者が木村さんの生の作品に触れたのは、2016年の4月でした。富山県高岡市で開催された写真展を拝見し、「写真家・木村芳文」の作品とスピリッツにいたく感動した記憶が残っています。 木村さんにとっての「新星景写真」とは、まず「表現したい風景」がある上で、それを実現するために必要に迫られて生まれた技術です。その意味でも「新星景写真完全マスタープログラム」は、撮影や画像処理技術の取得にとどまらず、作品作りの「考え方」までを学べる場になることでしょう。 まとめ いかがでしたか? 「カメラの能力を10倍にも100倍にも」。そんなある意味「夢のような世界」で星空と風景を撮ることができるのが「新星景写真」です。 でも、少しやってみるとわかるのですが、技術として・表現としての難しさは想像以上。「ナンチャッテ新星景」は割と簡単なのですが、奥がすごく深い。 そんな世界を楽しみながら、自分が納得いく作品を創り出していく。「新星景写真完全マスタープログラム」は、それを強力にサポートすることを目指した新しい形のコミュニティであり、商業ベースのサービスに乗せることを目指した野心的な試みでもあります。 「新星景写真」に対して大いなる熱量を持った人たちは、確実に増えてきています。天リフとしても、編集長個人としても、熱く協力していきたいと考えています。みなさんもいかがですか?! 記事中の作例画像の掲載については、撮影者様の許諾をいただいています。 本記事は天文リフレクションズ編集部が独自の費用と判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。 記事に関するご質問・お問い合わせなどは天文リフレクションズ編集部宛にお願いいたします。 「新星景写真完全マスタープログラム」についてのお問い合わせは木村芳文さん宛てにお願いいたします。 本記事によって読者様に発生した事象については、その一切について編集部では責任を取りかねますことをご了承ください。 記事中のサービス規約・価格等は執筆時(2022年1月)のものです。 記事中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。 特に注記のない画像は編集部にて撮影したものです。編集部発信のオリジナルコンテンツ