天リフ超会議「U30」を開催します!

南から順に桜前線が北上する今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。コロナの緊急事態宣言もようやく解除されましたが、「ポスト・コロナ」の日常はこれまでとは少し違った風景になりそうです。「リアルが無理だからオンライン」から「リアルに加えてオンラインも!」の時代へ。場所と時間の壁を越えたコミュニケーションはこれからますます盛んになるはずです!

というわけで「天リフ超会議」です。2021年は「満月期の週末は楽しいオンライン会議」。3月も日本全国の天文ファンを繋いだ楽しいトークをお届けします。今回のテーマは「U30」。7名の20台の若手天文ファンが登壇されます!

登壇順と演題:

早速ですが、7名の登壇者様と演題を、登壇順にご紹介しましょう。各登壇者様の持ち時間は12分程度を想定しています。 時間は進行により若干前後するかもしれません。終了は20:00ごろの予定です。



1.ぐらすのすちさん:星鍋動画を撮ろう!(18:05ごろ〜)

ろ座矮小銀河
https://fornax.hateblo.jp

トップバッターは「ぐらすのすち@GLASnSCI」さんです。「星鍋動画を撮ろう」の凝ったタイトルテキストにサービス精神旺盛な氏のスタイルが滲み出ていますね^^ ブログ「ろ座矮小銀河」での古語調・ロシア語を自在に操る弾けぶり、昭和時代の流行語に対する造詣の深さなど「年齢不詳」との声も^^;;

今回の「星鍋」は2020年にブレーク?したテーマですが、「星見星撮り」ではもはや欠かせないものだといえるでしょう。さらにその星鍋を「動画」で残しませんかという令和風味の天文ライフスタイルの提案です。

2.くぼたさん:ステラショット2「極軸補正」の実際~我が家のベランダで使ってみた話~(18:20ごろ〜)

アストロアーツの屋上チャンネル・新人くぼた奮闘記
http://astroarts.main.jp/blog/

くぼた(@jibeta_A)さんはアストロアーツ社の中の人。ブログアストロアーツの屋上chでは、伝説の「天文×さだまさし4回シリーズ」でカルトでマニアックな深い「愛」、そしてアストロアーツ社の懐の深さをいかんなく発揮。

今回はシンプルにテーマを絞ってステラショット2の「極軸補正」の解説と実演。昨今、ナローバンド・赤外撮影・電視などの「マチナカでもできる天文趣味」を支えるテクノロジーがいくつも出てきていますが、そこで問題になるのが「北極星が見えない場所での極軸合わせ」。多くの人にとって福音となりそうなテーマですね!

3.かずー✴︎さん:自己流 星景写真のテーマの決め方(18:35ごろ〜)

かずー✴︎(@isdmmpic)さんはディープスカイ・星景写真の両刀遣いのガチ勢。星空を切りとるセンスも画像処理も一級の腕前です。

そんなかずー✴︎さんの今回のテーマは「なぜ(そのテーマを)星景写真として撮るのか」という本質。テクニックや撮影スポットはネットにあふれているのに、肝心かなめの「なぜその風景を撮るのか」を語った情報がないではないか。それを自分なりに語ろうぞ、というわけです。

4.JumpA(じゅんぺい)さん:満点の星空をより多くの人と-愛知県の月で始める観望会- (観望会の楽しさと月地区の紹介)(18:50ごろ〜)

 奥三河☆星空の魅力を伝える会
https://hoshi-cafe.wixsite.com/sommelier

じゅんぺい(@jnpkmy)さんは「奥三河(愛知県東栄町)」で星空を楽しんでいらっしゃいます。こちらでご登壇いただいた「奥三河☆星空の魅力を伝える会」の萩野さんの「一味」です^^前回も書きましたが、奥三河はエリアで区切れば「日本一星空が見える場所」といっても過言ではないところです。

今回のテーマは、そんな場所で星空観望会を「開催する楽しさ」と「月」の紹介。「月」とは地球の衛星の月ではなくて、東栄町の月地区(大字)です(*)。

(*)ネットで有名な「月 3km」の標識は、静岡県の「月」です。

5.おっくんさん:星空を追い求める:観測地の探し方 / 楽しみ方(19:05ごろ〜)

おっくん(@yutaCRC)さんは星空を求めて日本全国を飛び回っておられます。その活動のコアにあるものはTwitterに固定されたツイートをごらん頂けるとわかると思います。おっくんさんはこのコンセプトに沿って「青宙スポット」というサイトを運営されていますが、こちらには天リフも協力させていただいています。

 



今回のテーマもそれに沿ったもの。最高の星空とはどんなものなのか、どうすれば探せるのか、そこでどんな楽しみ方があるのかを語っていただきます!

6.ほしきぞくさん:ドブソニアン眼視から冷却撮影まで。 長野で歩んでいる天文ライフの紹介 (19:20〜ごろ)

ほしきぞく(@hoshikizoku)さんは長野在住の天文愛好家。ドブソニアンとTOA-130を駆使し、眼視・写真とオールラウンドに、とことん天文を楽しんでいらっしゃる方です。筆者は実はかなり前からTwitterアカウントをウォッチしていて、その孤高のスタイルを生暖かく?見守っておりました^^ というかホント濃くて面白いんですよ。星空の楽しみとは何かを知りたければ、その半分くらいはほしきぞくさんのTwitterに書かれています。

今回はそんなご自身の(濃い)天文ライフを語っていただけるとのことで、個人的には一番楽しみにしています!

7.ほしたろうさん:スマホで撮る天体写真(19:35ごろ〜)

ほしたろう(@hoshi_astro)さんは学生時代から幅広く活動されているアマチュア天文家です。特にスマートフォンを使用した天体写真に黎明期から取り組まれており、天文雑誌やWebサイトへの寄稿も多数。

最近はミラーレス一眼でのガチ撮影にも邁進されているご様子ですが、今回のテーマはずばり「スマホで撮る天体写真」。筆者のiPhone11はこんなに写ってくれないのですが、ほしたろうさんにテクニックを学びたいと思います!スマホで(ライトに)天体写真が撮れるというアピールと「平日でも山に行く、極寒の戦場ヶ原の(ガチ)天文ライフ」のバランスをどう語られるのかも楽しみですね^^

スペシャル枠・若手が若手に聞く。フリーディスカッション(19:50ごろ〜)

配信の最後に、登壇者様7名のフリートークの時間を設けました。テーマは特に設けず、お互いの話への質疑だけでなく「あの人にこんなことを訊いてみる」的な話で盛り上がればと思います。

まとめ

いかがでしたか?

筆者の個人的な考えですが、世代差による日本社会的な歪みと年齢による家庭内の役割変化を抜きにすれば(*)、オトナの天文趣味に年齢によるプロファイリングは大して意味はありません。今回「U30」という枠をあえて設けたのも、天文趣味の核は世代を越えたところにあると多くの人に感じてほしいというのがひとつの理由です。

(*)それがでかいんじゃ・・という話もありますが、それは天リフで扱う話ではありません^^;;; もう一つ年齢による眼の悪化・・・

まあややこしいことは抜きにして、とにかく多士済々な登壇者様のトークをお楽しみいただければと思います!

YouTubeの中継では、リアルタイムでコメントすることができます(*)。質問・ツッコミ大歓迎。頂戴したコメントは全部はご紹介できないと思いますが、中継でピックアップさせていただきます!こちらもお待ちしています。

(*)YouTubeの登録が必要です。

それでは、本番をお楽しみに。3月28日(日)、18:00からです!


「天リフ超会議」は今後「満月期の週末」に開催する予定です。現在、以下の構想で企画進行中です!

  • 4/24(土) or 4/25日(日) 「(仮)オンラインギャラリートーク・自慢の作品と感動を語る」
  • 5/26(水) 「(仮)全国皆既月食ライブリレー」
  • 6/25(土)・26(日) 「(仮)ガチ天」
  • 日程未定:「(仮)天文機材メーカー・販売店、中の人が語る!!」
  • 8/12 「(仮)夏の流星群・オンライン多点同時観察会」
https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2021/03/bcece54a6b3fcc8090d1287593c41531-1024x576.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2021/03/bcece54a6b3fcc8090d1287593c41531-150x150.jpg編集部イベント・セミナー天リフ超会議「U30」を開催します! 南から順に桜前線が北上する今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。コロナの緊急事態宣言もようやく解除されましたが、「ポスト・コロナ」の日常はこれまでとは少し違った風景になりそうです。「リアルが無理だからオンライン」から「リアルに加えてオンラインも!」の時代へ。場所と時間の壁を越えたコミュニケーションはこれからますます盛んになるはずです! というわけで「天リフ超会議」です。2021年は「満月期の週末は楽しいオンライン会議」。3月も日本全国の天文ファンを繋いだ楽しいトークをお届けします。今回のテーマは「U30」。7名の20台の若手天文ファンが登壇されます! 登壇順と演題: 早速ですが、7名の登壇者様と演題を、登壇順にご紹介しましょう。各登壇者様の持ち時間は12分程度を想定しています。 時間は進行により若干前後するかもしれません。終了は20:00ごろの予定です。 1.ぐらすのすちさん:星鍋動画を撮ろう!(18:05ごろ〜) ろ座矮小銀河 https://fornax.hateblo.jp トップバッターは「ぐらすのすち@GLASnSCI」さんです。「星鍋動画を撮ろう」の凝ったタイトルテキストにサービス精神旺盛な氏のスタイルが滲み出ていますね^^ ブログ「ろ座矮小銀河」での古語調・ロシア語を自在に操る弾けぶり、昭和時代の流行語に対する造詣の深さなど「年齢不詳」との声も^^;; 今回の「星鍋」は2020年にブレーク?したテーマですが、「星見星撮り」ではもはや欠かせないものだといえるでしょう。さらにその星鍋を「動画」で残しませんかという令和風味の天文ライフスタイルの提案です。 2.くぼたさん:ステラショット2「極軸補正」の実際~我が家のベランダで使ってみた話~(18:20ごろ〜) アストロアーツの屋上チャンネル・新人くぼた奮闘記 http://astroarts.main.jp/blog/ くぼた(@jibeta_A)さんはアストロアーツ社の中の人。ブログアストロアーツの屋上chでは、伝説の「天文×さだまさし4回シリーズ」でカルトでマニアックな深い「愛」、そしてアストロアーツ社の懐の深さをいかんなく発揮。 今回はシンプルにテーマを絞ってステラショット2の「極軸補正」の解説と実演。昨今、ナローバンド・赤外撮影・電視などの「マチナカでもできる天文趣味」を支えるテクノロジーがいくつも出てきていますが、そこで問題になるのが「北極星が見えない場所での極軸合わせ」。多くの人にとって福音となりそうなテーマですね! 3.かずー✴︎さん:自己流 星景写真のテーマの決め方(18:35ごろ〜) かずー✴︎(@isdmmpic)さんはディープスカイ・星景写真の両刀遣いのガチ勢。星空を切りとるセンスも画像処理も一級の腕前です。 そんなかずー✴︎さんの今回のテーマは「なぜ(そのテーマを)星景写真として撮るのか」という本質。テクニックや撮影スポットはネットにあふれているのに、肝心かなめの「なぜその風景を撮るのか」を語った情報がないではないか。それを自分なりに語ろうぞ、というわけです。 今年はあまり撮影に行けませんでしたが、チャレンジしたかった写真が撮れて満足#2020年を写真4枚で振り返る #2020年自分が選ぶ今年の4枚 pic.twitter.com/Yzx2BssFb7 — かずー✴︎ (@isdmmpic) December 23, 2020 4.JumpA(じゅんぺい)さん:満点の星空をより多くの人と-愛知県の月で始める観望会- (観望会の楽しさと月地区の紹介)(18:50ごろ〜)  奥三河☆星空の魅力を伝える会 https://hoshi-cafe.wixsite.com/sommelier じゅんぺい(@jnpkmy)さんは「奥三河(愛知県東栄町)」で星空を楽しんでいらっしゃいます。こちらでご登壇いただいた「奥三河☆星空の魅力を伝える会」の萩野さんの「一味」です^^前回も書きましたが、奥三河はエリアで区切れば「日本一星空が見える場所」といっても過言ではないところです。 今回のテーマは、そんな場所で星空観望会を「開催する楽しさ」と「月」の紹介。「月」とは地球の衛星の月ではなくて、東栄町の月地区(大字)です(*)。 (*)ネットで有名な「月 3km」の標識は、静岡県の「月」です。 5.おっくんさん:星空を追い求める:観測地の探し方 / 楽しみ方(19:05ごろ〜) おっくん(@yutaCRC)さんは星空を求めて日本全国を飛び回っておられます。その活動のコアにあるものはTwitterに固定されたツイートをごらん頂けるとわかると思います。おっくんさんはこのコンセプトに沿って「青宙スポット」というサイトを運営されていますが、こちらには天リフも協力させていただいています。   https://twitter.com/yutaCRC/status/1181187137011470336 今回のテーマもそれに沿ったもの。最高の星空とはどんなものなのか、どうすれば探せるのか、そこでどんな楽しみ方があるのかを語っていただきます! 6.ほしきぞくさん:ドブソニアン眼視から冷却撮影まで。 長野で歩んでいる天文ライフの紹介 (19:20〜ごろ) ほしきぞく(@hoshikizoku)さんは長野在住の天文愛好家。ドブソニアンとTOA-130を駆使し、眼視・写真とオールラウンドに、とことん天文を楽しんでいらっしゃる方です。筆者は実はかなり前からTwitterアカウントをウォッチしていて、その孤高のスタイルを生暖かく?見守っておりました^^ というかホント濃くて面白いんですよ。星空の楽しみとは何かを知りたければ、その半分くらいはほしきぞくさんのTwitterに書かれています。 今回はそんなご自身の(濃い)天文ライフを語っていただけるとのことで、個人的には一番楽しみにしています! 7.ほしたろうさん:スマホで撮る天体写真(19:35ごろ〜) ほしたろう(@hoshi_astro)さんは学生時代から幅広く活動されているアマチュア天文家です。特にスマートフォンを使用した天体写真に黎明期から取り組まれており、天文雑誌やWebサイトへの寄稿も多数。 スマホで撮影した天の川 「スマホで楽しむ宇宙の世界」公開中です!https://t.co/spmCCqyMuF#TELSTAR #スマホで楽しむ宇宙の世界#スマホで天体写真#Vixen #ASUS#AstroPhotography pic.twitter.com/LaRp5wjsyY — ほしたろう (@hoshi_astro) March 25, 2018 最近はミラーレス一眼でのガチ撮影にも邁進されているご様子ですが、今回のテーマはずばり「スマホで撮る天体写真」。筆者のiPhone11はこんなに写ってくれないのですが、ほしたろうさんにテクニックを学びたいと思います!スマホで(ライトに)天体写真が撮れるというアピールと「平日でも山に行く、極寒の戦場ヶ原の(ガチ)天文ライフ」のバランスをどう語られるのかも楽しみですね^^ スペシャル枠・若手が若手に聞く。フリーディスカッション(19:50ごろ〜) 配信の最後に、登壇者様7名のフリートークの時間を設けました。テーマは特に設けず、お互いの話への質疑だけでなく「あの人にこんなことを訊いてみる」的な話で盛り上がればと思います。 まとめ いかがでしたか? 筆者の個人的な考えですが、世代差による日本社会的な歪みと年齢による家庭内の役割変化を抜きにすれば(*)、オトナの天文趣味に年齢によるプロファイリングは大して意味はありません。今回「U30」という枠をあえて設けたのも、天文趣味の核は世代を越えたところにあると多くの人に感じてほしいというのがひとつの理由です。 (*)それがでかいんじゃ・・という話もありますが、それは天リフで扱う話ではありません^^;;; もう一つ年齢による眼の悪化・・・ まあややこしいことは抜きにして、とにかく多士済々な登壇者様のトークをお楽しみいただければと思います! YouTubeの中継では、リアルタイムでコメントすることができます(*)。質問・ツッコミ大歓迎。頂戴したコメントは全部はご紹介できないと思いますが、中継でピックアップさせていただきます!こちらもお待ちしています。 (*)YouTubeの登録が必要です。 それでは、本番をお楽しみに。3月28日(日)、18:00からです! 「天リフ超会議」は今後「満月期の週末」に開催する予定です。現在、以下の構想で企画進行中です! 4/24(土) or 4/25日(日) 「(仮)オンラインギャラリートーク・自慢の作品と感動を語る」 5/26(水) 「(仮)全国皆既月食ライブリレー」 6/25(土)・26(日) 「(仮)ガチ天」 日程未定:「(仮)天文機材メーカー・販売店、中の人が語る!!」 8/12 「(仮)夏の流星群・オンライン多点同時観察会」編集部発信のオリジナルコンテンツ