「Light_Bucket18のブログ」で、大口径ドブソニアン望遠鏡による観望記がアップされています。

Light_Bucket18のブログ・印象的だったDSO~某同窓会で
https://blogs.yahoo.co.jp/light_bucket18/35928080.html
最も印象的だったのは散開星団M47
肉眼でも確認できるこの星団は、106倍(NaglarⅣ-22mm)でちょうど視野に収まり、オレンジ色の2重星も含んでおり美しかった。
そしてそのままM46に移動するとリング状の惑星状星雲NGC2438がノーフィルターでくっきり見えて素晴らしい眺め。

暗い空の下で大口径の望遠鏡でディープスカイを見た時の迫力と感動はなかなか言葉で伝えることが難しく、さりとて映像で伝えるのはさらに難事です。実際に体験するのが一番なのですが、そんな機会はなかなか得られないのが実情ではないでしょうか。

ブログ主様が参加された「某同窓会」というイベントには、編集子も参加していました。口径50cmオーバーの巨大望遠鏡が居並ぶ、昼間の風景も壮観というスターパーティです(*)。



(*)このスターパーティは参加者を限定したクローズドなものですが、このような望遠鏡を覗くことのできるオープンなイベントとしては「原村星まつり」「胎内星まつり」「福島・星の村スターライトフェスティバル」「小海星と自然のフェスタ」「星をもとめて」「スターパーティin白木峰」などがあります。また、お近くの天文ショップや天文同好会に顔を出して、眼視ファンの友人を探すのも一手です。



大型ドブは散開星団が苦手だという人もいますが、そんなことはありません。
小口径で観るより迫力があって印象的なのです。
50cmドブで見たM41の印象。大口径の威力で「まばら」な星それぞれがキラキラと明るくまぶしいほどに輝いていました。特にオレンジの星が印象的。

編集子も大口径望遠鏡で、いくつかのディープスカイを見ることができました。大口径望遠鏡の特長はなんといっても圧倒的な光量。口径50cmの場合、一般的な口径10cmの屈折望遠鏡と比べてなんと25倍、肉眼の5000倍。10等星が1等星ほどにも明るく見えることになり、明るい散開星団を見た姿はまさに壮観。

50cmドブで見たM81/M82銀河の印象。銀河の中心部はこれよりもはるかに透明感があって輝いています。渦巻きの腕はこの写真以上に明瞭に確認できます。

小口径では暗いシミのようにしか見えない「銀河」も、大口径で見ると中心がキラキラと輝き、これが何千万光年も先から地球に届いた光だと思うと感激もさらにひとしお。

見た目のインパクトを重視する写真文化の対極にある「眼視観望」の世界ですが、天リフではその楽しさをこれからも発信していきたいと考えています。

  大口径での眼視観望の魅力https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/11/DSC03511_m2-1024x684.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/11/DSC03511_m2-150x150.jpg編集部天体観賞(観望)「Light_Bucket18のブログ」で、大口径ドブソニアン望遠鏡による観望記がアップされています。 Light_Bucket18のブログ・印象的だったDSO~某同窓会で https://blogs.yahoo.co.jp/light_bucket18/35928080.html 最も印象的だったのは散開星団M47 肉眼でも確認できるこの星団は、106倍(NaglarⅣ-22mm)でちょうど視野に収まり、オレンジ色の2重星も含んでおり美しかった。 そしてそのままM46に移動するとリング状の惑星状星雲NGC2438がノーフィルターでくっきり見えて素晴らしい眺め。 暗い空の下で大口径の望遠鏡でディープスカイを見た時の迫力と感動はなかなか言葉で伝えることが難しく、さりとて映像で伝えるのはさらに難事です。実際に体験するのが一番なのですが、そんな機会はなかなか得られないのが実情ではないでしょうか。 ブログ主様が参加された「某同窓会」というイベントには、編集子も参加していました。口径50cmオーバーの巨大望遠鏡が居並ぶ、昼間の風景も壮観というスターパーティです(*)。 (*)このスターパーティは参加者を限定したクローズドなものですが、このような望遠鏡を覗くことのできるオープンなイベントとしては「原村星まつり」「胎内星まつり」「福島・星の村スターライトフェスティバル」「小海星と自然のフェスタ」「星をもとめて」「スターパーティin白木峰」などがあります。また、お近くの天文ショップや天文同好会に顔を出して、眼視ファンの友人を探すのも一手です。 大型ドブは散開星団が苦手だという人もいますが、そんなことはありません。 小口径で観るより迫力があって印象的なのです。 編集子も大口径望遠鏡で、いくつかのディープスカイを見ることができました。大口径望遠鏡の特長はなんといっても圧倒的な光量。口径50cmの場合、一般的な口径10cmの屈折望遠鏡と比べてなんと25倍、肉眼の5000倍。10等星が1等星ほどにも明るく見えることになり、明るい散開星団を見た姿はまさに壮観。 小口径では暗いシミのようにしか見えない「銀河」も、大口径で見ると中心がキラキラと輝き、これが何千万光年も先から地球に届いた光だと思うと感激もさらにひとしお。 見た目のインパクトを重視する写真文化の対極にある「眼視観望」の世界ですが、天リフではその楽しさをこれからも発信していきたいと考えています。  編集部発信のオリジナルコンテンツ