アストロアーツHPで、星ナビ2021年3月号の内容が告知されています。発売は2月5日金曜日です。

今月の内容は!?

画像処理時間が短縮されさらに使いやすくなった「ステライメージ9」や星景動画に好適な「SONYα7SIII」を紹介します。

星ナビ3月号は「ステライメージ9で大量コンポジット」と「SONY α7S III」
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11833_hoshinavi

■表紙

和田昌也さんによる「M45プレアデス星団」です。星自身が放つ光や周囲の分子雲の構造が美しい作品です。

表紙は和田昌也さんによるプレアデス星団。古くから多くの天文ファンがカメラを向ける「三大メジャー天体(*)」のひとつといえるでしょう。

(*)諸説ありますが、M31、M42、M45が3大メジャー天体と筆者は考えております^^



あざやかなブルーの星々と反射星雲を基調にオレンジ色の星々と部分的に赤い分子雲が。撮影者様のコメントの通り、分子雲と星の色の描出が美しい作品ですね!

■「ステライメージ9」で大量コンポジット(解説・作例◎谷川正夫)

天体画像処理に特化した「ステライメージ」が「9」にアップグレード。画像処理時間の短縮のほか、新機能が搭載されさらに使いやすくなりました。実際の手順に沿った「使いこなし」の解説に加え、「ステライメージ9」の大量コンポジットを用いた「赤道儀不要の星雲・星団撮影」を紹介します。

コンポジット速度をはじめとする諸機能が、大幅に高速化されたステライメージ9。改良された基本機能や新機能の解説と使いこなしの6+4=10ページもの記事。注目は本記事で提唱されている「超固定撮影」。赤道儀なしの固定撮影で、2秒露出という超短時間露出で星の流れを止め、多数枚コンポジットで画質を確保する考え方です。

これに近い手法は決して新しいものではありませんが、コンポジットが高速化したステライメージ9でより身近になったといえるでしょう。「たったの1コマ露出2秒でまともに写るの?」という疑問には、「ISO200/4分4枚」「ISO1600/30秒32枚」「ISO25600/480枚」のガチ比較作例が掲載されています。ぜひ本誌でその違いを確認してみてください!

■宇宙の不思議に出会う「星空ナビ」(紹介○アストロアーツ「星空ナビ」チーム)

天体写真や図鑑を見たときに感じたワクワクをスマートフォンで楽しんでみませんか? 「星空ナビ」は星空とニュースを一度に楽しんだり、観測に役立つ情報も充実した天文アプリ。「星空ナビ」を使った星空の楽しみ方を開発者のインタビューとともに紹介します。

βテスト中だったアプリ「星空ナビ」の製品版がリリースされました。従来毎年リリースされていた「アストロガイド」の機能を包含し(*)、星図アプリと天文現象ガイドアプリ、さらには天文ニュースアプリを統合した形になっています。

(*)無料版では参照できる天文現象が一ヶ月分になるなどの機能制限があります。

星図アプリでは「五芒星」「滲んだ星」「背景の明るさ」などがカスタマイズ可能で、特に「薄明の美しさ」には特筆。従来のアストロアーツ製品よりもより親しみやすい表示とデザインになっています。

フル機能を使用するには月間150円または年間1500円のサブスクリプションが必要ですが、無料版でも十分有用。天文ファンならインストールしておきたいアプリといえるでしょう。今後もAndroid版やSNSとの連動、旬の情報・話題の追加などが予定されているそうです。これは楽しみですね!

■機材セレクション SONYα7SIIIの天体動画適性(作例・解説◎北山輝泰)

2020年秋にソニーから発売された「α7SIII」は高感度撮影に特化したラインナップの最新機種で、動画クリエイター向け機材としても注目されています。星景動画に必要な機材と設定、「α7SIII」の高感度特性について作例を交えながらレポートします。

先月号に続いてα7SIIIの検証記事。今回は動画撮影機能編。ソニーのα7Sシリーズは常用感度でもISO10万が使用でき、星空が動画で撮れる高感度カメラです。その最新機種「α7SIII」と従来機「α7SII」の感度別の写りの比較や、星空を撮る上で「臨場感」と「画質」のトレードオフとなる「(1フレーム当たりの)露出時間」を用途に応じてどう設定すればいいのか、「log撮影(*)」の使いこなしなど、実戦的な解説。動画による電視観望のノウハウについても触れられています。

(*)raw静止画と比較して画像のビット数に制限のある動画撮影において、後処理を前提とすることでより広い階調・色域を確保できる撮影方法ないしは記録形式のこと。

◎天リフ独断ピックアップ

■守っていこう!星空に手の届く島(紹介●古谷亘)

一般メディアでも広く取り上げられた伊豆・神津島の星空保護区認定。星空保護区の認定の目的は「子や孫の代まで美しい星空を残していくこと」だと語る、神津島で星空ガイドをされている古谷亘さんのレポート。

注目は光害対策を施したIDA(国際ダークスカイ協会)認定の屋外照明機器のビフォー・アフター画像。効果は絶大。ぜひ本誌でその違いを確認してみてくださいね!

■ネットよ今夜もありがとう

今月はアロー(右田亜朗)さんの「アローの野帳」と、軽トラおやじ(土屋)さんの「軽トラおやじ」です。

若者リレーは続くよどこまでも^^ アローの野帳は天リフでも配信させていただいています。若者ブログ共通の特徴?なのか、エントリ数は少ないものの読み応えのある秀記事揃いです。天文とは関係ないですが、特にこの記事は素晴らしい。もっともっと多くの人に読んでほしい内容です。

質問のハードルを下げてくれ!

軽トラおやじは筆者は初見。グンマー国で、がっつりガチ系ディープスカイ撮影、魔改造、自称「沼にまっしぐら」。当初は軽トラで遠征されていたそうで、ブログタイトルもこちらからのネーミング。それでも「嫁孝行」は外さない。アラフィフ・アラカン世代の鑑のような方とお見受けしました^^

■星ナビギャラリー



今月のトップ下はOさんの「星見ブランコ」。躍動感と物語性あふれる作品です。実は筆者も同じ日・同じ場所に居合わせていたのですが(*)、このチャンスは完全に逃してしまいました^^;; そのかわり、撮影者様が会心の1枚を得るまでのプロセスをつぶさに見、動画で記録することができました。こちらは近いうちに編集し完成させたいと思います^^

(*)実はこのブランコ、すごく鎖が長いんです。

個人的イチオシは、トップ下は別枠とすると今回も激戦。全部がイチオシです^^;; 特にディープスカイ系の作品はどれも素晴らしい傑作揃い。星・星雲、色・階調、どれを取ってもハイレベルで、かつ撮影者様の個性と主張が滲み出ています。近年の常連、新しくお見かけする方に加えて、キャリア40年オーバーの超ベテランのお名前もあり、天体写真界の層の広がりを感じさせるものです。

■マユコの星ナビch 突撃!ラボ訪問file7 研究して気づく地球の特別さ! 惑星の理論研究に迫る(紹介/マユコ)

YouTubeチャンネル「アスナロサイエンス」で情報発信を行うマユコさん。今回のゲストは「惑星形成論」の研究者。知れば知るほど気付く「地球」の特別さって? 記事のこぼれ話はYouTubeチャンネルにて!

今回のゲストはアストロバイオロジーセンター特任助教、国立天文台ハワイ観測所併任の堀安範さん。研究テーマは惑星の形成・進化過程。「コンピューターのボタンを押したら、ガスの塊から太陽系や太陽系外惑星が完成すること」が究極の目標となる分野だそうです。

「一番わからないことが多そう」という理由で天文学に辿り着いた、昼夜が逆転する観測所生活に懲りてしまって理論側に進んだ、などのエピソードも。これは本誌発売後に公開される「こぼれ話動画」も楽しみです!

http://abc-nins.jp/~hori/hp/index.html

ちなみに、堀安範さんのHPがこちら。クールでシャープなサイエンティストの趣が。

http://abc-nins.jp/~hori/hp/cv.html

こちらはプロフィール画像。イケメン過ぎます^^;;;

■「はやぶさ2」ミッションレポート#17 もはや“石”! 1cm大のサンプル粒子を確認(報告◎中野太朗・画像◎JAXA)

2020年12月6日にサンプルが地球帰還した「はやぶさ2」は、カプセル開封からキュレーションまで順調に進んでいます。A室・C室で回収したサンプルの様子や、拡張ミッションに向けた調査について解説します。

これはもう「小石」。はやぶさ2の採取したサンプルカプセル中身が上の画像です。最大直径は1cmほど。この小石たちが今後どんな発見をもたらしてくれるのでしょうか。そして今後のはやぶさ2の「天体小惑星「2001CC21」「1998KY26」に対する「拡張ミッション」の解説です。

■エーゲ海の風 第19回 モンスターたちの受難 星座の訳語をめぐる物語(早水勉)

古代ギリシアの星座の中には、「怪物がモデルの星座」がいくつもあります。今回は、特に成立の歴史が興味深い「うみへび座」と「くじら座」をピックアップ。星座たちが持つルーツや和名誕生の秘話とは一体⁉︎

今回のお話はネタバレすると面白くないので伏せておきます。星ナビ公式の解説の通り、怪物がモデルになった「うみへび座」と「くじら座」のお話。ワイドショーのタイトル風に煽ると「日本学術会議(*)の決定に学会の二大巨頭・野尻抱影/山本一清両氏が疑義!東大派・京大派の対立が殺した”ヒドラ”の謎に迫る!」でしょうか^^;;

(*)当時の名称は学術研究会議。

もうひとつ、冥王星の衛星の命名についての謎解きも。冥王星(Pluto)の頭2文字が冥王星を発見したローウェル天文台の創始者パーシヴァル・ローウェル (Percival Lowell)の頭文字であること、野尻抱影さんが命名した「冥王星」という名前においても東西対立が垣間見られたことも踏まえると、さらに興味深く読めることでしょう。

まとめ

 

いかがでしたか?

緊急事態宣言が一ヶ月延長になってしまいました。皆様におかれましては、さまざまな不便や苦難が続くかと思いますが、宇宙は今日も平常運転。少なくとも天文ライフの中では、さまざまな「コロナを避ける暮らし」で楽しみましょう。心ゆくまでこれまでのように過ごせる日が、一日でも早く訪れてほしいものです!

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!3月号も楽しみですね!

星ナビ3月号は「ステライメージ9で大量コンポジット」と「SONY α7S III」
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11833_hoshinavi

※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!!

 

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2021/02/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1024x529.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2021/02/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-150x150.jpg編集部雑誌・書籍アストロアーツHPで、星ナビ2021年3月号の内容が告知されています。発売は2月5日金曜日です。 今月の内容は!? 画像処理時間が短縮されさらに使いやすくなった「ステライメージ9」や星景動画に好適な「SONYα7SIII」を紹介します。 星ナビ3月号は「ステライメージ9で大量コンポジット」と「SONY α7S III」 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11833_hoshinavi ■表紙 表紙は和田昌也さんによるプレアデス星団。古くから多くの天文ファンがカメラを向ける「三大メジャー天体(*)」のひとつといえるでしょう。 (*)諸説ありますが、M31、M42、M45が3大メジャー天体と筆者は考えております^^ あざやかなブルーの星々と反射星雲を基調にオレンジ色の星々と部分的に赤い分子雲が。撮影者様のコメントの通り、分子雲と星の色の描出が美しい作品ですね! ■「ステライメージ9」で大量コンポジット(解説・作例◎谷川正夫) コンポジット速度をはじめとする諸機能が、大幅に高速化されたステライメージ9。改良された基本機能や新機能の解説と使いこなしの6+4=10ページもの記事。注目は本記事で提唱されている「超固定撮影」。赤道儀なしの固定撮影で、2秒露出という超短時間露出で星の流れを止め、多数枚コンポジットで画質を確保する考え方です。 これに近い手法は決して新しいものではありませんが、コンポジットが高速化したステライメージ9でより身近になったといえるでしょう。「たったの1コマ露出2秒でまともに写るの?」という疑問には、「ISO200/4分4枚」「ISO1600/30秒32枚」「ISO25600/480枚」のガチ比較作例が掲載されています。ぜひ本誌でその違いを確認してみてください! ■宇宙の不思議に出会う「星空ナビ」(紹介○アストロアーツ「星空ナビ」チーム) βテスト中だったアプリ「星空ナビ」の製品版がリリースされました。従来毎年リリースされていた「アストロガイド」の機能を包含し(*)、星図アプリと天文現象ガイドアプリ、さらには天文ニュースアプリを統合した形になっています。 (*)無料版では参照できる天文現象が一ヶ月分になるなどの機能制限があります。 星図アプリでは「五芒星」「滲んだ星」「背景の明るさ」などがカスタマイズ可能で、特に「薄明の美しさ」には特筆。従来のアストロアーツ製品よりもより親しみやすい表示とデザインになっています。 フル機能を使用するには月間150円または年間1500円のサブスクリプションが必要ですが、無料版でも十分有用。天文ファンならインストールしておきたいアプリといえるでしょう。今後もAndroid版やSNSとの連動、旬の情報・話題の追加などが予定されているそうです。これは楽しみですね! ■機材セレクション SONYα7SIIIの天体動画適性(作例・解説◎北山輝泰) 先月号に続いてα7SIIIの検証記事。今回は動画撮影機能編。ソニーのα7Sシリーズは常用感度でもISO10万が使用でき、星空が動画で撮れる高感度カメラです。その最新機種「α7SIII」と従来機「α7SII」の感度別の写りの比較や、星空を撮る上で「臨場感」と「画質」のトレードオフとなる「(1フレーム当たりの)露出時間」を用途に応じてどう設定すればいいのか、「log撮影(*)」の使いこなしなど、実戦的な解説。動画による電視観望のノウハウについても触れられています。 (*)raw静止画と比較して画像のビット数に制限のある動画撮影において、後処理を前提とすることでより広い階調・色域を確保できる撮影方法ないしは記録形式のこと。 ◎天リフ独断ピックアップ ■守っていこう!星空に手の届く島(紹介●古谷亘) 一般メディアでも広く取り上げられた、伊豆・神津島の星空保護区認定。星空保護区の認定の目的は「子や孫の代まで美しい星空を残していくこと」だと語る、神津島で星空ガイドをされている古谷亘さんのレポート。 注目は光害対策を施したIDA(国際ダークスカイ協会)認定の屋外照明機器のビフォー・アフター画像。効果は絶大。ぜひ本誌でその違いを確認してみてくださいね! ■ネットよ今夜もありがとう 今月はアロー(右田亜朗)さんの「アローの野帳」と、軽トラおやじ(土屋)さんの「軽トラおやじ」です。 若者リレーは続くよどこまでも^^ アローの野帳は天リフでも配信させていただいています。若者ブログ共通の特徴?なのか、エントリ数は少ないものの読み応えのある秀記事揃いです。天文とは関係ないですが、特にこの記事は素晴らしい。もっともっと多くの人に読んでほしい内容です。 https://shudooooooon.com/q-a/ 軽トラおやじは筆者は初見。グンマー国で、がっつりガチ系ディープスカイ撮影、魔改造、自称「沼にまっしぐら」。当初は軽トラで遠征されていたそうで、ブログタイトルもこちらからのネーミング。それでも「嫁孝行」は外さない。アラフィフ・アラカン世代の鑑のような方とお見受けしました^^ ■星ナビギャラリー 今月のトップ下はOさんの「星見ブランコ」。躍動感と物語性あふれる作品です。実は筆者も同じ日・同じ場所に居合わせていたのですが(*)、このチャンスは完全に逃してしまいました^^;; そのかわり、撮影者様が会心の1枚を得るまでのプロセスをつぶさに見、動画で記録することができました。こちらは近いうちに編集し完成させたいと思います^^ (*)実はこのブランコ、すごく鎖が長いんです。 個人的イチオシは、トップ下は別枠とすると今回も激戦。全部がイチオシです^^;; 特にディープスカイ系の作品はどれも素晴らしい傑作揃い。星・星雲、色・階調、どれを取ってもハイレベルで、かつ撮影者様の個性と主張が滲み出ています。近年の常連、新しくお見かけする方に加えて、キャリア40年オーバーの超ベテランのお名前もあり、天体写真界の層の広がりを感じさせるものです。 ■マユコの星ナビch 突撃!ラボ訪問file7 研究して気づく地球の特別さ! 惑星の理論研究に迫る(紹介/マユコ) 今回のゲストはアストロバイオロジーセンター特任助教、国立天文台ハワイ観測所併任の堀安範さん。研究テーマは惑星の形成・進化過程。「コンピューターのボタンを押したら、ガスの塊から太陽系や太陽系外惑星が完成すること」が究極の目標となる分野だそうです。 「一番わからないことが多そう」という理由で天文学に辿り着いた、昼夜が逆転する観測所生活に懲りてしまって理論側に進んだ、などのエピソードも。これは本誌発売後に公開される「こぼれ話動画」も楽しみです! ちなみに、堀安範さんのHPがこちら。クールでシャープなサイエンティストの趣が。 こちらはプロフィール画像。イケメン過ぎます^^;;; ■「はやぶさ2」ミッションレポート#17 もはや“石”! 1cm大のサンプル粒子を確認(報告◎中野太朗・画像◎JAXA) これはもう「小石」。はやぶさ2の採取したサンプルカプセル中身が上の画像です。最大直径は1cmほど。この小石たちが今後どんな発見をもたらしてくれるのでしょうか。そして今後のはやぶさ2の「天体小惑星「2001CC21」「1998KY26」に対する「拡張ミッション」の解説です。 ■エーゲ海の風 第19回 モンスターたちの受難 星座の訳語をめぐる物語(早水勉) 今回のお話はネタバレすると面白くないので伏せておきます。星ナビ公式の解説の通り、怪物がモデルになった「うみへび座」と「くじら座」のお話。ワイドショーのタイトル風に煽ると「日本学術会議(*)の決定に学会の二大巨頭・野尻抱影/山本一清両氏が疑義!東大派・京大派の対立が殺した'ヒドラ'の謎に迫る!」でしょうか^^;; (*)当時の名称は学術研究会議。 もうひとつ、冥王星の衛星の命名についての謎解きも。冥王星(Pluto)の頭2文字が冥王星を発見したローウェル天文台の創始者パーシヴァル・ローウェル (Percival Lowell)の頭文字であること、野尻抱影さんが命名した「冥王星」という名前においても東西対立が垣間見られたことも踏まえると、さらに興味深く読めることでしょう。 まとめ   いかがでしたか? 緊急事態宣言が一ヶ月延長になってしまいました。皆様におかれましては、さまざまな不便や苦難が続くかと思いますが、宇宙は今日も平常運転。少なくとも天文ライフの中では、さまざまな「コロナを避ける暮らし」で楽しみましょう。心ゆくまでこれまでのように過ごせる日が、一日でも早く訪れてほしいものです! そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!3月号も楽しみですね! 星ナビ3月号は「ステライメージ9で大量コンポジット」と「SONY α7S III」 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11833_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!    編集部発信のオリジナルコンテンツ