初開催!日本全国天文ファンオンラインリレー

緊急事態宣言が11都府県に発出された今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?夜間外出の自粛要請で、「三つの疎」の代表株である天文活動も何かと不自由になってしまいましたが、そんなときこそ「オンライン」。「リモート天文ライフ」を楽しみましょう!

というわけで、コロナを吹き飛ばせ!第1回日本全国天文ファンオンラインリレーを開催します!日本全国の天文ファンをリレー形式で繋ぎ、楽しいトークをお届けします。

出演順と演題(*仮):

早速ですが、7名の出演者様と演題を、出演順にご紹介しましょう。各出演者様の持ち時間は10分程度を想定しています。 終了は19:30ごろの予定です。



(*)演題には告知用の煽りが含まれています^^

1.niwaさん:全てを晒します。私の「ご近所撮影」ライブ中継!(18:10ごろ〜)

「たのしい天体観測」
https://masahiko.me

トップバッターは「たのしい天体観測」のniwaさんです。ブログをご覧の方はご存じのとおり、その急激な「ドハマリ」っぷりは天リフブログ界隈で随一しかもしれません。

しかし、そんなniwaさんは天文ライフデビューわずか1年ほどです。ついこの前まで「まったくの初心者」だったniwaさんは誰よりも「初心者のキモチ」がわかるはず。そんな伏線の下で展開されるトークの行方は?!

2.萩野さん;コロナ禍下で星空を楽しむ方法を探る(18:20ごろ〜)

「奥三河☆星空の魅力を伝える会」
https://hoshi-cafe.wixsite.com/sommelier

奥三河。東・名・阪と連なる日本の「大・光害ベルト地帯」の中にありながら、愛知の奥の「奥三河」には、実は広大な過疎地帯?が広がっています。つまり奥三河の星空は日本有数の超一級品。そんな星空に魅せられ、年間100回以上もの観望会を開催されていたのが、萩野(はぎの)さんの「奥三河☆星空の魅力を伝える会」です。

しかし、コロナ禍で星空イベントの多くが中止を余儀なくされてしまいました。それなら・・というわけで、2020年は「オンライン星空観察会」という形で精力的に活動されてきました。そんな萩野さんに、奥三河の星空の魅力とこの1年の取り組みを存分に語っていただきます!

奥三河星空の魅力を伝える会 on YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCPbD9_-TFYvqNSkKqEpndiA/videos

こちらのYouTubeチャンネルの動画もぜひごらんくださいね!

3.玄さん:わが巨筒 腰を大事に 振り回す 〜30cmF4ニュートン運用事例(18:30ごろ〜)

「玄の館 ブログの部屋」
https://genyakata.blog.fc2.com

天リフで配信中のブログの中で、記事タイトルをいつも「五・七・五」でまとめられているのが「玄」さんのブログ。玄さんも元天文少年の「復帰組」。2019年にはAXJ赤道儀とオライオン30cm反射を導入してしまったという「血迷い組」でもあります(^^;)。

玄さんのスタイルである「T・N・K(て・ぬ・き)」に対する思いと「血迷った巨大な機材」の運用の秘訣を語っていただきます!

4.satoru takagiさん:超光害地での近赤外による銀河撮影とトライバーティノフマスク(18:40ごろ〜)

トライバーティノフマスク
https://github.com/cytan299/tribahtinov/blob/master/translations/README_JA.md

上のリンク先はなんと「GitHub(*)」。takagiさんはバリバリのソフトウェアエンジニアで、あの「トライバーティノフマスク(*2)」を日本に持ち込んだ方でもあります。

(*)オープンソース開発プラットフォームのデファクトサービス。ソフトウェアエンジニアのSNSでもあります。

(*2)シュミットカセグレン望遠鏡の光軸合わせとピント合わせを同時に行える六本光条のバーティノフマスク。上のGitHubから高木さんのパターン生成プログラムがダウンロードできます。

そんなtakagiさんが取り組まれているのが「近赤外線」による超光害地からの銀河の撮影。市街地での撮影は赤のHαナローバンドやAOOのデュアルナローバンドが近年普及してきましたが、連続スペクトルが主体の銀河の撮影には、ナローバンドは光量が少なくなりすぎて不向き。そこで「赤外ブロードバンド」で光害を回避(*)しようというコンセプト。

(*)大気の散乱は光の波長が長くなるほど小さくなるため、近赤外線で撮ることで光害の影響を回避できる

そんな2つの分野での先駆者である、takagiさんのお話です。



5.南口さん:アナログレジェンド機材を最新のデジタルで楽しむ!(MS-3 + StarSenseExplorer)」(18:50ごろ〜)

「星見屋.com」
https://hoshimiya.com
http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/catalog/pdf/telescope.pdf

ペンタックスの赤道儀「MS-3」。かつて「タカハシ」と並んで「いつかはペンタックス」と言われた時代がありました。そんな「アナログレジェンド機材(自動導入非対応^^;;)」を、最新の導入支援システム「StarSense Explorer」で使ってみようというテーマ。お話と実演は天リフでお馴染みの天文ショップ「星見屋.com」の南口さんです!

(お詫びとおことわり)

南口さんが機材準備中の不慮の些細な事故で腰を傷められてしまい、出演いただけるかどうか微妙な状況です。状況が分かり次第更新します。

6.Samさん:光害地でも星雲が見える。豪雪の富山から電視観望 (19:00〜ごろ)

「ほしぞloveログ」
http://hoshizolove.blog.jp

天リフブログでもおなじみのSamさん。「電視観望」の先駆者のお一人です。最近では電視観望のライブ中継も始められ、PixInsightにもどっぷり。晴れれば電視のライブ中継を予定されていますが、豪雪の富山のお天気は・・・どうでしょうか?!

星にはまってはや4年。まだまだ天文ライフが楽しく楽しくててたまらないSamさんのお話が楽しみですね^^

7.utoさん:東京の窓から 5cm 反射望遠鏡で天体を観察する(19:10ごろ〜)



「light_bucket_18のblog」
http://uto18.blog.jp

utoさん(*)は、上のご自宅のリビングからの風景を見てもわかるように、アーバンな東京・江東区にお住まいです。これまで45cmの大型ドブ(自作)などでディープな眼視を楽しんでおられましたが、最近のマイブームは超小型の「口径5cmニュートン反射(これも自作)」での観望。灯りを消したリビングから観望したり、自転車に機材を積んで近くの公園に出かけたり、CMOSカメラでライブスタック撮影をされたり、機動性を存分に生かした眼視ライフを満喫中。

冬場は晴天が続く関東平野、おそらくかなり高い確率で5cm反射でのライブ中継が実現するのではないでしょうか!

(*)utoさんのハンドル名は英語「小文字」です。天文界隈にはもう一人有名な「うと」さんがいらっしゃいますが、そちらは大文字のUTOさんです。

 

まとめ

いかがでしたか?

初めての試みとなるライブリレー中継はいったいどういうことになるのか?進行はスムーズにできるのか、音声や画像が途切れはしないか、ライブならではのハプニングはあるのかないのか?いろいろワクワクドキドキですが、精一杯楽しみたいと思います!ぜひご視聴下さい。

YouTubeの中継では、リアルタイムでコメントすることができます(*)。質問・ツッコミ大歓迎。頂戴したコメントは数次第ですが、極力全て読ませていただきます!こちらもお待ちしています。

(*)YouTubeの登録が必要です。

それでは、本番をお楽しみに。16日土曜日、18:00からです!

今回の配信が無事成功したら、第2回以降も開催したいと考えています。我こそは!という方はぜひご連絡下さい。

今回ははからずも「ドップリ」「ガチ」「血迷い」系の方ばかりとなりましたが、天リフオンラインリレーを「変態限定」にするつもりはぜんぜんありません!普通の人の普通の楽しみ方こそ、どんどんシェアしてきたいと考えています! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2021/01/d4a40668b0508db0739f62e2b9a47914-1024x576.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2021/01/d4a40668b0508db0739f62e2b9a47914-150x150.jpg編集部イベント・セミナー初開催!日本全国天文ファンオンラインリレー 緊急事態宣言が11都府県に発出された今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?夜間外出の自粛要請で、「三つの疎」の代表株である天文活動も何かと不自由になってしまいましたが、そんなときこそ「オンライン」。「リモート天文ライフ」を楽しみましょう! というわけで、コロナを吹き飛ばせ!第1回日本全国天文ファンオンラインリレーを開催します!日本全国の天文ファンをリレー形式で繋ぎ、楽しいトークをお届けします。 出演順と演題(*仮): 早速ですが、7名の出演者様と演題を、出演順にご紹介しましょう。各出演者様の持ち時間は10分程度を想定しています。 終了は19:30ごろの予定です。 (*)演題には告知用の煽りが含まれています^^ 1.niwaさん:全てを晒します。私の「ご近所撮影」ライブ中継!(18:10ごろ〜) 「たのしい天体観測」 https://masahiko.me トップバッターは「たのしい天体観測」のniwaさんです。ブログをご覧の方はご存じのとおり、その急激な「ドハマリ」っぷりは天リフブログ界隈で随一しかもしれません。 しかし、そんなniwaさんは天文ライフデビューわずか1年ほどです。ついこの前まで「まったくの初心者」だったniwaさんは誰よりも「初心者のキモチ」がわかるはず。そんな伏線の下で展開されるトークの行方は?! 2.萩野さん;コロナ禍下で星空を楽しむ方法を探る(18:20ごろ〜) 「奥三河☆星空の魅力を伝える会」 https://hoshi-cafe.wixsite.com/sommelier 奥三河。東・名・阪と連なる日本の「大・光害ベルト地帯」の中にありながら、愛知の奥の「奥三河」には、実は広大な過疎地帯?が広がっています。つまり奥三河の星空は日本有数の超一級品。そんな星空に魅せられ、年間100回以上もの観望会を開催されていたのが、萩野(はぎの)さんの「奥三河☆星空の魅力を伝える会」です。 しかし、コロナ禍で星空イベントの多くが中止を余儀なくされてしまいました。それなら・・というわけで、2020年は「オンライン星空観察会」という形で精力的に活動されてきました。そんな萩野さんに、奥三河の星空の魅力とこの1年の取り組みを存分に語っていただきます! 奥三河星空の魅力を伝える会 on YouTube https://www.youtube.com/channel/UCPbD9_-TFYvqNSkKqEpndiA/videos こちらのYouTubeチャンネルの動画もぜひごらんくださいね! 3.玄さん:わが巨筒 腰を大事に 振り回す 〜30cmF4ニュートン運用事例(18:30ごろ〜) 「玄の館 ブログの部屋」 https://genyakata.blog.fc2.com 天リフで配信中のブログの中で、記事タイトルをいつも「五・七・五」でまとめられているのが「玄」さんのブログ。玄さんも元天文少年の「復帰組」。2019年にはAXJ赤道儀とオライオン30cm反射を導入してしまったという「血迷い組」でもあります(^^;)。 玄さんのスタイルである「T・N・K(て・ぬ・き)」に対する思いと「血迷った巨大な機材」の運用の秘訣を語っていただきます! 4.satoru takagiさん:超光害地での近赤外による銀河撮影とトライバーティノフマスク(18:40ごろ〜) トライバーティノフマスク https://github.com/cytan299/tribahtinov/blob/master/translations/README_JA.md 上のリンク先はなんと「GitHub(*)」。takagiさんはバリバリのソフトウェアエンジニアで、あの「トライバーティノフマスク(*2)」を日本に持ち込んだ方でもあります。 (*)オープンソース開発プラットフォームのデファクトサービス。ソフトウェアエンジニアのSNSでもあります。 (*2)シュミットカセグレン望遠鏡の光軸合わせとピント合わせを同時に行える六本光条のバーティノフマスク。上のGitHubから高木さんのパターン生成プログラムがダウンロードできます。 そんなtakagiさんが取り組まれているのが「近赤外線」による超光害地からの銀河の撮影。市街地での撮影は赤のHαナローバンドやAOOのデュアルナローバンドが近年普及してきましたが、連続スペクトルが主体の銀河の撮影には、ナローバンドは光量が少なくなりすぎて不向き。そこで「赤外ブロードバンド」で光害を回避(*)しようというコンセプト。 (*)大気の散乱は光の波長が長くなるほど小さくなるため、近赤外線で撮ることで光害の影響を回避できる そんな2つの分野での先駆者である、takagiさんのお話です。 5.南口さん:アナログレジェンド機材を最新のデジタルで楽しむ!(MS-3 + StarSenseExplorer)」(18:50ごろ〜) 「星見屋.com」 https://hoshimiya.com ペンタックスの赤道儀「MS-3」。かつて「タカハシ」と並んで「いつかはペンタックス」と言われた時代がありました。そんな「アナログレジェンド機材(自動導入非対応^^;;)」を、最新の導入支援システム「StarSense Explorer」で使ってみようというテーマ。お話と実演は天リフでお馴染みの天文ショップ「星見屋.com」の南口さんです! (お詫びとおことわり) 南口さんが機材準備中の不慮の些細な事故で腰を傷められてしまい、出演いただけるかどうか微妙な状況です。状況が分かり次第更新します。 6.Samさん:光害地でも星雲が見える。豪雪の富山から電視観望 (19:00〜ごろ) 「ほしぞloveログ」 http://hoshizolove.blog.jp 天リフブログでもおなじみのSamさん。「電視観望」の先駆者のお一人です。最近では電視観望のライブ中継も始められ、PixInsightにもどっぷり。晴れれば電視のライブ中継を予定されていますが、豪雪の富山のお天気は・・・どうでしょうか?! 星にはまってはや4年。まだまだ天文ライフが楽しく楽しくててたまらないSamさんのお話が楽しみですね^^ 7.utoさん:東京の窓から 5cm 反射望遠鏡で天体を観察する(19:10ごろ〜) 「light_bucket_18のblog」 http://uto18.blog.jp utoさん(*)は、上のご自宅のリビングからの風景を見てもわかるように、アーバンな東京・江東区にお住まいです。これまで45cmの大型ドブ(自作)などでディープな眼視を楽しんでおられましたが、最近のマイブームは超小型の「口径5cmニュートン反射(これも自作)」での観望。灯りを消したリビングから観望したり、自転車に機材を積んで近くの公園に出かけたり、CMOSカメラでライブスタック撮影をされたり、機動性を存分に生かした眼視ライフを満喫中。 冬場は晴天が続く関東平野、おそらくかなり高い確率で5cm反射でのライブ中継が実現するのではないでしょうか! (*)utoさんのハンドル名は英語「小文字」です。天文界隈にはもう一人有名な「うと」さんがいらっしゃいますが、そちらは大文字のUTOさんです。   まとめ いかがでしたか? 初めての試みとなるライブリレー中継はいったいどういうことになるのか?進行はスムーズにできるのか、音声や画像が途切れはしないか、ライブならではのハプニングはあるのかないのか?いろいろワクワクドキドキですが、精一杯楽しみたいと思います!ぜひご視聴下さい。 YouTubeの中継では、リアルタイムでコメントすることができます(*)。質問・ツッコミ大歓迎。頂戴したコメントは数次第ですが、極力全て読ませていただきます!こちらもお待ちしています。 (*)YouTubeの登録が必要です。 それでは、本番をお楽しみに。16日土曜日、18:00からです! 今回の配信が無事成功したら、第2回以降も開催したいと考えています。我こそは!という方はぜひご連絡下さい。 今回ははからずも「ドップリ」「ガチ」「血迷い」系の方ばかりとなりましたが、天リフオンラインリレーを「変態限定」にするつもりはぜんぜんありません!普通の人の普通の楽しみ方こそ、どんどんシェアしてきたいと考えています!編集部発信のオリジナルコンテンツ