アメリカ皆既日食特集
8月21日のアメリカ皆既日食ですが、各地で晴天に恵まれたようで、素晴らしい写真が各所で公開されています。今回はその中から、編集部特選のピックアップをお届けします。
撮影:星見屋様
ダイヤモンドリングとプロミネンス。
撮影された中で、最も肉眼で見た印象に近い作品だそうです。
APS-Cサイズの冷却CMOSカメラ、ASI071MC-Coolを使用。
そして皆既の時が来ました
わたしは今回、自分が覗く望遠鏡以外に別の望遠鏡にカメラを付けての動画撮影
地上にカメラを置いてのインターバルでの静止画
とカメラ2台撮影をしていました
動画は前半と後半に分けてアップします
後半の動画はリプライに付けますね#日食 #皆既日食 pic.twitter.com/t99QAYGb81— 梢
今回、日食は見る(=視覚)だけではなく、すべての感覚に訴えかける体験である、との声を多く目にしました。
この動画からは、日食そのものに加えて、その場の雰囲気が音声でひしひしと伝わってきます。あー、羨ましい・・・
始まりから終わりまで、日食のぜんぶ。 pic.twitter.com/j3Bz9Vcf3w
— 大川拓也 (@star_hacks) August 22, 2017
日食の一部始終の連続写真。
Totality from Hodges, SC today. Quickly processed result showing the solar corona. Bright star Regulus is at left. #totaleclipse2017 pic.twitter.com/AQDVXDXNBX
— Damian Peach (@peachastro) August 21, 2017
外部コロナ。
コロナは太陽のすぐ近くの内部と、遠く離れた周辺部では大きく輝度が異なるため、単に撮影しただけではこのようには写ってくれません。露出時間を10段くらい変えたショットをHDR合成する方法や、同心円状に濃度が異なる特殊なフィルターをセンサー直前に置く方法などがあります。
皆既日食。月によって完全に隠された太陽です。コロナが広がる様子と地球照までわかるように10段階の露光したファイルをHDP処理しました。2017.08.21 10:16:58-10:17:31 PDT #皆既日食 #SolarEclipse pic.twitter.com/71adClQ3m6
— たなかつ (@t2pix) August 22, 2017
こちらも外部コロナ。
月の模様がぼんやりと見えているのは、「地球照」と呼ばれる、青く輝く地球が月の夜の面を照らす現象です。
肉眼では内部コロナが明るすぎるためほとんど認識できないそうですが、カメラの目ならでは。Experiencing the #GreatAmericanEclipse from 35,000 feet was #TotalityAwesome. We know, we know, pics or it didn't happen. #SolarEclipse2017 pic.twitter.com/EM4LFgwFyW
— Alaska Airlines (@AlaskaAir) August 21, 2017
機上からの撮影。
当日、日食を追いかけた旅客機があったとのこと。本当に素晴らしい皆既日食でした.(第2接触.ワイオミング州Duboisにて)#Eclipse2017 pic.twitter.com/T4x6MvYaJR
— shirahakase (@shirahakase) August 21, 2017
こちらもダイヤモンドリング。
一瞬で大きく明るさと形の変わるダイヤモンドリングの瞬間は、どの作品も微妙に違っているのが面白いところ。第三接触。(北米皆既日食)
太陽をすっぽり覆い隠していた月の淵から、いくつかのプロミネンスが見えました。
その一点から太陽の光がこぼれだすダイヤモンドリングの瞬間です。
(本日、アメリカ、アイダホ州にて撮影) pic.twitter.com/qTKuovDOgX— KAGAYA (@KAGAYA_11949) August 22, 2017
大家、KAGAYAさんの作品。
肉眼で見る場合、それまでの黒い太陽から光がこぼれ出す「第三接触」の瞬間が一番美しいと聞きます。この作品はその最初の一瞬をとらえたもの。内部コロナとプロミネンスも明瞭に写っていて、写真ならではの一瞬の切り取り。
北米皆既日食、一瞬の夜。
月の影が頭上を覆うと、わずか2分間の夜のが訪れました。
360度夕焼け色の空に囲まれ、星も輝き出しました。
(本日、アメリカ、アイダホ州にて撮影) pic.twitter.com/ojVhormjIY— KAGAYA (@KAGAYA_11949) August 21, 2017
皆既中に赤く染まった地平線と小川へのリフレクション。
皆既日食の見どころは、黒い太陽だけでなく周囲360度の風景すべてが劇的に変わることにもあります。
日食中の太陽面をISSが通過 pic.twitter.com/99jv0nVOhc
— 毎日宇宙 (@mainichi_cosmos) August 22, 2017
日食中の太陽面を通過するISS。
そのうちにISSのパネルにスポンサーの文字が透けるようになるかも!?追記)↑この写真はNASAのJoel Kowsky氏が撮影したものです。ツイートに明記されていなかったことについて、不注意であった旨のツイートがありました。
https://twitter.com/mainichi_cosmos/status/900150985066139649
ただ今北米日食。紙に穴を開け、影をつくると… pic.twitter.com/i3bvU0caYv
— KAGAYA work (@kagaya_work) August 21, 2017
さすがはKAGAYAさん、ありとあらゆる角度で日食を楽しんでいらっしゃいます^^
日本で見られる皆既日食は2035年9月2日。能登半島から関東北部の地域で見られます。画像の赤色の範囲がその地域。それ以外の地域でも部分日食が見られます。詳しい情報は #国立天文台 暦計算室の日食各地予報をご覧ください。 https://t.co/YOFCrZhD6n pic.twitter.com/sMx0SwBoHF
— 国立天文台 (@prcnaoj) August 22, 2017
興奮冷めやらぬ中、18年後の日本での皆既日食2035年9月2日への期待も高まります。
能登・富山・長野・群馬・栃木・茨城・千葉と横断。
さあ、貴方はどこで観る?で、日本で今世紀中に見られる皆既日食はあと5回。直近だと18年後の2035年9月2日、新潟→北関東な感じで皆既帯が通過します。
みんなで長生きしていっぱい日食を見ようヽ( ・∇・)ノ pic.twitter.com/mMkRbq80lb— ぐるぐる@C94_3日目東W-51b (@guruguruuzumaki) August 21, 2017
もっと長生きできる若者たちへ。今17歳なら、2063年、2070年も十分射程内ですね^^ https://reflexions.jp/tenref/orig/2017/08/23/1899/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2017/08/hoshimiya-1024x987.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2017/08/hoshimiya-150x150.jpg天文現象8月21日のアメリカ皆既日食ですが、各地で晴天に恵まれたようで、素晴らしい写真が各所で公開されています。今回はその中から、編集部特選のピックアップをお届けします。 撮影:星見屋様 ダイヤモンドリングとプロミネンス。 撮影された中で、最も肉眼で見た印象に近い作品だそうです。 APS-Cサイズの冷却CMOSカメラ、ASI071MC-Coolを使用。 https://twitter.com/treetop_star/status/899735453586173952 今回、日食は見る(=視覚)だけではなく、すべての感覚に訴えかける体験である、との声を多く目にしました。 この動画からは、日食そのものに加えて、その場の雰囲気が音声でひしひしと伝わってきます。 あー、羨ましい・・・ https://twitter.com/star_hacks/status/899947792889786369 日食の一部始終の連続写真。 https://twitter.com/peachastro/status/899761840548450304 外部コロナ。 コロナは太陽のすぐ近くの内部と、遠く離れた周辺部では大きく輝度が異なるため、単に撮影しただけではこのようには写ってくれません。 露出時間を10段くらい変えたショットをHDR合成する方法や、同心円状に濃度が異なる特殊なフィルターをセンサー直前に置く方法などがあります。 https://twitter.com/t2pix/status/899888319059775488 こちらも外部コロナ。 月の模様がぼんやりと見えているのは、「地球照」と呼ばれる、青く輝く地球が月の夜の面を照らす現象です。 肉眼では内部コロナが明るすぎるためほとんど認識できないそうですが、カメラの目ならでは。 https://twitter.com/AlaskaAir/status/899703727551987712 機上からの撮影。 当日、日食を追いかけた旅客機があったとのこと。 https://twitter.com/shirahakase/status/899732579066286080 こちらもダイヤモンドリング。 一瞬で大きく明るさと形の変わるダイヤモンドリングの瞬間は、どの作品も微妙に違っているのが面白いところ。 https://twitter.com/KAGAYA_11949/status/899783943234306048 大家、KAGAYAさんの作品。 肉眼で見る場合、それまでの黒い太陽から光がこぼれ出す「第三接触」の瞬間が一番美しいと聞きます。 この作品はその最初の一瞬をとらえたもの。内部コロナとプロミネンスも明瞭に写っていて、写真ならではの一瞬の切り取り。 https://twitter.com/KAGAYA_11949/status/899782933371772929 皆既中に赤く染まった地平線と小川へのリフレクション。 皆既日食の見どころは、黒い太陽だけでなく周囲360度の風景すべてが劇的に変わることにもあります。 https://twitter.com/mainichi_cosmos/status/899844897234010112 日食中の太陽面を通過するISS。 そのうちにISSのパネルにスポンサーの文字が透けるようになるかも!? 追記)↑この写真はNASAのJoel Kowsky氏が撮影したものです。ツイートに明記されていなかったことについて、不注意であった旨のツイートがありました。 https://twitter.com/mainichi_cosmos/status/900150985066139649 https://twitter.com/kagaya_work/status/899682157597122560 さすがはKAGAYAさん、ありとあらゆる角度で日食を楽しんでいらっしゃいます^^ https://twitter.com/prcnaoj/status/899800830894759936 興奮冷めやらぬ中、18年後の日本での皆既日食2035年9月2日への期待も高まります。 能登・富山・長野・群馬・栃木・茨城・千葉と横断。 さあ、貴方はどこで観る? https://twitter.com/guruguruuzumaki/status/899701411411238912 もっと長生きできる若者たちへ。今17歳なら、2063年、2070年も十分射程内ですね^^編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
コメントを残す