クリックで「トリセツ」連載記事にジャンプします。

【番外編】天体撮影のトリセツ【第三回】
エントリ一眼・キットレンズで星空撮影:OLYMPUS E-M10 Mark IIIの巻https://torisetsu.biz/news/2019/0822_w008_tentai2_10.html

「エントリ一眼」「キットレンズ」で星空を撮る、という企画の第三弾。マイクロフォーサーズのOLYMPUS E-M10 Mark IIIです。

記事の内容

沈胴式のキットズームの収納状態。オートパワーオフをONにして放置していると、自動的に収納状態になってしまいます^^;;;

このカメラはひじょうにコンパクトなM4/3でありながら、いろいろな意味で「本格的」なカメラです。筆者はOMD E-M5(初代)を使用しているのですが、それと比較すると暗所性能はワンランク上。M4/3は天体撮影には、センサー面積分のハンディを背負っていますが、それを感じさせない画質です。

また、カメラとしても何のストレスもなく使え、エントリ機でありながらエントリ機感を感じさせません(*)。



(*)オリンパスの場合、真の?エントリ機はPEN-Dのローエンドモデルになるのでしょう。

しかも、ライブバルブ・ライブコンポジット・インターバル撮影など、長秒撮影に便利な機能があります。詳細は記事をごらんいただきたいのですが、これはかなり使えます

ペルセ群の晩。これはたぶん人工衛星です^^;;;

流星群のお手軽撮影にはライブコンポジットは威力絶大です。「流星が写っていない画像を何百枚もチェックする–;;;」という苦行から解放され、カメラの中にはコンポジット済みのraw画像だけ。撮影中にモニタ画面に「現在のコンポジット画像」が表示されるのは超便利で、流星が飛んだら「写っているかどうか」がすぐに確認できるのです。

優秀なキットレンズ

こちらも記事を参照いただきたいのですが、等倍画像を見てもレンズは優秀。広角端F3.5解放でじゅうぶんに使えます。これまで5社のエントリ機を使いましたが、天体撮影用としてはオリンパスのキットレンズはベストクラスのクオリティでした(*)。

(*)広角端が換算28mmというのが若干不満ではありますし、周辺像が良好なのはそのせいもあるといえるでしょう。



赤も良く写るらしい!!

写真コミュニティフォトパス・写真撮影レポート「OM-D E-M1Xで星空を撮る」
https://fotopus.com/hoshi/magazine/02/3.html

日本有数の「星空OMD使い」のお一人である石原大稔さんより「オリンパスはフジ並みに赤が良く写るよ!」とのご指摘をいただきました(*)。元記事の「夏の大三角」の作例や、飯島さんの記事のオリオン大星雲を見ると、確かに「改造機」には及ばないものの、フジ機くらいには写っている気がしますね。

(*)日本星景写真協会のE本さんからもこのことは何度かお聞きしたことがあります。他にはPENTAXのK-1も赤が良く写るそうです。メーカー数的には「赤が写る」方が多数派なんですね^^

ちょっとぬかりました。ガチでOMDとノーマルEOSと改造EOSのHα性能を比較するチャンスだったのに・・・次の機会があれば、明るいレンズに長時間露光で比較作例を撮ってみようと思います。

この後の連載

北斗とE-M10 MarkIII。バリアングルはやっぱり便利ですねえ。

この記事の更新がちょっと業務繁忙で(大汗)後回しになってしまいました。トリセツ様、オリンパス様、申し訳ございません。

お詫びでもなんでもないのですが「OMDは素晴らしいカメラ」であると力強く断言させていただきます。

第四回は富士のX-T100です!こちらも合わせてお読み下さいね!

ハッシュタグ#天体撮影のトリセツ

Twitterに投稿されたハッシュタグ「#天体撮影のトリセツ」で記事に対するご質問・ご感想をお待ちしています!もれなくリプライさせていただきます。
また、画像を添えていただければアドバイスもさせていただきます! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/10/0822_w008_tentai2_10_ogp2-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/10/0822_w008_tentai2_10_ogp2-150x150.jpg編集部レビュー天体撮影のトリセツデジタルカメラクリックで「トリセツ」連載記事にジャンプします。 【番外編】天体撮影のトリセツ【第三回】 エントリ一眼・キットレンズで星空撮影:OLYMPUS E-M10 Mark IIIの巻https://torisetsu.biz/news/2019/0822_w008_tentai2_10.html 「エントリ一眼」「キットレンズ」で星空を撮る、という企画の第三弾。マイクロフォーサーズのOLYMPUS E-M10 Mark IIIです。 記事の内容 このカメラはひじょうにコンパクトなM4/3でありながら、いろいろな意味で「本格的」なカメラです。筆者はOMD E-M5(初代)を使用しているのですが、それと比較すると暗所性能はワンランク上。M4/3は天体撮影には、センサー面積分のハンディを背負っていますが、それを感じさせない画質です。 また、カメラとしても何のストレスもなく使え、エントリ機でありながらエントリ機感を感じさせません(*)。 (*)オリンパスの場合、真の?エントリ機はPEN-Dのローエンドモデルになるのでしょう。 しかも、ライブバルブ・ライブコンポジット・インターバル撮影など、長秒撮影に便利な機能があります。詳細は記事をごらんいただきたいのですが、これはかなり使えます。 流星群のお手軽撮影にはライブコンポジットは威力絶大です。「流星が写っていない画像を何百枚もチェックする--;;;」という苦行から解放され、カメラの中にはコンポジット済みのraw画像だけ。撮影中にモニタ画面に「現在のコンポジット画像」が表示されるのは超便利で、流星が飛んだら「写っているかどうか」がすぐに確認できるのです。 優秀なキットレンズ こちらも記事を参照いただきたいのですが、等倍画像を見てもレンズは優秀。広角端F3.5解放でじゅうぶんに使えます。これまで5社のエントリ機を使いましたが、天体撮影用としてはオリンパスのキットレンズはベストクラスのクオリティでした(*)。 (*)広角端が換算28mmというのが若干不満ではありますし、周辺像が良好なのはそのせいもあるといえるでしょう。 赤も良く写るらしい!! 写真コミュニティフォトパス・写真撮影レポート「OM-D E-M1Xで星空を撮る」 https://fotopus.com/hoshi/magazine/02/3.html 日本有数の「星空OMD使い」のお一人である石原大稔さんより「オリンパスはフジ並みに赤が良く写るよ!」とのご指摘をいただきました(*)。元記事の「夏の大三角」の作例や、飯島さんの記事のオリオン大星雲を見ると、確かに「改造機」には及ばないものの、フジ機くらいには写っている気がしますね。 (*)日本星景写真協会のE本さんからもこのことは何度かお聞きしたことがあります。他にはPENTAXのK-1も赤が良く写るそうです。メーカー数的には「赤が写る」方が多数派なんですね^^ ちょっとぬかりました。ガチでOMDとノーマルEOSと改造EOSのHα性能を比較するチャンスだったのに・・・次の機会があれば、明るいレンズに長時間露光で比較作例を撮ってみようと思います。 この後の連載 この記事の更新がちょっと業務繁忙で(大汗)後回しになってしまいました。トリセツ様、オリンパス様、申し訳ございません。 お詫びでもなんでもないのですが「OMDは素晴らしいカメラ」であると力強く断言させていただきます。 第四回は富士のX-T100です!こちらも合わせてお読み下さいね! ハッシュタグ#天体撮影のトリセツ Twitterに投稿されたハッシュタグ「#天体撮影のトリセツ」で記事に対するご質問・ご感想をお待ちしています!もれなくリプライさせていただきます。 また、画像を添えていただければアドバイスもさせていただきます!編集部発信のオリジナルコンテンツ