2023.12.21更新)

三基光学館店長の宮﨑淳一さんは2023年12月4日にご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。


全国の天文ショップをお訪ねする「天文ショップ訪問」。
第15回は神奈川県相模原市の「三基光学館」です!

三基光学館
https://www.sanki-opt.co.jp



天体写真を撮りたい人のためのお店です。
冷却CCDカメラ、一眼デジタルカメラの使い方なら店長の宮崎におまかせください。

おなじみのこのフォントの「三基光学館」が目印。

 

三基光学館とは

三基光学館の店内。どちらかと言えば?品揃えはマニア向け^^

三基光学館は2011年に店長の宮崎淳一さんが秋葉原にオープンした天文ショップでしたが、一昨年にいったん閉店し、この地相模原に移転されました。秋葉原のお店の閉店から相模原の新店舗のオープンまでは、体調を崩されてしばらくお休みされていましたが、今ではすっかりお元気になられて昨年の10月からこちらの新店舗で営業されています。

三基光学館さんへは、もっと早く取材に行きたかったのですが、いろいろタイミングが合わず、ようやく今回実現することができました^^。

カウンター付近。小綺麗に整理されていて、ふらりと立ち寄れる雰囲気です。

宮崎店長

天文業界の歴史の証人のお一人でもある宮崎店長。2007年にオープンした秋葉原の「趣味人」の初代店長、2011年三基光学館を設立、そして昨年10月に相模原店舗に移転。

宮崎店長は、今はなき「誠報社」のカリスマ店員のお一人でもありました。天体写真のフィルム時代からデジタル時代にかけて、常に天文界のトップを走ってこられた方でもあります。

筆者は三基さんから「露よけヒーター」「バーティノフマスク」「赤色ライト」「アルカプレート」などの小物を買ったことはあるのですが、宮崎店長とはこの日が初対面。柔らかく淡々としつつも論理的なお話ぶりは、「好きなことを突きつめている間に、いつのまにかそれが仕事になっていた」という、この業界の多くの方に通じるものがあります。

「これは恩師の本なんですよ」と宮崎店長。

天リフ以上に各地のショップを精力的に回っていらっしゃるSamさんの「ほしぞloveログ」にもありましたが、宮崎店長は大学で物理を専門とされていたそうです。初心者向けの書籍と並んで「場の古典論」「宇宙物理学」「量子力学」などの専門書が。

ほしぞLoveログ・関東天文ショップ訪問記: 三基光学館
http://hoshizolove.blog.jp/archives/36530898.html

 

アリガタプレート

「アリガタの向こうに世界が見える」「架台は○○○○、鏡筒は□□□□、それを繋ぐは三基のプレート」

三基光学館といえば「無数の穴の空いた」プレートシステム。店内には各種規格のプレート・アリガタ・アリミゾがずらり。ある意味プレートとアリガタ・アリミゾは、天文趣味のシンボルの一つともいえるでしょう。

三基光学館・オリジナルアルミプレート
https://www.sanki-opt.co.jp/plate.html
三基光学館・オリジナルアリガタ・アリミゾ
https://www.sanki-opt.co.jp/dovetail/ndt.html
入荷したての鏡筒バンドとプレート

薄幅・軽量の「黒い」鏡筒バンドも三基光学館の看板商品。遠征地で見かける鏡筒バンドは純正品のほうがむしろ少なく、三基光学館製を始めとする社外品の方が多い印象です。

三基光学館・超軽量バンド
https://www.sanki-opt.co.jp/lwband.html

冷却CCDと改造カメラ

宮崎店長と言えば冷却CCD。そういえば、何年かまえに知人が「いざ、冷却CCD!」と意気込んで、「三基の宮崎店長の話を聞いてくる!」とじっくりアドバイスを受けてきたそうです。

上の画像は冷却CCDの雄、FLIの「ML8300」。最近ではCMOSカメラでも高性能な製品が増えてきましたが、fullwellキャパシティ(*)が大きく広いダイナミックレンジが確保できるモノクロ冷却CCDは、エキスパートの道具として根強い人気があります。

(*)センサーの画素が保持できる最大の電荷(電子=e)数。ピクセルピッチ5.4μのML8300の場合約2.55万e。単純計算では、これを越える露光を受けると電子が溢れて白飛びすることになります。

三基光学館・FLI冷却CCDカメラ
https://www.sanki-opt.co.jp/fli.html

 

左の大きな箱は36mm角のセンサーを持つ冷却CCDカメラProlineシリーズ。右のMicrolineシリーズよりもさらに巨大な筐体、まさに「ドカベン」。天体用カメラの一つの頂点といえるでしょう。

冷却CCDは高性能でありますが、電源やフィルター、画像処理など、なかなか初心者では手を出しづらいところがあります。天体写真をこれから始めるならまずは「改造デジカメ」でしょう。三基光学館は一眼レフカメラの天体改造の定番の一つ「SEO-SP」ブランドの代理店でもあります。持込改造もOK。

三基光学館・天体用IRカスタム一眼デジカメ
https://www.sanki-opt.co.jp/digicam.html

 

iOptron製品

「最強の赤道儀」を探訪中の筆者の目がキラリ^^

三基光学館では「iOptron」の架台が各種揃っています。実は筆者はiOptronの製品をじっくり見るのは今回が初めてで、楽しみにしていました。

こちらの製品は耐荷重5kgの「SkyGuideProポータブル赤道儀」、税別6.8万円。オートガイド端子を備え、内蔵のリチウムイオン電池で20時間駆動。

「最強の赤道儀」を探訪中の筆者の目がキラリ^2

こちらは耐荷重3kg、小型の「SkyTrackerProポータブル赤道儀」、税別5万円。内蔵のリチウムイオン電池で24時間駆動。

搭載されている鏡筒はセレストロンのEdge800。右の赤道儀はEM200。「最強の赤道儀」を探訪中の筆者の目がキラリ^3

こちらは大型、耐荷重27kgの「CEM60赤道儀」。本体重量は12.3kgと軽量(ウェイト別)ですが、耐荷重(*)はビクセンAXJ赤道儀やタカハシEM200赤道儀を越えます。この赤道儀の一番の特長は、ウェイト軸と赤緯軸が同軸ではなく、赤緯軸が三脚のすぐ上にレイアウトされていること。これにより重心が三脚センター上にくるため、システムがより安定します(**)。

(*)赤道儀の「耐荷重」は各メーカーが独自の基準で定めているため、公称値の大小を異なるメーカー間で細かく比較することにはあまり意味はありません。

(**)逆に鏡筒と脚の干渉で「子午線越え」することができません。潔く「子午線反転」を行う前提です。

また、上位モデルではビクセンAXJ赤道儀と同様に高精度のエンコーダーを搭載し、ピリオディックエラーをリアルタイムで補正し、高い精度を発揮。エンコーダー付きのCEM60-ECで税別49.8万円です。



三基光学館・iOptron
https://www.sanki-opt.co.jp/ioptron.html

 

地域に密着した活動

多くの人が集まる都心の秋葉原から、相模原の閑静なエリアに移転された三基光学館さんですが、良いこともたくさんあったとのこと。店頭のショーウィンドウには入門者用の望遠鏡が2台置かれていましたが、お店の前を通る一般の人の目に留まり、「子供(孫)に買ってやりたいのだけどどんなものを買えばいいのか」という地元の人からの相談があるそうです。

ネットショップ全盛の昨今ですが、「ショーウィンドウの向こうの世界」というものは、人を引きつける魅力があるということなのでしょう。

三基光学館の入り口から反対側を見たところ。この広い駐車場が観測拠点の一つ。

もうひとつ、郊外に移転したことで、店舗のすぐ隣でも機材の稼働テストをしたり、地元の方向けの観望会を開催できるようになったそうです。

三基光学館店長ブログ・観望会やります
https://www.sanki-opt.co.jp/hpgen/HPB/entries/547.html
https://www.sanki-opt.co.jp/hpgen/HPB/entries/547.html

今年の1月に地元のお店とのコラボで開催された観望会。お弁当代が参加費^^。20名ほどの方が集まり、大盛況だったそうです。こういった地元と密着した活動できるのも、郊外店ならではのメリットですね。

三基光学館店長日記

天リフ読者にはおなじみですが、三基光学館さんは秋葉原時代から、ブログ「店長日記」を運営されています。更新頻度も高く、宮崎店長の独特の語り口がひそかな人気^^ ぜひごらんになってください。

三基光学館店長日記
https://www.sanki-opt.co.jp/hpgen/HPB/categories/2249.html
https://www.sanki-opt.co.jp/hpgen/HPB/entries/566.html

テストに使用していたタカハシFS60Q鏡筒iOptron製CEM60EC赤道儀。そのうしろに控えるは我が愛車ジムニーシエラ。そして天空にはギリシャ神話に名だたる8人の乙女達とゼウスの化身。こんなタイミングで最高の星空を与えてくれたことに感謝ですね(^^b

 

上の画像は最近のエントリから。アルデバランと月が接近した夜の一コマ。「愛車のジムニー」も宮崎店長のトレードマークの一つ。

三基の催事場

三基の催事場
https://www.sanki-opt.co.jp/sale.html
https://www.sanki-opt.co.jp/sale.html

天文マニアに一番人気があるのは「特価品」「ジャンク品」「中古品」のセールではないでしょうか。三基光学館の場合はこちらになります^^現時点では、GP赤道儀用のオリジナルパーツの最終在庫品が販売されているようです。

アクセス

バス停からすぐ。閑静な住宅街の中にあります。迷うことはまずないでしょう^^

三基光学館の地図。車なら圏央道が一番便利。電車の場合は相模線・横浜線で。

車の場合:圏央道相模原IC/相模原愛川ICから10分
※駐車場あり
最寄り駅からバスの場合:
橋本駅南口から田名バスターミナル行きもしくは水郷田名行き
※橋本駅までは京王線もしくはJR横浜線
JR横浜線相模原駅南口から水郷田名行き
JR横浜線淵野辺駅南口から田名バスターミナル行きもしくは水郷田名行き
田名バスターミナルから徒歩5分

詳細はこちらから。

営業:水木日月13:00~19:00、金土:10:00~14:00
定休日/通常は火、金土不定期休。詳細は営業カレンダーをご確認ください。
(機材テストなどで臨時休業あり、遠方より来店の場合は事前に日時のご確認を)

※営業日・時間についてはHP記載の電話でお問い合わせ下さい。

まとめ

宮崎店長。トレードマークのエプロンにマイルドな笑顔^^

いかがでしたか?

三基光学館さんは「実践経験豊富な」宮崎店長の「天体写真マニア向け」ショップと聞いていましたが、それだけではなく「天文趣味の楽しさを発信する」お店へと変貌しようとする最中と感じました。三基さんが相模原に移転するまで、実は天文専門ショップは神奈川には一軒もありませんでした。都心のアキバからは離れてしまいましたが、神奈川唯一の天文ショップとしても、天文ファンには貴重な存在ですね!

相模原方面に出かけたら天文ショップ、天文ショップなら相模原の三基光学館を、ぜひ訪ねたいものですね!


フォトギャラリー

iOptronのノーマルなドイツ式赤道儀、iEQ30赤道儀。耐荷重13kg、税別19.2万。自動導入対応、最速1400倍速。

 

重量測定用のはかり。こういう仕事をやっていると。実に重要になる機材^^

 

お店の奥にはボール盤とはんだごて、清掃用のエタノール。

 

プレート、プレート、プレート。

 

プレート、プレート、プレート、その2。

 

 

ジャンク品の数々。右は植毛紙。

※本記事は三基光学館様に取材協力いただき、天文リフレクションズ編集部が独自に制作したものです。出典のない写真は編集部で撮影したものです。
また本記事に掲載した情報は取材時(2019/3/1)・執筆時のものです。掲載した商品の価格・展示・在庫を保証するものではありませんのでご了承下さい。

・文中の会社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/03/38bb1f149684d873c142633570b086e0-1024x683.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/03/38bb1f149684d873c142633570b086e0-150x150.jpg編集部天文ショップ天文ショップ訪問2023.12.21更新) 三基光学館店長の宮﨑淳一さんは2023年12月4日にご逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。 全国の天文ショップをお訪ねする「天文ショップ訪問」。 第15回は神奈川県相模原市の「三基光学館」です! 三基光学館 https://www.sanki-opt.co.jp 天体写真を撮りたい人のためのお店です。 冷却CCDカメラ、一眼デジタルカメラの使い方なら店長の宮崎におまかせください。   三基光学館とは 三基光学館は2011年に店長の宮崎淳一さんが秋葉原にオープンした天文ショップでしたが、一昨年にいったん閉店し、この地相模原に移転されました。秋葉原のお店の閉店から相模原の新店舗のオープンまでは、体調を崩されてしばらくお休みされていましたが、今ではすっかりお元気になられて昨年の10月からこちらの新店舗で営業されています。 三基光学館さんへは、もっと早く取材に行きたかったのですが、いろいろタイミングが合わず、ようやく今回実現することができました^^。 宮崎店長 宮崎店長は、今はなき「誠報社」のカリスマ店員のお一人でもありました。天体写真のフィルム時代からデジタル時代にかけて、常に天文界のトップを走ってこられた方でもあります。 筆者は三基さんから「露よけヒーター」「バーティノフマスク」「赤色ライト」「アルカプレート」などの小物を買ったことはあるのですが、宮崎店長とはこの日が初対面。柔らかく淡々としつつも論理的なお話ぶりは、「好きなことを突きつめている間に、いつのまにかそれが仕事になっていた」という、この業界の多くの方に通じるものがあります。 天リフ以上に各地のショップを精力的に回っていらっしゃるSamさんの「ほしぞloveログ」にもありましたが、宮崎店長は大学で物理を専門とされていたそうです。初心者向けの書籍と並んで「場の古典論」「宇宙物理学」「量子力学」などの専門書が。 ほしぞLoveログ・関東天文ショップ訪問記: 三基光学館 http://hoshizolove.blog.jp/archives/36530898.html   アリガタプレート 三基光学館といえば「無数の穴の空いた」プレートシステム。店内には各種規格のプレート・アリガタ・アリミゾがずらり。ある意味プレートとアリガタ・アリミゾは、天文趣味のシンボルの一つともいえるでしょう。 三基光学館・オリジナルアルミプレート https://www.sanki-opt.co.jp/plate.html 三基光学館・オリジナルアリガタ・アリミゾ https://www.sanki-opt.co.jp/dovetail/ndt.html 薄幅・軽量の「黒い」鏡筒バンドも三基光学館の看板商品。遠征地で見かける鏡筒バンドは純正品のほうがむしろ少なく、三基光学館製を始めとする社外品の方が多い印象です。 三基光学館・超軽量バンド https://www.sanki-opt.co.jp/lwband.html 冷却CCDと改造カメラ 宮崎店長と言えば冷却CCD。そういえば、何年かまえに知人が「いざ、冷却CCD!」と意気込んで、「三基の宮崎店長の話を聞いてくる!」とじっくりアドバイスを受けてきたそうです。 上の画像は冷却CCDの雄、FLIの「ML8300」。最近ではCMOSカメラでも高性能な製品が増えてきましたが、fullwellキャパシティ(*)が大きく広いダイナミックレンジが確保できるモノクロ冷却CCDは、エキスパートの道具として根強い人気があります。 (*)センサーの画素が保持できる最大の電荷(電子=e)数。ピクセルピッチ5.4μのML8300の場合約2.55万e。単純計算では、これを越える露光を受けると電子が溢れて白飛びすることになります。 三基光学館・FLI冷却CCDカメラ https://www.sanki-opt.co.jp/fli.html   左の大きな箱は36mm角のセンサーを持つ冷却CCDカメラProlineシリーズ。右のMicrolineシリーズよりもさらに巨大な筐体、まさに「ドカベン」。天体用カメラの一つの頂点といえるでしょう。 冷却CCDは高性能でありますが、電源やフィルター、画像処理など、なかなか初心者では手を出しづらいところがあります。天体写真をこれから始めるならまずは「改造デジカメ」でしょう。三基光学館は一眼レフカメラの天体改造の定番の一つ「SEO-SP」ブランドの代理店でもあります。持込改造もOK。 三基光学館・天体用IRカスタム一眼デジカメ https://www.sanki-opt.co.jp/digicam.html   iOptron製品 三基光学館では「iOptron」の架台が各種揃っています。実は筆者はiOptronの製品をじっくり見るのは今回が初めてで、楽しみにしていました。 こちらの製品は耐荷重5kgの「SkyGuideProポータブル赤道儀」、税別6.8万円。オートガイド端子を備え、内蔵のリチウムイオン電池で20時間駆動。 こちらは耐荷重3kg、小型の「SkyTrackerProポータブル赤道儀」、税別5万円。内蔵のリチウムイオン電池で24時間駆動。 こちらは大型、耐荷重27kgの「CEM60赤道儀」。本体重量は12.3kgと軽量(ウェイト別)ですが、耐荷重(*)はビクセンAXJ赤道儀やタカハシEM200赤道儀を越えます。この赤道儀の一番の特長は、ウェイト軸と赤緯軸が同軸ではなく、赤緯軸が三脚のすぐ上にレイアウトされていること。これにより重心が三脚センター上にくるため、システムがより安定します(**)。 (*)赤道儀の「耐荷重」は各メーカーが独自の基準で定めているため、公称値の大小を異なるメーカー間で細かく比較することにはあまり意味はありません。 (**)逆に鏡筒と脚の干渉で「子午線越え」することができません。潔く「子午線反転」を行う前提です。 また、上位モデルではビクセンAXJ赤道儀と同様に高精度のエンコーダーを搭載し、ピリオディックエラーをリアルタイムで補正し、高い精度を発揮。エンコーダー付きのCEM60-ECで税別49.8万円です。 三基光学館・iOptron https://www.sanki-opt.co.jp/ioptron.html   地域に密着した活動 多くの人が集まる都心の秋葉原から、相模原の閑静なエリアに移転された三基光学館さんですが、良いこともたくさんあったとのこと。店頭のショーウィンドウには入門者用の望遠鏡が2台置かれていましたが、お店の前を通る一般の人の目に留まり、「子供(孫)に買ってやりたいのだけどどんなものを買えばいいのか」という地元の人からの相談があるそうです。 ネットショップ全盛の昨今ですが、「ショーウィンドウの向こうの世界」というものは、人を引きつける魅力があるということなのでしょう。 もうひとつ、郊外に移転したことで、店舗のすぐ隣でも機材の稼働テストをしたり、地元の方向けの観望会を開催できるようになったそうです。 三基光学館店長ブログ・観望会やります https://www.sanki-opt.co.jp/hpgen/HPB/entries/547.html 今年の1月に地元のお店とのコラボで開催された観望会。お弁当代が参加費^^。20名ほどの方が集まり、大盛況だったそうです。こういった地元と密着した活動できるのも、郊外店ならではのメリットですね。 三基光学館店長日記 天リフ読者にはおなじみですが、三基光学館さんは秋葉原時代から、ブログ「店長日記」を運営されています。更新頻度も高く、宮崎店長の独特の語り口がひそかな人気^^ ぜひごらんになってください。 三基光学館店長日記 https://www.sanki-opt.co.jp/hpgen/HPB/categories/2249.html テストに使用していたタカハシFS60Q鏡筒とiOptron製CEM60EC赤道儀。そのうしろに控えるは我が愛車ジムニーシエラ。そして天空にはギリシャ神話に名だたる8人の乙女達とゼウスの化身。こんなタイミングで最高の星空を与えてくれたことに感謝ですね(^^b   上の画像は最近のエントリから。アルデバランと月が接近した夜の一コマ。「愛車のジムニー」も宮崎店長のトレードマークの一つ。 三基の催事場 三基の催事場 https://www.sanki-opt.co.jp/sale.html 天文マニアに一番人気があるのは「特価品」「ジャンク品」「中古品」のセールではないでしょうか。三基光学館の場合はこちらになります^^現時点では、GP赤道儀用のオリジナルパーツの最終在庫品が販売されているようです。 アクセス 三基光学館の地図。車なら圏央道が一番便利。電車の場合は相模線・横浜線で。 車の場合:圏央道相模原IC/相模原愛川ICから10分 ※駐車場あり 最寄り駅からバスの場合: 橋本駅南口から田名バスターミナル行きもしくは水郷田名行き ※橋本駅までは京王線もしくはJR横浜線 JR横浜線相模原駅南口から水郷田名行き JR横浜線淵野辺駅南口から田名バスターミナル行きもしくは水郷田名行き 田名バスターミナルから徒歩5分 詳細はこちらから。 営業:水木日月13:00~19:00、金土:10:00~14:00 定休日/通常は火、金土不定期休。詳細は営業カレンダーをご確認ください。 (機材テストなどで臨時休業あり、遠方より来店の場合は事前に日時のご確認を) ※営業日・時間についてはHP記載の電話でお問い合わせ下さい。 まとめ いかがでしたか? 三基光学館さんは「実践経験豊富な」宮崎店長の「天体写真マニア向け」ショップと聞いていましたが、それだけではなく「天文趣味の楽しさを発信する」お店へと変貌しようとする最中と感じました。三基さんが相模原に移転するまで、実は天文専門ショップは神奈川には一軒もありませんでした。都心のアキバからは離れてしまいましたが、神奈川唯一の天文ショップとしても、天文ファンには貴重な存在ですね! 相模原方面に出かけたら天文ショップ、天文ショップなら相模原の三基光学館を、ぜひ訪ねたいものですね! フォトギャラリー             ※本記事は三基光学館様に取材協力いただき、天文リフレクションズ編集部が独自に制作したものです。出典のない写真は編集部で撮影したものです。 また本記事に掲載した情報は取材時(2019/3/1)・執筆時のものです。掲載した商品の価格・展示・在庫を保証するものではありませんのでご了承下さい。 ・文中の会社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。  編集部発信のオリジナルコンテンツ