本日3/25に米国で行われたApple社のイベントで、月額10ドルの雑誌サブスクリプションサービス「AppleNews+」が発表されています。300以上の雑誌が定額で読み放題となるサービスです。

米国・カナダでは発表翌日からサービスが開始、秋にはオーストラリアとヨーロッパでも開始。日本でのサービス開始時期は「不明(言及なし)」となっています。

 

 

こちらは公式のプロモーション動画。いかにもアップル風。「National Geographic」「WIRED」などの日本でも有名な雑誌も含まれています。

AppleNewsの特徴

日本で報道されている内容は「デバイスに応じた最適化」「最大6人までの家族シェアが可能」「購読者の情報を一切提供(収集?)しない」「広告トラッキングなし」「Appleの編集部によるオススメ記事配信」など、断片的なトピックのみですが、300以上のメジャーな雑誌が参画していることとあわせて、Appleが本気で「雑誌メディア」というサービスに切り込もうとしていることは確かでしょう。

ITmedia Moile・「Apple News+」発表 月額9.99ドルで300以上の雑誌が読み放題https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1903/26/news057.html
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1903/26/news057.html

概要はここまでです。Appleという世界最大のIT企業の始める新サービスですから、詳細は各所に解説記事が上がってくると思います。以下は「天文リフレクションズ」という超ニッチなメデイアを、日本という狭いマーケットで運営している立場からの雑感を書き連ねることとします。

雑誌メディアに与えるインパクト

「雑誌」は、世界的にも旧4メディアの中での最大の逆風にさらされている衰退産業です。人々は紙の雑誌を読まなくなり、部数は減る一方、流通チャネルである書店も減る一方。ネット化したメディアもそのほとんどは検索エンジンとグローバルなポータルサイトの単なるリンク先でしかなく、アドネットワークのわずかな売上と、習慣で購読を続ける高齢者・ロイヤルカスタマーで食いつないでいる現状です。

「AppleNews+」はそんな死にかけた産業に「このまま死ぬか?それとも生き残り組に入るか?」という選択を迫っているようなものです。

Appleの戦略としては「まともな大手雑誌を全部取り込んでAppleNews+という箱の中で競争させる。原資はユーザー一人あたり10ドル(の半分とも言われるメディアの取り分)。これは生き残りゲームだよ」というものでしょう。AppleNews+の購読者が仮に1000万人になれば年間6億ドル、1億人になれば年間60億ドルがメディア側に入ります。このパイを300の雑誌で取り合う。少なくともAdsenceの雀の涙よりはマシです。崖の上から滝に飛び込むしかありません。

収益の分配の仕組みがどうなるかは情報がありませんが、この「My Magazines」に選択されるのかされないのか。それが生き残れるかどうかを決めることになるはずです。

さらにそれ以前に、ユーザーが現在のネットニュースではなく「AppleNews経由で情報を得るようになる」に足る魅力のある情報を発信しなければなりません。おそらく、それはより「映える」見てくれを備えた情報である必要があるでしょう。

そういう情報を発信するポテンシャルを一番持っている(持っていた)はずのプレイヤーは他ならぬ雑誌でした。クリエイティブ的にも、情報の質としても、雑誌が本来担うべき仕事をもう一度果たすことができれば、AppleNews+は成功するだろうし、雑誌はかつての輝きを取り戻せるはずです。

ニッチメディアに与えるインパクト

日本の場合ですが「雑誌」と呼ばれる媒体はFujisan.jpには1万誌ほどあります。米国での雑誌数もざっくりそのくらいであると仮定すると、300誌は全体のほんの3%にしかすぎません。「よりすぐりの(元?)エリートメディア」といったところでしょうか。

実は天リフはメディアのマネタイズプラットフォームとしての「AppleNews+」には「かなり淡い期待」をしていたのですが、ニッチメディアがAppleNews+に参加できるにはまだまだ時間がかかりそうです。AppleNews+を成功させるためにAppleは厳しいレギュレーションを設けてメディアを選別することでしょう。何より新しい・厳しい競争に耐えながらコンテンツを発信できる体力がなければなりません。

ニッチメディアが参加できるようになる前に、まずは「上位の3%が生き残り、輝きを取り戻す(*)」ためのフェーズを越えなければならないのでしょう。

(*)「Apple帝国の奴隷になる」という可能性ももちろんありますが、今のようなアドネットワークの奴隷よりはマシになると信じたいですね。そもそも「奴隷」に成り下がってしまったとすれば、それは雑誌メディア自身が時代に適応できなかった・しようとしなかった結果なのですから。

日本はさらにガラパゴス化する?

という流れが米国で始まったにもかかわらず、AppleNews+が日本でも始まるかどうかの情報はまだありません。日本の大手出版社はAppleとの話を始めているのでしょうか、それとも拒否しているのでしょうか。クックCEOのプレゼン資料に「TOKYO」とあることから「Apple本社の視野外」ということはないでしょう。いろいろ憶測すると味わい深いですね。

さらに、日本のユーザーはAppleNews+にはあまり(ほとんど?)関心を示していないようです。このアンケートでは「AppleNews+にワクワクする」と回答したユーザーはわずか5%(残り21時間時点ですが)。こちらも「日本」と「雑誌」というセグメントの現状を象徴しているようで、じわじわくるものがあります。

天リフはどうする?どうなる?

ほとんど独り言ではありますが、天リフの考えることを簡単に表明しておきます。まず、「天文・宇宙・科学」というセグメントについては、まったく悲観していません。「National Geographic」という雑誌が米国で発行部数が全体で8位であること(2012年上半期、ABC統計による)からみても、自然科学分野に対する一般の関心は今も昔も高いといえます。「AppleNews+」のような、スマホ的「映え」を求められるプラットフォームでは、さらに有利にはたらくはずです。

Appleが「個人情報はどんな意味であっても売らない」というポリシーを明確に掲げたこともプラス要因です。これには全面的に賛同します。雑誌は、扱う情報そのものが持つセグメント性が存在価値であり、個人のプライバシー情報・揮発性の高い個人のネット上の行動に関心を持つべきではありません。ただし、メディア内で発信される記事と広告の、個人とリンクしない統計情報だけは、メディア側で入手可能にすべきです。「AppleNews+」でこのへんがどう扱われるかには強い関心を持っています。

一方で、日本・天文趣味というドメスティックな市場は、座して待つかぎりは今後好転する可能性は皆無でしょう。日本の天文カルチャーの素晴らしさ・楽しさを、地道に発信しつづけ、デジタル時代の雑誌プラットフォームが利用できる時を待つしかありません。

現在、天リフは広告のみで成立するモデルを指向しています。理由は簡単で、個々のユーザーに安全に持続的に課金するシステムが世の中に存在しないからです。自力で「ニッチメディアの流通・課金プラットフォーム」のようなものをやるつもりも、やる力もないので、何かよいプラットフォームが現れることを期待して待っている状況です(*)。

(*)電子版のムックのようなものを制作してKindleストアで売るようなことは可能性としてあるかもしれませんが。

というわけで、「AppleNews+」の今後を海の向こうから当面の間見守りたいと思います。

補足)Kindleやdマガジンではだめなの?

https://twitter.com/AmazonJPKindle/status/1109258584569737216

Appleの発表と同期してなのかどうかは不明ですが、アマゾンもKindleの読み放題プランの値引きキャンペーン(月額199円)を行っています。また、ドコモのdマガジン(月額400円)など、定額制の雑誌サービスは別に新しいことではありません。

しかし、どちらのサービスも結局は「現行の紙雑誌の紙面をそのまま電子リーダーで読める」というもので、情報のパッケージとしては、なんら電子化のメリットを生かしたものになっていないのです(*)。外部からページを指定してハイパーリンクすることもできなければ、雑誌間・号を横断した検索もできません。(*2)そもそも雑誌コンテンツは「消費」されることが前提で、ストックに最適化した形で再利用することも想定されていません。

(*)筆者は5年ほど前まで某社の雑誌読み放題サービスを契約していましたが、結局つまらないコンテンツは読まないことに気がつき、解約しました。

(*2)これはできるようになっているようです。検索性はあまり重視されていないと思っていましたが、要再リサーチです。

雑誌という情報フォーマットが、自らのあり方を全く再構築せずに、現状維持のままプラットフォーマーと迎合して自ら被搾取の道(*)を選んだというのは、言い過ぎでしょうか?

(*)自らが変わろうとする努力をせずに「今よりマシな奴隷」になったというところでしょうか。

「星ナビ」「天文ガイド」の天文雑誌2誌は、どちらも月額サービスの対象になっていないようですが、これは当然の判断といえるでしょう。月額サービスから見込める売上が、現在の実売上よりはるかに低いということだと推測します。「コンビニや駅の売店で買う暇つぶしの代替」ではない「専門誌」は、動機を持って購読する層の比率が高いのでしょう。これがゼロになってしまうでのはたまりません。

いずれにせよ、AppleNews+がKidleストアとさほど変わらないようなものに留まるなら、雑誌メディアの再興はないと断言します。AppleNews+がメディアの「入れ物」「パッケージ」「フォーマット」として、どこまで何をイノベーションできるか、その入れ物をメディア各社がどこまで活用できるかに全てがかかっているはずです。

http://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/03/aa446ccf8c39c98eac7e4462fd2aac53-1024x577.pnghttp://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/03/aa446ccf8c39c98eac7e4462fd2aac53-150x150.png編集部雑記帳新着特選ピックアップ本日3/25に米国で行われたApple社のイベントで、月額10ドルの雑誌サブスクリプションサービス「AppleNews+」が発表されています。300以上の雑誌が定額で読み放題となるサービスです。 米国・カナダでは発表翌日からサービスが開始、秋にはオーストラリアとヨーロッパでも開始。日本でのサービス開始時期は「不明(言及なし)」となっています。 https://twitter.com/gizmodojapan/status/1110230705773203457   https://youtu.be/Im5c5WR9vMQ   こちらは公式のプロモーション動画。いかにもアップル風。「National Geographic」「WIRED」などの日本でも有名な雑誌も含まれています。 AppleNewsの特徴 日本で報道されている内容は「デバイスに応じた最適化」「最大6人までの家族シェアが可能」「購読者の情報を一切提供(収集?)しない」「広告トラッキングなし」「Appleの編集部によるオススメ記事配信」など、断片的なトピックのみですが、300以上のメジャーな雑誌が参画していることとあわせて、Appleが本気で「雑誌メディア」というサービスに切り込もうとしていることは確かでしょう。 ITmedia Moile・「Apple News+」発表 月額9.99ドルで300以上の雑誌が読み放題https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1903/26/news057.html 概要はここまでです。Appleという世界最大のIT企業の始める新サービスですから、詳細は各所に解説記事が上がってくると思います。以下は「天文リフレクションズ」という超ニッチなメデイアを、日本という狭いマーケットで運営している立場からの雑感を書き連ねることとします。 雑誌メディアに与えるインパクト 「雑誌」は、世界的にも旧4メディアの中での最大の逆風にさらされている衰退産業です。人々は紙の雑誌を読まなくなり、部数は減る一方、流通チャネルである書店も減る一方。ネット化したメディアもそのほとんどは検索エンジンとグローバルなポータルサイトの単なるリンク先でしかなく、アドネットワークのわずかな売上と、習慣で購読を続ける高齢者・ロイヤルカスタマーで食いつないでいる現状です。 「AppleNews+」はそんな死にかけた産業に「このまま死ぬか?それとも生き残り組に入るか?」という選択を迫っているようなものです。 https://twitter.com/weeklyascii/status/1110233821457244160 Appleの戦略としては「まともな大手雑誌を全部取り込んでAppleNews+という箱の中で競争させる。原資はユーザー一人あたり10ドル(の半分とも言われるメディアの取り分)。これは生き残りゲームだよ」というものでしょう。AppleNews+の購読者が仮に1000万人になれば年間6億ドル、1億人になれば年間60億ドルがメディア側に入ります。このパイを300の雑誌で取り合う。少なくともAdsenceの雀の涙よりはマシです。崖の上から滝に飛び込むしかありません。 https://twitter.com/beep_roadrunner/status/1110263844381822983 収益の分配の仕組みがどうなるかは情報がありませんが、この「My Magazines」に選択されるのかされないのか。それが生き残れるかどうかを決めることになるはずです。 さらにそれ以前に、ユーザーが現在のネットニュースではなく「AppleNews経由で情報を得るようになる」に足る魅力のある情報を発信しなければなりません。おそらく、それはより「映える」見てくれを備えた情報である必要があるでしょう。 そういう情報を発信するポテンシャルを一番持っている(持っていた)はずのプレイヤーは他ならぬ雑誌でした。クリエイティブ的にも、情報の質としても、雑誌が本来担うべき仕事をもう一度果たすことができれば、AppleNews+は成功するだろうし、雑誌はかつての輝きを取り戻せるはずです。 ニッチメディアに与えるインパクト 日本の場合ですが「雑誌」と呼ばれる媒体はFujisan.jpには1万誌ほどあります。米国での雑誌数もざっくりそのくらいであると仮定すると、300誌は全体のほんの3%にしかすぎません。「よりすぐりの(元?)エリートメディア」といったところでしょうか。 実は天リフはメディアのマネタイズプラットフォームとしての「AppleNews+」には「かなり淡い期待」をしていたのですが、ニッチメディアがAppleNews+に参加できるにはまだまだ時間がかかりそうです。AppleNews+を成功させるためにAppleは厳しいレギュレーションを設けてメディアを選別することでしょう。何より新しい・厳しい競争に耐えながらコンテンツを発信できる体力がなければなりません。 ニッチメディアが参加できるようになる前に、まずは「上位の3%が生き残り、輝きを取り戻す(*)」ためのフェーズを越えなければならないのでしょう。 (*)「Apple帝国の奴隷になる」という可能性ももちろんありますが、今のようなアドネットワークの奴隷よりはマシになると信じたいですね。そもそも「奴隷」に成り下がってしまったとすれば、それは雑誌メディア自身が時代に適応できなかった・しようとしなかった結果なのですから。 日本はさらにガラパゴス化する? https://twitter.com/UTABOT7/status/1110232381938499587 という流れが米国で始まったにもかかわらず、AppleNews+が日本でも始まるかどうかの情報はまだありません。日本の大手出版社はAppleとの話を始めているのでしょうか、それとも拒否しているのでしょうか。クックCEOのプレゼン資料に「TOKYO」とあることから「Apple本社の視野外」ということはないでしょう。いろいろ憶測すると味わい深いですね。 https://twitter.com/cnet_japan/status/1110261625364242432 さらに、日本のユーザーはAppleNews+にはあまり(ほとんど?)関心を示していないようです。このアンケートでは「AppleNews+にワクワクする」と回答したユーザーはわずか5%(残り21時間時点ですが)。こちらも「日本」と「雑誌」というセグメントの現状を象徴しているようで、じわじわくるものがあります。 天リフはどうする?どうなる? ほとんど独り言ではありますが、天リフの考えることを簡単に表明しておきます。まず、「天文・宇宙・科学」というセグメントについては、まったく悲観していません。「National Geographic」という雑誌が米国で発行部数が全体で8位であること(2012年上半期、ABC統計による)からみても、自然科学分野に対する一般の関心は今も昔も高いといえます。「AppleNews+」のような、スマホ的「映え」を求められるプラットフォームでは、さらに有利にはたらくはずです。 Appleが「個人情報はどんな意味であっても売らない」というポリシーを明確に掲げたこともプラス要因です。これには全面的に賛同します。雑誌は、扱う情報そのものが持つセグメント性が存在価値であり、個人のプライバシー情報・揮発性の高い個人のネット上の行動に関心を持つべきではありません。ただし、メディア内で発信される記事と広告の、個人とリンクしない統計情報だけは、メディア側で入手可能にすべきです。「AppleNews+」でこのへんがどう扱われるかには強い関心を持っています。 一方で、日本・天文趣味というドメスティックな市場は、座して待つかぎりは今後好転する可能性は皆無でしょう。日本の天文カルチャーの素晴らしさ・楽しさを、地道に発信しつづけ、デジタル時代の雑誌プラットフォームが利用できる時を待つしかありません。 現在、天リフは広告のみで成立するモデルを指向しています。理由は簡単で、個々のユーザーに安全に持続的に課金するシステムが世の中に存在しないからです。自力で「ニッチメディアの流通・課金プラットフォーム」のようなものをやるつもりも、やる力もないので、何かよいプラットフォームが現れることを期待して待っている状況です(*)。 (*)電子版のムックのようなものを制作してKindleストアで売るようなことは可能性としてあるかもしれませんが。 というわけで、「AppleNews+」の今後を海の向こうから当面の間見守りたいと思います。 補足)Kindleやdマガジンではだめなの? Appleの発表と同期してなのかどうかは不明ですが、アマゾンもKindleの読み放題プランの値引きキャンペーン(月額199円)を行っています。また、ドコモのdマガジン(月額400円)など、定額制の雑誌サービスは別に新しいことではありません。 しかし、どちらのサービスも結局は「現行の紙雑誌の紙面をそのまま電子リーダーで読める」というもので、情報のパッケージとしては、なんら電子化のメリットを生かしたものになっていないのです(*)。外部からページを指定してハイパーリンクすることもできなければ、雑誌間・号を横断した検索もできません。(*2)そもそも雑誌コンテンツは「消費」されることが前提で、ストックに最適化した形で再利用することも想定されていません。 (*)筆者は5年ほど前まで某社の雑誌読み放題サービスを契約していましたが、結局つまらないコンテンツは読まないことに気がつき、解約しました。 (*2)これはできるようになっているようです。検索性はあまり重視されていないと思っていましたが、要再リサーチです。 雑誌という情報フォーマットが、自らのあり方を全く再構築せずに、現状維持のままプラットフォーマーと迎合して自ら被搾取の道(*)を選んだというのは、言い過ぎでしょうか? (*)自らが変わろうとする努力をせずに「今よりマシな奴隷」になったというところでしょうか。 「星ナビ」「天文ガイド」の天文雑誌2誌は、どちらも月額サービスの対象になっていないようですが、これは当然の判断といえるでしょう。月額サービスから見込める売上が、現在の実売上よりはるかに低いということだと推測します。「コンビニや駅の売店で買う暇つぶしの代替」ではない「専門誌」は、動機を持って購読する層の比率が高いのでしょう。これがゼロになってしまうでのはたまりません。 いずれにせよ、AppleNews+がKidleストアとさほど変わらないようなものに留まるなら、雑誌メディアの再興はないと断言します。AppleNews+がメディアの「入れ物」「パッケージ」「フォーマット」として、どこまで何をイノベーションできるか、その入れ物をメディア各社がどこまで活用できるかに全てがかかっているはずです。編集部発信のオリジナルコンテンツ