一年ほど前に星の楽しみに目覚められ、今は面白くて仕方ないとおっしゃっておられる「ほしぞLoveログ」のSamさんの記事をご紹介します。

まずは最近の投稿から。

ほしぞLoveログ
書籍: 反射望遠鏡の作り方
かなり大きな本屋に行く機会があったので、何か面白い本がないか探していたら「反射望遠鏡の作り方」という復刻された本を見つけました。星野次郎著で、昭和49年7月18日初版発行で、平成21年8月10日復刻版1刷発行だそうです。値段は税込6480円と専門書にふさわしい値段だったので、少し迷ったのですが、いい本は縁なので、手に取って見て面白そうだったため購入してしまいました。

オールド天文ファンにはバイブルともいえる星野次郎さんの名著に本屋さんで出会い、つい購入してしまったとのこと。
ITの要素が全くない時代の書籍ですが、逆に望遠鏡や赤道儀の光学・工学的な基本をじっくり学ぶには良い本かもしれません。

Samさんの記事は、随所に緻密な論理に基づいた考察と分析があります。



ほしぞLoveログ
望遠鏡の揺れと星像のずれの見積もり
  • 望遠鏡側の揺れの1マイクロメートルが星のずれ1秒角程度に相当する。

頭の中ででもできるくらいの、簡単な計算の仕方を書いておきます。

長焦点の追尾撮影を始めると、様々な原因で星が流れてしまうことがあります。経験的には誰もが知っていることを、論理で解きほぐすと「1マイクロメートル(=1μm、1/1000ミリメートル)の望遠鏡の揺れが1秒角のずれ」という日常感覚でも把握できる結論になる。さすがです^^



Samさんのブログは、随所に「納得いくまで自分の頭で考え実践する」という精神に溢れています。
機材の導入からその使用方法、その結果からの考察。
そしてそれを誰よりもSamさんご自身が楽しんでいらっしゃることが伺えます。

ここに見やすい記事のindexがありますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。

このような理系的な話ばかりではなく、星祭りや天文台見学の記録も読み応えがあります。

ほしぞLoveログ
星の村スターライトフェスティバル 2016
 2016/10/9 日曜の朝4時頃に、娘と二人で福島県の田村市に向けて土砂降りの雨の中出発しました。今回は遠いので行けないと思っていたのですが、2日くらい前に突然行くと決めた、星の村のスターライトフェスティバルが目的です。
ほしぞLoveログ
国立天文台訪問記
まずは「第一赤道儀室」。ここには20cmの屈折望遠鏡があります。一番小さい部類のもので、天文台の中で一番古い建物らしいのでもちろん年代物なのですが、これが唯一アマチュアの大きさの感覚にかろうじてあうスケールなのかと思いました。

「天文リフレクションズ」では、これからも様々なジャンルのブログから、星の楽しさの伝わる記事をご紹介していきたいと考えています。 編集部天文マニア一年ほど前に星の楽しみに目覚められ、今は面白くて仕方ないとおっしゃっておられる「ほしぞLoveログ」のSamさんの記事をご紹介します。 まずは最近の投稿から。 ほしぞLoveログ 書籍: 反射望遠鏡の作り方 かなり大きな本屋に行く機会があったので、何か面白い本がないか探していたら「反射望遠鏡の作り方」という復刻された本を見つけました。星野次郎著で、昭和49年7月18日初版発行で、平成21年8月10日復刻版1刷発行だそうです。値段は税込6480円と専門書にふさわしい値段だったので、少し迷ったのですが、いい本は縁なので、手に取って見て面白そうだったため購入してしまいました。 オールド天文ファンにはバイブルともいえる星野次郎さんの名著に本屋さんで出会い、つい購入してしまったとのこと。 ITの要素が全くない時代の書籍ですが、逆に望遠鏡や赤道儀の光学・工学的な基本をじっくり学ぶには良い本かもしれません。 Samさんの記事は、随所に緻密な論理に基づいた考察と分析があります。 ほしぞLoveログ 望遠鏡の揺れと星像のずれの見積もり 望遠鏡側の揺れの1マイクロメートルが星のずれ1秒角程度に相当する。 頭の中ででもできるくらいの、簡単な計算の仕方を書いておきます。 長焦点の追尾撮影を始めると、様々な原因で星が流れてしまうことがあります。経験的には誰もが知っていることを、論理で解きほぐすと「1マイクロメートル(=1μm、1/1000ミリメートル)の望遠鏡の揺れが1秒角のずれ」という日常感覚でも把握できる結論になる。さすがです^^ Samさんのブログは、随所に「納得いくまで自分の頭で考え実践する」という精神に溢れています。 機材の導入からその使用方法、その結果からの考察。 そしてそれを誰よりもSamさんご自身が楽しんでいらっしゃることが伺えます。 ここに見やすい記事のindexがありますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。 このような理系的な話ばかりではなく、星祭りや天文台見学の記録も読み応えがあります。 ほしぞLoveログ 星の村スターライトフェスティバル 2016  2016/10/9 日曜の朝4時頃に、娘と二人で福島県の田村市に向けて土砂降りの雨の中出発しました。今回は遠いので行けないと思っていたのですが、2日くらい前に突然行くと決めた、星の村のスターライトフェスティバルが目的です。 ほしぞLoveログ 国立天文台訪問記 まずは「第一赤道儀室」。ここには20cmの屈折望遠鏡があります。一番小さい部類のもので、天文台の中で一番古い建物らしいのでもちろん年代物なのですが、これが唯一アマチュアの大きさの感覚にかろうじてあうスケールなのかと思いました。 「天文リフレクションズ」では、これからも様々なジャンルのブログから、星の楽しさの伝わる記事をご紹介していきたいと考えています。編集部発信のオリジナルコンテンツ