星ナビ公式ツイートの波紋
Twitterの星ナビ公式(@Hoshinavi)のツイートが波紋を?呼んでいます。
「天文ファンの恋人と星を見に行くなんてロマンチック
多くのコメントに恐縮しています。「そんなことないよ!」という声もあり、共感もあり。星と人とのいろいろな付き合い方があるなかで「一緒に楽しみたい」との声に救われた気がします・・・。
— 「星ナビ」公式 (@Hoshinavi) November 13, 2018
星を見る人はロマンチストだけどロマンチックではない
このツイートの根っこは「星を見る人はロマンチストだけどロマンチックではない」という一言に集約されると編集子は認識しています。
「星を見る」というある意味浮世離れした趣味は、一般の人から見ると「ロマンチック」であり、そういう人は「ロマンチスト」であるというステレオタイプにはめたがる。でも実際はちょっと違うんだよ。星を見る人は「ロマンチスト」だけど、星空の下でその人と共にしても、あんまり「ロマンチック」ではない。時々よくわからないことをつぶやいたり叫んだり、夢中になって天体望遠鏡やカメラを操作していたり・・・
「ねえねえ、あなた、星と私とどっちが大事なの!!?」
「星を見る人はロマンチストだけどロマンチックではない」という名言?は、この番組の、星ナビ編集部の藤田さんのトーク中に生まれました(*)。
(*)この発言が出た時、編集子の頭の中に真っ先に某編集人兼編集長の顔が浮かんだことは、ここだけの秘密にしておきます^^;
星を見るロマンチストにとっては、恋人や家族を「ロマンチックな気分」に浸らせることは、優先度リストの下のほうにしかない人が多い。「俺が見せるのは、背中だけだ」そんな硬派な?ガチなマニアの気持ちなんて、わかってくれなくてもいいよ。どうせわかっちゃくれないし。
川口編集人のおっしゃる「壁」とは、そういったことなのでしょう。
「ロマンチック志向」の星の楽しみ方?
星ナビの件で色々あるみたいだけど来週は学科の友達連れて星見に行くのでロマンス演出してくる(野郎星見)
— ほんでぃ (@AstroPsuke) November 14, 2018
結局恋人と星を見に行った時にロマンチックな空気にできるかは本人の気概にすべてかかっている気がする…
星ナビの見解は間違っているとは思わないけど正しいとも思わないな…趣味のベクトルも違う気がするしちなみに自分はロマンチックにできる気は全くしませんw
— R.U. (@astr0dab0) November 14, 2018
もちろん、そんな「壁」を意識せず「ロマンスを演出する」ことを考えている方もいらっしゃいます。このツイートがガチなのかネタなのか不明ですが「ロマンチック志向」な天文ファンも存在します。たぶん多くの天文ファンは「俺はまだ本気出していないだけ(ロマンチック志向には)」というスタンスではないでしょうか^^
「天文コミュ」の閉鎖性
星ナビばっかり叩かれてるけど、人のふり見て我がふり直せって感じるぞ。
天文コミュの閉鎖性はどうにかして改善していかないと。とりあえず知識・本気度その他でマウントとるのやめようぜ。— ぷらね太郎@きゃりー (@messier_35) November 14, 2018
もう一つ。「マウント志向」というものがあります。幸か不幸か、星であれ鉄であれ写真全般であれ、マニアな趣味の世界には「閉鎖性」からくる「オレはおまえより凄い」的な行動様式が存在します(*)。
(*)個人的には、ごく一部の人の行動がネットで増幅されているだけでないかと感じています。
天文趣味のすそ野をより広く、多様性のある豊かなものにする意味では、ガチな天文ファンであっても時には「ロマンチック志向」な視点で「本気を出して」恋人や家族をもてなすことも大事かもしれません(*)。
(*)「やってみたけど、あかんかった」という歴史もあるのかも・・
「ロマンチック」ではなくても「閉鎖性」の反対にある「アウトリーチ」なアクションは、もっともっと活発にしていきたいものです。
「星ナビ」への批判と期待
これを「星ナビ」公式でつぶやく意味がわからんな。 https://t.co/IQTfTBfYJf
— ニコラス☆鮭児 (@yomoyamasaka) November 14, 2018
んだ。
誰がどんな考え方持とうが自由やけど、
「星ナビ公式」があんなツイートすんのはどうなん?と思ってん。
星ナビってそういう人たちを除外する雑誌なん?ってね。
天ガなら別に怒りはなかった。
— カピバラ☆おやじ (@kapioyaji) November 14, 2018
「星ナビ公式」は先般の件でだいぶ批判もされたようで反省の弁がツイートされてるけど「両者の溝を浅くする」なんて言うてる時点でまだまだやなぁ、とぞ思ふ。
そもそも「溝」なんぞないのにな。
つか「両者」なんて区別も存在しない。
星ナビってそいう雑誌を目指してたんじゃないの?— カピバラ☆おやじ (@kapioyaji) November 14, 2018
星ナビ公式への批判は、期待への裏返しでもあります。「星ナビは(天ガと違って)より一般層に近い天文ファンのための開かれたメディアなんじゃないの?」「その公式アカウントが両者の溝ってどうなのよ」
「そんな、本当のことを、あっさり断じないでよ・・」
「そうならないために星ナビが存在するんでしょ!?」星ナビ公式がこれ呟くのジワる
— nakaki✩ (@nakacyg) November 13, 2018
星ナビ公式さんの攻めた姿勢、ワイは好き
— D.kht氏 (@taka0betelgeuse) November 13, 2018
星ナビ中の人、なんか知らんけど察せないこともないw
— かつきち (@katsukichi1974) November 13, 2018
逆に、事情を察する立場に立つとこうなります^^
天リフはどうなの?
星ナビのツイート、バズってよかったね…いろんなものを捨ててね…
— か
大きなメディアの公式垢の運営は辛い^^ バズらないとメッセージが届かないし、バズるとカオスになります。何かを得ても何かを失うかもしれません。水鳥のように、足はもがいていても水面には端正な姿を見せる「姿勢」を続けなければなりません。
星ナビ公式さん、バズってますね^^ これは明日の特選ピックアップ必至です^^
ちなみにフォロワー数はあと数日で軽く抜かれる見込み…. https://t.co/Dm0P94IuL7— 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) November 14, 2018
そりゃリフさんと星ナビさんでは層が違うから絶対数の差がすごいですよ
— galmin@星あかりの下 (@009ciYyQcdJGIqe) November 14, 2018
星ナビさんの件はネタツイだったんだろうけど公式さんじゃなくてわたしとか個人が呟いていればなんの問題もなかったのでは。とわたしは解釈したよ。
— うさぎ座ハンターまついちゃん (@l_e_p_u_s) November 14, 2018
天リフは星ナビ様よりははるかに小さなメディアで、どちらかといえば?「ガチ志向」ですが、今回の星ナビ様のツイートについては大いに共感しつつも、やはりメディアの使命と読者の期待を裏切らないよう運営していく必要があると痛感しました。
また、目指すところは(たぶん)同じだと考えています。引き続きご支援のほどお願いいたします!
https://reflexions.jp/tenref/orig/2018/11/15/6878/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/11/4e72364dd949af8605cf9ce19eb07ef7-1024x465.pnghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/11/4e72364dd949af8605cf9ce19eb07ef7-150x150.png天文マニアTwitterの星ナビ公式(@Hoshinavi)のツイートが波紋を?呼んでいます。 https://twitter.com/Hoshinavi/status/1062160889736921088 https://twitter.com/Hoshinavi/status/1062332978485854213 星を見る人はロマンチストだけどロマンチックではない このツイートの根っこは「星を見る人はロマンチストだけどロマンチックではない」という一言に集約されると編集子は認識しています。 「星を見る」というある意味浮世離れした趣味は、一般の人から見ると「ロマンチック」であり、そういう人は「ロマンチスト」であるというステレオタイプにはめたがる。でも実際はちょっと違うんだよ。星を見る人は「ロマンチスト」だけど、星空の下でその人と共にしても、あんまり「ロマンチック」ではない。時々よくわからないことをつぶやいたり叫んだり、夢中になって天体望遠鏡やカメラを操作していたり・・・ 「ねえねえ、あなた、星と私とどっちが大事なの!!?」 https://reflexions.jp/tenref/orig/2018/09/13/6325/ 「星を見る人はロマンチストだけどロマンチックではない」という名言?は、この番組の、星ナビ編集部の藤田さんのトーク中に生まれました(*)。 (*)この発言が出た時、編集子の頭の中に真っ先に某編集人兼編集長の顔が浮かんだことは、ここだけの秘密にしておきます^^; 星を見るロマンチストにとっては、恋人や家族を「ロマンチックな気分」に浸らせることは、優先度リストの下のほうにしかない人が多い。「俺が見せるのは、背中だけだ」そんな硬派な?ガチなマニアの気持ちなんて、わかってくれなくてもいいよ。どうせわかっちゃくれないし。 川口編集人のおっしゃる「壁」とは、そういったことなのでしょう。 「ロマンチック志向」の星の楽しみ方? https://twitter.com/AstroPsuke/status/1062690114759839747 https://twitter.com/astr0dab0/status/1062630030805614592 もちろん、そんな「壁」を意識せず「ロマンスを演出する」ことを考えている方もいらっしゃいます。このツイートがガチなのかネタなのか不明ですが「ロマンチック志向」な天文ファンも存在します。たぶん多くの天文ファンは「俺はまだ本気出していないだけ(ロマンチック志向には)」というスタンスではないでしょうか^^ 「天文コミュ」の閉鎖性 https://twitter.com/messier_35/status/1062620713591291904 もう一つ。「マウント志向」というものがあります。幸か不幸か、星であれ鉄であれ写真全般であれ、マニアな趣味の世界には「閉鎖性」からくる「オレはおまえより凄い」的な行動様式が存在します(*)。 (*)個人的には、ごく一部の人の行動がネットで増幅されているだけでないかと感じています。 天文趣味のすそ野をより広く、多様性のある豊かなものにする意味では、ガチな天文ファンであっても時には「ロマンチック志向」な視点で「本気を出して」恋人や家族をもてなすことも大事かもしれません(*)。 (*)「やってみたけど、あかんかった」という歴史もあるのかも・・ 「ロマンチック」ではなくても「閉鎖性」の反対にある「アウトリーチ」なアクションは、もっともっと活発にしていきたいものです。 「星ナビ」への批判と期待 https://twitter.com/yomoyamasaka/status/1062537173331656704 https://twitter.com/kapioyaji/status/1062630236158742528 https://twitter.com/kapioyaji/status/1062603283611578368 星ナビ公式への批判は、期待への裏返しでもあります。「星ナビは(天ガと違って)より一般層に近い天文ファンのための開かれたメディアなんじゃないの?」「その公式アカウントが両者の溝ってどうなのよ」 「そんな、本当のことを、あっさり断じないでよ・・」 「そうならないために星ナビが存在するんでしょ!?」 https://twitter.com/nakacyg/status/1062161498099789824 https://twitter.com/taka0betelgeuse/status/1062188738279694337 https://twitter.com/katsukichi1974/status/1062188713151582208 逆に、事情を察する立場に立つとこうなります^^ 天リフはどうなの? https://twitter.com/katyoonon/status/1062547761805967360 大きなメディアの公式垢の運営は辛い^^ バズらないとメッセージが届かないし、バズるとカオスになります。何かを得ても何かを失うかもしれません。水鳥のように、足はもがいていても水面には端正な姿を見せる「姿勢」を続けなければなりません。 https://twitter.com/tenmonReflexion/status/1062582740082511872 https://twitter.com/009ciYyQcdJGIqe/status/1062583782664953856 https://twitter.com/l_e_p_u_s/status/1062620430542921728 天リフは星ナビ様よりははるかに小さなメディアで、どちらかといえば?「ガチ志向」ですが、今回の星ナビ様のツイートについては大いに共感しつつも、やはりメディアの使命と読者の期待を裏切らないよう運営していく必要があると痛感しました。 また、目指すところは(たぶん)同じだと考えています。引き続きご支援のほどお願いいたします! 編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
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