アストロアーツHPで星ナビ2023年4月号の内容が告知されています。発売は3月3日金曜日です。

今月の内容は!?

最新望遠鏡の仕組みに迫る「無限遠の瞳」やギリシア神話のキャラクターの変遷を辿る「エーゲ海の風」など読み応えたっぷりです。

星ナビ4月号は「最新望遠鏡テクノロジー」と「神話のキャラクターたち」
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12957_hoshinavi

■表紙

今回の表紙は「ステラナビゲータ12で描いたKAGAYA星座絵のおとめ座」。ギリシア神話で語られる魅力的なテーマやキャラクターは、有史以来、彫刻や壺絵、モザイク画や油彩の主題となってアートの世界を彩ってきました。

表紙は3月15日発売の「ステラナビゲータ12」で描いた「KAGAYA星座絵のおとめ座」。ステラナビゲータには以前のバージョンからもさまざまな星座絵を表示する機能があり、この星座絵は別売のステラナビゲータ・アクセサリー「KAGAYAファンタジー」をインストールすることで表示可能になります。

ステラナビゲータ・アクセサリー「KAGAYAファンタジー」
https://www.astroarts.co.jp/products/kagayafantasy/index-j.html

バージョン12では、ゆるいプラネ絵で評判の八王子さんの星座絵が追加されているそうです。こちらは標準機能としての搭載です。



■無限遠の瞳 最新望遠鏡テクノロジー vol.1 見える光編 (執筆/松下安武)

系外惑星、ブラックホール、135億光年彼方の銀河。天文学者たちが使う望遠鏡には最新テクノロジーが満載です。第1回目は「見える光」の観測に使う望遠鏡にフォーカス。格好いい最新望遠鏡たちの仕組みがわかると天文ニュースを読むのがさらに楽しくなります! 現代天文学の一端を感じてみませんか。

新連載。天文学者が観測に使用する、最新のテクノロジー満載の天体望遠鏡とそれがもたらす現代天文学の様々な可能性が10ページにわたって紹介されています。vol.1は「見える光」。0.4μm〜0.8μm程度(*)の波長を持つ「可視光線」で観測する望遠鏡のテクノロジー。

(*)記事中にもありますが「可視光線」「赤外線」などの定義はかなりアバウトです。波長0.8μ(800nm)の光はアマチュア天体写真的にはどちらかというと「近赤外線」ですが、天文学的には可視光線と同じ機材で観測できるため「ほとんど可視光線」です。

「すばる望遠鏡は視力1000!」とはどういう意味なのか、波長によって変わる「視力(=空間分解能)」、近年のイノベーションの一つである「補償光学」、2400本の光ファイバーでそれぞれに入射した光を分光観測できる「すばる2」の「超広視野多天体分光器(PFS)」、大口径を実現できる分割鏡などなど。アマチュア天体観測・天体写真からは遠い世界のように見えるかもしれませんが「見えないものを見たい」という原点は同じ。補償光学系のようにすでに手が届くものもあります。将来に思いをはせながら、じっくり読んでみたい記事です。

■エーゲ海の風 第28回 神話のキャラクターたち 2700年間のエキシビション(水先案内人/早水 勉)

ギリシア神話の神々や英雄たちは大変個性にあふれています。これらのキャラ付けはギリシアの早期から始まったもの。彼らの個性はどのように確立していったのか、そしてこれらのキャラクターはどのように現代に伝わっているのでしょうか。

早水さんの連載、第28回。長い時間の中で語り継がれてきたギリシア神話ですが、その過程ではさまざまな物語の変化・変遷があります。本記事では神話に登場する人物(神物?)の「キャラ付け」の変遷にフォーカスし、最近の映画やマンガなどにまで言及された労作。

「あまり映画を鑑賞する習慣がない」にもかかわらず5本の映画を一挙鑑賞されたり、里中満智子さんの「マンガ ギリシア神話」については作者ご本人に取材されたそうです。注目は、KAGAYAさんのギリシア神話に対する考え方と熱い思いの紹介。

増ページ8ページにふさわしい興味深い内容になっています。ぜひご一読ください。

■星になった藤井先生 チロと星仲間の物語(手記/大野裕明)

数多くの天文書を執筆した藤井旭さんの訃報に多くの天文ファンは驚いたはず。天文仲間とともに「白河天体観測所」を建て、「星空への招待」を呼びかけ、「隕石捜索団」を結成し、「チロキャラバン」で日本各地を巡った藤井さん。今回は藤井さんと60年近く親交のある大野裕明さんにチロと藤井さん、星仲間との思い出を語っていただきました。

藤井旭さんと60年近くにわたって接してこられた大野裕明さんによる6ページの回想記事。オールド天文ファンにとっては、すべてのエピソードが「何もかも、皆懐かしい」。アマチュア天文界とともに歩んで来られた藤井旭さんとチロちゃんの歩みと歴史が満載。

「愛用の万年筆」「PCに向かってキーボードを打っている姿を見たことがない」「携帯電話はおろか腕時計も持っていなかった」というエピソードなど、あまり素顔が知られれることがなかった藤井旭さんのお人柄を知ることができました。

重ねてご冥福をお祈り申し上げます。

◎天リフ独断ピックアップ

■広告ピックアップ・天文王国のランドマーク せいめい望遠鏡(紹介◎松島彩)

期待通り、「天文王国おかやま」のPR記事は連載でした!第二回は京都大学岡山天文台の「せいめい望遠鏡」です。本誌特集記事でも紹介された、18枚分割鏡の3.8m鏡を備えた世界レベルの観測施設で、2019年の恒星表面の「スーパーフレア」の観測、2020年のはやぶさ2探査機と帰還カプセルの追尾観測などを実現。今月3月26日には、せいめい望遠鏡を使用した「電視観望会」も開催されます。申込受付は3月18日まで。参加費は高校生以上1000円、小中学生500円とリーズナブル。ふるってご参加ください!

京都大学 岡山天文台
https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/general/facilities/okayama/

■高校生が天文学者体験 もしも君が杜の都で天文学者になったら/遠藤才織

「もし天」とは「もしも君が杜の都で天文学者になったら」の略。高校生・高専生を対象に「天文学者」を体験できる6泊7日の合宿形式のプログラム。この時点ですでに濃そうですが、研究テーマ設定・中間発表会・プロポーザル(研究の計画書)作成・観測とデータ解析・そして最終発表と、ガチの天文学者体験ができる内容。

記事執筆は「もし天」OGの東北大学・遠藤才織さん。「もし天」は2023年も開催予定。2022年は9月25日がエントリの〆切だったようですので、ご興味のある方はぜひ事前リサーチを!

もしも君が杜の都で天文学者になったら
https://moshiten.studio.site/

■ネットよ今夜もありがとう

今月は「リアルスターリー」のXRAYさん。天リフ・Twitter界隈でもおなじみ。開設されてまだ1年のブログですが「私と同じように(ネットの情報を漁りながらの)手探りの方にお役に立てれば」とのコンセプトが120%発揮されたブログ。一見して「情報発信のプロ」のクオリティ。多くの方に読まれて役立っているのではないでしょうか。



これをご覧の貴方にも、きっと「今すぐ役立つ情報」があるに違いありません!

リアルスターリー
https://realstarry.com/

■星ナビギャラリー

今回のトップ下はKさんの「手のひらの宇宙」。手に持った凸面鏡に星空を映した斬新な作品。いつも新鮮な工夫をされているKさんですが、今回もナイスアイデア!

個人的イチオシはMさんの「オリオン The ワールド」。焦点距離370mm、4/3モノクロセンサー、総露光62時間、5×5のモザイク撮影という大労作。「とてもとてもたいへんでほんとうに苦労して仕上げました」とのこと(*)。「印刷したときに信じられないほどの滑らかさ」とのコメントで、その苦労に見合う効果がモザイク合成にはあります。

(*)天リフ編集長は300mm 3*3  総露光5時間で同じ領域を撮ったことがありましたが「かなりたいへんでけっこう苦労して仕上げました」でした^^; ちょっと想像がつかないくらいの大変さと推察しました。

■今月の注目&シャッターチャンス(解説/浅田英夫・谷川正夫)

星空観望に適した季節が近づいてきました。3月24日に起こる月と金星の大接近は、一部地域では金星食も観測できます。新コーナー「今月のシャッターチャンス」は撮影にフォーカスして天文現象を解説。美しい夕空と月・金星を撮影してみましょう!

3月24日の月と金星の大接近。鹿児島から南西諸島では金星食となりますが、日本の大半で薄明の空で細い月齢2.8の月とマイナス4等級に輝く金星の接近が見られる、2023年有数の天体イベント。

本記事では、広角から望遠レンズ、小型の天体望遠鏡まで、カメラでこの現象をとらえる方法を解説。極端な話、スマホだけでもOKなのですが、一工夫して星空の思い出を記録してみませんか?!

■天文ファン必携!ステラナビゲータ12が3月発売!(紹介/上山治貴)

30年以上にわたり多くの天文ファンにご愛用いただいている天文ソフト「ステラナビゲータ」がアップグレード。天体データを大幅に拡充し、表示方法もリニューアルしより便利になりました。さらに、番組エディタを搭載し、観望会や動画配信での星空解説にも活用できます。

1992年7月の発売以来、30年超の歴史の「ステラナビゲータ」。最新バージョンの「12」が3月15日に発売になります。搭載データの拡充や操作のさらなる改善に加えて「番組エディタ」を新たに搭載。従来は専用のスクリプト言語を使用する必要がありましたが、簡単な画面操作で番組を制作できるようになったとのこと。

ステラナビゲータ12
https://www.astroarts.co.jp/products/stlnav12/index-j.shtml

実は編集長は「専用のスクリプト言語」の存在も、表紙のKAGAYAさんの星座絵表示機能も知りませんでした。。実はスゴイことができてしまっているステラナビゲータ。近いうちにまじめに使いこんでみようと思います!

まとめ

 

いかがでしたか?

目立った天文現象が少ない2023年ですが、それでも3月24日の金星と月の接近や、本記事執筆中の3月2日には金星と土星の接近などが起きています。来年10月の話ではありますが「C/2023 A3 紫金山-アトラス彗星」がかなり明るくなるという情報も。

日々、月々、年々、時を刻み重ねていく中で、地上の多くの存在はそんな時の中に消えていきますが、あるものは時を超えて伝えられてゆきます。有限の命と無限の宇宙。その間にあるのが「神話」であったり「文化」であったり「魂」であったりするのではないでしょうか。そのどれにも触れることができる天文趣味スゲエ!

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!4月号も楽しみですね!

星ナビ4月号は「最新望遠鏡テクノロジー」と「神話のキャラクターたち」
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12957_hoshinavi


※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!!

 

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2023/03/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2023/03/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-150x150.jpg編集部雑誌・書籍星ナビアストロアーツHPで星ナビ2023年4月号の内容が告知されています。発売は3月3日金曜日です。 今月の内容は!? 最新望遠鏡の仕組みに迫る「無限遠の瞳」やギリシア神話のキャラクターの変遷を辿る「エーゲ海の風」など読み応えたっぷりです。 星ナビ4月号は「最新望遠鏡テクノロジー」と「神話のキャラクターたち」 https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12957_hoshinavi ■表紙 表紙は3月15日発売の「ステラナビゲータ12」で描いた「KAGAYA星座絵のおとめ座」。ステラナビゲータには以前のバージョンからもさまざまな星座絵を表示する機能があり、この星座絵は別売のステラナビゲータ・アクセサリー「KAGAYAファンタジー」をインストールすることで表示可能になります。 ステラナビゲータ・アクセサリー「KAGAYAファンタジー」 https://www.astroarts.co.jp/products/kagayafantasy/index-j.html バージョン12では、ゆるいプラネ絵で評判の八王子さんの星座絵が追加されているそうです。こちらは標準機能としての搭載です。 八王子星座絵がついにステラナビゲータのお仲間入りですぞー!\(^ω^)/ https://t.co/tClN1ZfMYH — 八王子 (@8oooooji) February 21, 2023 ■無限遠の瞳 最新望遠鏡テクノロジー vol.1 見える光編 (執筆/松下安武) 新連載。天文学者が観測に使用する、最新のテクノロジー満載の天体望遠鏡とそれがもたらす現代天文学の様々な可能性が10ページにわたって紹介されています。vol.1は「見える光」。0.4μm〜0.8μm程度(*)の波長を持つ「可視光線」で観測する望遠鏡のテクノロジー。 (*)記事中にもありますが「可視光線」「赤外線」などの定義はかなりアバウトです。波長0.8μ(800nm)の光はアマチュア天体写真的にはどちらかというと「近赤外線」ですが、天文学的には可視光線と同じ機材で観測できるため「ほとんど可視光線」です。 「すばる望遠鏡は視力1000!」とはどういう意味なのか、波長によって変わる「視力(=空間分解能)」、近年のイノベーションの一つである「補償光学」、2400本の光ファイバーでそれぞれに入射した光を分光観測できる「すばる2」の「超広視野多天体分光器(PFS)」、大口径を実現できる分割鏡などなど。アマチュア天体観測・天体写真からは遠い世界のように見えるかもしれませんが「見えないものを見たい」という原点は同じ。補償光学系のようにすでに手が届くものもあります。将来に思いをはせながら、じっくり読んでみたい記事です。 ■エーゲ海の風 第28回 神話のキャラクターたち 2700年間のエキシビション(水先案内人/早水 勉) 早水さんの連載、第28回。長い時間の中で語り継がれてきたギリシア神話ですが、その過程ではさまざまな物語の変化・変遷があります。本記事では神話に登場する人物(神物?)の「キャラ付け」の変遷にフォーカスし、最近の映画やマンガなどにまで言及された労作。 「あまり映画を鑑賞する習慣がない」にもかかわらず5本の映画を一挙鑑賞されたり、里中満智子さんの「マンガ ギリシア神話」については作者ご本人に取材されたそうです。注目は、KAGAYAさんのギリシア神話に対する考え方と熱い思いの紹介。 増ページ8ページにふさわしい興味深い内容になっています。ぜひご一読ください。 ■星になった藤井先生 チロと星仲間の物語(手記/大野裕明) 藤井旭さんと60年近くにわたって接してこられた大野裕明さんによる6ページの回想記事。オールド天文ファンにとっては、すべてのエピソードが「何もかも、皆懐かしい」。アマチュア天文界とともに歩んで来られた藤井旭さんとチロちゃんの歩みと歴史が満載。 「愛用の万年筆」「PCに向かってキーボードを打っている姿を見たことがない」「携帯電話はおろか腕時計も持っていなかった」というエピソードなど、あまり素顔が知られれることがなかった藤井旭さんのお人柄を知ることができました。 重ねてご冥福をお祈り申し上げます。 ◎天リフ独断ピックアップ ■広告ピックアップ・天文王国のランドマーク せいめい望遠鏡(紹介◎松島彩) 期待通り、「天文王国おかやま」のPR記事は連載でした!第二回は京都大学岡山天文台の「せいめい望遠鏡」です。本誌特集記事でも紹介された、18枚分割鏡の3.8m鏡を備えた世界レベルの観測施設で、2019年の恒星表面の「スーパーフレア」の観測、2020年のはやぶさ2探査機と帰還カプセルの追尾観測などを実現。今月3月26日には、せいめい望遠鏡を使用した「電視観望会」も開催されます。申込受付は3月18日まで。参加費は高校生以上1000円、小中学生500円とリーズナブル。ふるってご参加ください! 京都大学 岡山天文台 https://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/general/facilities/okayama/ ■高校生が天文学者体験 もしも君が杜の都で天文学者になったら/遠藤才織 「もし天」とは「もしも君が杜の都で天文学者になったら」の略。高校生・高専生を対象に「天文学者」を体験できる6泊7日の合宿形式のプログラム。この時点ですでに濃そうですが、研究テーマ設定・中間発表会・プロポーザル(研究の計画書)作成・観測とデータ解析・そして最終発表と、ガチの天文学者体験ができる内容。 記事執筆は「もし天」OGの東北大学・遠藤才織さん。「もし天」は2023年も開催予定。2022年は9月25日がエントリの〆切だったようですので、ご興味のある方はぜひ事前リサーチを! もしも君が杜の都で天文学者になったら https://moshiten.studio.site/ ■ネットよ今夜もありがとう 今月は「リアルスターリー」のXRAYさん。天リフ・Twitter界隈でもおなじみ。開設されてまだ1年のブログですが「私と同じように(ネットの情報を漁りながらの)手探りの方にお役に立てれば」とのコンセプトが120%発揮されたブログ。一見して「情報発信のプロ」のクオリティ。多くの方に読まれて役立っているのではないでしょうか。 これをご覧の貴方にも、きっと「今すぐ役立つ情報」があるに違いありません! リアルスターリー https://realstarry.com/ ■星ナビギャラリー 今回のトップ下はKさんの「手のひらの宇宙」。手に持った凸面鏡に星空を映した斬新な作品。いつも新鮮な工夫をされているKさんですが、今回もナイスアイデア! 個人的イチオシはMさんの「オリオン The ワールド」。焦点距離370mm、4/3モノクロセンサー、総露光62時間、5×5のモザイク撮影という大労作。「とてもとてもたいへんでほんとうに苦労して仕上げました」とのこと(*)。「印刷したときに信じられないほどの滑らかさ」とのコメントで、その苦労に見合う効果がモザイク合成にはあります。 (*)天リフ編集長は300mm 3*3  総露光5時間で同じ領域を撮ったことがありましたが「かなりたいへんでけっこう苦労して仕上げました」でした^^; ちょっと想像がつかないくらいの大変さと推察しました。 ■今月の注目&シャッターチャンス(解説/浅田英夫・谷川正夫) 3月24日の月と金星の大接近。鹿児島から南西諸島では金星食となりますが、日本の大半で薄明の空で細い月齢2.8の月とマイナス4等級に輝く金星の接近が見られる、2023年有数の天体イベント。 本記事では、広角から望遠レンズ、小型の天体望遠鏡まで、カメラでこの現象をとらえる方法を解説。極端な話、スマホだけでもOKなのですが、一工夫して星空の思い出を記録してみませんか?! ■天文ファン必携!ステラナビゲータ12が3月発売!(紹介/上山治貴) 1992年7月の発売以来、30年超の歴史の「ステラナビゲータ」。最新バージョンの「12」が3月15日に発売になります。搭載データの拡充や操作のさらなる改善に加えて「番組エディタ」を新たに搭載。従来は専用のスクリプト言語を使用する必要がありましたが、簡単な画面操作で番組を制作できるようになったとのこと。 ステラナビゲータ12 https://www.astroarts.co.jp/products/stlnav12/index-j.shtml 実は編集長は「専用のスクリプト言語」の存在も、表紙のKAGAYAさんの星座絵表示機能も知りませんでした。。実はスゴイことができてしまっているステラナビゲータ。近いうちにまじめに使いこんでみようと思います! まとめ   いかがでしたか? 目立った天文現象が少ない2023年ですが、それでも3月24日の金星と月の接近や、本記事執筆中の3月2日には金星と土星の接近などが起きています。来年10月の話ではありますが「C/2023 A3 紫金山-アトラス彗星」がかなり明るくなるという情報も。 日々、月々、年々、時を刻み重ねていく中で、地上の多くの存在はそんな時の中に消えていきますが、あるものは時を超えて伝えられてゆきます。有限の命と無限の宇宙。その間にあるのが「神話」であったり「文化」であったり「魂」であったりするのではないでしょうか。そのどれにも触れることができる天文趣味スゲエ! そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!4月号も楽しみですね! 星ナビ4月号は「最新望遠鏡テクノロジー」と「神話のキャラクターたち」 https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12957_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!    編集部発信のオリジナルコンテンツ