「宇宙カメラで何を撮る?」ソニー「STAR SPHEREプロジェクト」ライブ配信
ソニーの「STAR SPHEREプロジェクト」で、「宇宙カメラで何を撮る?」と題したライブ配信が告知されています。配信は8月9日(火)20:00〜です。
「STAR SPHEREプロジェクト」とは?
READYFOR・ソニー×宇宙|STAR SPHEREプロジェクト第1期クルー募集
https://readyfor.jp/projects/starsphere
このプロジェクトは、平たくいうと「ソニー製カメラを搭載した小型人工衛星を打ち上げて、誰もがカメラを操作して地球と宇宙の姿を体験できるようにしよう」というものです。今年中に衛星が打ち上げられ、サービスはクラウドファンディングの形で提供されます。
上記のリンクはそのクラファンのリンク。さきほど編集部も一口乗らせていただき、支援総額が目標金額の50%を越えました^^
2022/8/19追記)
こちらの一連のツイートも参考になります!
先日は「宇宙撮影体験ツアー」の開発の裏側を紹介させていただきました。現在提供予定のサービスには「プレミアム撮影体験」もあり、今日はこちらについてご紹介です。
ひとつみなさんが気にされるのは、価格の違いではないでしょうか。「プレミアム撮影体験」、お値段けっこう違います……。 pic.twitter.com/v30WgPO5Uq
— Sony | STAR SPHERE (@STARSPHERE_Sony) August 18, 2022
現在実施中のクルー募集について、様々な方からご支援をいただいており感謝です🙏
ところで、リターンであり提供サービスとなる「宇宙撮影体験ツアー」ですが、「なんでツアーなの?」って思われる方もいらっしゃるかも……。ということで、ちょっと開発の経緯を紹介したいと思います。 pic.twitter.com/NYKqF4fP1y
— Sony | STAR SPHERE (@STARSPHERE_Sony) August 17, 2022
今回のライブ配信の概要
「STAR SPHERE」プロジェクトのライブ配信は今回が2回目。前回は担当エンジニアチームの方々が出演され、主にプロジェクトの技術的な側面についてのトークが行われました。
2回目の今回は、サービスの企画・事業化のチームが出演され「この衛星で何が撮れるのか、撮りたいのか?」というあたりが語られるものと推測します。
↑第一回のライブ配信のアーカイブ。
シミュレーターを体験してきました!
実は先日、東京のソニー様におじゃまして撮影シミュレーターを実際に操作してみることができました。画像も含め詳しいことをここで語ることができないのはとても残念なのですが、、、、さすがプレステを開発している会社だっ!とだけ言っておきましょう。シュミレータだけでも、自分の環境で遊んでみたいと思わせるに充分な感じです^^
ひとつだけ、このプロジェクトの撮影体験について補足しておきます。撮影は「リアルタイム」ではありません。シミュレータでは撮影する時刻やカメラの向きを自在にシミュレーションでき、撮影を疑似体験できますが、実際の撮影は事前に指定されたプログラムに従って自動で実行されます。他の支援者との時間やカメラの向きの調整もあるでしょうし、100%の自由度が与えられるわけではありません。
まとめ
支援だん。「A. 宇宙撮影体験ツアー+ガイドブック×1」15,000円。夜景の上に広がる星空を撮りたい^^
ソニー×宇宙|STAR SPHEREプロジェクト第1期クルー募集 https://t.co/v4Csn0vtxh #STARSPHEREクルー #宇宙から自分で撮る #READYFOR #クラウドファンディング @READYFOR_cfより pic.twitter.com/0O4j8bkWRw— 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) August 8, 2022
いかがでしたか?
今回天リフは独自取材の一環としてプロジェクトの支援をすることにしました!
私たち天文ファンは「宇宙の視点」を何らかの形で意識して日々活動をしているわけですが、その視点が地上数百kmの「宇宙」に移動することで新たに何を見ることができるのか?そんな視点を獲得した人が数百人集まったとき、どんな化学変化が起きるのか?そんなところをすごく期待しています。
編集部が申し込んだ1.5万円のコースでできることは「1枚の画像を撮る」ことだけなのですが、この一期一会のタイミングをどう生かすことができるか、どんなリザルトが得られるのか?それらも追ってレポート予定です!お楽しみに^^
STAR SPHEREプロジェクトの詳細は、スカイ三平さんの上の動画がわかりやすいです。たぶんこの動画がどこよりも詳しくて核心を突いた解説になっています。ぜひご視聴ください!
なお、このプロジェクトは8月23日(火)PM11:00まで募集中です。皆さんもいかがですか?
もう少し資金に余裕のある方は、5万円+45万円の「プレミアム体験コース」も選ぶことができます。こちらは貸切で撮影10分間、静止画50枚ないしは4K動画30秒を撮影できます。
衛星に搭載されるカメラ・レンズの情報は公開されていませんが、フルサイズの高感度カメラとのことなのでFX3かα7SIII相当のものではないかと推測します^^
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