【完了しました!】SVBONY SV550レビュー/天リフ読者レビュー企画
みなさんこんにちは!
始まりました!初の「天リフ読者レビュー企画」。天リフ読者の方々で天文機材を順にレビューしていこうというリレーレビュー企画です。第1回はSVBONY社の「SV550天体望遠鏡」です。
本記事では、9月中旬まで計5名の方にリレーされていくプロセスと同時並行で、それぞれのレビューア様が発信された情報を随時更新していきます。ぜひお見守りください!!
目次
9月5日追記)無事レビューが1巡しました!
SVBONY SV550 80APO F/6 観望撮影両用 高精度屈折鏡筒
https://www.svbony.jp/sv550-80-apo-f6-high-precision-refracting-lens-barrel#F9381A
5人の方のレビューが無事1巡しました!全体的に今夏は天候不順だったのが残念ですが、なんとか皆様にお使い頂けたようで何よりです。「コンパクト」「高性能」「高質感」の3拍子が揃ったSV550に、皆さん満足いただけたようです。
ぜひ5名のみなさんのレビュー記・ブログ・Twitterをご覧くださいね!絶対見逃さないよ!
「saitou takashi sgr」さん(8月下旬〜9月上旬)
新製品SVBONY SV550 80APO 望遠鏡のモニターの機会をいただきました。本日到着。天気予報は晴れでした。しかしアライメント完了後にまさかの曇り空。 pic.twitter.com/U6rb58f1Xd
— saitou takashi sgr (@takashisgr) August 21, 2022
新潟県在住のsaitou takashi(@takashisgr)さん。胎内星まつりでSV550とともにお会いできる予定だったのですが、残念ながら中止でそれは叶いませんでした。お天気も思わしくなく、晴天は2日ほどなかったそうですが、それでも多数の使用例をアップいただきました!
SVBONY SV550 80APO 望遠鏡テスト
昨晩は、曇り後晴れました。昨晩の月です。月齢24.0。
カメラは、ZWOasi290mcです。とても、シャープな写真となりました。 pic.twitter.com/L70vr17Ndg— saitou takashi sgr (@takashisgr) August 22, 2022
天体用CMOSカメラASI290MCで月面。さすが3枚玉アポ、色に地味も少なくシャープな像です!
SVBONY SV550 80APO 望遠鏡テスト 市街地のベランダ撮影
カメラはSVBONY SV405CC QBPフィルター使用
わずか2分から干潟星雲の姿が見え始めます。30分スタックした画像です。電子観望にも、とても優れていると思いました。 pic.twitter.com/0CqqsDRZL8— saitou takashi sgr (@takashisgr) August 22, 2022
市街地のベランダからディープスカイ撮影。小型のSV550は取り回しも良く、ベランダ電視観望にも好適。
SVBONY SV550レビュー/天リフ読者レビュー企画
らせん星雲。市街地のベランダ撮影 カメラはSVBONY SV405CC QBPフィルター使用 60分スタックした画像です。これまで、胎内自然天文館など空の条件が良くないと撮影することが難しかったのですが、お手軽撮影と処理で写すことができました。 pic.twitter.com/o8jZNNqpoL— saitou takashi sgr (@takashisgr) August 29, 2022
QBPフィルターを使用して市街地のベランダから。フィルターを活用することで、空の明るい市街地でも星雲撮影が可能。
SVBONY SV550レビュー/天リフ読者レビュー企画
木星と土星。 カメラはZWOasi290mc×3バローレンズ使用。口径と焦点距離から苦手だと思われる惑星も撮影してみました。シャープに撮影できることが分かりました。 pic.twitter.com/0ecoZLoZAh— saitou takashi sgr (@takashisgr) August 29, 2022
SV550の焦点距離は480mmと短いため、惑星のような小さい対象は一般的には「苦手」とされるカテゴリです。しかし、3倍バローレンズと併用することで、バッチリ撮影されています。
SVBONY SV550レビュー/天リフ読者レビュー企画まとめ 自宅光害地ベランダ撮影で二晩撮影しました。ZWOasi290mcを使うと三裂星雲や月が、SVBONY SV405CCでは、らせん星雲や干潟星雲を撮影できました。高性能でコンパクト。とてもリーズナブルな望遠鏡です。 pic.twitter.com/VsBwEBAv56
— saitou takashi sgr (@takashisgr) September 4, 2022
SV550で撮影された作品群です。淡い星雲から月、惑星までオールラウンド。惑星には小さめのサイズのセンサーのカメラを、ディープスカイ撮影には大きめのセンサーを使用するのがポイント。
上が所有しているSVBONY SV503 102 ED
下が今回お借りしたSVBONY SV550です。 pic.twitter.com/8WBoSfZOuo— saitou takashi sgr (@takashisgr) September 4, 2022
saitouさん所有のSVBONY社の「SV503 102 ED」との比較。口径が2cm小さく焦点距離が33cm短いSV550はよりコンパクト。3枚玉で収差補正も良好で「小粒でもピリリと辛い」鏡筒です。
「Kato1953」さん(7月下旬〜8月中旬)
天リフレビュー企画「SVBONY SV550」。最後のチャンスにギャンブル。「聖地愛知県G村遠征を決行」「当夜の晴れ姿」「大鹿村星空観望会」「悪天候」「叶わず」「8センチトリプレットアポ」「使い勝手」「星像に感銘」「お財布にやさしい」
oodouguのblogよりピックアップ。
https://t.co/4ei50Bv9VL pic.twitter.com/coCs1ShqmV— 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) August 17, 2022
長野県大鹿村の「@Kato19531」さん。8月6日に開催された「大鹿村星空観望会」にSV550鏡筒を持ち込まれました。雲が多いコンディションだったそうですが「アポ屈折だけあって色の滲みのないキレイな月」、「色調、コントラストなど好みがあるけど悪くないね」等の評価だったそうです。
さらに晴天を求めて最終日にも遠征をご決行。こちらも天候が悪く限られた範囲のご使用となりましたが、使い勝手の「良さと星像に感銘」だそうです!
満天の星空で使用できなかったのは重ね重ね残念ではありますが、多くの方の目に触れる場所でご使用いただけました!
oodouguのblog 天リフ読者レビュー企画SVBONYSV550②
https://oodougu.livedoor.blog/archives/16296127.html
oodouguのblog 天リフ読者レビュー企画SVBONYSV550①
https://oodougu.livedoor.blog/archives/16135993.html
「雑兵A(天)」さん(7月中旬〜7月下旬)
SVBONY SV550レビュー企画(1) SVBONYはこんな会社と思うのです
https://heboten.hatenablog.com/entry/20220809/1660026003
覚えてますか?天リフさん読者レビュー企画のSVBONY SV550レビュー記事を書きました。自分の体験から考えた「SVBONYはこんな会社」を書きました。よければ読んでね。
SVBONY SV550レビュー企画(1) SVBONYはこんな会社と思うのです – へぼてんブログhttps://t.co/NlPUC1Lysg— 雑兵A(天) (@zhy_a_a) August 9, 2022
SVBONYさんのユーザーフレンドリーさ、マーケットに対して「攻める」姿勢、そこには日本の大企業がとうに失ってしまった「何か」があるのではないか、という記事。考えさせられます。。
雑兵A(天)さん(@zhy_a_a)のレビューが始まっています!
「400字の感想でもいいよ!」とのことで真に受けて応募したら、ぼすけさんにシベットさんと居並ぶ錚々たる方々で「うわぁまたやらかした?」感ありましたが、貸与いただいたこれ、これはいいものですよ。
たぶん企画後に買っちゃうと思います。 pic.twitter.com/T7TYQJZuCk— 雑兵A(天) (@zhy_a_a) July 13, 2022
「浮気なぼくら」の「シベット」さん(6月下旬〜7月上旬)
全6記事、完結しました!
眼視派諸氏に捧ぐ! SV550での月・惑星の眼視観望、どのくらいの高倍率まで使えるのか!?
「天リフ読者レビュー企画」SV550 ⑥ 月・惑星の高倍率観望と各種アイピースとの相性#SV550 #ZERO経緯台 #AZGTi #GOTO #EMS #Datyson #Series500 #Xo2.5mmhttps://t.co/ev9bZ0j419
— シベット (@PACIFICA612) July 7, 2022
3枚玉アポ対物だけがスペシャルじゃない! 4/3″センサーでの「周辺減光なし」を実現したSV550接眼部のひみつとは!?
「天リフ読者レビュー企画」SV550 ⑤ 大径のドローチューブ#SVBONY #SV550 #SV503 #ドローチューブhttps://t.co/r8nIvsu9wv
— シベット (@PACIFICA612) July 3, 2022
早くもプアマンズ魂炸裂のセコ技! 手持ちの自作レデューサーをSV550鏡筒で使ってみた結果・・・?
「天リフ読者レビュー企画」SV550 ④ CloseupLensNo4はSV550のレデューサーとして使えるか#SV550 #AZGTi #ASI294MC #クロースアップレンズNo4https://t.co/b81HbwOURo
— シベット (@PACIFICA612) July 2, 2022
UV/IRカットフィルターという最強の相棒を得たSV550の実力とは!?
「天リフ読者レビュー企画」SV550 8cmF6 3枚玉アポ ③可視光フルバンド、驚異の色彩と汎用性#UVIRカットフィルター #AZGTi #SV550 #ASI294MChttps://t.co/XMXtsKbK8j
— シベット (@PACIFICA612) July 1, 2022
全国120万人のSVBONYファン必見! 3枚玉アポSV550を各種フィルターにて電視観望で使うとどうなる!?
「天リフ読者レビュー企画」SV550 8cmF6 3枚玉アポ ②電視観望、各フィルターでの見え方の違い#SVBONY #SV550 #3枚玉アポ #ASI294MC #AZ-GTihttps://t.co/KgaigSgTKJ
— シベット (@PACIFICA612) June 30, 2022
3枚玉アポとしては、おそらく史上最安値のSVBONY SV550! 果たしてどのようなパフォーマンスを示すのか!?
「天リフ読者レビュー企画」SV550 8cmF6 3枚玉アポ ①地上風景でのフラットナ―の効果#SVBONY #SV550 #3枚玉アポhttps://t.co/Okg9sbBdxe
— シベット (@PACIFICA612) June 28, 2022
「LensLingTV」の「ぼすけ」さん(6月中旬〜下旬)
表示環境によっては「アポ」の半濁点が隠れてしまう場合がありますが「アポ(クロマート)」です!
トップバッターの「ぼすけ」さん(@LensKingsJapan)のレビュー動画。「アポクロマート」と「アクロマート」の違いについて、たぶんこれまでで一番わかりやすい解説(*)になっています。百聞は一見にしかず。ぜひご視聴ください!
(*)マニア向けの解説としては天文ガイド元編集長Ta氏のこちらの記事がスタンダードでしょう。こちらの記事では収差補正状況を示すために「球面収差図(輪帯毎の結像状況を複数の色に対して描いたもので、光学設計上必ず作成される)」を使用していますが、ぼすけさんの動画では色収差のみに特化した概念図を使用することで、さらに直感的に理解できるようになっています。
3枚玉アポ鏡筒「SV550」第一弾のレビュー動画が公開。
また、ぼすけさんのチャンネルのファンに専用クーポンも用意します。
興味があれば、ぼすけさんの動画をチェックしてくださいね!https://t.co/K5hKyNaHe2#アポ鏡筒 #SV550 #SVBONY #天リフ #LensKingTV https://t.co/2USZFiEIiN— SVBONY Japan (@svbony) June 24, 2022
SVBONY様から「専用クーポン」が提供されるようです!
残念ながらお天気が思わしくなく、実視・実写情報はこの動画には含まれていませんが、第二弾、第三弾に乞うご期待!
この後の更新もお楽しみに。
SV550とは?
SVBONY SV550 80APO F/6 観望撮影両用 高精度屈折鏡筒
https://www.svbony.jp/sv550-80-apo-f6-high-precision-refracting-lens-barrel#F9381A
これまで、EDレンズを使用した屈折望遠鏡(SV503シリーズ)や天体用CMOSカメラSV305などを、業界随一ともいえる低価格で販売してきたSVBONY社ですが、このSV550鏡筒は同社初の「3枚玉アポクロマート」になります。
今回のレビュー企画の概要
ざっくり今回のレビュー企画の流れは以下のようなものです。
- メーカー様は、レビュー対象製品を一定期間天リフに貸与する
- 天リフが対象製品に対するレビューアーを募る
- 天リフからレビューアーに一定期間製品を貸与
- レビューアーはレビュー結果を自分のブログ・SNS等にアップ、ないしはレビュー結果を天リフにレポート
- 天リフはレビューアーのリザルトを適宜記事化する
メーカー様のメリットは「評価してほしい製品を貸し出す」だけで、様々な視点のレビュー記事がネットに放流されること。レビューアー様のメリットは、興味のある製品を実際に試すことができること。天リフのメリットは、読者に広く製品紹介を発信できることです。まさに「win-win-win」のスキーム!(*)
(*)今回のトライアルが成功すれば、このスキームを業界に広げて行ければと考えています。 https://reflexions.jp/tenref/orig/2022/06/25/13837/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/06/7750bcc4e6539ae71cd85aa6e4eeb822-3-1024x576.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/06/7750bcc4e6539ae71cd85aa6e4eeb822-3-150x150.jpg望遠鏡望遠鏡SV550みなさんこんにちは! 始まりました!初の「天リフ読者レビュー企画」。天リフ読者の方々で天文機材を順にレビューしていこうというリレーレビュー企画です。第1回はSVBONY社の「SV550天体望遠鏡」です。 本記事では、9月中旬まで計5名の方にリレーされていくプロセスと同時並行で、それぞれのレビューア様が発信された情報を随時更新していきます。ぜひお見守りください!! 9月5日追記)無事レビューが1巡しました! SVBONY SV550 80APO F/6 観望撮影両用 高精度屈折鏡筒 https://www.svbony.jp/sv550-80-apo-f6-high-precision-refracting-lens-barrel#F9381A 5人の方のレビューが無事1巡しました!全体的に今夏は天候不順だったのが残念ですが、なんとか皆様にお使い頂けたようで何よりです。「コンパクト」「高性能」「高質感」の3拍子が揃ったSV550に、皆さん満足いただけたようです。 ぜひ5名のみなさんのレビュー記・ブログ・Twitterをご覧くださいね!絶対見逃さないよ! 「saitou takashi sgr」さん(8月下旬〜9月上旬) 新製品SVBONY SV550 80APO 望遠鏡のモニターの機会をいただきました。本日到着。天気予報は晴れでした。しかしアライメント完了後にまさかの曇り空。 pic.twitter.com/U6rb58f1Xd — saitou takashi sgr (@takashisgr) August 21, 2022 新潟県在住のsaitou takashi(@takashisgr)さん。胎内星まつりでSV550とともにお会いできる予定だったのですが、残念ながら中止でそれは叶いませんでした。お天気も思わしくなく、晴天は2日ほどなかったそうですが、それでも多数の使用例をアップいただきました! SVBONY SV550 80APO 望遠鏡テスト 昨晩は、曇り後晴れました。昨晩の月です。月齢24.0。 カメラは、ZWOasi290mcです。とても、シャープな写真となりました。 pic.twitter.com/L70vr17Ndg — saitou takashi sgr (@takashisgr) August 22, 2022 天体用CMOSカメラASI290MCで月面。さすが3枚玉アポ、色に地味も少なくシャープな像です! SVBONY SV550 80APO 望遠鏡テスト 市街地のベランダ撮影 カメラはSVBONY SV405CC QBPフィルター使用 わずか2分から干潟星雲の姿が見え始めます。30分スタックした画像です。電子観望にも、とても優れていると思いました。 pic.twitter.com/0CqqsDRZL8 — saitou takashi sgr (@takashisgr) August 22, 2022 市街地のベランダからディープスカイ撮影。小型のSV550は取り回しも良く、ベランダ電視観望にも好適。 SVBONY SV550レビュー/天リフ読者レビュー企画 らせん星雲。市街地のベランダ撮影 カメラはSVBONY SV405CC QBPフィルター使用 60分スタックした画像です。これまで、胎内自然天文館など空の条件が良くないと撮影することが難しかったのですが、お手軽撮影と処理で写すことができました。 pic.twitter.com/o8jZNNqpoL — saitou takashi...編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
この鏡筒、日々更新されていく製品レビュー投稿をとても楽しみにしていました。皆さん評価方法、検証方法を工夫されておられて、なるほどなるほど〜と鼻息荒く閲覧していました。今年の夏は天候が不安定でしたので評価が大変だったことも感じられました。そんな中、リアルタイムに結果が更新されていくので、臨場感がありまるで自分が評価しているかの錯覚(ええっ〜!)をしてしまいました。
一昔前は、雑誌でしか製品レポートをみることができなく、時代の移ろいも感じられました。
製品自体の価格が少し無理すれば手の届く範囲ということも、結果をみることが楽しみな事につながっていると思いました。
次回はどんな製品が? あっ、それよりも晴れて欲しいですよね。安定した空のもと星空を堪能したいものです。