ガチ天マニアのみなさんこんにちは!今年も「#みんなで100時間」プロジェクトの季節がやってきました!

#みんなで100時間プロジェクトとは?

総露出100時間を目標に、皆で撮った画像を一つにして、よりクオリティの高い天体写真を目指そう!というこのプロジェクト。昨年は全国から15作品、計60時間分のリザルトが集まりました。得られた結論は「大 正 義 露 出 時 間」。異なる光学系や画像処理の方向性であっても、重ね合わせれば驚くほど「自然」で「妥当」な結果に収束する。その事実を目の当たりにしたのです。

【大 正 義 露 出 時 間 !】みん100プロジェクトリザルトご報告



昨年のリザルトは上のリンクをご覧ください!

今回のテーマ設定

というわけで、今年も「#みんなで100時間」プロジェクトを実施します。今回のお題設定はTwitterのアンケートも参考にして「魔女の横顔」としました。

縦横比3:2で、フルサイズ換算の135mm/400mm/800mmの3つの構図モデルを設定しました。ご応募される画像は、この3つのどれかを「だいたい含む」形でお願いします。少しくらいは狭くても広くてもOKです。

お送りいただいた画像を事務局(天リフ編集部)が位置合わせしてPhotoshopのレイヤーにします(*)。それをすべて均等に加算平均します。それだけです。

(*)撮影者名をレイヤー名にしますが、匿名希望に対応します。

カメラ・光学系は何でもOKです。センサーサイズ不問、十字光条の反射望遠鏡でも、ウニウニ光条のカメラレンズでもかまいません。とにかく全部そのままコンポジットします(*)。

(*)前回の結果から、極端な画像であっても結果的には全て良い方向に作用したと考えています。

応募要項

(強調部分以外は2019年版とほぼ同じです)

画像の送付方法

・メールアドレスtenrefinfo@gmail.comに画像とデータをお送りください。タイトルは「みんなで100時間2020」で始めてください。

・画像は最大長辺6000程度(*)のjpeg画像としてください。ファイルサイズは最大4M程度でお願いします。

(*)目安です。無理に合わせる必要はありません。画像はなるべく縮小しないでそのままお送りください。また、お題領域より広い場合もトリミングしなくてOKです。

・画像には以下のデータを添えてください。



撮影者名(ハンドル名でもOK):
公開希望のSNSアカウント・ブログURLなどがあれば:
撮影日時:
使用鏡筒またはレンズ名:
焦点距離:
F値:
カメラ名:
センサーサイズ:
天体改造有無:
フィルター:
総露出時間:
追尾に使用した架台名:
撮影地:
最終psdファイルのレイヤー名を匿名にしたい:○ or ×
何か一言!:(なくてもいいです^^;;;)

※撮影時の機材画像や撮影風景を1枚添えていただければ、最後のまとめ記事で一言と合わせて一挙掲載させていただきたいと思います。

画像処理のガイドライン

基本的にアリアリです。特に基準は設けません。ご自分が一番よいと思うアウトプットでOKです。

受付期限

2020年2月26日(金)23:59とします。今年は新月期3回分です^^  もちろん過去画像でもOKです。

最終リザルトの取り扱い方法

(2019年版とほぼ同じです)

集まった個々の画像の著作権はもちろん撮影者様にそのまま帰属し、コンポジットされた画像の著作権は全員のものです。ただし、レイヤー化された最終(一歩手前)画像は、一定のライセンス形態(*)で広くネットに公開したいと思います。

(*)「作品を複製、頒布、展示、実演を行うにあたり、著作権者の表示を要求し、作品を改変・変形・加工してできた作品についても、元になった作品と同じライセンスを継承させた上で頒布を認める」というクリエイティブ・コモンズの「CC BY-SA」にしたいと考えています。これは、集まった画像を「さらにどう処理すればよりよくなるのか」を多くの人に試してもらいたいという趣旨です。

コンポジット後の画像の天文雑誌などのフォトコンへの応募はご遠慮ください。(賞金の分配などが面倒になるので・・・)

多くの方々のご参加をお待ちしております!


FAQ(よくある質問)

(2019年版とほぼ同じです)

Q.天体改造機でないとだめですか?
A.いいえ。ノーマル機でも問題ありません。ただし、可視光域(波長380nm〜700nmくらい)を越えないようにお願いします。γ線・X線・紫外線・赤外線・電波・重力波などの画像はご遠慮ください。

Q.M4/3のカメラでも参加できますか?
A.はい、参加できます。指定の領域が撮影された画像なら、焦点距離・センサーサイズは不問です。ただし、規定のデータの明記をお願いします。

Q.ナローバンド画像でも参加できますか?
A.はい、参加できます。ただし、SAOハッブルパレットは色がおかしくなるのでAOOナローバンドないしはモノクロHαナローバンド限定とします。(AOOはそのまま、モノクロHαはRバンドに加算平均します)。

Q.すごい画像の中に自分のレベルの低い画像が混じると全体の品質を下げてしまいそうで気後れします。
A.大丈夫です、全部コンポジットすれば「一見品質が低い」ように見える画像でも全体の画質向上に貢献します。個別の参加作品画像を横並びにしてどれが誰の画像かを明示するような見せ方をすることは行いません(個別に許諾をお願いすることはあるかもしれません)。

Q.参加していない人にも最終リザルトは公開されますか?
A.はい、公開されます。参加者の個々の作品は最終psdファイルにレイヤーとして含まれる形になります。

Q.モザイク合成画像でも参加できますか?
A.はい、できます。規定の領域が全て写っていればOKです。

各色別お題画像

お題画像のサンプルは、アプリ「スカイガイド」の以下の3つの波長別画像を加算平均したものです。ご参考まで!

可視光線

マイクロ波(冷たい分子雲)

 


  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2020/11/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-2-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2020/11/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-2-150x150.jpg編集部天体写真ガチ天マニアのみなさんこんにちは!今年も「#みんなで100時間」プロジェクトの季節がやってきました! #みんなで100時間プロジェクトとは? 総露出100時間を目標に、皆で撮った画像を一つにして、よりクオリティの高い天体写真を目指そう!というこのプロジェクト。昨年は全国から15作品、計60時間分のリザルトが集まりました。得られた結論は「大 正 義 露 出 時 間」。異なる光学系や画像処理の方向性であっても、重ね合わせれば驚くほど「自然」で「妥当」な結果に収束する。その事実を目の当たりにしたのです。 https://reflexions.jp/tenref/orig/2020/01/14/10005/ 昨年のリザルトは上のリンクをご覧ください! 今回のテーマ設定 https://twitter.com/tenmonReflexion/status/1329294892485414912 というわけで、今年も「#みんなで100時間」プロジェクトを実施します。今回のお題設定はTwitterのアンケートも参考にして「魔女の横顔」としました。 縦横比3:2で、フルサイズ換算の135mm/400mm/800mmの3つの構図モデルを設定しました。ご応募される画像は、この3つのどれかを「だいたい含む」形でお願いします。少しくらいは狭くても広くてもOKです。 お送りいただいた画像を事務局(天リフ編集部)が位置合わせしてPhotoshopのレイヤーにします(*)。それをすべて均等に加算平均します。それだけです。 (*)撮影者名をレイヤー名にしますが、匿名希望に対応します。 カメラ・光学系は何でもOKです。センサーサイズ不問、十字光条の反射望遠鏡でも、ウニウニ光条のカメラレンズでもかまいません。とにかく全部そのままコンポジットします(*)。 (*)前回の結果から、極端な画像であっても結果的には全て良い方向に作用したと考えています。 応募要項 (強調部分以外は2019年版とほぼ同じです) 画像の送付方法 ・メールアドレスtenrefinfo@gmail.comに画像とデータをお送りください。タイトルは「みんなで100時間2020」で始めてください。 ・画像は最大長辺6000程度(*)のjpeg画像としてください。ファイルサイズは最大4M程度でお願いします。 (*)目安です。無理に合わせる必要はありません。画像はなるべく縮小しないでそのままお送りください。また、お題領域より広い場合もトリミングしなくてOKです。 ・画像には以下のデータを添えてください。 撮影者名(ハンドル名でもOK): 公開希望のSNSアカウント・ブログURLなどがあれば: 撮影日時: 使用鏡筒またはレンズ名: 焦点距離: F値: カメラ名: センサーサイズ: 天体改造有無: フィルター: 総露出時間: 追尾に使用した架台名: 撮影地: 最終psdファイルのレイヤー名を匿名にしたい:○ or × 何か一言!:(なくてもいいです^^;;;) ※撮影時の機材画像や撮影風景を1枚添えていただければ、最後のまとめ記事で一言と合わせて一挙掲載させていただきたいと思います。 画像処理のガイドライン 基本的にアリアリです。特に基準は設けません。ご自分が一番よいと思うアウトプットでOKです。 受付期限 2020年2月26日(金)23:59とします。今年は新月期3回分です^^  もちろん過去画像でもOKです。 最終リザルトの取り扱い方法 (2019年版とほぼ同じです) 集まった個々の画像の著作権はもちろん撮影者様にそのまま帰属し、コンポジットされた画像の著作権は全員のものです。ただし、レイヤー化された最終(一歩手前)画像は、一定のライセンス形態(*)で広くネットに公開したいと思います。 (*)「作品を複製、頒布、展示、実演を行うにあたり、著作権者の表示を要求し、作品を改変・変形・加工してできた作品についても、元になった作品と同じライセンスを継承させた上で頒布を認める」というクリエイティブ・コモンズの「CC BY-SA」にしたいと考えています。これは、集まった画像を「さらにどう処理すればよりよくなるのか」を多くの人に試してもらいたいという趣旨です。 コンポジット後の画像の天文雑誌などのフォトコンへの応募はご遠慮ください。(賞金の分配などが面倒になるので・・・) 多くの方々のご参加をお待ちしております! FAQ(よくある質問) (2019年版とほぼ同じです) Q.天体改造機でないとだめですか? A.いいえ。ノーマル機でも問題ありません。ただし、可視光域(波長380nm〜700nmくらい)を越えないようにお願いします。γ線・X線・紫外線・赤外線・電波・重力波などの画像はご遠慮ください。 Q.M4/3のカメラでも参加できますか? A.はい、参加できます。指定の領域が撮影された画像なら、焦点距離・センサーサイズは不問です。ただし、規定のデータの明記をお願いします。 Q.ナローバンド画像でも参加できますか? A.はい、参加できます。ただし、SAOハッブルパレットは色がおかしくなるのでAOOナローバンドないしはモノクロHαナローバンド限定とします。(AOOはそのまま、モノクロHαはRバンドに加算平均します)。 Q.すごい画像の中に自分のレベルの低い画像が混じると全体の品質を下げてしまいそうで気後れします。 A.大丈夫です、全部コンポジットすれば「一見品質が低い」ように見える画像でも全体の画質向上に貢献します。個別の参加作品画像を横並びにしてどれが誰の画像かを明示するような見せ方をすることは行いません(個別に許諾をお願いすることはあるかもしれません)。 Q.参加していない人にも最終リザルトは公開されますか? A.はい、公開されます。参加者の個々の作品は最終psdファイルにレイヤーとして含まれる形になります。 Q.モザイク合成画像でも参加できますか? A.はい、できます。規定の領域が全て写っていればOKです。 各色別お題画像 お題画像のサンプルは、アプリ「スカイガイド」の以下の3つの波長別画像を加算平均したものです。ご参考まで! 可視光線 マイクロ波(冷たい分子雲)   Hα  編集部発信のオリジナルコンテンツ