全国の天文ショップをお訪ねする「天文ショップ訪問」。
第3回は埼玉県春日部市の「CAT USED TELESCOPES」さんです!

CAT USED TELESCOPES
http://catut.shop-pro.jp

 

当社は中古天体望遠鏡の専門店として、1997年創業、以来皆様からの望遠鏡や双眼鏡類、周辺アクセサリー類の買取と、それらの中古販売を専門に業務を行わせていただいております。



 

中古天体望遠鏡の専門店

CAT USED TELESCOPES」さんは埼玉県春日部市にある中古天体望遠鏡の専門ショップ。白いカマボコ型の屋根の広い店舗スペースには、様々な時代の様々な天体望遠鏡、赤道儀、各種パーツがところ狭しと陳列されています。

「天体望遠鏡は光学系と機械部分の両方の専門知識と適切なメンテナンスが重要です。」と店長の箕輪さん。CATさんは1997年開業の老舗、この店舗には7年前に移転されたそうです。

往年の名機、ビンテージ品がずらり

CATさんには様々な中古望遠鏡が展示してあります。そのごく一部をご紹介しましょう。

五藤光学のMark-X赤道儀。今でも根強い人気があり、多くのファンに愛用されている赤道儀。

ペンタックス、MS-55i赤道儀。巨大なウォームホイールのハウジング、鏡筒よりも太い赤緯・赤経軸。

こちらも伝説の赤道儀、三鷹光器のGN-170。外観は新品かとおもうほどキレイ。

高橋製作所、10cm反射望遠鏡I型。黒光りする塗装が美しく「この時代の塗装は素晴らしいんですよね」と店長の箕輪さん。

このほかにもお宝品が盛りだくさん。記事の最後にまとめていますので、ぜひごらんください!

中古品の買い取り

CATさんは天文雑誌の「天体望遠鏡高価買取」の広告でもおなじみ。天体望遠鏡のような特殊な製品は、一般の中古品買い取り業者だと望遠鏡の価値をじゅうぶんに評価できない場合があり、本来高値だったはずのものが安値になってしまったりすることがあります。

その点、天体望遠鏡専門のCATさんなら安心。持ち運びや梱包の難しい機材の場合は、出張買い取りも可能だそうです。

「観測所を建てて当時はバリバリに観測や写真撮影をされていたオーナー様が、今やご高齢になりそろそろ機材を整理されたいとか、いろいろあるんですよね。まずはご相談下さい」と箕輪さん。

掲載については「リサイクル通信」様の許諾をいただいています。

こちらの記事は「リサイクル通信」という中古品・リユースビジネス専門紙に掲載されたCATさんの記事。箕輪さんの天体望遠鏡と天文に対する思いが語られています。

ネットでも販売中!

ネット全盛の昨今、CATさんもその例にもれず、商品販売はネット経由が主流だそうです。でも、HPにアップされている商品は在庫の一部だそうです。
入荷後のHP未アップの商品や、パーツやジャンク品を含め、店頭のみの商品も多数。店舗に行けば、HPアップ前のお宝品に出会えるかも?

ちなみに、編集子はこの機会にとばかり、中古品のツァイスマウント/1.25インチのアイピースアダプタを購入しました^^

また、以前微動雲台に使うグリスを探したことがあり、そのときCATさんには粘度の異なるグリスが多数揃っていたので購入したことがありました。メンテナンス用機材もいろいろ揃っています。

店舗へのアクセス

CATさんの地図。電車ならアーバンパークライン「藤の牛島」駅下車10分、大宮駅からなら30分ほど。車なら、東北道・関越道・常磐道それぞれに最寄りICがあります。
アクセスの詳細はこちらからどうぞ。



(定休日/毎週火・水・木、曜日 営業時間/13時~18時、日曜は17時まで)

まとめ

CAT USED TELESCOPES」さんは伝説の名機や昭和のビンテージ品から最近の実用中古品まで、「ミニ天体望遠鏡」博物館のような楽しいお店で、天文ファンなら一度は訪問してみたいショップです。ただし「(大きな声では言えませんが)彼女や奥さんは連れてこない方がいいかもしれませんね・・・」とは、箕輪さんの弁^^;;;

店舗のカウンター奥。天文雑誌の広告にあるとおり、「足の踏み場のないほど商品が展示」されている店内ですが、この一角はオシャレな雰囲気。

商品ギャラリー

取材当日の店頭から。記事をご覧いただいた時点で在庫しているかどうかは、CAT様に直接お問い合わせ下さい。

タカハシのP2赤道儀。「この時代のタカハシの精度は凄いんですよね」と箕輪さん。

こちらは65mm屈折P型望遠鏡。さすがに三脚は年代を感じさせますが、「望遠鏡の外観のキズは、履歴書みたいなものなんです(愛情に満ちた目)」と箕輪さん。

オールド元天文少年なら、このファインダーだけでこの望遠鏡が何か分かるはず。キャッチコピーは「ちょっとぜいたくだが・・」

カートン光学の赤道儀。独特の四角い形状。今あらためて見てみると、なかなかしっかりした造りです。右は店長の箕輪さん。

 

こちらは贅沢^2、ほとんどの人の手に届かなかったニコンのD=100mm f=1200mmのED望遠鏡。

「天体望遠鏡のロールスロイス」クエスター望遠鏡。不勉強にも知らなかったのですが、実は今でも販売されているようです。

アストロ光学、15cm反射赤道儀のモータードライブ。

現在入手可能な最高の赤道儀のひとつ、高橋JP赤道儀。

伝説の五藤光学MX-Ⅱ型赤道儀。Mark-Xの上位機種として開発されましたが、ほんのわずかしか製造されなかったとか。

こちらはそのカタログ。「星への伝説になる」というキャッチコピーが。

アスコのスカイルック反射望遠鏡。
昔々、天文雑誌に「鏡筒回転装置がきわめてスムーズ」と書かれていたので試してみましたが、その通りでした^^


※本記事はCAT様に取材協力いただき、天文リフレクションズ編集部が独自に制作したものです。出典のない写真は編集部で撮影したものです。
また本記事に掲載した商品などの情報は取材時(2018/2/26)・執筆時のものです。実際に訪問・購買される際はHPの情報をご確認いただくか、直接CAT様にお問い合わせください。

 

 

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/03/IMG_5702-1024x683.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/03/IMG_5702-150x150.jpg編集部天文ショップ天文ショップ訪問全国の天文ショップをお訪ねする「天文ショップ訪問」。 第3回は埼玉県春日部市の「CAT USED TELESCOPES」さんです! CAT USED TELESCOPES http://catut.shop-pro.jp   当社は中古天体望遠鏡の専門店として、1997年創業、以来皆様からの望遠鏡や双眼鏡類、周辺アクセサリー類の買取と、それらの中古販売を専門に業務を行わせていただいております。   中古天体望遠鏡の専門店 「CAT USED TELESCOPES」さんは埼玉県春日部市にある中古天体望遠鏡の専門ショップ。白いカマボコ型の屋根の広い店舗スペースには、様々な時代の様々な天体望遠鏡、赤道儀、各種パーツがところ狭しと陳列されています。 「天体望遠鏡は光学系と機械部分の両方の専門知識と適切なメンテナンスが重要です。」と店長の箕輪さん。CATさんは1997年開業の老舗、この店舗には7年前に移転されたそうです。 往年の名機、ビンテージ品がずらり CATさんには様々な中古望遠鏡が展示してあります。そのごく一部をご紹介しましょう。 五藤光学のMark-X赤道儀。今でも根強い人気があり、多くのファンに愛用されている赤道儀。 ペンタックス、MS-55i赤道儀。巨大なウォームホイールのハウジング、鏡筒よりも太い赤緯・赤経軸。 こちらも伝説の赤道儀、三鷹光器のGN-170。外観は新品かとおもうほどキレイ。 高橋製作所、10cm反射望遠鏡I型。黒光りする塗装が美しく「この時代の塗装は素晴らしいんですよね」と店長の箕輪さん。 このほかにもお宝品が盛りだくさん。記事の最後にまとめていますので、ぜひごらんください! 中古品の買い取り CATさんは天文雑誌の「天体望遠鏡高価買取」の広告でもおなじみ。天体望遠鏡のような特殊な製品は、一般の中古品買い取り業者だと望遠鏡の価値をじゅうぶんに評価できない場合があり、本来高値だったはずのものが安値になってしまったりすることがあります。 その点、天体望遠鏡専門のCATさんなら安心。持ち運びや梱包の難しい機材の場合は、出張買い取りも可能だそうです。 「観測所を建てて当時はバリバリに観測や写真撮影をされていたオーナー様が、今やご高齢になりそろそろ機材を整理されたいとか、いろいろあるんですよね。まずはご相談下さい」と箕輪さん。 こちらの記事は「リサイクル通信」という中古品・リユースビジネス専門紙に掲載されたCATさんの記事。箕輪さんの天体望遠鏡と天文に対する思いが語られています。 ネットでも販売中! ネット全盛の昨今、CATさんもその例にもれず、商品販売はネット経由が主流だそうです。でも、HPにアップされている商品は在庫の一部だそうです。 入荷後のHP未アップの商品や、パーツやジャンク品を含め、店頭のみの商品も多数。店舗に行けば、HPアップ前のお宝品に出会えるかも? ちなみに、編集子はこの機会にとばかり、中古品のツァイスマウント/1.25インチのアイピースアダプタを購入しました^^ また、以前微動雲台に使うグリスを探したことがあり、そのときCATさんには粘度の異なるグリスが多数揃っていたので購入したことがありました。メンテナンス用機材もいろいろ揃っています。 店舗へのアクセス CATさんの地図。電車ならアーバンパークライン「藤の牛島」駅下車10分、大宮駅からなら30分ほど。車なら、東北道・関越道・常磐道それぞれに最寄りICがあります。 アクセスの詳細はこちらからどうぞ。 (定休日/毎週火・水・木、曜日 営業時間/13時~18時、日曜は17時まで) まとめ 「CAT USED TELESCOPES」さんは伝説の名機や昭和のビンテージ品から最近の実用中古品まで、「ミニ天体望遠鏡」博物館のような楽しいお店で、天文ファンなら一度は訪問してみたいショップです。ただし「(大きな声では言えませんが)彼女や奥さんは連れてこない方がいいかもしれませんね・・・」とは、箕輪さんの弁^^;;; 商品ギャラリー 取材当日の店頭から。記事をご覧いただいた時点で在庫しているかどうかは、CAT様に直接お問い合わせ下さい。 タカハシのP2赤道儀。「この時代のタカハシの精度は凄いんですよね」と箕輪さん。 こちらは65mm屈折P型望遠鏡。さすがに三脚は年代を感じさせますが、「望遠鏡の外観のキズは、履歴書みたいなものなんです(愛情に満ちた目)」と箕輪さん。 オールド元天文少年なら、このファインダーだけでこの望遠鏡が何か分かるはず。キャッチコピーは「ちょっとぜいたくだが・・」 カートン光学の赤道儀。独特の四角い形状。今あらためて見てみると、なかなかしっかりした造りです。右は店長の箕輪さん。   こちらは贅沢^2、ほとんどの人の手に届かなかったニコンのD=100mm f=1200mmのED望遠鏡。 「天体望遠鏡のロールスロイス」クエスター望遠鏡。不勉強にも知らなかったのですが、実は今でも販売されているようです。 アストロ光学、15cm反射赤道儀のモータードライブ。 現在入手可能な最高の赤道儀のひとつ、高橋JP赤道儀。 伝説の五藤光学MX-Ⅱ型赤道儀。Mark-Xの上位機種として開発されましたが、ほんのわずかしか製造されなかったとか。 こちらはそのカタログ。「星への伝説になる」というキャッチコピーが。 アスコのスカイルック反射望遠鏡。 昔々、天文雑誌に「鏡筒回転装置がきわめてスムーズ」と書かれていたので試してみましたが、その通りでした^^ ※本記事はCAT様に取材協力いただき、天文リフレクションズ編集部が独自に制作したものです。出典のない写真は編集部で撮影したものです。 また本記事に掲載した商品などの情報は取材時(2018/2/26)・執筆時のものです。実際に訪問・購買される際はHPの情報をご確認いただくか、直接CAT様にお問い合わせください。      編集部発信のオリジナルコンテンツ