Twitter、さんのツイート。

「写真」という言葉は不自由なものです。マコト(真)を写す。
写し取った姿は、そのもののマコトでなければならない、と暗に迫ってきます。

このツイートの1枚目の画像は、「カメラ撮って出し」。
カメラが現在の設定から生み出した「真実」。



2枚目の画像は、肉眼の印象を再現したもの。編集子の経験的には、素晴らしい星空のイメージにとても近いと感じました。

3枚目の画像は、いわゆる「画像処理」の結果。処理者が自分の脳内で描いた真実、「こうあるだろう」「こうあってほしい」姿を表現する試みの結果。

どれもがある意味では真実で、また真実ではない。

写真とは、何を写し取っているのか。
この3枚の画像は、現代の天体写真ばかりではなく、「写真」そのものについての示唆に富んでいるのではないでしょうか。


天文リフレクションズでは、天文ファンの読者の皆さんが見たいと思う天文界の「真実」、読者の皆さんに編集部が見てほしいと思う「真実」をお届けしていきたいと考えています。 編集部天文コラムTwitter、リベ‏ @ribento1さんのツイート。 世界一暗い夜空、肉眼ではこう見えていました。 1枚目:カメラで撮って無編集 (カメラに見える真実) 2枚目:肉眼で見たのを再現 (人間の目に見える真実) 3枚目:細部強調&妄想レタッチ (一人類が想う宇宙の真実・・・に近づけた何か)#肉眼ではどう見えていたのシリーズ pic.twitter.com/WOYIBmFS54 — リベ (@ribento1) 2017年6月7日 「写真」という言葉は不自由なものです。マコト(真)を写す。 写し取った姿は、そのもののマコトでなければならない、と暗に迫ってきます。 このツイートの1枚目の画像は、「カメラ撮って出し」。 カメラが現在の設定から生み出した「真実」。 2枚目の画像は、肉眼の印象を再現したもの。編集子の経験的には、素晴らしい星空のイメージにとても近いと感じました。 3枚目の画像は、いわゆる「画像処理」の結果。処理者が自分の脳内で描いた真実、「こうあるだろう」「こうあってほしい」姿を表現する試みの結果。 どれもがある意味では真実で、また真実ではない。 写真とは、何を写し取っているのか。 この3枚の画像は、現代の天体写真ばかりではなく、「写真」そのものについての示唆に富んでいるのではないでしょうか。 天文リフレクションズでは、天文ファンの読者の皆さんが見たいと思う天文界の「真実」、読者の皆さんに編集部が見てほしいと思う「真実」をお届けしていきたいと考えています。編集部発信のオリジナルコンテンツ