【予告】Askar SQA85鏡筒リレーレビュー企画【レビューア募集!】
SQA85 超高性能・次世代アストログラフ
みなさんこんにちは!Askarの超高性能鏡筒「SQA85」を使ってみませんか?!
ディープスカイ天体写真はこの10年で大きく進歩しました。イメージセンサーの感度と解像度の向上、高度な画像処理がより簡単に行える天体画像処理ソフトウェアの高機能化、長時間露光によるクオリティの追求などなど。そんな中で最も基本ともいえる「光学性能」も、もはや理論限界に近い性能を叩き出す高性能鏡筒が各社からリリースされつつあります。
そんな中で、今一番勢いがあるメーカー・ブランドのひとつが、中国浙江省の「Sharpstar Optics」社の「Askar」です。屈折式望遠鏡では、超小型の「FMA135」から大口径203mmの「203APO」まで、さまざまなラインナップを取り揃えています。
シュミットブログ・【24年冬版】Askar屈折望遠鏡シリーズhttps://syumittoblog.blog.fc2.com/blog-entry-2412.html
その中でも、ディープスカイ天体写真において極限の性能を追求したのが「SQAシリーズ」です。5群5枚でSD(スーパーED)レンズを2枚使用したフラットフィールド、F4.8の明るさでありながらスポット径は極小、「最周辺が流れる」「青ハロ」とも無縁の設計性能。ラインナップも口径55mmの「SQA55」、85mmの「SQA85」、106mmの「SQA106」の3つを揃え、さまざまな画角とセンサーで活用できるアストログラフになっています。
天リフでもSQA85を使用し実写を行いましたが、その結像性能には驚くばかり。フルサイズセンサーのカメラでも四隅と中央の星像差は、等倍でガン見してもわからないほど。掲載した作例群ではBXTを使用していますが、BXTを使用しなくても充分満足のいく星像が得られるでしょう。
長時間露光してBXTを適用すれば、このようなトリミングによる切り出しを行っても十二分な画質が確保できます。この画像、ほとんど隅ですよ・・光学系の進化は恐るべしです。
本レビュー企画のねらい
「中心から四隅まで、ほぼエアリーディスク以下」の星像を実現する超高性能を謳う最新のアストログラフ「SQA85」ですが、その高性能を天体写真フリークの天リフ読者の皆様に実際に体験していただきたいと考えています。
ビクセン社のVSD90/70SS、高橋製作所のFSQシリーズやFCT-65D、Willium Optics社のPleaedes/RedCatシリーズなど「超高性能」な新型鏡筒が目白押しの「小型屈折アストログラフ」界隈ですが、そんな中でSharpstar/AskarのSQAシリーズの実力を、ぜひご自身の眼で確かめてみてください!
リレーレビュー募集要項
【応募資格】
- 日本に在住する20歳以上の個人
- 「SQA85」を使用し、その体験をSNS、ブログ等で発信いただけること
- 天リフ本社からの往復送料をご負担いただけること(120サイズです。ヤマト便の場合関東福岡で片道2370円)
【貸与物】
- 「SQA85」本体、付属品一式(鏡筒バンド、45mm幅アリガタ、セミハードケースを含みます)
【ご使用における注意点】
- ファインダー、ガイドスコープ、カメラアダプタ、カメラ本体、電動フォーカサーなどのオプションパーツは含まれません。
- 標準付属の「 M48×0.75mm 」「 M54×0.75mm 」「 M68×1mm 」の3種類のアダプター以降のカメラアダプタなどの接続パーツ(センサーまでの推奨光路長55mm)はレビューアー様にてご用意ください。
- 標準構成では鏡筒側にフィルター(48mm)を使用することができません。アダプター以降のカメラ接続パーツでフィルタードロワーなどを使用する必要があります(*)。
- 大切にご使用いただき、故意ないしは重大な過失による破損紛失においては一定のご負担をいただくことについての同意書へのご署名をお願いいたします。
【貸与期間】
2025年1月上旬から4月下旬までの期間中、お一人3週間程度。詳細はレビューアー様決定時に調整します。
リレーレビュー参加ご希望の方は、下記フォームよりエントリください。初回レビューアー様(1月中旬から2月上旬)の〆切は1月12日(日)です。応募者多数の場合は、天リフ編集部で選考・決定させていただきます。あしからずご了承ください。
応募者様には個別にレビュー期間など詳細をご連絡・調整させていただきます。
まとめ
いかがでしたか?
前世紀には中国を含むアジア製の天体望遠鏡は「低価格だけど、性能は価格なり」と評価されていたようですが、21世紀も1/4を経過した現在ではそんな認識はもう過去のものです。高いコスパはもちろんのこと、デザインやユーティリティ性だけでなく性能も世界一級レベルに達しています。
21世紀以降のデジタル化の大波により、カメラレンズや天体望遠鏡などの光学製品の性能は飛躍的に向上しました。光学設計技術も製造技術もかつてとは比べものにならないほど進化してきています。夢の「周辺まで点像」の世界は、もうF4〜F5クラスのハイスピード鏡筒においても実現しているのです。
そして、もはや天体望遠鏡を選ぶ上で「メイドインどこそこ」は主要な判断材料ではなくなりました。日本を含めた世界各国の技術は横一線です。どのブランドを、どの天体望遠鏡を選ぶのかは、貴方の考え方とご判断次第。
さあ、光学性能にアラ探しをしなくてもいい世界にようこそ。気持ちよい・画像処理のしやすいリザルトを手軽に手にできる、超高性能屈折鏡筒の世界を体験してみませんか!?
※掲載した作例データのうち「M45すばる」の強調前生データを期間限定(2月8日まで)で以下に公開しています。ダーク・フラット減算しスタック後、SPCCとMGCで色補正・カブリ補正を行った32bit fitsデータです。素晴らしい結像性能をとくとご確認ください!
ギガファイル便
https://xgf.nu/Y1W8k
- 本記事は(株)サイトロンジャパンより協賛および機材貸与を受け、天文リフレクションズ編集部が独自の判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。
- 記事に関するご質問・お問い合わせなどは天文リフレクションズ編集部宛にお願いいたします。
- 製品の購入およびお問い合わせはメーカー様・販売店様にお願いいたします。
- 本記事によって読者様に発生した事象については、その一切について編集部では責任を取りかねますことをご了承ください。
- 特に注記のない画像は編集部で撮影したものです。
- 記事中の製品仕様および価格は注記のないものを除き執筆時(2025年1月)のものです。
- 記事中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。
https://reflexions.jp/tenref/orig/2025/01/09/17205/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2024/12/b46a0dac2d3d1b8c72fc60965043cff2-1-1024x576.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2024/12/b46a0dac2d3d1b8c72fc60965043cff2-1-150x150.jpg望遠鏡望遠鏡Askar,SQA85SQA85 超高性能・次世代アストログラフ みなさんこんにちは!Askarの超高性能鏡筒「SQA85」を使ってみませんか?! ディープスカイ天体写真はこの10年で大きく進歩しました。イメージセンサーの感度と解像度の向上、高度な画像処理がより簡単に行える天体画像処理ソフトウェアの高機能化、長時間露光によるクオリティの追求などなど。そんな中で最も基本ともいえる「光学性能」も、もはや理論限界に近い性能を叩き出す高性能鏡筒が各社からリリースされつつあります。 そんな中で、今一番勢いがあるメーカー・ブランドのひとつが、中国浙江省の「Sharpstar Optics」社の「Askar」です。屈折式望遠鏡では、超小型の「FMA135」から大口径203mmの「203APO」まで、さまざまなラインナップを取り揃えています。 シュミットブログ・【24年冬版】Askar屈折望遠鏡シリーズhttps://syumittoblog.blog.fc2.com/blog-entry-2412.html その中でも、ディープスカイ天体写真において極限の性能を追求したのが「SQAシリーズ」です。5群5枚でSD(スーパーED)レンズを2枚使用したフラットフィールド、F4.8の明るさでありながらスポット径は極小、「最周辺が流れる」「青ハロ」とも無縁の設計性能。ラインナップも口径55mmの「SQA55」、85mmの「SQA85」、106mmの「SQA106」の3つを揃え、さまざまな画角とセンサーで活用できるアストログラフになっています。 天リフでもSQA85を使用し実写を行いましたが、その結像性能には驚くばかり。フルサイズセンサーのカメラでも四隅と中央の星像差は、等倍でガン見してもわからないほど。掲載した作例群ではBXTを使用していますが、BXTを使用しなくても充分満足のいく星像が得られるでしょう。 長時間露光してBXTを適用すれば、このようなトリミングによる切り出しを行っても十二分な画質が確保できます。この画像、ほとんど隅ですよ・・光学系の進化は恐るべしです。 本レビュー企画のねらい 「中心から四隅まで、ほぼエアリーディスク以下」の星像を実現する超高性能を謳う最新のアストログラフ「SQA85」ですが、その高性能を天体写真フリークの天リフ読者の皆様に実際に体験していただきたいと考えています。 ビクセン社のVSD90/70SS、高橋製作所のFSQシリーズやFCT-65D、Willium Optics社のPleaedes/RedCatシリーズなど「超高性能」な新型鏡筒が目白押しの「小型屈折アストログラフ」界隈ですが、そんな中でSharpstar/AskarのSQAシリーズの実力を、ぜひご自身の眼で確かめてみてください! リレーレビュー募集要項 【応募資格】 日本に在住する20歳以上の個人 「SQA85」を使用し、その体験をSNS、ブログ等で発信いただけること 天リフ本社からの往復送料をご負担いただけること(120サイズです。ヤマト便の場合関東福岡で片道2370円) 【貸与物】 「SQA85」本体、付属品一式(鏡筒バンド、45mm幅アリガタ、セミハードケースを含みます) 【ご使用における注意点】 ファインダー、ガイドスコープ、カメラアダプタ、カメラ本体、電動フォーカサーなどのオプションパーツは含まれません。 標準付属の「 M48×0.75mm 」「 M54×0.75mm 」「 M68×1mm 」の3種類のアダプター以降のカメラアダプタなどの接続パーツ(センサーまでの推奨光路長55mm)はレビューアー様にてご用意ください。 標準構成では鏡筒側にフィルター(48mm)を使用することができません。アダプター以降のカメラ接続パーツでフィルタードロワーなどを使用する必要があります(*)。 大切にご使用いただき、故意ないしは重大な過失による破損紛失においては一定のご負担をいただくことについての同意書へのご署名をお願いいたします。 【貸与期間】 2025年1月上旬から4月下旬までの期間中、お一人3週間程度。詳細はレビューアー様決定時に調整します。 リレーレビュー参加ご希望の方は、下記フォームよりエントリください。初回レビューアー様(1月中旬から2月上旬)の〆切は1月12日(日)です。応募者多数の場合は、天リフ編集部で選考・決定させていただきます。あしからずご了承ください。 SQA85鏡筒リレーレビューエントリーフォーム 応募者様には個別にレビュー期間など詳細をご連絡・調整させていただきます。 まとめ いかがでしたか? 前世紀には中国を含むアジア製の天体望遠鏡は「低価格だけど、性能は価格なり」と評価されていたようですが、21世紀も1/4を経過した現在ではそんな認識はもう過去のものです。高いコスパはもちろんのこと、デザインやユーティリティ性だけでなく性能も世界一級レベルに達しています。 21世紀以降のデジタル化の大波により、カメラレンズや天体望遠鏡などの光学製品の性能は飛躍的に向上しました。光学設計技術も製造技術もかつてとは比べものにならないほど進化してきています。夢の「周辺まで点像」の世界は、もうF4〜F5クラスのハイスピード鏡筒においても実現しているのです。 そして、もはや天体望遠鏡を選ぶ上で「メイドインどこそこ」は主要な判断材料ではなくなりました。日本を含めた世界各国の技術は横一線です。どのブランドを、どの天体望遠鏡を選ぶのかは、貴方の考え方とご判断次第。 さあ、光学性能にアラ探しをしなくてもいい世界にようこそ。気持ちよい・画像処理のしやすいリザルトを手軽に手にできる、超高性能屈折鏡筒の世界を体験してみませんか!? ※掲載した作例データのうち「M45すばる」の強調前生データを期間限定(2月8日まで)で以下に公開しています。ダーク・フラット減算しスタック後、SPCCとMGCで色補正・カブリ補正を行った32bit fitsデータです。素晴らしい結像性能をとくとご確認ください! ギガファイル便https://xgf.nu/Y1W8k 本記事は(株)サイトロンジャパンより協賛および機材貸与を受け、天文リフレクションズ編集部が独自の判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。 記事に関するご質問・お問い合わせなどは天文リフレクションズ編集部宛にお願いいたします。 製品の購入およびお問い合わせはメーカー様・販売店様にお願いいたします。 本記事によって読者様に発生した事象については、その一切について編集部では責任を取りかねますことをご了承ください。 特に注記のない画像は編集部で撮影したものです。 記事中の製品仕様および価格は注記のないものを除き執筆時(2025年1月)のものです。 記事中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。 編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
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