アストロアーツHPで星ナビ2024年10月号の内容が告知されています。発売は9月5日 木曜日です。

今月の内容は!?

見ごろが近づく「紫金山・アトラス彗星」の観測や撮影ポイント・最新情報までまるわかりの大特集。

星ナビ10月号は「いよいよ接近!紫金山・アトラス彗星」
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13680_hoshinavi

■表紙

今回の表紙はGerald Rhemannさん撮影の「C/2023 A3 紫金山・アトラス彗星」。2024年8月2日、ナミビアのリモート天文台での撮影です。

今月の表紙は、先月に引き続きリモート天文台からの撮影。今月、本誌で特集されている紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)です。

さすが口径12インチ(約30cm)の大口径だけあって、複雑なイオンテイルの吹き出しも確認できます。崩壊の噂もあったこの彗星ですが、はたして今後どうなるのでしょうか?!



■いよいよ接近! 紫金山・アトラス彗星

2024年、見逃せない天文現象といえば2つの彗星。春にやってきたポン・ブルックス彗星(12P)に続き、秋には紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)がやってきます。

というわけで、今号の目玉は紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)についての3部構成、全20ページの大特集です。

Part1 見る・観る・撮る(解説/沼澤茂美)

彗星の撮り方や観測のポイント、最新の研究成果までまとめて紹介します。

「Part1」は、本彗星の発見の経緯や明るさの予測、「崩壊」と言われはじめた経緯と現在の見解、双眼鏡や望遠鏡で彗星を見てみたい・カメラやスマホで撮影してみたい方のための解説。明言されているわけではありませんが、最新の観測と専門家の意見によれば、「崩壊の兆候はない」といえそうです。

ただし、初めて太陽に近づく彗星の光度予想には、大きなバラツキがあるのが常。掲載されている光度予想グラフは±2等級程度の幅を持たせたものになっています。

Part2 大彗星か崩壊か?運命やいかに(解説/小林仁美)

彗星の明るさ予想の難しさと、紫金山・アトラス彗星の今後の予想について解説していきます。

Part2では、彗星が明るくなるための4つの条件(彗星核の大きさ、彗星核中の揮発性成分の量、揮発性成分の昇華効率、彗星の軌道)から過去の彗星を振り返り、紫金山・アトラス彗星の最新の観測から彗星の今後を考察。

本パートでも明確な結論は出されていません。彗星の光度は様々な要素の複合結果であり、日々の観測と分析が重要であるといえます。

Part3 朝夕の低空に彗星を探し出す(解説/吉本勝己)

発見されて約1年半、ついに紫金山・アトラス彗星が接近してきます。分裂や消滅が起こったとしても、そのようすをとらえるのが彗星観測の楽しみです。どうなるのかわからないドキドキ感を持ちながら、日一日と変化していく彗星を追って、観測してみましょう。

Part3では、9月下旬から10月にかけての紫金山・アトラス彗星の、詳細な日々の軌道上や天球上での動きを図入りで解説。月明や地平高度の情報も併記され、具体的な観測・撮影計画を立てるのに役立ちます。

本パートでも彗星の崩壊の可能性を指摘した「セカニナ論文」について言及されていますが、解説の吉本さんによる観測では、7月下旬以降の増光は順調で、崩壊に予兆は確認されていないそうです。

今後の状況をリアルタイムに確認するには、SWANやSOHOといった探査機の映像や、ネット上の情報を確認すると良いそうです。それらのURLも紹介されています。

■25年のその先へ 進化を続けるすばる望遠鏡(解説/松元理沙・石井未来・臼田-佐藤 功美子)

ハワイ・マウナケア山頂域にある「すばる望遠鏡」は、1999年1月のファーストライトから、今年で25周年を迎えました。未だ謎に包まれる宇宙を観測し続けるすばる望遠鏡のこれまでとこれからを紹介します。

25周年を迎えたハワイの「すばる望遠鏡」。抜群に広い視野を持つ「HSC(Hyper Suprime Cam)」をはじめ、「すばる望遠鏡でしかできない観測」を実現する多彩な観測装置を備え、数多くの研究成果をもたらしてきました。

それだけでなく、天文台の研究成果やライブ映像をネットに常時公開したり、一般市民が観測に参加する「市民天文学」も推進されています。

今後、さらに観測装置が強化され「アルティメット〜究極〜」の望遠鏡を目指そうとしている「すばる望遠鏡」。我々天文ファンも、その活動を応援していきたいものですね!

◎天リフ独断ピックアップ

広告ピックアップ・スターウォッチングツアー2024~ミサカノヨゾラ~

スターウォッチングツアー2024~ミサカノヨゾラ~
https://www.town.mishima.fukushima.jp/site/kankou/4718.html
チラシPDF
https://www.town.mishima.fukushima.jp/uploaded/attachment/2994.pdf

9月28日土曜日に福島県三島町・美坂高原で開催される星のイベントの告知広告。このイベントの存在は不覚にも知りませんでしたが、2022年から開催されているようです。国立天文台の渡部潤一先生の講演会やサックスのコンサート、星景写真撮影講習会などが開催されます。協賛にはビクセンやアウトドアのモンベルなど。入場無料。

■NewsWatch 草原を赤く染めた低緯度オーロラ(報告●菊地原正太郎)

星ナビ誌協賛のモンゴルツアーレポート。「モンゴルの星空」「ペルセウス座流星群」に加えて、偶然の賜物とはいえ「高緯度オーロラ」まで!これは素晴らしいですね!

レポートされた菊地原さんは天文学を専攻されていたそうで、「太陽風に吹かれて荷電粒子が地球に飛び込んできた」というサブタイトルはとても理系チック^^ 来年もツアーは開催されるようなので「皆さんもぜひ参加してみてください」!

■ネットよ今夜もありがとう

今月は百瀬雅彦さんの紹介による塩尻星の会。創立は2001年。長野県塩尻市を中心に活動されています。圧巻なのは2003年から継続されている光害調査。こちらのページに過去の計測結果がまとめられていますが、77地点・22年分のデータ蓄積はまさに「継続は力なり」。



塩尻星の会
https://ssc01.jp/

会の発展と光害調査の継続をお祈りしています!

■星ナビギャラリー

今月のトップ下は遠州天体写真愛好会の宇都さん(*)による「NGC5044グループ」。「構図の勝利」との選評にあるように、無数の銀河が散りばめられた領域を、渋く・お見事に切り取られています。

(*)宇都さんは毎回ブログで天文雑誌応募作品とその結果を振り返られています。今月号のブログ記事も楽しみですね^^ https://oozoraashiato.blog.fc2.com/

個人的イチオシは川村さんの「ポピーが見上げる星空」。ローアングルから夏の大三角を「見上げる」ような花の姿が力強くもあり、可憐でもあります。花にピントを合わせた「玉ボケ星景」ですが、はくちょう座の天の川や北アメリカ星雲もしっかり描写されているところにこだわりを感じますね^^

この見開きは5作品すべてが「玉ボケ星景」(*)。天リフ編集長も玉ボケ愛好者なので、これは嬉しいですね!

(*)冒頭の総合評によると「美しい玉ボケ写真がちょっとしたブーム」だそうです。

■Deepな天体写真 ラッキーイメージング2 大口径ニュートン反射で星雲を連写(解説/山田 実)

ある一定の条件を満たしたDeep Sky Objectであれば、オートガイダーを用いて長時間露光を行う一般的な撮影方法よりも、ラッキーイメージングを使った方が高解像度の写真がお手軽に撮影できます。今回は、撮影システムと撮影方法を解説していきます。

「ラッキーイメージング」手法を解説する連載、第2回は具体的な撮影システムと撮影手順の紹介。異なる機材による同一対象の比較もあり、ラッキーイメージング法を活用するための大きなヒントになるでしょう。

山田さんはこれまで大きく3回の機材バージョンアップをされていますが、この変遷はラッキーイメージング手法が洗練されていく過程でもあります。工夫と実践を重ねて道を切り拓いていく、まさに「ディープな天体撮影」ですね!

光害地で星を撮る
https://koropouman.blog.fc2.com/

こちらは記事を執筆された山田実さんのブログです。

■天文外史 歴史に刻まれた大彗星たち(後編) 彗星が推し進めた天文学 (解説/塚田 健)

過去にはいくつもの大彗星がやってきては天上に雄大な姿を見せてきました。数多ある彗星の中には、科学的発見の契機となった彗星もあり、その過程で彗星の正体も明らかにされていきました。後編では、科学という視点で歴史的な彗星を追っていきます。

歴史に刻まれた大彗星たち。後編は彗星の観測と研究によって天文学がどのように進歩してきたかを解説。古代の大科学者アリストテレスは、彗星の正体は「気象現象である」との説を唱えましたが、これを覆したのがティコ・ブラーエによる彗星の位置の精密観測です。さらにケプラーによる惑星の運動の3法則とニュートンによる万有引力理論により、彗星は惑星と同じ太陽を周回する軌道を描く天体であることが明らかになりました。

とはいえ、彗星の正体は探査衛星の観測をもってしても、いまだにわかっていないことが多いそうです。そんな謎とロマンに満ちた「彗星」。紫金山・アトラス彗星が、新たな事実をもたらしてくれることに期待です。

まとめ

いかがでしたか?

謎とロマン、そして感動をもたらす大彗星。1997年のヘール・ボップ彗星以来、日本の天文ファンはその姿をまだ眼にすることができていません(*)。

(*)2020年のネオワイズ彗星を「大彗星」にカウントするかどうかは微妙ですが、「含めない」との認識が多いようです^^;

今後について諸説ある「紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)」ですが、少なくとも「セカニナ論文」の予想を裏付ける事実は今のところ出ておらず、大彗星もワンチャンあり?ではないでしょうか。ぜひチャンスを狙ってみてください!

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!今月号も楽しみですね!

星ナビ10月号は「いよいよ接近!紫金山・アトラス彗星」
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13680_hoshinavi

※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2024/09/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2024/09/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-150x150.jpg編集部雑誌・書籍星ナビアストロアーツHPで星ナビ2024年10月号の内容が告知されています。発売は9月5日 木曜日です。 今月の内容は!? 見ごろが近づく「紫金山・アトラス彗星」の観測や撮影ポイント・最新情報までまるわかりの大特集。 星ナビ10月号は「いよいよ接近!紫金山・アトラス彗星」https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13680_hoshinavi ■表紙 今月の表紙は、先月に引き続きリモート天文台からの撮影。今月、本誌で特集されている紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)です。 さすが口径12インチ(約30cm)の大口径だけあって、複雑なイオンテイルの吹き出しも確認できます。崩壊の噂もあったこの彗星ですが、はたして今後どうなるのでしょうか?! ■いよいよ接近! 紫金山・アトラス彗星 2024年、見逃せない天文現象といえば2つの彗星。春にやってきたポン・ブルックス彗星(12P)に続き、秋には紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)がやってきます。 というわけで、今号の目玉は紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)についての3部構成、全20ページの大特集です。 Part1 見る・観る・撮る(解説/沼澤茂美) 「Part1」は、本彗星の発見の経緯や明るさの予測、「崩壊」と言われはじめた経緯と現在の見解、双眼鏡や望遠鏡で彗星を見てみたい・カメラやスマホで撮影してみたい方のための解説。明言されているわけではありませんが、最新の観測と専門家の意見によれば、「崩壊の兆候はない」といえそうです。 ただし、初めて太陽に近づく彗星の光度予想には、大きなバラツキがあるのが常。掲載されている光度予想グラフは±2等級程度の幅を持たせたものになっています。 Part2 大彗星か崩壊か?運命やいかに(解説/小林仁美) Part2では、彗星が明るくなるための4つの条件(彗星核の大きさ、彗星核中の揮発性成分の量、揮発性成分の昇華効率、彗星の軌道)から過去の彗星を振り返り、紫金山・アトラス彗星の最新の観測から彗星の今後を考察。 本パートでも明確な結論は出されていません。彗星の光度は様々な要素の複合結果であり、日々の観測と分析が重要であるといえます。 Part3 朝夕の低空に彗星を探し出す(解説/吉本勝己) Part3では、9月下旬から10月にかけての紫金山・アトラス彗星の、詳細な日々の軌道上や天球上での動きを図入りで解説。月明や地平高度の情報も併記され、具体的な観測・撮影計画を立てるのに役立ちます。 本パートでも彗星の崩壊の可能性を指摘した「セカニナ論文」について言及されていますが、解説の吉本さんによる観測では、7月下旬以降の増光は順調で、崩壊に予兆は確認されていないそうです。 今後の状況をリアルタイムに確認するには、SWANやSOHOといった探査機の映像や、ネット上の情報を確認すると良いそうです。それらのURLも紹介されています。 ■25年のその先へ 進化を続けるすばる望遠鏡(解説/松元理沙・石井未来・臼田-佐藤 功美子) 25周年を迎えたハワイの「すばる望遠鏡」。抜群に広い視野を持つ「HSC(Hyper Suprime Cam)」をはじめ、「すばる望遠鏡でしかできない観測」を実現する多彩な観測装置を備え、数多くの研究成果をもたらしてきました。 それだけでなく、天文台の研究成果やライブ映像をネットに常時公開したり、一般市民が観測に参加する「市民天文学」も推進されています。 今後、さらに観測装置が強化され「アルティメット〜究極〜」の望遠鏡を目指そうとしている「すばる望遠鏡」。我々天文ファンも、その活動を応援していきたいものですね! ◎天リフ独断ピックアップ ■広告ピックアップ・スターウォッチングツアー2024~ミサカノヨゾラ~ スターウォッチングツアー2024~ミサカノヨゾラ~https://www.town.mishima.fukushima.jp/site/kankou/4718.html チラシPDFhttps://www.town.mishima.fukushima.jp/uploaded/attachment/2994.pdf 9月28日土曜日に福島県三島町・美坂高原で開催される星のイベントの告知広告。このイベントの存在は不覚にも知りませんでしたが、2022年から開催されているようです。国立天文台の渡部潤一先生の講演会やサックスのコンサート、星景写真撮影講習会などが開催されます。協賛にはビクセンやアウトドアのモンベルなど。入場無料。 ■NewsWatch 草原を赤く染めた低緯度オーロラ(報告●菊地原正太郎) 星ナビ誌協賛のモンゴルツアーレポート。「モンゴルの星空」「ペルセウス座流星群」に加えて、偶然の賜物とはいえ「高緯度オーロラ」まで!これは素晴らしいですね! レポートされた菊地原さんは天文学を専攻されていたそうで、「太陽風に吹かれて荷電粒子が地球に飛び込んできた」というサブタイトルはとても理系チック^^ 来年もツアーは開催されるようなので「皆さんもぜひ参加してみてください」! ■ネットよ今夜もありがとう 今月は百瀬雅彦さんの紹介による塩尻星の会。創立は2001年。長野県塩尻市を中心に活動されています。圧巻なのは2003年から継続されている光害調査。こちらのページに過去の計測結果がまとめられていますが、77地点・22年分のデータ蓄積はまさに「継続は力なり」。 塩尻星の会https://ssc01.jp/ 会の発展と光害調査の継続をお祈りしています! ■星ナビギャラリー 今月のトップ下は遠州天体写真愛好会の宇都さん(*)による「NGC5044グループ」。「構図の勝利」との選評にあるように、無数の銀河が散りばめられた領域を、渋く・お見事に切り取られています。 (*)宇都さんは毎回ブログで天文雑誌応募作品とその結果を振り返られています。今月号のブログ記事も楽しみですね^^ https://oozoraashiato.blog.fc2.com/ 個人的イチオシは川村さんの「ポピーが見上げる星空」。ローアングルから夏の大三角を「見上げる」ような花の姿が力強くもあり、可憐でもあります。花にピントを合わせた「玉ボケ星景」ですが、はくちょう座の天の川や北アメリカ星雲もしっかり描写されているところにこだわりを感じますね^^ この見開きは5作品すべてが「玉ボケ星景」(*)。天リフ編集長も玉ボケ愛好者なので、これは嬉しいですね! (*)冒頭の総合評によると「美しい玉ボケ写真がちょっとしたブーム」だそうです。 ■Deepな天体写真 ラッキーイメージング2 大口径ニュートン反射で星雲を連写(解説/山田 実) 「ラッキーイメージング」手法を解説する連載、第2回は具体的な撮影システムと撮影手順の紹介。異なる機材による同一対象の比較もあり、ラッキーイメージング法を活用するための大きなヒントになるでしょう。 山田さんはこれまで大きく3回の機材バージョンアップをされていますが、この変遷はラッキーイメージング手法が洗練されていく過程でもあります。工夫と実践を重ねて道を切り拓いていく、まさに「ディープな天体撮影」ですね! 光害地で星を撮るhttps://koropouman.blog.fc2.com/ こちらは記事を執筆された山田実さんのブログです。 ■天文外史 歴史に刻まれた大彗星たち(後編) 彗星が推し進めた天文学 (解説/塚田 健) 歴史に刻まれた大彗星たち。後編は彗星の観測と研究によって天文学がどのように進歩してきたかを解説。古代の大科学者アリストテレスは、彗星の正体は「気象現象である」との説を唱えましたが、これを覆したのがティコ・ブラーエによる彗星の位置の精密観測です。さらにケプラーによる惑星の運動の3法則とニュートンによる万有引力理論により、彗星は惑星と同じ太陽を周回する軌道を描く天体であることが明らかになりました。 とはいえ、彗星の正体は探査衛星の観測をもってしても、いまだにわかっていないことが多いそうです。そんな謎とロマンに満ちた「彗星」。紫金山・アトラス彗星が、新たな事実をもたらしてくれることに期待です。 まとめ いかがでしたか? 謎とロマン、そして感動をもたらす大彗星。1997年のヘール・ボップ彗星以来、日本の天文ファンはその姿をまだ眼にすることができていません(*)。 (*)2020年のネオワイズ彗星を「大彗星」にカウントするかどうかは微妙ですが、「含めない」との認識が多いようです^^; 今後について諸説ある「紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)」ですが、少なくとも「セカニナ論文」の予想を裏付ける事実は今のところ出ておらず、大彗星もワンチャンあり?ではないでしょうか。ぜひチャンスを狙ってみてください! そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!今月号も楽しみですね! 星ナビ10月号は「いよいよ接近!紫金山・アトラス彗星」https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13680_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!編集部発信のオリジナルコンテンツ