アストロアーツHPで星ナビ2024年8月号の内容が告知されています。発売は7月5日 金曜日です。

今月の内容は!?

「スマホで天体&星景写真」を読んで普段使っているiPhone&Androidで天体&星景写真に挑戦!付録は夏のイベントをまとめた「夏の星空&おでかけダイアリー」です。

星ナビ8月号は「スマホで天体&星景写真」と特別付録「夏の星空&おでかけダイアリー」https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13628_hoshinavi

■表紙

表紙は谷川正夫さん撮影の「さそりを狙うビクセンVSD90SS」。ビクセンの新型鏡筒VSD90SSの作例やレポートは記事内にて。

今月の表紙は、ビクセンの高性能鏡筒「VSD90SS」を使用した撮影風景。本号「機材セレクション」で同鏡筒をレビューされている谷川正夫さんの撮影です。光学ファインダー(ビクセン製7倍50mm)を装着しているのがシブイですね^^

■望遠鏡コリメートで挑戦!スマホで天体写真(解説/等々力和宏)

望遠鏡の接眼部にスマホカメラを付けて撮る「スマホコリメート」は手軽に天体撮影が楽しめる方法です。撮影方法や画像処理を少し工夫することで、スマホや入門用機材では挑戦しづらい天体の姿も捉えることができるかも?

これは良記事。おそらく最も価格面で敷居の低い「スマートフォン」と「自動追尾経緯台」そして小型の反射望遠鏡を使用した「スマホコリメート」法による天体撮影方法の紹介記事。解説は星ナビ2024年6月号の「ネットよ今夜もありがとう」にも登場された等々力和宏さん(さくら🌸Kirschblüte)。



「本格的な天体撮影は敷居が高い」と感じて諦めてしまっていた等々力さんですが、「写ればいい!」「とりあえず狙ってみよう!」という発想の転換で「スマホコリメート」撮影を始められました。「お手軽」とはいえ、数々の作例は実にお見事。さまざまな工夫とアプリの活用で「お手軽」でもたっぷり楽しめることを実証されました。実体験に基づく解説はわかりやすく、大いに参考になります。同じように「天体写真は敷居が高い」と感じている方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

星空レンズ。
https://starry-lens.funstar.space/

■格安三脚や手持ちで挑戦!スマホで星景写真(解説/小林幹也)

ふだん使っているスマホで手軽に星空を撮影してみたい!実は、うまく撮るためにはちょっとしたコツがあります。本格的に撮影するならデジタルカメラの画質には届きませんが、スマホならではの「お手軽撮影」方法を紹介します。

今月の星ナビは「スマホ撮影」本格二本立て、こちらも良記事「スマホで星景写真」、解説は小林幹也(Spitzchu☆)さん。

本記事は「スマホ以外の投資は最小」のコンセプトで、三脚は100均、ソフトフィルターは「セロハンテープ」で代用。「お手軽」にスマホで星空が撮れるなら、多くの人に星空撮影体験の機会が開けることになります。

カメラアプリの設定方法から撮影の手順までわかりやく解説されていて(*)、スマホが手元にあれば今夜にでも撮影にチャレンジすることができるでしょう。

(*)主に「Google Pixel 8」での解説です。ちなみに天リフ編集長はiPhone15なのですが、最大で16秒×15枚の撮影ができる「Pixel 8」をうらやましく感じました^^;; でも、スマホ撮影の真髄は「お手軽」にあります。手持ちお手軽撮影なら、iPhoneでもそこそこイケます。

さすがに細かく見るとデジタル一眼カメラの画質には及ばないそうですが、貴方はその差を見抜けますか?!

■夏の星空&おでかけダイアリー2024(解説/谷川正夫)

今年の夏も星空イベントが満載!ペルセウス座流星群や月と惑星の共演など、見逃せない現象を解説した夏の星空を楽しむのにぴったりの付録。爆発間近のかんむり座T星、注目の現象の撮影ポイント、お出かけしたい天文イベント紹介など楽しい解説も掲載。

8月号恒例の綴じ込み付録です。7月・8月のさまざまな天文現象が一週間一ページの体裁で紹介されています。7月25日土星食や8月10日のスピカ食など、主な天文現象に対しては同社製のアプリ「星空ナビ」と連動するQRコード付き。

最終ページには、7月〜11月の主な各地の「星まつり」と天文台の「特別公開」も紹介されています。

◎天リフ独断ピックアップ

■広告ピックアップ・Masuyama Eyepieces(大井光機株式会社)

「今あえて世に問う新たな基準」。マスヤマの53°シリーズ接眼レンズが発売。視野の広さを欲張らず、像質にこだわった製品のようです。マスヤマの広告は筆者が知る限り近年では初。これは眼視フリーク(*)に刺さるかも!

(*)見かけ視野の広い接眼レンズはアイポイントに敏感なことが多く、実はスマホコリメート撮影との相性があまりよくありません。この製品はスマホコリメート撮影にも適しているのではと期待!

■踏み出す一歩がここで見つかる   (レポート・risa 移動科学館 Science a GoGo)

「星や宇宙を仕事にする」。5月に開催されたイベントのレポート。天リフ編集長も実はオンラインで参加したのですが、さまざまな立ち位置の方が集まり、熱気あふれるイベントでした。

こちらにTwitterでの実況を貼っておきます。ぜひ合わせてお読みください!

■追悼・金井三男のこだわり天文夜話   最終話(第二百八十三話)

星ナビ創刊号より人気コラム「こだわり天文夜話」を連載されていた金井三男さんが6月10日にご逝去されました。享年77歳でした。

本号に掲載された「最終話」では、氏のライフワークであったペルセウス座の食変光星アルゴルについて語られています。また、星ナビ編集部を代表して川口雅也編集人が追悼文を寄せられています。



ご冥福をお祈りします。合掌。

■ネットよ今夜もありがとう

今月は大町エネルギー博物館友の会のフォーマルハウト 。同会会長の梅田敏男さんによるご紹介です。発足から41年の同会ですが、本HPは不覚にも天リフ編集長は初見。

フォーマルハウト 大町エネルギー博物館友の会
https://fomalhaut-omachi.ltt.jp/

「全員がプラネタリウム(ミノルタMS-8)を操作できる」のが特徴とのことですが、これはかなりスゴイ。学校・市民向けの観望会の開催や年に一度のオリジナルプラネタリウム番組の上映など、地域に密着した活動をされているようです。

■星ナビギャラリー

今月のトップ下は崎山さんの「M83」。今回も星ナビ誌上過去最高を更新。一見Hαをナローバンドで別撮りしたように見えますが、王道のLRGB撮影です。素晴らしい解像と色再現、地平高度の低い日本からの撮影とは信じられないほどの仕上がりです。

個人的イチオシは荒井さんの「ケフェウス座vdB153付近」。しばしば「○ンコ色」とも言われる分子雲ですが、鮮やかな色と多彩な階調で「ケフェウス座にもカラフルタウン!」級のインパクトがありますね!

■機材セレクション 写真撮影と眼視を両立 ビクセン VSD90SS(解説/谷川正夫)

昨年末に発売されたビクセンVSD90SS鏡筒は、星雲・星団撮影と眼視による天体観察の両方に優れた性能を有したフォトビジュアル屈折光学系です。今回はビクセンSXD2赤道儀にVSD90SS鏡筒を載せ、スマホやタブレットからのコントロールを可能にするワイヤレスユニットの操作感とともにレポートします。

ビクセンから昨年11月に発売された、5枚玉構成の高性能鏡筒「VSD90SS」の試用レポートです。作例画像を見ると素晴らしい星像。眼視でも素晴らしい性能のようです。周辺光量も豊富で口径食がほぼ皆無で星割れもない美しい星像。高級感のある外観にコンパクトな筐体。ほぼ文句の付けどころのないフォトビジュアル屈折望遠鏡のようです。

VSD90SSについては、天リフでも以下の記事で総力レビューしています。ぜひ合わせてお読みください!

【フラッグシップ】ビクセンVSD90SS鏡筒レビュー【Underエアリーディスク収差補正】

■『恋アス』最終回 リアルへ広がる星空の輪(インタビュー/宇津巻竜也)

地学部漫画『恋する小惑星(アステロイド)』が6月に最終回。2020年のTVアニメ化の後も、地学オリンピック・国立天文台とのコラボなど作品を超え現実にも物語の輪が広がっています。最終回を記念し、作者・Quro先生にインタビュー。『恋アス』が名前の由来となった小惑星探索アプリ「COIAS」から生まれている発見についても紹介します。

恋アス『恋する小惑星(アステロイド)』が6月に最終回を迎えたことを記念した作者・Quroさんへのインタビュー記事です。「恋アス」の舞台となった石垣島天文台などのエピソードを辿りながら、物語完結まで作者の登場人物に対する想いが随所に語られています。「恋アス」ファンには見逃せない!

さらに「恋アスがきっかけになって天文に興味を持ってカメラを始めた」「恋アスを読んで大学院に行くことにした」のような読者への影響に加えて、恋アスにちなんで「COIAS」と命名された小惑星検出アプリが開発され小惑星の発見・軌道確定につながるなど、コミックの世界を越えた広がりが生まれてきているそうです。

■星の街道をゆく 台湾プラネ巡り(紀行/中山満仁)

日本からの海外旅行先として人気が高まる台湾。年間を通じて温暖な気候に恵まれ、全島で鉄道網が整備されていて海外初心者でも個人旅行が容易なのがポイントです。そんな魅力的な台湾へ、プラネタリウムを求めて旅に出ました。

「星の街道をゆく」シリーズ、今回は台湾編。かなり鉄分の高いガチめの紀行文。台湾は日本の新幹線の技術が導入された「台湾高速鉄道」をはじめ、鉄道網が整備され、コンビニでも使えるSuicaのようなICカード「悠遊カード」で決済ができ、個人旅行者でも快適に旅行が可能だそうです。

「すべての展示を見るには数日は必要」なほど多彩な展示の「国立自然博物館」などの天文施設巡りも、もちろん含まれています。次回はどこになるのでしょうか^^

まとめ

いかがでしたか?

日本人の大多数が高性能なカメラを持ったスマートフォンを身につけて持ち歩く時代になりました。つまり、星空の下に身をおく機会さえあれば、誰もが星空の写真を撮れる時代になったということです。

今月の「スマホで天体写真」「スマホで星景写真」の二本の記事は、そんな時代の到来を告げるマイルストーンになることでしょう。人々の主な関心事は「スマホでここまで星や宇宙が写る」から「スマホでこんなに星や宇宙と遊べる、楽しめる」に変わっていくはずです。

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!今月号も楽しみですね!

星ナビ8月号は「スマホで天体&星景写真」と特別付録「夏の星空&おでかけダイアリー」https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13628_hoshinavi

※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2024/07/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-2-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2024/07/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-2-150x150.jpg編集部雑誌・書籍星ナビアストロアーツHPで星ナビ2024年8月号の内容が告知されています。発売は7月5日 金曜日です。 今月の内容は!? 「スマホで天体&星景写真」を読んで普段使っているiPhone&Androidで天体&星景写真に挑戦!付録は夏のイベントをまとめた「夏の星空&おでかけダイアリー」です。 星ナビ8月号は「スマホで天体&星景写真」と特別付録「夏の星空&おでかけダイアリー」https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13628_hoshinavi ■表紙 今月の表紙は、ビクセンの高性能鏡筒「VSD90SS」を使用した撮影風景。本号「機材セレクション」で同鏡筒をレビューされている谷川正夫さんの撮影です。光学ファインダー(ビクセン製7倍50mm)を装着しているのがシブイですね^^ ■望遠鏡コリメートで挑戦!スマホで天体写真(解説/等々力和宏) これは良記事。おそらく最も価格面で敷居の低い「スマートフォン」と「自動追尾経緯台」そして小型の反射望遠鏡を使用した「スマホコリメート」法による天体撮影方法の紹介記事。解説は星ナビ2024年6月号の「ネットよ今夜もありがとう」にも登場された等々力和宏さん(さくら🌸Kirschblüte)。 「本格的な天体撮影は敷居が高い」と感じて諦めてしまっていた等々力さんですが、「写ればいい!」「とりあえず狙ってみよう!」という発想の転換で「スマホコリメート」撮影を始められました。「お手軽」とはいえ、数々の作例は実にお見事。さまざまな工夫とアプリの活用で「お手軽」でもたっぷり楽しめることを実証されました。実体験に基づく解説はわかりやすく、大いに参考になります。同じように「天体写真は敷居が高い」と感じている方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。 星空レンズ。https://starry-lens.funstar.space/ ■格安三脚や手持ちで挑戦!スマホで星景写真(解説/小林幹也) 今月の星ナビは「スマホ撮影」本格二本立て、こちらも良記事「スマホで星景写真」、解説は小林幹也(Spitzchu☆)さん。 本記事は「スマホ以外の投資は最小」のコンセプトで、三脚は100均、ソフトフィルターは「セロハンテープ」で代用。「お手軽」にスマホで星空が撮れるなら、多くの人に星空撮影体験の機会が開けることになります。 カメラアプリの設定方法から撮影の手順までわかりやく解説されていて(*)、スマホが手元にあれば今夜にでも撮影にチャレンジすることができるでしょう。 (*)主に「Google Pixel 8」での解説です。ちなみに天リフ編集長はiPhone15なのですが、最大で16秒×15枚の撮影ができる「Pixel 8」をうらやましく感じました^^;; でも、スマホ撮影の真髄は「お手軽」にあります。手持ちお手軽撮影なら、iPhoneでもそこそこイケます。 さすがに細かく見るとデジタル一眼カメラの画質には及ばないそうですが、貴方はその差を見抜けますか?! ■夏の星空&おでかけダイアリー2024(解説/谷川正夫) 8月号恒例の綴じ込み付録です。7月・8月のさまざまな天文現象が一週間一ページの体裁で紹介されています。7月25日土星食や8月10日のスピカ食など、主な天文現象に対しては同社製のアプリ「星空ナビ」と連動するQRコード付き。 最終ページには、7月〜11月の主な各地の「星まつり」と天文台の「特別公開」も紹介されています。 ◎天リフ独断ピックアップ ■広告ピックアップ・Masuyama Eyepieces(大井光機株式会社) 「今あえて世に問う新たな基準」。マスヤマの53°シリーズ接眼レンズが発売。視野の広さを欲張らず、像質にこだわった製品のようです。マスヤマの広告は筆者が知る限り近年では初。これは眼視フリーク(*)に刺さるかも! (*)見かけ視野の広い接眼レンズはアイポイントに敏感なことが多く、実はスマホコリメート撮影との相性があまりよくありません。この製品はスマホコリメート撮影にも適しているのではと期待! ■踏み出す一歩がここで見つかる   (レポート・risa 移動科学館 Science a GoGo) 「星や宇宙を仕事にする」。5月に開催されたイベントのレポート。天リフ編集長も実はオンラインで参加したのですが、さまざまな立ち位置の方が集まり、熱気あふれるイベントでした。 オンラインイベントに参加中。以下、差し障りのない範囲で実況しますhttps://t.co/deGM7UyzX0 — 黒・天リフ (@black_tenref) May 18, 2024 こちらにTwitterでの実況を貼っておきます。ぜひ合わせてお読みください! ■追悼・金井三男のこだわり天文夜話   最終話(第二百八十三話) 星ナビ創刊号より人気コラム「こだわり天文夜話」を連載されていた金井三男さんが6月10日にご逝去されました。享年77歳でした。 本号に掲載された「最終話」では、氏のライフワークであったペルセウス座の食変光星アルゴルについて語られています。また、星ナビ編集部を代表して川口雅也編集人が追悼文を寄せられています。 ご冥福をお祈りします。合掌。 ■ネットよ今夜もありがとう 今月は大町エネルギー博物館友の会のフォーマルハウト 。同会会長の梅田敏男さんによるご紹介です。発足から41年の同会ですが、本HPは不覚にも天リフ編集長は初見。 フォーマルハウト 大町エネルギー博物館友の会https://fomalhaut-omachi.ltt.jp/ 「全員がプラネタリウム(ミノルタMS-8)を操作できる」のが特徴とのことですが、これはかなりスゴイ。学校・市民向けの観望会の開催や年に一度のオリジナルプラネタリウム番組の上映など、地域に密着した活動をされているようです。 ■星ナビギャラリー 今月のトップ下は崎山さんの「M83」。今回も星ナビ誌上過去最高を更新。一見Hαをナローバンドで別撮りしたように見えますが、王道のLRGB撮影です。素晴らしい解像と色再現、地平高度の低い日本からの撮影とは信じられないほどの仕上がりです。 個人的イチオシは荒井さんの「ケフェウス座vdB153付近」。しばしば「○ンコ色」とも言われる分子雲ですが、鮮やかな色と多彩な階調で「ケフェウス座にもカラフルタウン!」級のインパクトがありますね! ■機材セレクション 写真撮影と眼視を両立 ビクセン VSD90SS(解説/谷川正夫) ビクセンから昨年11月に発売された、5枚玉構成の高性能鏡筒「VSD90SS」の試用レポートです。作例画像を見ると素晴らしい星像。眼視でも素晴らしい性能のようです。周辺光量も豊富で口径食がほぼ皆無で星割れもない美しい星像。高級感のある外観にコンパクトな筐体。ほぼ文句の付けどころのないフォトビジュアル屈折望遠鏡のようです。 VSD90SSについては、天リフでも以下の記事で総力レビューしています。ぜひ合わせてお読みください! https://reflexions.jp/tenref/orig/2024/06/28/16658/ ■『恋アス』最終回 リアルへ広がる星空の輪(インタビュー/宇津巻竜也) 恋アス『恋する小惑星(アステロイド)』が6月に最終回を迎えたことを記念した作者・Quroさんへのインタビュー記事です。「恋アス」の舞台となった石垣島天文台などのエピソードを辿りながら、物語完結まで作者の登場人物に対する想いが随所に語られています。「恋アス」ファンには見逃せない! さらに「恋アスがきっかけになって天文に興味を持ってカメラを始めた」「恋アスを読んで大学院に行くことにした」のような読者への影響に加えて、恋アスにちなんで「COIAS」と命名された小惑星検出アプリが開発され小惑星の発見・軌道確定につながるなど、コミックの世界を越えた広がりが生まれてきているそうです。 ■星の街道をゆく 台湾プラネ巡り(紀行/中山満仁) 「星の街道をゆく」シリーズ、今回は台湾編。かなり鉄分の高いガチめの紀行文。台湾は日本の新幹線の技術が導入された「台湾高速鉄道」をはじめ、鉄道網が整備され、コンビニでも使えるSuicaのようなICカード「悠遊カード」で決済ができ、個人旅行者でも快適に旅行が可能だそうです。 「すべての展示を見るには数日は必要」なほど多彩な展示の「国立自然博物館」などの天文施設巡りも、もちろん含まれています。次回はどこになるのでしょうか^^ まとめ いかがでしたか? 日本人の大多数が高性能なカメラを持ったスマートフォンを身につけて持ち歩く時代になりました。つまり、星空の下に身をおく機会さえあれば、誰もが星空の写真を撮れる時代になったということです。 今月の「スマホで天体写真」「スマホで星景写真」の二本の記事は、そんな時代の到来を告げるマイルストーンになることでしょう。人々の主な関心事は「スマホでここまで星や宇宙が写る」から「スマホでこんなに星や宇宙と遊べる、楽しめる」に変わっていくはずです。 そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!今月号も楽しみですね! 星ナビ8月号は「スマホで天体&星景写真」と特別付録「夏の星空&おでかけダイアリー」https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/13628_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!編集部発信のオリジナルコンテンツ