「#地味天 」は大盛況で終えることができました。本記事では、入賞作品のご紹介と全体のまとめをご報告させていただきます。

↑↑↑↑↑本選ライブの動画です。

入賞作品

いまひとつ同時視聴者数は伸びなかった本選ライブでしたが^^ それでも多くの方にご投票いただき、激戦となりました。以下、入賞作品です。

天の川のない星空部門・西の魔女の帰る場所 / america-no-Hirokawa-san

予選・本選ともに激戦でした。「天の川がない」という縛りは「星空が地味な中での作品表現」が問われることになります。映えた風景・映えた色彩と組み合わせるのか、地味な風景の中に作者の感性と物語性を表現するのか。この作品は「やや映え」の風景ですが、完成度の高さとタイトルから想起する物語性が支持されたのではないかと思います。

「映える」「映えない」については、同じ部門の予選通過者であるYamamotoFHironagaさんが、ブログに興味深い考察を掲載されています。「あえて、星も風景も映えない」中で共感を排して作品を作るというのも、興味深いアプローチですね。

いずれにせよ、何らかの「映えない縛り」を設けたフォトコンに一定の意味があることを、エントリいただいた方々が示してくださいました。次回もこの部門はそのままのコンセプトで継続しようと思っています。

ライトスカイ部門・ルビーサファイアエメラルド / かずー✴︎

「ガチ機材」「ガチ撮影」「ガチ処理」の対極を目指したコンセプトの「ライトスカイ部門」。どこまでが「ガチ」なのかどうかは「投票者に委ねる」という投げやりな?方式でしたが、多彩な作品が予選を通過し、こちらも主催者としては嬉しい限りでした。

この作品は「6秒露出固定撮影」というお手軽撮影も、「某ゲームネタ」を盛り込みつつ、赤・青・緑の対象の色彩の対比をきっちり仕上げられた作品です。流星が写り込んだことがポイント高で、「瞬間を切り取った一枚撮りである」という主張が明確になっています。

一般ウケという意味で「地味」が「映え」に勝ち目が薄いこと以上に、「お手軽」が「ガチ」に作品クオリティ(主に画質的なもの)で勝つことはほぼ不可能です。しかし、ディープスカイ天体写真を作品クオリティだけで評価することは、正面勝負では誰もHSTに勝てないという事実(*)に照らせば、自己否定に他なりません。

(*)広視野のモザイク撮影など「勝つ方法も実は存在する」というのがディープスカイの面白いところでもあります。

そんな無理ゲーでも、独自の主張や視点、感情移入で少なくとも「善戦」に持ち込むことができます。「誰でも撮れるような作品」だからこそ、誰にでも共感してもらえる普遍性のある主張があり得ます。ライトスカイ部門はそんな部門ではないでしょうか。こちらの部門も次回も継続です。

天文なう部門・「シリウスBチャレンジした夜」 / @kiss_a_ten

天リフ開設以来の主張である「天文なう」。こちらも楽しい作品が多数集まりました。本選は超激戦、最後の最後でこの作品が一歩抜けて入賞となりました。

この作品は、「シリウスB」という難関へのチャレンジでありながら、「ゆるゆる」とした心の余裕?を感じさせる、現場感の溢れる作品。コーヒーはどこにあるんだ?とか、どの機材でシリウスB?とか、湧いて来る細かい疑問は、つぶさに作品を眺めれば解消。そんな謎解きも盛り込んだところが渋い(*)。

(*)一般に、深いこだわりをさり気なく実践している人ほど、そこに気がついてもらえるとヨロコビます^^;

「天文なう」は、いってみれば「星の記念写真」です。記念写真の第一の目的は、自分や家族・友人のために楽しい時間を記録することにあります。身内以外にはほとんど意味がない写真、芸術性・作品性から最も遠く離れた分野かもしれませんが、そこに記録された楽しさや面白さには「普遍性」があるはずだ。いや、そんなものがなくても、楽しそうならそれでイイ。

そんな「天文なう」部門も、次回継続です。

フリースタイル部門・煙突からネオワイズ/america-no-Hirokawa-san

エントリがなかったらどうしよう?と危惧すらしていた、わかりにくかったコンセプトのフリースタイル部門でしたが、こちらも多くのエントリをいただきました。そして想定のナナメどころか、虚数空間にさえ踏み込んだ作品もあり楽しい部門となりました。

この入賞作品は、そんな中でも「直球勝負」の作品。ここだけの話、予選も本選もダントツでした。「映えたら反則」という声がほとんどなかったのも、この作品の完成度の高さと着眼点の面白さを示しているといえるでしょう。筆者は、本選ライブで「地味な努力も、地味天である」という作者様のお話に、眼からウロコが落ちました。そう、こんな(やや)大彗星のチャンスを前にして、20分待つことができるのか?そして見事に想定通りになった嬉しさ。「映えても地味天」という作品があり得たのです。



「天文フォトコン」の多様性を示すという意味では、フリースタイル部門も成功でしたが、次回は「部門」という形にはせず、「独自性」を何らか投票できる形ににし、「フリースタイル特別賞」のような形をとろうかと考えています。

天リフ賞

主催者として「こんな作品のエントリを想定(期待)していた!」という基準+筆者の全くの個人的な好みで、「天リフ賞」を選ばせていただきました。以下、作品のご紹介です。

天の川のない星空部門・東ノ空、シシ昇ル / てつにぃ

「星空も風景も地味」な中で、どんな「作品」が成り立つのか。それに対する回答、ともいえる1枚。「冬の時期に東の空から昇るしし座」は、天文ファンにとっては格別な季節感をもたらします。ごく普通の風景の中にあるしし座ですが、ホームグランドの「岡山」から、明石大橋を遠くに見ながら。

ありふれた「天文ファンの日常」の風景を、小さなこだわりを込めて丁寧に捉えたところに惹かれました。

ライトスカイ部門・電視でこっち見んな! / 智-(とも)

望遠鏡から網膜に直接光を導かなくても、デジタル処理を経由しても、星空の臨場感が実感できる。そんな電視のスタイルと楽しさがよく伝わる作品。さらに電視では「銀河のアステリズム(星並び)」の面白さがより引き立ちます。

「銀河団の中に、顔があってもいいじゃないか」これぞ宇宙のリアル。

天文なう部門・星天の霹靂 / 智志@アストロプティックス代表取締役(将来)🇺🇦

遠征したのに曇ってしまった残念賞。お天気ばかりは人力で変えることはできません。最高の星空の陰には、曇られてしまった、天気予報に裏切られた、悔しい夜が必ずある。そんな無念が沁みます^^;; 特に若い人ほど、一つ一つの遠征の晴れ・曇りの気持ちの落差は大きいことでしょう。

こんな日があるからこそ、晴れのありがたさを実感できるともいえます。次回はきっと晴れるよね!

フリースタイル部門・「どっかの星で」 / かんたろう


妄想力。「勘違い力」と並んで、人間を幸せに導く大事な要素です^^; 冗談はさておき「星空が北極星を中心に回っているのは、単なる一時的・局所な偶然に過ぎない」という事実を、実践で示した面白い着眼の作品です。こんな星で天体を撮ったらオリオン大星雲は追尾なしの固定撮影でもかなりイケるかもしれませんね。

作者様も書かれているように、軌跡がゆがんでいたり、地上風景が流れているとか、ディテールにはまだ改善の余地はありますが、「空想(妄想)」から出発してまず形にしたことは大いなる前進。この手法はまだまだ可能性を秘めているかもしれませんね(秘めていないかもしれません^^;;;)。

審査(投票)とアンケート結果のご報告

作品エントリは80作品あったのですが、予選・本選ともに審査(投票)数はエントリ数よりも少ない結果となりました。予選は部門別に全作品に投票する必要があり、投票する側にもそれなりの労力を要求したこと、本選はリアルタイム投票だったのでお時間の合わない方が投票できなかったことが理由と思われますが、こちらは次回では何らか修正しようと考えています(*)。

(*)本選ライブはアピールタイムのみとして投票は別の日に期間を取って行うようにするなど。

一次審査の際のアンケートでは、一番人気はなんと「天文なう」部門でした。次いで「天の川のない星空」「フリースタイル部門」がほぼ同数、ライトスカイ部門となりました。

部門毎の濃淡はあるものの、それぞれに支持をいただいたものと考えています。次回のレギュレーション設定での参考とさせていただきます。ご回答ありがとうございました。

なお、今回「賞品・賞金」の準備はありませんでしたが、ライブ配信で1000円の「スーパーチャット(投げ銭)」をいただきました。入賞者様間で「じゃんけん」をしていただくことも考えましたが、入賞作品1点に1000円の「ギフト券ないしは現金」をお送りさせていただきたいと思います。

今後の「地味天」について

予想どおり、(「審査」の労力がないとしても)フォトコンの運営は大変でした^^;;現状の体制では毎月やるのは無理です^^;当面は年1回ペースで継続していこうと思います。

4月1日に発表した「天リフ経営戦略説明会」で「天リフクロニクル」という新企画のお話をしましたが、今後「地味天」は「天リフクロニクル」と連動した企画として、「天文雑誌のフォトコンとは違った立ち位置」の「フォトコン」として進めることを検討しています。こちらもお楽しみに!

まとめ

↑↑↑↑↑エントリ全作品のスライドショー動画です。

いかがでしたか?

いろいろな意味で、やってホントに良かったと感じています。エントリいただいた方々、思いがけず大変な作業を強いることになった予選・本選の審査にご参加いただいた方、ライブをご視聴いただいた方々に厚く御礼申し上げます。

「地味」な中にあるキラリと光る個性やこだわり、「映え」の中にある万人にアピールする映像や感性、そのどちらもが「フォトコン」で評価されるべきものです。そして何よりも「写真ライフ」「天文ライフ」にとって大事なものは、多くの人が自分の行為をエンジョイし、他の人の活動からよい刺激を受けられるような、界隈全体の熱気・カルチャーです。自分自身が楽しむことをまず第一に、存分にエンジョイしたいものですね!

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/04/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1024x573.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/04/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-150x150.jpg編集部イベント・セミナー「#地味天 」は大盛況で終えることができました。本記事では、入賞作品のご紹介と全体のまとめをご報告させていただきます。 https://youtu.be/uptZrvh8MZQ ↑↑↑↑↑本選ライブの動画です。 入賞作品 https://twitter.com/hoshikizoku/status/1505160717619458054 いまひとつ同時視聴者数は伸びなかった本選ライブでしたが^^ それでも多くの方にご投票いただき、激戦となりました。以下、入賞作品です。 天の川のない星空部門・西の魔女の帰る場所 / america-no-Hirokawa-san 予選・本選ともに激戦でした。「天の川がない」という縛りは「星空が地味な中での作品表現」が問われることになります。映えた風景・映えた色彩と組み合わせるのか、地味な風景の中に作者の感性と物語性を表現するのか。この作品は「やや映え」の風景ですが、完成度の高さとタイトルから想起する物語性が支持されたのではないかと思います。 https://twitter.com/fourier2010/status/1505841385496530949 「映える」「映えない」については、同じ部門の予選通過者であるYamamotoFHironagaさんが、ブログに興味深い考察を掲載されています。「あえて、星も風景も映えない」中で共感を排して作品を作るというのも、興味深いアプローチですね。 いずれにせよ、何らかの「映えない縛り」を設けたフォトコンに一定の意味があることを、エントリいただいた方々が示してくださいました。次回もこの部門はそのままのコンセプトで継続しようと思っています。 ライトスカイ部門・ルビーサファイアエメラルド / かずー✴︎ 「ガチ機材」「ガチ撮影」「ガチ処理」の対極を目指したコンセプトの「ライトスカイ部門」。どこまでが「ガチ」なのかどうかは「投票者に委ねる」という投げやりな?方式でしたが、多彩な作品が予選を通過し、こちらも主催者としては嬉しい限りでした。 この作品は「6秒露出固定撮影」というお手軽撮影も、「某ゲームネタ」を盛り込みつつ、赤・青・緑の対象の色彩の対比をきっちり仕上げられた作品です。流星が写り込んだことがポイント高で、「瞬間を切り取った一枚撮りである」という主張が明確になっています。 一般ウケという意味で「地味」が「映え」に勝ち目が薄いこと以上に、「お手軽」が「ガチ」に作品クオリティ(主に画質的なもの)で勝つことはほぼ不可能です。しかし、ディープスカイ天体写真を作品クオリティだけで評価することは、正面勝負では誰もHSTに勝てないという事実(*)に照らせば、自己否定に他なりません。 (*)広視野のモザイク撮影など「勝つ方法も実は存在する」というのがディープスカイの面白いところでもあります。 そんな無理ゲーでも、独自の主張や視点、感情移入で少なくとも「善戦」に持ち込むことができます。「誰でも撮れるような作品」だからこそ、誰にでも共感してもらえる普遍性のある主張があり得ます。ライトスカイ部門はそんな部門ではないでしょうか。こちらの部門も次回も継続です。 天文なう部門・「シリウスBチャレンジした夜」 / @kiss_a_ten 天リフ開設以来の主張である「天文なう」。こちらも楽しい作品が多数集まりました。本選は超激戦、最後の最後でこの作品が一歩抜けて入賞となりました。 この作品は、「シリウスB」という難関へのチャレンジでありながら、「ゆるゆる」とした心の余裕?を感じさせる、現場感の溢れる作品。コーヒーはどこにあるんだ?とか、どの機材でシリウスB?とか、湧いて来る細かい疑問は、つぶさに作品を眺めれば解消。そんな謎解きも盛り込んだところが渋い(*)。 (*)一般に、深いこだわりをさり気なく実践している人ほど、そこに気がついてもらえるとヨロコビます^^; 「天文なう」は、いってみれば「星の記念写真」です。記念写真の第一の目的は、自分や家族・友人のために楽しい時間を記録することにあります。身内以外にはほとんど意味がない写真、芸術性・作品性から最も遠く離れた分野かもしれませんが、そこに記録された楽しさや面白さには「普遍性」があるはずだ。いや、そんなものがなくても、楽しそうならそれでイイ。 そんな「天文なう」部門も、次回継続です。 フリースタイル部門・煙突からネオワイズ/america-no-Hirokawa-san エントリがなかったらどうしよう?と危惧すらしていた、わかりにくかったコンセプトのフリースタイル部門でしたが、こちらも多くのエントリをいただきました。そして想定のナナメどころか、虚数空間にさえ踏み込んだ作品もあり楽しい部門となりました。 この入賞作品は、そんな中でも「直球勝負」の作品。ここだけの話、予選も本選もダントツでした。「映えたら反則」という声がほとんどなかったのも、この作品の完成度の高さと着眼点の面白さを示しているといえるでしょう。筆者は、本選ライブで「地味な努力も、地味天である」という作者様のお話に、眼からウロコが落ちました。そう、こんな(やや)大彗星のチャンスを前にして、20分待つことができるのか?そして見事に想定通りになった嬉しさ。「映えても地味天」という作品があり得たのです。 「天文フォトコン」の多様性を示すという意味では、フリースタイル部門も成功でしたが、次回は「部門」という形にはせず、「独自性」を何らか投票できる形ににし、「フリースタイル特別賞」のような形をとろうかと考えています。 天リフ賞 主催者として「こんな作品のエントリを想定(期待)していた!」という基準+筆者の全くの個人的な好みで、「天リフ賞」を選ばせていただきました。以下、作品のご紹介です。 天の川のない星空部門・東ノ空、シシ昇ル / てつにぃ 「星空も風景も地味」な中で、どんな「作品」が成り立つのか。それに対する回答、ともいえる1枚。「冬の時期に東の空から昇るしし座」は、天文ファンにとっては格別な季節感をもたらします。ごく普通の風景の中にあるしし座ですが、ホームグランドの「岡山」から、明石大橋を遠くに見ながら。 ありふれた「天文ファンの日常」の風景を、小さなこだわりを込めて丁寧に捉えたところに惹かれました。 ライトスカイ部門・電視でこっち見んな! / 智-(とも) 望遠鏡から網膜に直接光を導かなくても、デジタル処理を経由しても、星空の臨場感が実感できる。そんな電視のスタイルと楽しさがよく伝わる作品。さらに電視では「銀河のアステリズム(星並び)」の面白さがより引き立ちます。 「銀河団の中に、顔があってもいいじゃないか」これぞ宇宙のリアル。 天文なう部門・星天の霹靂 / 智志@アストロプティックス代表取締役(将来)🇺🇦 遠征したのに曇ってしまった残念賞。お天気ばかりは人力で変えることはできません。最高の星空の陰には、曇られてしまった、天気予報に裏切られた、悔しい夜が必ずある。そんな無念が沁みます^^;; 特に若い人ほど、一つ一つの遠征の晴れ・曇りの気持ちの落差は大きいことでしょう。 こんな日があるからこそ、晴れのありがたさを実感できるともいえます。次回はきっと晴れるよね! フリースタイル部門・「どっかの星で」 / かんたろう 妄想力。「勘違い力」と並んで、人間を幸せに導く大事な要素です^^; 冗談はさておき「星空が北極星を中心に回っているのは、単なる一時的・局所な偶然に過ぎない」という事実を、実践で示した面白い着眼の作品です。こんな星で天体を撮ったらオリオン大星雲は追尾なしの固定撮影でもかなりイケるかもしれませんね。 作者様も書かれているように、軌跡がゆがんでいたり、地上風景が流れているとか、ディテールにはまだ改善の余地はありますが、「空想(妄想)」から出発してまず形にしたことは大いなる前進。この手法はまだまだ可能性を秘めているかもしれませんね(秘めていないかもしれません^^;;;)。 審査(投票)とアンケート結果のご報告 作品エントリは80作品あったのですが、予選・本選ともに審査(投票)数はエントリ数よりも少ない結果となりました。予選は部門別に全作品に投票する必要があり、投票する側にもそれなりの労力を要求したこと、本選はリアルタイム投票だったのでお時間の合わない方が投票できなかったことが理由と思われますが、こちらは次回では何らか修正しようと考えています(*)。 (*)本選ライブはアピールタイムのみとして投票は別の日に期間を取って行うようにするなど。 一次審査の際のアンケートでは、一番人気はなんと「天文なう」部門でした。次いで「天の川のない星空」「フリースタイル部門」がほぼ同数、ライトスカイ部門となりました。 部門毎の濃淡はあるものの、それぞれに支持をいただいたものと考えています。次回のレギュレーション設定での参考とさせていただきます。ご回答ありがとうございました。 なお、今回「賞品・賞金」の準備はありませんでしたが、ライブ配信で1000円の「スーパーチャット(投げ銭)」をいただきました。入賞者様間で「じゃんけん」をしていただくことも考えましたが、入賞作品1点に1000円の「ギフト券ないしは現金」をお送りさせていただきたいと思います。 今後の「地味天」について https://youtu.be/u1yTR5dizaM 予想どおり、(「審査」の労力がないとしても)フォトコンの運営は大変でした^^;;現状の体制では毎月やるのは無理です^^;当面は年1回ペースで継続していこうと思います。 4月1日に発表した「天リフ経営戦略説明会」で「天リフクロニクル」という新企画のお話をしましたが、今後「地味天」は「天リフクロニクル」と連動した企画として、「天文雑誌のフォトコンとは違った立ち位置」の「フォトコン」として進めることを検討しています。こちらもお楽しみに! まとめ https://youtu.be/gn4MIabQlPo ↑↑↑↑↑エントリ全作品のスライドショー動画です。 いかがでしたか? いろいろな意味で、やってホントに良かったと感じています。エントリいただいた方々、思いがけず大変な作業を強いることになった予選・本選の審査にご参加いただいた方、ライブをご視聴いただいた方々に厚く御礼申し上げます。 「地味」な中にあるキラリと光る個性やこだわり、「映え」の中にある万人にアピールする映像や感性、そのどちらもが「フォトコン」で評価されるべきものです。そして何よりも「写真ライフ」「天文ライフ」にとって大事なものは、多くの人が自分の行為をエンジョイし、他の人の活動からよい刺激を受けられるような、界隈全体の熱気・カルチャーです。自分自身が楽しむことをまず第一に、存分にエンジョイしたいものですね!  編集部発信のオリジナルコンテンツ