アストロアーツHPで、星ナビ2020年10月号の内容が告知されています。発売は9月4日金曜日です。

今月の内容は!?

「火星、接近」では現在準大接近中の火星にフォーカス。「星空AF」では、星空撮影に特化した機能が魅力のオリンパスのカメラ「OM-D E-M1 Mark III」を紹介します。

星ナビ10月号は「火星、接近」と「星空AF」
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11474_hoshinavi

■表紙

火星探査機「バイキング」のデータから作成した火星面のイメージです。特集では火星の観測ポイントに加え、火星探査のこれまでとこれからを紹介します。

今月はひたすら火星。表紙も火星。この画像は1976年!の火星探査機「バイキング」が撮影したもの。102枚の画像からのモザイク合成画像ですが、44年の時間の経過を感じさせない迫力があります。

中央を左右に貫くのがマリネリス渓谷。これは地殻変動によって形成されたものと考えられています。浸食地形のようにみえる渓谷の周辺部や、月よりはずっと少ないものの随所に見られるクレーターなど、眺めていて飽きないものがあります。この画像から湧いて来るさまざまな疑問は、本誌の特集の随所で解説されています。



■火星、接近(解説/浅田英夫、谷川正夫、小林仁美)

火星が地球に準大接近中! キラッと輝く「南極冠」や黒い「大シルチス」などの見所が満載な火星の観察ポイントや、スマホでの撮影方法について紹介。さらに「有人ミッション」も視野に入れている火星探査のいまを解説します。

火星まではロケットで7ヶ月の旅程。意外と近いですね。この近さを利用してこれまで20台もの探査機が火星に届けられているそうです。地球との軌道関係上、2年2ヶ月毎に効率良く飛ばせるタイミングがあるのですが、最近ではほぼ毎回、どこかの国が何らかの探査機を打ち上げているとのこと。

そんな火星探査のこれまでとこれからを解説する6ページ。今月は連載の「ビジュアル天体図鑑」も火星なので、科学の視点での火星はトータル8ページ。読み応えがあります。

10月6日に地球に最接近する火星。今回は「準大接近」で、視直径は最大22.6秒角。地平高度が高く気流の影響がより少ないことを考えると、前回の2018年の大接近よりも条件がよいともいえます。9月1日時点で視直径はすでに18.8秒角。これから約2ヶ月間の火星のみどころの解説です。

火星の模様はごらんになったことがありますか?木星の縞模様のような顕著なものではないのですが、なんとなく「ふわっと」濃淡が見えます。白く輝く南極冠も、だいぶ小さくなっているもののまだ見られることでしょう。

小口径の望遠鏡で火星を「楽しめる」レベルで見られるのは、ほぼ大接近の時期しかありません。この機会にぜひ火星のナマの姿を見てみましょう!火星の有名な地形が見られる時間帯の徹底ガイドです。

■機材セレクション 星にフォーカス オリンパス OM-D E-M1 Mark III(解説・作例/飯島 裕)

オリンパスのカメラ「OM-D E-M1 Mark III」は、オートで天体に確実にピントを合わせる「星空AF」が大きな注目を集めています。「銀ノ星」の飯島裕カメラマンが、星空撮影機能の紹介や開発者のインタビューで本機をレポートします。

オリンパスの「E-M1 MarkIII」に搭載された「星空AF」機能をはじめとする、「最大7.5段の手ぶれ補正」「ライブコンポジット」「ライブビューブースト」「フォーカスリングロック」「手持ちハイレゾショット」などの、天体撮影に使えるさまざまな機能を解説。特に星空AFには4ページが割かれています。

これまで、センサー面積のハンディが大きい4/3フォーマットのカメラは天体撮影にはあまり人気がありませんでした。しかし、ディープスカイ分野では、ASI294MCのような高性能なカメラの登場によって、センサー面積の小ささにもメリットがあるという認識が増えてきているように感じます。

この記事を読むと、天体写真用途に対するオリンパスの並々ならぬ意欲を感じます。高感度・低ノイズのセンサーと、星空AFや高性能な手振れ補正機能を備えた「E-M1 MarkIII」は、星景写真の分野でも大いに魅力的。さらなる「天体撮影用モデル」の登場にも期待したいですね!

■Deepな天体写真 豪州遠征記3 星撮り現場で緊急事態頻発(報告・作例/三本松尚雄、崎山義夫、荒井俊也)

「星ナビギャラリー」でお馴染みの3人によるオーストラリア遠征レポートの第3弾です。遠征先では突然の悪天候や機材トラブルなど、アクシデントに襲われることもあります。そんな時の解決策を座談会形式で報告します。

ディープです。作例もディープ、行動もディープ。雷・停電・電源喪失、そして「遠足」。「ほんま、○○松は悪いやっちゃ」「『もらったね』という神をも恐れぬ禁句」などなど、言いたい放題抱腹絶倒の対談と、変態濃度100%の三者三様のガム星雲の姿をお楽しみください^^

◎広告ピックアップ

■Konko・プロソフトンクリア

星景写真・星座写真で定番のソフトフィルターですが、フロントねじ込み式でポピュラーな「プロソフトンA」は若干滲みが強すぎるきらいがありました。

最近発売された「プロソフトン クリア」は、プロソフトンAの約半分のソフト効果。地上風景の滲みを押さえ、天の川の精細感もさほど損なわず、ちょうどよい加減のソフトフィルターに仕上がっています。

天リフでもレビュー記事を書いています。ぜひご参考に!

これくらいがちょうどいい!星景写真の新標準・ケンコー プロソフトンクリア



◎天リフ独断ピックアップ

■クリップボード・セブ島発の天体観測所にご協力お願いします。

クリックでhttps://readyfor.jp/projects/philippinesにリンクします。

アマチュア惑星観測家の阿久津富夫さんが、フィリピンのセブ島に移住し観測所を設立する準備を進められています。セブ島は大気が非常に安定していて惑星の観測に最適な場所ですが、現地には本格的な天体観測施設がまだありません。阿久津さんご本人の観測目的だけでなく、セブ島での天文普及活動も行っていかれるとのことです。

ready for ・65歳、夢への挑戦。星好きが交流できる天体観測所をセブ島に!
https://readyfor.jp/projects/philippines

当初目標の120万円はすでに達成し、9/2現在、第二目標を300万円に設定。9月末まで支援を募集中です。

■ネットよ今夜もありがとう

今月は鷲真正さんの紹介による「星の広場 HAL-News」と、Akitaさんの「astronomia」です。

星の広場 HAL-Newsはオールドファンなら皆よく知っている、アマチュア彗星観測者のネットワーク「星の広場」のメンバーのブログ。日々活発に彗星に関する情報や画像が投稿されています。天リフでも「天文情報局」に配信させていただいていますが、暗いものも含めて「彗星のまさに今」がわかる貴重な情報源になっています。

Akitaさんのastronomiaは筆者は初見ですが、50年以上のキャリアのベテランの方。ブログには主に太陽のHα画像が「たっぷりと」掲載されています。太陽の観測は遠出する必要も夜に行動する必要もないので、初期投資は必要なものの、比較的制限が少なく楽しめる形態かもしれません。

■星ナビギャラリー

今月のトップ下はMさんの「笹の音〜SARA SARA〜」。「ありそうでなさそうな写真に挑戦」とのコメント、「これからもこの方向でさらに突き進んでほしい」との講評。「星」の写真から「星と風景」、そして「星と人々の姿や暮らし」へ。ジャンルとしての幅広い広がりに期待したいですね!

今月はネオワイズ彗星の傑作が多数(4ページ)掲載されています。あれほどの大彗星にしてはむしろ少ない?気がしなくもないですが、日々の変化に雄大なテール、星景写真としてのさまざまな工夫など、科学的記録の範疇を超えた作品群となりました。こちらも必見です。

■マユコの星ナビch 突撃!ラボ訪問(紹介/マユコ)

YouTubeチャンネル「アスナロサイエンス」で情報発信を行うマユコさん。初ゲストは「銀河考古学」の研究者です。「化石を掘るような」銀河考古学の話の面白さについて紹介します。記事のこぼれ話はYouTubeチャンネルにて!

今月のゲストは「銀河考古学」が専門の松野さん。銀河考古学とは、わたしたちのある「銀河系(天の川銀河)」の進化の歴史を探る分野。「ガイア衛星」により一気に進んだ「銀河考古学」とは何なのか、どちらかといえばマイナー?なこの分野をなぜ選んだのか、その面白さはどこにあるか?マユコさんが迫ります。

■天文外史 アマチュアの活動を牽引 東亜天文学会創立100年(紹介/山田義弘)

天文学は、愛好家と研究者が手を携えることで大きく進歩した学問です。日本の天文学に大きな影響を与えたのが、1920年に創設された「東亜天文学会」です。同会100年の歩みにスポットを当てます。

日本最古の「天文同好会」、東亜天文学会が9月25日で創立100年を迎えます。天文学におけるアマチュアの役割を重視していた故・山本一清博士による創立から、本田実さんをはじめキラ星のようなアマチュア観測家たちとその業績、2009年の分裂騒動、そして現在までの歴史を、現理事長の山田義弘さんが振り返ります。

歴史の節目でこのような記録を残していくこともまた、後世への重要な仕事でしょう。天文メディア、特に天文雑誌の役割としても貴重な記事です。

記事中にある本田実さんの「26P/グリグ・シェレルブ彗星」のエピソードは、関勉さんのブログ記事でも詳しく触れられています。ぜひ、あわせてごらんください。

コメットハンター関勉のblog 南十字星の下で
http://www.sekitsutomu.com/archives/25800879.html

まとめ

いかがでしたか?

今月は天文ガイドも星ナビも「火星特集」の趣でした。ほぼ大接近と同じくらい大きく明るく見える今年の火星ですが、今回の次に「準大接近」級に見えるのは2033年7月(視直径22.1秒角)を待たねばなりません。

望遠鏡なしでも、マイナス-2.6等級という木星よりも明るい火星は、寂しげな秋の星空にすでに異彩を放ってきています。まだ低い夕方の空に見える一番星の火星、深夜に天頂で輝く火星、明け方の南中するオリオンと西空の火星。さまざまな表情を、ぜひ記憶と記録に刻みたいものですね!

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!10月号も楽しみですね!

星ナビ10月号は「火星、接近」と「星空AF」
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11474_hoshinavi

※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2020/09/4910134811006-01-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2020/09/4910134811006-01-150x150.jpg編集部雑誌・書籍アストロアーツHPで、星ナビ2020年10月号の内容が告知されています。発売は9月4日金曜日です。 今月の内容は!? 「火星、接近」では現在準大接近中の火星にフォーカス。「星空AF」では、星空撮影に特化した機能が魅力のオリンパスのカメラ「OM-D E-M1 Mark III」を紹介します。 星ナビ10月号は「火星、接近」と「星空AF」 https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11474_hoshinavi ■表紙 今月はひたすら火星。表紙も火星。この画像は1976年!の火星探査機「バイキング」が撮影したもの。102枚の画像からのモザイク合成画像ですが、44年の時間の経過を感じさせない迫力があります。 中央を左右に貫くのがマリネリス渓谷。これは地殻変動によって形成されたものと考えられています。浸食地形のようにみえる渓谷の周辺部や、月よりはずっと少ないものの随所に見られるクレーターなど、眺めていて飽きないものがあります。この画像から湧いて来るさまざまな疑問は、本誌の特集の随所で解説されています。 ■火星、接近(解説/浅田英夫、谷川正夫、小林仁美) 火星まではロケットで7ヶ月の旅程。意外と近いですね。この近さを利用してこれまで20台もの探査機が火星に届けられているそうです。地球との軌道関係上、2年2ヶ月毎に効率良く飛ばせるタイミングがあるのですが、最近ではほぼ毎回、どこかの国が何らかの探査機を打ち上げているとのこと。 そんな火星探査のこれまでとこれからを解説する6ページ。今月は連載の「ビジュアル天体図鑑」も火星なので、科学の視点での火星はトータル8ページ。読み応えがあります。 10月6日に地球に最接近する火星。今回は「準大接近」で、視直径は最大22.6秒角。地平高度が高く気流の影響がより少ないことを考えると、前回の2018年の大接近よりも条件がよいともいえます。9月1日時点で視直径はすでに18.8秒角。これから約2ヶ月間の火星のみどころの解説です。 火星の模様はごらんになったことがありますか?木星の縞模様のような顕著なものではないのですが、なんとなく「ふわっと」濃淡が見えます。白く輝く南極冠も、だいぶ小さくなっているもののまだ見られることでしょう。 小口径の望遠鏡で火星を「楽しめる」レベルで見られるのは、ほぼ大接近の時期しかありません。この機会にぜひ火星のナマの姿を見てみましょう!火星の有名な地形が見られる時間帯の徹底ガイドです。 ■機材セレクション 星にフォーカス オリンパス OM-D E-M1 Mark III(解説・作例/飯島 裕) オリンパスの「E-M1 MarkIII」に搭載された「星空AF」機能をはじめとする、「最大7.5段の手ぶれ補正」「ライブコンポジット」「ライブビューブースト」「フォーカスリングロック」「手持ちハイレゾショット」などの、天体撮影に使えるさまざまな機能を解説。特に星空AFには4ページが割かれています。 これまで、センサー面積のハンディが大きい4/3フォーマットのカメラは天体撮影にはあまり人気がありませんでした。しかし、ディープスカイ分野では、ASI294MCのような高性能なカメラの登場によって、センサー面積の小ささにもメリットがあるという認識が増えてきているように感じます。 この記事を読むと、天体写真用途に対するオリンパスの並々ならぬ意欲を感じます。高感度・低ノイズのセンサーと、星空AFや高性能な手振れ補正機能を備えた「E-M1 MarkIII」は、星景写真の分野でも大いに魅力的。さらなる「天体撮影用モデル」の登場にも期待したいですね! ■Deepな天体写真 豪州遠征記3 星撮り現場で緊急事態頻発(報告・作例/三本松尚雄、崎山義夫、荒井俊也) ディープです。作例もディープ、行動もディープ。雷・停電・電源喪失、そして「遠足」。「ほんま、○○松は悪いやっちゃ」「『もらったね』という神をも恐れぬ禁句」などなど、言いたい放題抱腹絶倒の対談と、変態濃度100%の三者三様のガム星雲の姿をお楽しみください^^ ◎広告ピックアップ ■Konko・プロソフトンクリア 星景写真・星座写真で定番のソフトフィルターですが、フロントねじ込み式でポピュラーな「プロソフトンA」は若干滲みが強すぎるきらいがありました。 最近発売された「プロソフトン クリア」は、プロソフトンAの約半分のソフト効果。地上風景の滲みを押さえ、天の川の精細感もさほど損なわず、ちょうどよい加減のソフトフィルターに仕上がっています。 天リフでもレビュー記事を書いています。ぜひご参考に! https://reflexions.jp/tenref/orig/2020/08/05/11475/ ◎天リフ独断ピックアップ ■クリップボード・セブ島発の天体観測所にご協力お願いします。 アマチュア惑星観測家の阿久津富夫さんが、フィリピンのセブ島に移住し観測所を設立する準備を進められています。セブ島は大気が非常に安定していて惑星の観測に最適な場所ですが、現地には本格的な天体観測施設がまだありません。阿久津さんご本人の観測目的だけでなく、セブ島での天文普及活動も行っていかれるとのことです。 ready for ・65歳、夢への挑戦。星好きが交流できる天体観測所をセブ島に! https://readyfor.jp/projects/philippines 当初目標の120万円はすでに達成し、9/2現在、第二目標を300万円に設定。9月末まで支援を募集中です。 ■ネットよ今夜もありがとう 今月は鷲真正さんの紹介による「星の広場 HAL-News」と、Akitaさんの「astronomia」です。 星の広場 HAL-Newsはオールドファンなら皆よく知っている、アマチュア彗星観測者のネットワーク「星の広場」のメンバーのブログ。日々活発に彗星に関する情報や画像が投稿されています。天リフでも「天文情報局」に配信させていただいていますが、暗いものも含めて「彗星のまさに今」がわかる貴重な情報源になっています。 Akitaさんのastronomiaは筆者は初見ですが、50年以上のキャリアのベテランの方。ブログには主に太陽のHα画像が「たっぷりと」掲載されています。太陽の観測は遠出する必要も夜に行動する必要もないので、初期投資は必要なものの、比較的制限が少なく楽しめる形態かもしれません。 ■星ナビギャラリー 今月のトップ下はMさんの「笹の音〜SARA SARA〜」。「ありそうでなさそうな写真に挑戦」とのコメント、「これからもこの方向でさらに突き進んでほしい」との講評。「星」の写真から「星と風景」、そして「星と人々の姿や暮らし」へ。ジャンルとしての幅広い広がりに期待したいですね! 今月はネオワイズ彗星の傑作が多数(4ページ)掲載されています。あれほどの大彗星にしてはむしろ少ない?気がしなくもないですが、日々の変化に雄大なテール、星景写真としてのさまざまな工夫など、科学的記録の範疇を超えた作品群となりました。こちらも必見です。 ■マユコの星ナビch 突撃!ラボ訪問(紹介/マユコ) 今月のゲストは「銀河考古学」が専門の松野さん。銀河考古学とは、わたしたちのある「銀河系(天の川銀河)」の進化の歴史を探る分野。「ガイア衛星」により一気に進んだ「銀河考古学」とは何なのか、どちらかといえばマイナー?なこの分野をなぜ選んだのか、その面白さはどこにあるか?マユコさんが迫ります。 ■天文外史 アマチュアの活動を牽引 東亜天文学会創立100年(紹介/山田義弘) 日本最古の「天文同好会」、東亜天文学会が9月25日で創立100年を迎えます。天文学におけるアマチュアの役割を重視していた故・山本一清博士による創立から、本田実さんをはじめキラ星のようなアマチュア観測家たちとその業績、2009年の分裂騒動、そして現在までの歴史を、現理事長の山田義弘さんが振り返ります。 歴史の節目でこのような記録を残していくこともまた、後世への重要な仕事でしょう。天文メディア、特に天文雑誌の役割としても貴重な記事です。 記事中にある本田実さんの「26P/グリグ・シェレルブ彗星」のエピソードは、関勉さんのブログ記事でも詳しく触れられています。ぜひ、あわせてごらんください。 コメットハンター関勉のblog 南十字星の下で http://www.sekitsutomu.com/archives/25800879.html まとめ いかがでしたか? 今月は天文ガイドも星ナビも「火星特集」の趣でした。ほぼ大接近と同じくらい大きく明るく見える今年の火星ですが、今回の次に「準大接近」級に見えるのは2033年7月(視直径22.1秒角)を待たねばなりません。 望遠鏡なしでも、マイナス-2.6等級という木星よりも明るい火星は、寂しげな秋の星空にすでに異彩を放ってきています。まだ低い夕方の空に見える一番星の火星、深夜に天頂で輝く火星、明け方の南中するオリオンと西空の火星。さまざまな表情を、ぜひ記憶と記録に刻みたいものですね! そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!10月号も楽しみですね! 星ナビ10月号は「火星、接近」と「星空AF」 https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11474_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!編集部発信のオリジナルコンテンツ