5/17追記)応募要項の日本語版を追加しています。
5/30追記)応募条件の補足説明を追加しています。

光害カットフィルターなど天体用フィルターで知られたOptolong社がワールドワイドでフォトコンテストを実施します。

コンテストの概要

Optolong 2018 Wide Field Astrophotography Competition – Starryscape Dream
https://www.optolong.com/en/news/competitions

応募はメールで画像と必要事項を送信するだけ。締め切りは来月6月末、発表は翌7月13日です。入賞者は最大10名、商品はOptolong社のフィルター、100ドル〜160ドルのOptolong社製品の割引券、Optolong社のTシャツなどです。



なんで天リフでこんな宣伝をしているかというと、編集長の私がなんとJUDGEの一員に入っているから(冷汗。

応募要項

5/17追記)星見屋さんによる、日本語版の翻訳ができました。

翻訳:星見屋.com

 

英文のPDFがアップされています。概要をさらりと。

対象となるカテゴリ

カテゴリは「Wide Field Images」一つです。直訳すれば「広い視界のイメージ」ですが、サイトにある応募要項では以下のように書かれています。

Wide field images include subjects such as Milky Way, star trails, landscapes,foreground objects, twilight images, but these must include starry skies;Any other types of images but these must include starry night skies.

(編集部訳)「ワイドフィールドイメージ」とは、例えば天の川、星の軌跡、風景、前景としての建造物、薄明時の風景などです。大前提として星空が含まれていなければなりません。

日本での「星景」より若干範囲が広い(景色が含まれていなくても良い)と考えていいと思います。薄明時の月景もアリでしょう。ディープスカイ、拡大撮影を除く「広く宇宙を捉えた作品」全てと考えてよいと思います。

応募条件

当然ですが「自分の作品」でなければなりません。一人当たりの応募は2点まで。カメラは「デジタル一眼カメラ」と「カメラレンズ」限定。冷却CCD、CMOSカメラや、天体望遠鏡で撮影されたものは対象外です。

5.30追記)
・既発表の作品もOKです。「生涯最高の傑作」の応募をお待ちしております^^
・いわゆる「新星景(追尾の星空と固定の風景の合成)」はOKです。

 



コンポジット、パノラマ合成、比較明合成は認められていますが、コラージュはだめです。「Image processing should be done sensitively with attention to image authenticity and integrity.」とあるように「そこにない絵」を作るのは×。応募作品には施した画像処理について簡単な説明を付けることが求められています。

そのほか応募作品には氏名・国名・タイトル・機材・撮影場所・日付など定められたデータを付与する必要があります。画像のサイズは2M以下、長辺最小1000px以上。500pxではだめです^^;

総じて、とてもまっとうで、日本でも一般的な「星景写真」のレギュレーションですね。一点作品の左隅に撮影者の名前と日付を入れることに注意が必要です。

作品の著作権は応募者に帰属したまま。Optolong社が「撮影者の承認を得て」「非営利目的で」作品を使用できる、とあります。また肖像権などの権利関係は撮影者側で解決しておく必要があります。

応募においては日本語OKだそうです。安心して下さい^^

審査

審査は前出の6名の審査員によって行われます。6名は国籍(カナダ、スイス、米国、日本、中国、香港)も分野も多彩。Judgesのページに各審査員の作品のページがリンクされています。(私の場合だけは天リフのトップですが^^;;;)

皆ネイチャーフォトグラファーっぽいいでたちなのに自分だけがMBPを前に・・ウケるところですw

Optolong社は審査プロセスに関与しないと聞いています。個人的にはこの審査のプロセスでどんな議論が交わされるかが楽しみでもあります。

まとめと個人的感想

天文も写真も、言語とは直接の関わりがあまりない分野ですが、実際のところはかなりドメスティックな活動になっているのではないでしょうか?(日本だけ、自分だけ、なのかもしれませんが)

個人的には写真家として身を立てようとは全く思っていないしそんな実力もないのですが、メディアの運営者・編集者として視点をもっと海外にも広げたい、また日本の読者が海外に目を向けるきっかけをもっと広げたい、と思ったのが今回のJudgeのお話を受けた最大の理由です。

「応募は日本語でもOK?」とOptolongの中の人に尋ねたら、「ぜんぜんOKよ、だって自動翻訳できるし」という答が返ってきました。これまで言語は大きな壁でしたが、その壁もどんどん低くなってきています。

正直、賞品はびっくりするほど凄くはありません^^;;;;
一位の賞品は「応募者の名前の刻印されたOptolongのクリップフィルター」「Tシャツ」「160ドルのOptolong製品商品券」です。

でも、このコンテストに応募されることで、日本の読者のみなさんの眼がより広い世界に向き、より豊かな天文ライフをエンジョイするきっかけになれば、それに勝るヨロコビはありません!

ぜひ、ふるってご応募ください。
Optolongのクリップフィルターにあなたの名前を刻んでみませんか?!

ちなみに「L-Proクリップフィルター」というのはこういう製品です。この製品の場合は3万円以上する光害カットフィルターです。ボディ側に装着するのでレンズを選びません。

L-Pro(LPS) for Canon EOS FF フルサイズ用 クリップタイプ
http://www.syumitto.jp/SHOP/opt0052.html

ここに名前を刻むのはなかなか大変な加工かもしれません。漢字はさすがに無理でしょうか。
ニコンで応募した人はニコン用がもらえるのかなあ・・
フジの人はどうなるのか?このへんは聞いておきます^^;;

https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/05/32635771_380507735801750_5412884138539614208_n-1024x536.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2018/05/32635771_380507735801750_5412884138539614208_n-150x150.jpg編集部お知らせ5/17追記)応募要項の日本語版を追加しています。 5/30追記)応募条件の補足説明を追加しています。 光害カットフィルターなど天体用フィルターで知られたOptolong社がワールドワイドでフォトコンテストを実施します。 コンテストの概要 Optolong 2018 Wide Field Astrophotography Competition - Starryscape Dream https://www.optolong.com/en/news/competitions 応募はメールで画像と必要事項を送信するだけ。締め切りは来月6月末、発表は翌7月13日です。入賞者は最大10名、商品はOptolong社のフィルター、100ドル〜160ドルのOptolong社製品の割引券、Optolong社のTシャツなどです。 なんで天リフでこんな宣伝をしているかというと、編集長の私がなんとJUDGEの一員に入っているから(冷汗。 応募要項 5/17追記)星見屋さんによる、日本語版の翻訳ができました。   英文のPDFがアップされています。概要をさらりと。 対象となるカテゴリ カテゴリは「Wide Field Images」一つです。直訳すれば「広い視界のイメージ」ですが、サイトにある応募要項では以下のように書かれています。 Wide field images include subjects such as Milky Way, star trails, landscapes,foreground objects, twilight images, but these must include starry skies;Any other types of images but these must include starry night skies. (編集部訳)「ワイドフィールドイメージ」とは、例えば天の川、星の軌跡、風景、前景としての建造物、薄明時の風景などです。大前提として星空が含まれていなければなりません。 日本での「星景」より若干範囲が広い(景色が含まれていなくても良い)と考えていいと思います。薄明時の月景もアリでしょう。ディープスカイ、拡大撮影を除く「広く宇宙を捉えた作品」全てと考えてよいと思います。 応募条件 当然ですが「自分の作品」でなければなりません。一人当たりの応募は2点まで。カメラは「デジタル一眼カメラ」と「カメラレンズ」限定。冷却CCD、CMOSカメラや、天体望遠鏡で撮影されたものは対象外です。 5.30追記) ・既発表の作品もOKです。「生涯最高の傑作」の応募をお待ちしております^^ ・いわゆる「新星景(追尾の星空と固定の風景の合成)」はOKです。   コンポジット、パノラマ合成、比較明合成は認められていますが、コラージュはだめです。「Image processing should be done sensitively with attention to...編集部発信のオリジナルコンテンツ