【連載10】実践・天体写真撮影記 四国カルストで星景撮影・実況動画つき
「星空ソロ実況」はじめます。
皆さんこんにちは!
今回は新しい試みとして天体撮影中の様子を動画でダラダラ撮るということをやってみました。
これです。約40分、尺が長い割には中身がない^^;;;
動画としてはほんとに何の工夫もなく撮り流しただけで、公開するのも恥ずかしいレベルなのですが、ご笑納ください。pvがどこまで伸びないか怖いですね^^;;;
静止画リザルト
記念写真しか撮れませんでしたが、記録として貼っておきます。
この夜の月齢は10.1、月没1時間前で午前2時。まともに星空を見られる条件ではありませんでした。
最も条件がよかった状態でこの程度でした。3時ごろ、ちょうど月没の時刻で若干月明かりの影響も残っていると思います。雲が黄色っぽいのが街灯りの反射なのか、月明かりの反射なのかはよくわかりません。
AM3:05。一気に霧に覆われてしまいました。
折角なので?ライトを霧に照射。モラルとしてはどうなんでしょう?さすがにこの状態なので、モラルに厳しい○○さんも許してくれるでしょう^^;;
いつの日か、雲が立ちこめて完全に暗黒の状態になった雨の日にやってみたいと思っています。
四国カルストについて
四国カルストで星見をするのは今回が初めて。こちらも記録として簡単にまとめておきます。
概要
Wikipedia 四国カルスト
https://ja.wikipedia.org/wiki/四国カルスト
四国カルストは高知県と愛媛県の県境にあり、四国山地の標高1400mを越えるエリアにカルスト台地が広がっています。見晴らしが良い場所が少ない四国山地エリアの中で、四国カルストはほぼ360度の展望が望める数少ない場所。
また、上の地図を見てもわかるように「人イネエ〜!」感が半端ない、人口密度の低いエリアに囲まれ、空の暗さは四国でも随一でしょう。ただし複雑な地形の四国山地に囲まれているため、霧や雲が出やすく、晴天日数があまり多くないとも聞いています。(今回も夜明け前に突然霧がたちこめました)
九州からのアクセスはあまり良くなく、そうそう行ける場所でもないのですが、機会があればまた行ってみたいと思います。
天狗荘
天狗荘
http://www.tengusou.com
今回宿泊したのはこの「天狗荘」。遠方から四国カルストで星見に行くなら、ここに宿泊するのが好手でしょう。初心者向けの星空観望会も行われていて、ロビーにはビクセンのSXD赤道儀とポルタ経緯台が置かれていました。この写真の通り、山荘の灯りはマイルドで、周囲にはこの天狗荘以外の建物・人工光は一切ありません。
山荘の駐車場は広くて見晴らしも良好。気軽な観望やディープスカイ撮影なら、ここに機材を展開してもじゅうぶん楽しめると思います。
姫鶴(めづる)平
もうひとつ、天狗荘から2キロほど西の姫鶴平もよいロケーションです。こちらにはキャンプ場があってテント泊が可能。姫鶴荘で宿泊も可能です。
今回使用した機材
ごく普通の星景撮影だったので特にこれという機材は使用していないのですが、一つだけご紹介しておきます。
ミニ三脚
スリックのミニ三脚です。小さくてかさばらないこの三脚、最近使用頻度がすごく高くなっています。雲台は水平垂直の2ウェイの安っぽいものですが、クランプの効きが甘いのが幸いして、フリーストップで簡単に構図が調整できるのがとても使いやすい。こんな風に車の屋根に置いて使うことも可能です。
手持ち・三脚固定の切替が楽なので、今回のような動画撮影にも便利。冒頭の動画はこのミニ三脚で撮りました。
まとめ
いかがでしたか?
気楽な旅行の中での気楽な星景撮影で、ガチ成分はまったくありません^^ガチ成分がないと記事化がとても楽ですね^^これくらいの軽い記事も今後アップしていこうと思います。
ところで、なんで「星空ソロ実況」を始めようとしたかというと、この動画の影響です。
星とは関係のない「キャンプ動画」なんですが、リアルでシンプルですごくよく雰囲気が伝わってきます。この動画、シンプルですが緻密なロケハン、撮影、編集の手が入っていて、このレベルのものを自分が仕上げるのはまあ無理っぽい感じなんですけど、できる範囲で星空動画にチャレンジしていこうと考えています。
どこまでやれるかはわからないのですが、将来的にこの動画を一つの目標にしたいと思っています。それはまた次回お会いしましょう! https://reflexions.jp/tenref/orig/2019/05/21/8693/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/05/0a312c62b01bc6849f4b00a4a31db357-1024x575.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/05/0a312c62b01bc6849f4b00a4a31db357-150x150.jpg星景写真実践・天体写真撮影記「星空ソロ実況」はじめます。 皆さんこんにちは! 今回は新しい試みとして天体撮影中の様子を動画でダラダラ撮るということをやってみました。 https://youtu.be/qnj79VqAj8o これです。約40分、尺が長い割には中身がない^^;;; 動画としてはほんとに何の工夫もなく撮り流しただけで、公開するのも恥ずかしいレベルなのですが、ご笑納ください。pvがどこまで伸びないか怖いですね^^;;; 静止画リザルト 記念写真しか撮れませんでしたが、記録として貼っておきます。 この夜の月齢は10.1、月没1時間前で午前2時。まともに星空を見られる条件ではありませんでした。 最も条件がよかった状態でこの程度でした。3時ごろ、ちょうど月没の時刻で若干月明かりの影響も残っていると思います。雲が黄色っぽいのが街灯りの反射なのか、月明かりの反射なのかはよくわかりません。 AM3:05。一気に霧に覆われてしまいました。 折角なので?ライトを霧に照射。モラルとしてはどうなんでしょう?さすがにこの状態なので、モラルに厳しい○○さんも許してくれるでしょう^^;; いつの日か、雲が立ちこめて完全に暗黒の状態になった雨の日にやってみたいと思っています。 四国カルストについて 四国カルストで星見をするのは今回が初めて。こちらも記録として簡単にまとめておきます。 概要 Wikipedia 四国カルスト https://ja.wikipedia.org/wiki/四国カルスト 四国カルストは高知県と愛媛県の県境にあり、四国山地の標高1400mを越えるエリアにカルスト台地が広がっています。見晴らしが良い場所が少ない四国山地エリアの中で、四国カルストはほぼ360度の展望が望める数少ない場所。 また、上の地図を見てもわかるように「人イネエ〜!」感が半端ない、人口密度の低いエリアに囲まれ、空の暗さは四国でも随一でしょう。ただし複雑な地形の四国山地に囲まれているため、霧や雲が出やすく、晴天日数があまり多くないとも聞いています。(今回も夜明け前に突然霧がたちこめました) 九州からのアクセスはあまり良くなく、そうそう行ける場所でもないのですが、機会があればまた行ってみたいと思います。 天狗荘 天狗荘 http://www.tengusou.com 今回宿泊したのはこの「天狗荘」。遠方から四国カルストで星見に行くなら、ここに宿泊するのが好手でしょう。初心者向けの星空観望会も行われていて、ロビーにはビクセンのSXD赤道儀とポルタ経緯台が置かれていました。この写真の通り、山荘の灯りはマイルドで、周囲にはこの天狗荘以外の建物・人工光は一切ありません。 山荘の駐車場は広くて見晴らしも良好。気軽な観望やディープスカイ撮影なら、ここに機材を展開してもじゅうぶん楽しめると思います。 姫鶴(めづる)平 もうひとつ、天狗荘から2キロほど西の姫鶴平もよいロケーションです。こちらにはキャンプ場があってテント泊が可能。姫鶴荘で宿泊も可能です。 今回使用した機材 ごく普通の星景撮影だったので特にこれという機材は使用していないのですが、一つだけご紹介しておきます。 ミニ三脚 スリックのミニ三脚です。小さくてかさばらないこの三脚、最近使用頻度がすごく高くなっています。雲台は水平垂直の2ウェイの安っぽいものですが、クランプの効きが甘いのが幸いして、フリーストップで簡単に構図が調整できるのがとても使いやすい。こんな風に車の屋根に置いて使うことも可能です。 手持ち・三脚固定の切替が楽なので、今回のような動画撮影にも便利。冒頭の動画はこのミニ三脚で撮りました。 まとめ いかがでしたか? 気楽な旅行の中での気楽な星景撮影で、ガチ成分はまったくありません^^ガチ成分がないと記事化がとても楽ですね^^これくらいの軽い記事も今後アップしていこうと思います。 ところで、なんで「星空ソロ実況」を始めようとしたかというと、この動画の影響です。 https://youtu.be/WdQ_1BhGFX4 星とは関係のない「キャンプ動画」なんですが、リアルでシンプルですごくよく雰囲気が伝わってきます。この動画、シンプルですが緻密なロケハン、撮影、編集の手が入っていて、このレベルのものを自分が仕上げるのはまあ無理っぽい感じなんですけど、できる範囲で星空動画にチャレンジしていこうと考えています。 どこまでやれるかはわからないのですが、将来的にこの動画を一つの目標にしたいと思っています。それはまた次回お会いしましょう!編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
コメントを残す