みなさんこんにちは!

Sharpstar社のフラッグシップ鏡筒Askar SQA85、「天リフ読者レビュー企画」が始まりました!天リフ読者の方々で天文機材を順にレビューいただく「リレーレビュー企画」です。

本記事では4月下旬まで、計5名の方にリレーされていくプロセスと同時並行で、それぞれのレビューア様が発信された情報を随時更新していきます。ぜひお見守りください!!



レビューアー様ご紹介とレビュー状況

「Tarkun」さん(1月中旬〜2月上旬)

Tarkunさんのご紹介

私は、普段からAskerFRA600を使用し、星雲や銀河などの天体写真を撮影している天文愛好家です。

現在使用している機材との比較を含め、SQA85の性能や特徴を生かした具体的なレビューを作成できると考えております。また、星雲や星団を対象とした撮影における実用性についても、詳細なレポートを提供いたします。これにより、他の天文愛好者の方々にも有益な情報をお届けできれば幸いです。

星降る場所を求めて
https://tarkungh.net/
Twitter(現X)
@tarkungh

トップバッターはTarkunさん。Tarkunさんは3年ほど前から天体写真に取り組まれていて、ブログ「星降る場所を求めて」に、撮影リザルトやかなり突っ込んだ画像処理のプロセスや機材のインプレッションなどを多数発信されています。

SQA85リレーレビュー 1回目
https://tarkungh.net/sqa85%e3%83%aa%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc-1%e5%9b%9e%e7%9b%ae/

こちらの記事に早速ファーストライトのレポートが更新されています。SQA85の導入を検討されている方にも大いに参考になるものです。ぜひレビュー期間終了までよろしくお願いします!

「カイトゥー」さん(2月上旬〜2月下旬)

カイトゥーさんのご紹介

https://www.instagram.com/ancient_enough/

最近大学の部で所有しているFSQ85EDを使って電視観望をしています!電視観望を始めてから3ヶ月ほどしか経っていませんが、すでに個人用で性能の良い屈折が欲しくてたまりません。この企画でSQAの威力を存分に味わいたいです。

Instagram ancient_enough
https://www.instagram.com/ancient_enough/

カイトゥーさんは某大学に在学中。以前スマート望遠鏡学生モニタープログラムにもご参加いただきました^^ 電視観望を始めてまだ3ヶ月とのことですが、Askar SQA85は若いエネルギーにもじゅうぶん応えてくれる鏡筒だと思います!ぜひ電視観望だけでなくディープスカイ撮影にもチャレンジしてみてくださいね!(*)

「智-」さん(2月下旬〜3月中旬)

 

智-さんのご紹介

Askar SQA85と性能の似た「とある鏡筒」を購入予定なのでサイドバイサイドの比較を出来たらと思います。

天文初心者の備忘録
https://tomo-ht.fc2.net/
Twitter(現X)
@tomo_h_t

智-さんはプロファイルに記載されている通り、どちらかといえば小型の鏡筒でディープスカイを撮影されています。なんとAskar SQA85と性能の似た「とある鏡筒」をご購入予定とのこと。

結果がどうなるのか「ものすごく」気になるところですが、、これはガチ天クラスタ注目のレビューになりそうな予感が!?(*)

(*)天リフ編集長が一番ビビっております^^;;;

「Hiro」さん(3月中旬〜4月上旬)

Hiroさんの最新機材はタカハシFCT-65D。https://bloghiro.exblog.jp/34310073/

Hiroさんのご紹介

SQA85と仕様が似ている国内フラグシップのVSD90SSとの画質比較を行いたい。比較画像は前回試用時に撮影した網状星雲、サドル付近(三日月星雲)を使用。他にSQA85の商品性も見たいです。また余裕があれば仕様差があるが手持ちのFCT65Dとの画質比較もしてみたい。

hiroのフィールドノート plus
https://bloghiro.exblog.jp/

Hiroさんは以前「VSD90SSリレーレビュー」にもご参加いただきました。Redcat91だけでなく(元)VSD90SSユーザーもご参加とは、天リフとしては心配で夜も眠れません!?こちらも結果に大注目!(*)



(*)実際のところ、これくらいの超高性能になるとピントの決まり具合やシーイング、ガイド誤差など、さまざまな結像阻害要因があるため、非常に短いレビュー期間(約3週間)による結果は「全てではない」ことをご了承ください。レビューサーの皆様におかれても、プレッシャーやバイアスなく、率直なご感想をいただければと思います。

「meade16inch」さん(4月上旬〜4月下旬)

meade16inchさんのご紹介

本来ならば空の良いところで撮るべき鏡筒ですがあえて光害地のナローバンドでどんな性能を見せてくれるか興味があります。

宅撮り天体写真のブログ
https://ibuki05006.livedoor.blog/
Twitter(現X) meade16inch
@hanahanamaron13

Meade16inchさんは主に「そこそこ光害地」なご自宅から、ディープスカイや太陽を撮影されています。今回のレビュー着眼点も「光害地のナローバンドで、超高性能鏡筒Askar SQA85はどんな性能を見せてくれるか」です。

実は天リフ編集長は「超高性能鏡筒の光害地でのナローバンド撮影」はあまり実写経験がありません。チリのリモートではずいぶん撮っているのですが・・はたしてどんな結果になるでしょうか(*)?!

(*)ある程度の仮説は持ってはいるのですが、それが的を射たものなのかどうか、Meade16inchさんのリザルトには大いに期待しています!

Askar SQA85とは?

 

Askar SQA85は2024年11月に株式会社サイトロンジャパンから発売された、Sharpstar Optics社の「Askar」ブランドの天体望遠鏡です。SDレンズ(スーパーEDレンズ)を2枚使用したペッツバール構成の5枚玉で、スポット径は設計値で中心1.6μm、フルサイズ(イメージサークル44mm)の最周辺でも2.5μmと、驚異的な結像性能です。

【予告】Askar SQA85鏡筒リレーレビュー企画【レビューア募集!】

Askar SQA85の詳細については、この天リフ記事と天体望遠鏡販売店「シュミット」の商品ページをぜひご参照ください!

シュミット・Askar SQA85鏡筒
https://www.syumitto.jp/SHOP/SHA0098.html

今回のレビュー企画の概要

ざっくり今回のレビュー企画の流れは以下のようなものです。

  1. メーカー様は、レビュー対象製品を一定期間天リフに貸与する
  2. 天リフが対象製品に対するレビューアーを募る
  3. 天リフからレビューアー様に一定期間製品を貸与
  4. レビューアー様はレビュー結果を自分のブログ・SNS等にアップ、ないしはレビュー結果を天リフにレポート
  5. 天リフはレビューアー様のリザルトを適宜記事化する

メーカー様のメリットは「評価してほしい製品を貸し出す」だけで、様々な視点のレビュー記事がネットに放流されること。レビューアー様のメリットは、興味のある製品を実際に試すことができること。天リフのメリットは、読者に広く製品紹介を発信できることです。まさに「win-win-win」のスキーム!(*)

(*)このようなレビュー企画の実施をご希望されるメーカー・販売店様、ご興味がございましたら天リフ編集部までお問い合わせください!

まとめ

Askar SQA85でハート&ソウル星雲を撮影中。和歌山県太地町にて。

いかがでしたか?

ここ数年で、設計性能が「フルサイズのイメージサークル内全てでエアリーディスク径以下の収差補正(*)」である「超高性能なアストログラフ(天体望遠鏡)」が各社から登場してきました。AskarのSQAシリーズもその1つです。

(*)天体望遠鏡の理論的な限界性能は回折によるボケが存在する限り、それ(エアリーディスク径)以上には上がりませんが、これまでは補正しきれない各種の収差がエアリーディスク径を上回る状態でした。その限界が打ち破られたといえます。

矢継ぎ早に新製品を展開するSharpstar社の製品群の中でも、Askar SQAシリーズはまさにフラッグシップ。ほとんど完璧といえる結像性能がもたらす撮影体験を、ぜひ5人のレビューアー様の生の声でお届けしたいと思います。お楽しみに!Clear Sky!


  • 本記事は株式会社サイトロンジャパン様より機材貸与と協賛を受け、天文リフレクションズ編集部が独自の判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。
  • 記事に関するご質問・お問い合わせなどは天文リフレクションズ編集部宛にお願いいたします。
  • 製品の購入およびお問い合わせはメーカー様・販売店様にお願いいたします。
  • 本記事によって読者様に発生した事象については、その一切について編集部では責任を取りかねますことをご了承下さい。
  • 記事中の製品仕様および価格は執筆時(2025年1月)のものです。
  • 記事中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。
https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2025/01/7750bcc4e6539ae71cd85aa6e4eeb822-1024x576.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2025/01/7750bcc4e6539ae71cd85aa6e4eeb822-150x150.jpg編集部望遠鏡望遠鏡Askar,SQA85みなさんこんにちは! Sharpstar社のフラッグシップ鏡筒Askar SQA85、「天リフ読者レビュー企画」が始まりました!天リフ読者の方々で天文機材を順にレビューいただく「リレーレビュー企画」です。 本記事では4月下旬まで、計5名の方にリレーされていくプロセスと同時並行で、それぞれのレビューア様が発信された情報を随時更新していきます。ぜひお見守りください!! レビューアー様ご紹介とレビュー状況 「Tarkun」さん(1月中旬〜2月上旬) Tarkunさんのご紹介 私は、普段からAskerFRA600を使用し、星雲や銀河などの天体写真を撮影している天文愛好家です。 現在使用している機材との比較を含め、SQA85の性能や特徴を生かした具体的なレビューを作成できると考えております。また、星雲や星団を対象とした撮影における実用性についても、詳細なレポートを提供いたします。これにより、他の天文愛好者の方々にも有益な情報をお届けできれば幸いです。 星降る場所を求めてhttps://tarkungh.net/ Twitter(現X)@tarkungh トップバッターはTarkunさん。Tarkunさんは3年ほど前から天体写真に取り組まれていて、ブログ「星降る場所を求めて」に、撮影リザルトやかなり突っ込んだ画像処理のプロセスや機材のインプレッションなどを多数発信されています。 SQA85リレーレビュー 1回目https://tarkungh.net/sqa85%e3%83%aa%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%ac%e3%83%93%e3%83%a5%e3%83%bc-1%e5%9b%9e%e7%9b%ae/ こちらの記事に早速ファーストライトのレポートが更新されています。SQA85の導入を検討されている方にも大いに参考になるものです。ぜひレビュー期間終了までよろしくお願いします! 「カイトゥー」さん(2月上旬〜2月下旬) カイトゥーさんのご紹介 最近大学の部で所有しているFSQ85EDを使って電視観望をしています!電視観望を始めてから3ヶ月ほどしか経っていませんが、すでに個人用で性能の良い屈折が欲しくてたまりません。この企画でSQAの威力を存分に味わいたいです。 Instagram ancient_enoughhttps://www.instagram.com/ancient_enough/ カイトゥーさんは某大学に在学中。以前スマート望遠鏡学生モニタープログラムにもご参加いただきました^^ 電視観望を始めてまだ3ヶ月とのことですが、Askar SQA85は若いエネルギーにもじゅうぶん応えてくれる鏡筒だと思います!ぜひ電視観望だけでなくディープスカイ撮影にもチャレンジしてみてくださいね!(*) 「智-」さん(2月下旬〜3月中旬)   智-さんのご紹介 Askar SQA85と性能の似た「とある鏡筒」を購入予定なのでサイドバイサイドの比較を出来たらと思います。 天文初心者の備忘録https://tomo-ht.fc2.net/ Twitter(現X)@tomo_h_t 智-さんはプロファイルに記載されている通り、どちらかといえば小型の鏡筒でディープスカイを撮影されています。なんとAskar SQA85と性能の似た「とある鏡筒」をご購入予定とのこと。 結果がどうなるのか「ものすごく」気になるところですが、、これはガチ天クラスタ注目のレビューになりそうな予感が!?(*) (*)天リフ編集長が一番ビビっております^^;;; 「Hiro」さん(3月中旬〜4月上旬) Hiroさんのご紹介 SQA85と仕様が似ている国内フラグシップのVSD90SSとの画質比較を行いたい。比較画像は前回試用時に撮影した網状星雲、サドル付近(三日月星雲)を使用。他にSQA85の商品性も見たいです。また余裕があれば仕様差があるが手持ちのFCT65Dとの画質比較もしてみたい。 hiroのフィールドノート plushttps://bloghiro.exblog.jp/ Hiroさんは以前「VSD90SSリレーレビュー」にもご参加いただきました。Redcat91だけでなく(元)VSD90SSユーザーもご参加とは、天リフとしては心配で夜も眠れません!?こちらも結果に大注目!(*) (*)実際のところ、これくらいの超高性能になるとピントの決まり具合やシーイング、ガイド誤差など、さまざまな結像阻害要因があるため、非常に短いレビュー期間(約3週間)による結果は「全てではない」ことをご了承ください。レビューサーの皆様におかれても、プレッシャーやバイアスなく、率直なご感想をいただければと思います。 「meade16inch」さん(4月上旬〜4月下旬) meade16inchさんのご紹介 本来ならば空の良いところで撮るべき鏡筒ですがあえて光害地のナローバンドでどんな性能を見せてくれるか興味があります。 宅撮り天体写真のブログhttps://ibuki05006.livedoor.blog/ Twitter(現X) meade16inch@hanahanamaron13 Meade16inchさんは主に「そこそこ光害地」なご自宅から、ディープスカイや太陽を撮影されています。今回のレビュー着眼点も「光害地のナローバンドで、超高性能鏡筒Askar SQA85はどんな性能を見せてくれるか」です。 実は天リフ編集長は「超高性能鏡筒の光害地でのナローバンド撮影」はあまり実写経験がありません。チリのリモートではずいぶん撮っているのですが・・はたしてどんな結果になるでしょうか(*)?! (*)ある程度の仮説は持ってはいるのですが、それが的を射たものなのかどうか、Meade16inchさんのリザルトには大いに期待しています! Askar SQA85とは?   Askar SQA85は2024年11月に株式会社サイトロンジャパンから発売された、Sharpstar Optics社の「Askar」ブランドの天体望遠鏡です。SDレンズ(スーパーEDレンズ)を2枚使用したペッツバール構成の5枚玉で、スポット径は設計値で中心1.6μm、フルサイズ(イメージサークル44mm)の最周辺でも2.5μmと、驚異的な結像性能です。 https://reflexions.jp/tenref/orig/2025/01/09/17205/ Askar SQA85の詳細については、この天リフ記事と天体望遠鏡販売店「シュミット」の商品ページをぜひご参照ください! シュミット・Askar SQA85鏡筒https://www.syumitto.jp/SHOP/SHA0098.html 今回のレビュー企画の概要 ざっくり今回のレビュー企画の流れは以下のようなものです。 メーカー様は、レビュー対象製品を一定期間天リフに貸与する 天リフが対象製品に対するレビューアーを募る 天リフからレビューアー様に一定期間製品を貸与 レビューアー様はレビュー結果を自分のブログ・SNS等にアップ、ないしはレビュー結果を天リフにレポート 天リフはレビューアー様のリザルトを適宜記事化する メーカー様のメリットは「評価してほしい製品を貸し出す」だけで、様々な視点のレビュー記事がネットに放流されること。レビューアー様のメリットは、興味のある製品を実際に試すことができること。天リフのメリットは、読者に広く製品紹介を発信できることです。まさに「win-win-win」のスキーム!(*) (*)このようなレビュー企画の実施をご希望されるメーカー・販売店様、ご興味がございましたら天リフ編集部までお問い合わせください! まとめ いかがでしたか? ここ数年で、設計性能が「フルサイズのイメージサークル内全てでエアリーディスク径以下の収差補正(*)」である「超高性能なアストログラフ(天体望遠鏡)」が各社から登場してきました。AskarのSQAシリーズもその1つです。 (*)天体望遠鏡の理論的な限界性能は回折によるボケが存在する限り、それ(エアリーディスク径)以上には上がりませんが、これまでは補正しきれない各種の収差がエアリーディスク径を上回る状態でした。その限界が打ち破られたといえます。 矢継ぎ早に新製品を展開するSharpstar社の製品群の中でも、Askar SQAシリーズはまさにフラッグシップ。ほとんど完璧といえる結像性能がもたらす撮影体験を、ぜひ5人のレビューアー様の生の声でお届けしたいと思います。お楽しみに!Clear Sky! 本記事は株式会社サイトロンジャパン様より機材貸与と協賛を受け、天文リフレクションズ編集部が独自の判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。 記事に関するご質問・お問い合わせなどは天文リフレクションズ編集部宛にお願いいたします。 製品の購入およびお問い合わせはメーカー様・販売店様にお願いいたします。 本記事によって読者様に発生した事象については、その一切について編集部では責任を取りかねますことをご了承下さい。 記事中の製品仕様および価格は執筆時(2025年1月)のものです。 記事中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。編集部発信のオリジナルコンテンツ