アストロアーツHPで、星ナビ2020年2月号の内容が告知されています。発売は1月4日土曜日です。

今月の内容は!?

赤道儀を使わないでも星座や星雲星団が撮れるようになってきた。高感度・短時間露出の画像をコンポジットして高い画質を得ることができます。新発売の天体専用キヤノンEOS Raの試写レポートもお届けします。

星ナビ2月号は「星景写真用コンポジットソフト」と「キヤノンの天体専用機 EOS Ra」
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11029_hoshinavi

■表紙


小林慶二朗さんが撮影したM45です。繊細な分子雲とシャープな星々との対比が美しい作品です。

 

11月に星ナビの「表紙枠」のフォーマット公開されて以来、先月と今月、連続して「星ナビギャラリー」応募作からの掲載です。CCA250にフルサイズ冷却CMOSカメラで描き出した「M45(すばる)」の秀作。

■チャレンジ星景写真4「三脚固定で撮影 Sequatorで星空と地上景色を自動合成」(解説・作例/谷川正夫・花崎洋平)

星ナビギャラリー掲載作のデータ中で最近見かける画像処理ソフト「Sequator」、気になる方もいるのでは?固定撮影した星空と地上風景を別々にコンポジットできることが特長のソフトで、星空と景色の両方を止めた星景写真を作る際に活躍します。谷川さんによる各種機能の解説に加え、花崎さんによる実践的な使いこなし方を紹介します。

「星も風景も美しく表現したい」のは誰もが感じる思いですが、「固定撮影1枚撮りでは星が流れてしまう」「地上風景は路週不足になりがち」というトレードオフにいつも悩まされるもの。その限界を押し上げる様々な手法が考案されていますが、その一つが画像処理ソフトウェアの活用。

本記事では最近注目をあびている「Sequator」というフリーソフトについての10ページにわたる徹底解説。基本的な仕組みから操作方法、さまざまな利用する上でのノウハウや弱点に対する対策まで、星景写真ファン必見の内容となっています。

■メーカー本気の天体撮影専用モデル キヤノンEOS Ra(解説・作例/中西アキオ)

キヤノンから登場の「EOS Ra」はフルサイズ35mm判ミラーレス機「EOS R」をベースとしたメーカー純正の天体専用撮影機。Hα線の透過率が通常モデルの4倍で赤い星雲の写りにも期待できそうです。担当者が語る開発秘話や中西さんによる作例でその実力をお伝えします。

ようやく出たミラーレス時代の天体写真向けデジタル一眼カメラ「EOS Ra」。製品のWebサイトやパッケージの画像(カリフォルニア星雲)などを手がけられている天体写真価の中西アキオ(中西昭雄)さんとキヤノン(株)の開発・企画担当者とのインタビュー形式の解説です。

メーカーの公式HPからは読むことができない興味深い情報や見解が満載。雑誌記事としてはかなり踏み込んだ内容となっていると感じました。購入を検討されている方は必見です。

■「約束の小惑星」の先へ 『恋する小惑星』作者は元地学部(インタビュー/宇津巻竜也)

2020年1月から放送のTVアニメ『恋する小惑星』は、「小惑星を見つけたい」という目標を持つ二人の女の子が主人公の作品です。原作やアニメでは「星ナビ」や「ステラナビゲータ」を参考に作品づくりが進められています。作者・Quro先生の作品に対する思いや、天文ファンなら注目したいアニメの見どころを紹介します。
TVアニメ「恋する小惑星」公式サイト
http://koiastv.com

2020年1月3日(一部局では1月4日)放送開始のTVアニメ「恋する小惑星」。舞台は高校の地学部。「地学系女子(ジオジョ)による青春物語」だそうです。

その「恋する小惑星」の作者のQuro(クロ)先生へのインタビューがたっぷり4ページ。これはもう記事と放送を見るしかありませんね!!

◎広告ピックアップ

■ビクセン 星空雲台ポラリエU

1月発売のビクセンの「ポラリエU」。定評ある製品がさらにパワーアップした上位製品ですが、この広告の作例(北山輝泰さん撮影)が素晴らしい。

等倍でお見せできないのが残念ですが、これを見るだけでも書店で手に取る価値があります。印刷広告の作例としても過去最高レベルでしょう。対角魚眼レンズでの撮影と推測しますが、微光星まで緻密に表現され、宇宙の・天の川の美しさが余すことなく表現されています。

この広告に込められた重要なメッセージは赤道儀で追尾しないとこのような作品は撮れないということ。カメラが高性能化して「星景写真には赤道儀は不要」という考えも多くなってきました。実は筆者もその一人でしたが、この作品を見て考えを改めました。星空のリアリティの表現には赤道儀の活用が重要ですね!

◎天リフ独断ピックアップ

■宇宙は美しい133 とも座の二重星団(写真・解説/吉田隆行)

「天体写真の世界」、吉田隆行さんのおなじみの連載ですが今回の対象はとも座のM46とM47。ナチュラルに星が煌めく氏の作品の素晴らしさをぜひ本誌でごらんください。

そして、このM46とM47はぜひ眼視でも見てみたい対象です。淡い銀河や分子雲とは違って、散開星団や惑星状星雲は眼視と写真の差が小さく、星の煌めき・輝きでは写真に勝ります。写真オンリーの方も、ぜひスリーブと接眼レンズを1本準備しておきましょう。撮影前(後)に有名な対象を10分でも見てみると、楽しみが広がりますよ!

■ネットよ今夜もありがとう

今月は加藤英行さんの「加藤英行の星と鳥さんブログ」と「かずはん」さんの「スターパーティ in 白木峰」です。
加藤英行さんは福井市自然史博物館で学芸員として勤務され、福井の星空と自然をブログで発信されています。宗像市の「北斗の水くみ写真展」でも3年連続の入選。ぜひごらんになってください。

スターパーティin白木峰は、年に三回長崎の「白木峰」で行われている「観望会形式のスターパーティ」。来年の春はぜひ編集部でも突撃したいと考えております^^ 「かずはん」さん、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

■星ナビギャラリー



今月のトップ下は「SAO疑似カラー合成を極められている感」の巨匠・Tさんの胎児星雲中央部。ぱっと見ではどこだか分からないほどの迫力と鋭い切り取りです。

今月は「近年まれに見る激戦」だったそうです。つまり近年まれに見る「掲載されなかった秀作・力作」があるという状況。ぜひブログやツイッターでその思いをぶつけて下さいね^^

■2020年の「小惑星による恒星食」ハイライト(解説/早水勉)

2019年に観測された「おうし座γ星の恒星食」のレポートと、2020年に見られる「小惑星による恒星食」の中からおすすめ度の高い6現象について解説します。

2019年11月14日の小惑星アルタリアによるおうし座γ星の色。天リフ編集長山口も九州の端っこから無事観測に成功。星ナビ記事中に名前が記載されております^^

掩蔽という地道な現象に4ページが割かれるのは異例のことではないでしょうか。小惑星による星食の観測数は過去最多をダブルスコアで越える勢いです。星ナビ記事中にもお名前が出ていますが、福山紘基さんによる日本付近での食予報の抽出が大いに貢献しています。

【連載】実践・天体観望記(2)九州最南端「佐多岬」で小惑星による恒星食を観る!

■星の都の物語~モスクワ~宇宙開発競争の遺産をめぐる(案内/中山満仁)

アメリカと熾烈な宇宙開発競争を繰り広げたソ連。50年以上経った今もロシア連邦の首都モスクワには、宇宙飛行士博物館や宇宙パビリオンなどに宇宙開発の「英雄たち」の軌跡が残されています。世界40か国を旅する中山さんがモスクワの宇宙開発遺産を案内します。

「宇宙開発都市」モスクワ、Москва́。東西冷戦の副産物として宇宙開発に多大なエネルギーが投じられた歴史を尋ねます。口絵の画像はモスクワ市の「宇宙飛行士通り」にあるロケット技術者「セルゲイ・コロリョフ」の全身像。「内容が豊富すぎてとても1日2日では時間が足りない」ほどの「宇宙博物館公園」「宇宙飛行士博物館」のレポートです。

まとめ

いかがでしたか?

2019年もあとわずか。年の瀬で慌ただしく過ごされているものかと思います。この1年もお付き合い頂きありがとうございました!

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!3月号も楽しみですね!それでは皆様もよいお年を。ダスビダーニャ、До свидания!

星ナビ2月号は「星景写真用コンポジットソフト」と「キヤノンの天体専用機 EOS Ra」
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11029_hoshinavi

 


※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!!

https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/12/19596_2002news-cover.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/12/19596_2002news-cover-150x150.jpg編集部星ナビ最新情報アストロアーツHPで、星ナビ2020年2月号の内容が告知されています。発売は1月4日土曜日です。 今月の内容は!? 赤道儀を使わないでも星座や星雲星団が撮れるようになってきた。高感度・短時間露出の画像をコンポジットして高い画質を得ることができます。新発売の天体専用キヤノンEOS Raの試写レポートもお届けします。 星ナビ2月号は「星景写真用コンポジットソフト」と「キヤノンの天体専用機 EOS Ra」 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11029_hoshinavi ■表紙 小林慶二朗さんが撮影したM45です。繊細な分子雲とシャープな星々との対比が美しい作品です。   11月に星ナビの「表紙枠」のフォーマット公開されて以来、先月と今月、連続して「星ナビギャラリー」応募作からの掲載です。CCA250にフルサイズ冷却CMOSカメラで描き出した「M45(すばる)」の秀作。 ■チャレンジ星景写真4「三脚固定で撮影 Sequatorで星空と地上景色を自動合成」(解説・作例/谷川正夫・花崎洋平) 「星も風景も美しく表現したい」のは誰もが感じる思いですが、「固定撮影1枚撮りでは星が流れてしまう」「地上風景は路週不足になりがち」というトレードオフにいつも悩まされるもの。その限界を押し上げる様々な手法が考案されていますが、その一つが画像処理ソフトウェアの活用。 本記事では最近注目をあびている「Sequator」というフリーソフトについての10ページにわたる徹底解説。基本的な仕組みから操作方法、さまざまな利用する上でのノウハウや弱点に対する対策まで、星景写真ファン必見の内容となっています。 ■メーカー本気の天体撮影専用モデル キヤノンEOS Ra(解説・作例/中西アキオ) ようやく出たミラーレス時代の天体写真向けデジタル一眼カメラ「EOS Ra」。製品のWebサイトやパッケージの画像(カリフォルニア星雲)などを手がけられている天体写真価の中西アキオ(中西昭雄)さんとキヤノン(株)の開発・企画担当者とのインタビュー形式の解説です。 メーカーの公式HPからは読むことができない興味深い情報や見解が満載。雑誌記事としてはかなり踏み込んだ内容となっていると感じました。購入を検討されている方は必見です。 ■「約束の小惑星」の先へ 『恋する小惑星』作者は元地学部(インタビュー/宇津巻竜也) TVアニメ「恋する小惑星」公式サイト http://koiastv.com 2020年1月3日(一部局では1月4日)放送開始のTVアニメ「恋する小惑星」。舞台は高校の地学部。「地学系女子(ジオジョ)による青春物語」だそうです。 その「恋する小惑星」の作者のQuro(クロ)先生へのインタビューがたっぷり4ページ。これはもう記事と放送を見るしかありませんね!! ◎広告ピックアップ ■ビクセン 星空雲台ポラリエU 1月発売のビクセンの「ポラリエU」。定評ある製品がさらにパワーアップした上位製品ですが、この広告の作例(北山輝泰さん撮影)が素晴らしい。 等倍でお見せできないのが残念ですが、これを見るだけでも書店で手に取る価値があります。印刷広告の作例としても過去最高レベルでしょう。対角魚眼レンズでの撮影と推測しますが、微光星まで緻密に表現され、宇宙の・天の川の美しさが余すことなく表現されています。 この広告に込められた重要なメッセージは赤道儀で追尾しないとこのような作品は撮れないということ。カメラが高性能化して「星景写真には赤道儀は不要」という考えも多くなってきました。実は筆者もその一人でしたが、この作品を見て考えを改めました。星空のリアリティの表現には赤道儀の活用が重要ですね! ◎天リフ独断ピックアップ ■宇宙は美しい133 とも座の二重星団(写真・解説/吉田隆行) 「天体写真の世界」、吉田隆行さんのおなじみの連載ですが今回の対象はとも座のM46とM47。ナチュラルに星が煌めく氏の作品の素晴らしさをぜひ本誌でごらんください。 そして、このM46とM47はぜひ眼視でも見てみたい対象です。淡い銀河や分子雲とは違って、散開星団や惑星状星雲は眼視と写真の差が小さく、星の煌めき・輝きでは写真に勝ります。写真オンリーの方も、ぜひスリーブと接眼レンズを1本準備しておきましょう。撮影前(後)に有名な対象を10分でも見てみると、楽しみが広がりますよ! ■ネットよ今夜もありがとう 今月は加藤英行さんの「加藤英行の星と鳥さんブログ」と「かずはん」さんの「スターパーティ in 白木峰」です。 加藤英行さんは福井市自然史博物館で学芸員として勤務され、福井の星空と自然をブログで発信されています。宗像市の「北斗の水くみ写真展」でも3年連続の入選。ぜひごらんになってください。 スターパーティin白木峰は、年に三回長崎の「白木峰」で行われている「観望会形式のスターパーティ」。来年の春はぜひ編集部でも突撃したいと考えております^^ 「かずはん」さん、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。 ■星ナビギャラリー 今月のトップ下は「SAO疑似カラー合成を極められている感」の巨匠・Tさんの胎児星雲中央部。ぱっと見ではどこだか分からないほどの迫力と鋭い切り取りです。 今月は「近年まれに見る激戦」だったそうです。つまり近年まれに見る「掲載されなかった秀作・力作」があるという状況。ぜひブログやツイッターでその思いをぶつけて下さいね^^ ■2020年の「小惑星による恒星食」ハイライト(解説/早水勉) 2019年11月14日の小惑星アルタリアによるおうし座γ星の色。天リフ編集長山口も九州の端っこから無事観測に成功。星ナビ記事中に名前が記載されております^^ 掩蔽という地道な現象に4ページが割かれるのは異例のことではないでしょうか。小惑星による星食の観測数は過去最多をダブルスコアで越える勢いです。星ナビ記事中にもお名前が出ていますが、福山紘基さんによる日本付近での食予報の抽出が大いに貢献しています。 http://reflexions.jp/tenref/orig/2019/11/18/9830/ ■星の都の物語~モスクワ~宇宙開発競争の遺産をめぐる(案内/中山満仁) 「宇宙開発都市」モスクワ、Москва́。東西冷戦の副産物として宇宙開発に多大なエネルギーが投じられた歴史を尋ねます。口絵の画像はモスクワ市の「宇宙飛行士通り」にあるロケット技術者「セルゲイ・コロリョフ」の全身像。「内容が豊富すぎてとても1日2日では時間が足りない」ほどの「宇宙博物館公園」「宇宙飛行士博物館」のレポートです。 まとめ いかがでしたか? 2019年もあとわずか。年の瀬で慌ただしく過ごされているものかと思います。この1年もお付き合い頂きありがとうございました! そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!3月号も楽しみですね!それでは皆様もよいお年を。ダスビダーニャ、До свидания! 星ナビ2月号は「星景写真用コンポジットソフト」と「キヤノンの天体専用機 EOS Ra」 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/11029_hoshinavi   ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!編集部発信のオリジナルコンテンツ