星ナビ2019年7月号ご紹介
アストロアーツHPで、星ナビ2019年7月号の内容が告知されています。発売は6月5日水曜日です。
目次
今月の内容は!?
アームストロング船長の一歩から7月21日(日本時)で50年。「星ナビ」7月号は別冊「アポロ計画全記録(B5判48ページ)」が付いています。アポロ11号を直接記憶している方は50年の歳月を想い、アポロ11号以降に生まれた方はこの付録で「人類の偉大な一歩」を追体験してください。
アストロアーツ・月刊星ナビ 2019年7月号
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10662_hoshinavi
■表紙
■保存版別冊付録 アポロ計画全記録「偉大な一歩」から半世紀(解説/寺薗淳也)
アポロ11号が月に着陸した1969年7月21日、日本時間05時17分。この7月で50年になります。その前史からアポロ17号までの全てを振り返る総力企画48ページの別冊です。パソコンもなければデジカメもない、携帯電話もないそんな時代に、人類は月に人間を何度も送り込み、様々な成果を上げました。アポロ以降、誰も月に降りたっていないことが、それがいかに困難で大きなプロジェクトであったことを物語っています。
数多くの今見ても信じられないような、月とその上で活動する飛行士達の風景。いやー、すごいですね。アポロに比べれば某国の飛翔体なんて、バランスボールの上をジャンプするノミみたいなものです^^;;
今見ても、現代の最先端の宇宙探査プロジェクトとまったく遜色がないどころか、より強いインパクトを与えるのは、それが「有人」プロジェクトであることと、リアルすぎる映像のせいでしょうか。とにかく、全てのページに新鮮な発見と感動があることでしょう。
筆者は当時5歳と10ヶ月。一目見ようとテレビの前にいたのですが、長すぎる待ち時間に耐えきれず寝オチしてしまったことを今でも覚えています^^
よく「陰謀説」的に言われる「アポロは本当は月に行っていない!!旗が無重力ではためくはずがないよ!」という言説が、ディテールを見ない反射的反応であることがこの画像からよくわかります。真空中で旗っぽく見えるように、L字型のサポート棒が入ってるんですよ!もう少し長くすると「ノボリ」ですね^^
ちなみに、11号で使われたカメラは「ハッセルブラッドEDC」。中判のフィルムカメラです。日本製カメラは「ニコンFフォトミックFTn」が15号に搭載されたそうです。
GIZMODO・あの宇宙を撮ったのは? 宇宙で使われたカメラ達
https://www.gizmodo.jp/2009/12/post_6558.html
■岡山で産声をあげた「せいめい」望遠鏡(報告/戸田博之)
東アジア最大の3.8m望遠鏡「せいめい」。18枚に分割された主鏡、トラス構造の鏡筒と経緯台架台の採用など、口径が大きいのにコンパクト。湯水のような予算はなくても、英知を結集して最先端の研究を行う施設の共同利用が始まりました。
このプロジェクトに資金面でも開発面でも多大な貢献をされたインターネット総研社長の藤原洋さんはアスキーの元役員、アスキーの流れを汲むアストロアーツ社、天文界もいろんなところで繋がっているのですね。
◎広告ピックアップ
モンゴル!ワイルドナビゲーション社の「モンゴル「星空」ゲル・キャンプツアー」です。モンゴルの大草原の下、満天の星を体験。昼間は馬に乗って気分は騎馬民族^^
最小催行人数は2名ですが、5名以上になるとその道のエキスパートの「エスコート」が付きます。
不肖編集長も9/1のコースに参加することを目論んでおります。みなさん、ふるってご参加を!
◎天リフ独断ピックアップ
■これからどうなる!?国立天文台野辺山宇宙電波観測所・天文台マダムがゆく
昨年夏駆け巡った「野辺山宇宙電波観測所、財政難による規模縮小」の報道。そして野辺山観測所はどうなるの?
結論「野辺山観測所は存続します」「でも運用形態は変わります」「他の全てと引き換えに守った45m望遠鏡」。厳しい環境の中「37年目のシニア望遠鏡(でもまだまだいい仕事をする)」の舵取りをする立松所長へのインタビューです。
■ネットよ今夜もありがとう
今月はA & B photo Enifさんの「昼日中を書け星月夜に停まる」とふにゃたろうさんの「星と写真とりんの部屋」です。
A & B photo Enifさんは天リフでもおなじみの、数少ない天文系YouTuberのお一人でもあります。「883Enif」のハンドル名の方が馴染みがあるかも知れませんね。(筆者も今頃チャンネル名が変わったことに気がつきました^^)
YouTube A & B photo Enif
https://www.youtube.com/channel/UCZ8D2gZpNfkREuOkRsmJ_UQ
ふにゃたろうさんのブログは筆者は初見でした。ゴールデンレトリーバーの「りん」ちゃん・・・いきなり涙なしでは読めない展開に。人も動物も等しく「死」と向き合っていかねばなりません。日々、凛としてあろうと、あらためて思いました。
星ナビギャラリー
3か月連続、トップ下枠はディープスカイ。「これまでの星ナビギャラリー応募作品の中で一番の○○」が続出。今回のM51はSAGAの「あの人」。ラッキーイメージングとも異なるディテール描出法に注目です。
個人的イチオシは、黄道光と吊り橋をモチーフにした1枚。川口編集長のコメントはシャドウにもう少し表現が欲しい、というものですが、この雰囲気の方が筆者は好きです。プリントを実際に見ていないのでWebクオリティの眼ですが^^;;
「圧倒的ディープスカイ作品」は全ての(その道の)鑑賞者を圧倒しますが、星景の場合の「圧倒的星景」とはどんなものでしょうか。このテーマは、肯定的にも否定的にもきっと深い何かがあるはずですね。その答を見つけるのは・・・あなたです!!
■エーゲ海の風−第10回「英雄たちの育ての親・半人半馬のケイローン」(水先案内人/早水 勉)
「教えて!ケイローン先生(表紙)」「英雄たちの育ての親(本文タイトル)」。今月はマイルドな差^^ 今月号も知らなかったギリシャ神話と天文学のエピソードがたっぷり。発見当時、最遠の小惑星だった「(2060)キロン」は「ケイローン」のこと。「ヘルクレスはワシが育てた!(ケイローン)」「ふたごも!(同)」。乱暴者のケンタウルス族の中で出自が違うケイローンの秘密とは!
■「はやぶさ2」が穿った人工クレーター発見!第2回着陸はどこに?(報告/中野太郎)
はやぶさ2が「掘った」直径10mのクレーター。その映像と科学的成果の解説。また、第二回目の着陸はいったいどうなるのでしょうか。候補地の選択にも、ミッションの遂行を行うかどうかにも、まだまだ「難しい判断」の余地があるそうです。
まとめ
いかがでしたか?
アポロから半世紀。アポロを知る世代も知らない世代も、そのプロセスをつぶさに振り返ることで新たな宇宙への興味関心が湧くこと請け合いです。今月号も必読、永久保存版です!
毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!7月号も楽しみですね!
アストロアーツ・月刊星ナビ 2019年7月号
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10662_hoshinavi
※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。
天文ガイドも合わせて読みたいですね!! https://reflexions.jp/tenref/orig/2019/06/03/8900/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/06/1907-01-774x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/06/1907-01-150x150.jpg雑誌・書籍アストロアーツHPで、星ナビ2019年7月号の内容が告知されています。発売は6月5日水曜日です。 今月の内容は!? アームストロング船長の一歩から7月21日(日本時)で50年。「星ナビ」7月号は別冊「アポロ計画全記録(B5判48ページ)」が付いています。アポロ11号を直接記憶している方は50年の歳月を想い、アポロ11号以降に生まれた方はこの付録で「人類の偉大な一歩」を追体験してください。 アストロアーツ・月刊星ナビ 2019年7月号 https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10662_hoshinavi ■表紙 ■保存版別冊付録 アポロ計画全記録「偉大な一歩」から半世紀(解説/寺薗淳也) アポロ11号が月に着陸した1969年7月21日、日本時間05時17分。この7月で50年になります。その前史からアポロ17号までの全てを振り返る総力企画48ページの別冊です。パソコンもなければデジカメもない、携帯電話もないそんな時代に、人類は月に人間を何度も送り込み、様々な成果を上げました。アポロ以降、誰も月に降りたっていないことが、それがいかに困難で大きなプロジェクトであったことを物語っています。 数多くの今見ても信じられないような、月とその上で活動する飛行士達の風景。いやー、すごいですね。アポロに比べれば某国の飛翔体なんて、バランスボールの上をジャンプするノミみたいなものです^^;; 今見ても、現代の最先端の宇宙探査プロジェクトとまったく遜色がないどころか、より強いインパクトを与えるのは、それが「有人」プロジェクトであることと、リアルすぎる映像のせいでしょうか。とにかく、全てのページに新鮮な発見と感動があることでしょう。 筆者は当時5歳と10ヶ月。一目見ようとテレビの前にいたのですが、長すぎる待ち時間に耐えきれず寝オチしてしまったことを今でも覚えています^^ よく「陰謀説」的に言われる「アポロは本当は月に行っていない!!旗が無重力ではためくはずがないよ!」という言説が、ディテールを見ない反射的反応であることがこの画像からよくわかります。真空中で旗っぽく見えるように、L字型のサポート棒が入ってるんですよ!もう少し長くすると「ノボリ」ですね^^ ちなみに、11号で使われたカメラは「ハッセルブラッドEDC」。中判のフィルムカメラです。日本製カメラは「ニコンFフォトミックFTn」が15号に搭載されたそうです。 GIZMODO・あの宇宙を撮ったのは? 宇宙で使われたカメラ達 https://www.gizmodo.jp/2009/12/post_6558.html ■岡山で産声をあげた「せいめい」望遠鏡(報告/戸田博之) 東アジア最大の3.8m望遠鏡「せいめい」。18枚に分割された主鏡、トラス構造の鏡筒と経緯台架台の採用など、口径が大きいのにコンパクト。湯水のような予算はなくても、英知を結集して最先端の研究を行う施設の共同利用が始まりました。 このプロジェクトに資金面でも開発面でも多大な貢献をされたインターネット総研社長の藤原洋さんはアスキーの元役員、アスキーの流れを汲むアストロアーツ社、天文界もいろんなところで繋がっているのですね。 ◎広告ピックアップ モンゴル!ワイルドナビゲーション社の「モンゴル「星空」ゲル・キャンプツアー」です。モンゴルの大草原の下、満天の星を体験。昼間は馬に乗って気分は騎馬民族^^ 最小催行人数は2名ですが、5名以上になるとその道のエキスパートの「エスコート」が付きます。 https://reflexions.jp/tenref/orig/2019/05/25/8723/ 不肖編集長も9/1のコースに参加することを目論んでおります。みなさん、ふるってご参加を! ◎天リフ独断ピックアップ ■これからどうなる!?国立天文台野辺山宇宙電波観測所・天文台マダムがゆく 昨年夏駆け巡った「野辺山宇宙電波観測所、財政難による規模縮小」の報道。そして野辺山観測所はどうなるの? 結論「野辺山観測所は存続します」「でも運用形態は変わります」「他の全てと引き換えに守った45m望遠鏡」。厳しい環境の中「37年目のシニア望遠鏡(でもまだまだいい仕事をする)」の舵取りをする立松所長へのインタビューです。 ■ネットよ今夜もありがとう 今月はA & B photo Enifさんの「昼日中を書け星月夜に停まる」とふにゃたろうさんの「星と写真とりんの部屋」です。 A & B photo Enifさんは天リフでもおなじみの、数少ない天文系YouTuberのお一人でもあります。「883Enif」のハンドル名の方が馴染みがあるかも知れませんね。(筆者も今頃チャンネル名が変わったことに気がつきました^^) YouTube A & B photo Enif https://www.youtube.com/channel/UCZ8D2gZpNfkREuOkRsmJ_UQ ふにゃたろうさんのブログは筆者は初見でした。ゴールデンレトリーバーの「りん」ちゃん・・・いきなり涙なしでは読めない展開に。人も動物も等しく「死」と向き合っていかねばなりません。日々、凛としてあろうと、あらためて思いました。 星ナビギャラリー 3か月連続、トップ下枠はディープスカイ。「これまでの星ナビギャラリー応募作品の中で一番の○○」が続出。今回のM51はSAGAの「あの人」。ラッキーイメージングとも異なるディテール描出法に注目です。 個人的イチオシは、黄道光と吊り橋をモチーフにした1枚。川口編集長のコメントはシャドウにもう少し表現が欲しい、というものですが、この雰囲気の方が筆者は好きです。プリントを実際に見ていないのでWebクオリティの眼ですが^^;; 「圧倒的ディープスカイ作品」は全ての(その道の)鑑賞者を圧倒しますが、星景の場合の「圧倒的星景」とはどんなものでしょうか。このテーマは、肯定的にも否定的にもきっと深い何かがあるはずですね。その答を見つけるのは・・・あなたです!! ■エーゲ海の風−第10回「英雄たちの育ての親・半人半馬のケイローン」(水先案内人/早水 勉) 「教えて!ケイローン先生(表紙)」「英雄たちの育ての親(本文タイトル)」。今月はマイルドな差^^ 今月号も知らなかったギリシャ神話と天文学のエピソードがたっぷり。発見当時、最遠の小惑星だった「(2060)キロン」は「ケイローン」のこと。「ヘルクレスはワシが育てた!(ケイローン)」「ふたごも!(同)」。乱暴者のケンタウルス族の中で出自が違うケイローンの秘密とは! ■「はやぶさ2」が穿った人工クレーター発見!第2回着陸はどこに?(報告/中野太郎) はやぶさ2が「掘った」直径10mのクレーター。その映像と科学的成果の解説。また、第二回目の着陸はいったいどうなるのでしょうか。候補地の選択にも、ミッションの遂行を行うかどうかにも、まだまだ「難しい判断」の余地があるそうです。 まとめ いかがでしたか? アポロから半世紀。アポロを知る世代も知らない世代も、そのプロセスをつぶさに振り返ることで新たな宇宙への興味関心が湧くこと請け合いです。今月号も必読、永久保存版です! 毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!7月号も楽しみですね! アストロアーツ・月刊星ナビ 2019年7月号 https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10662_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
アポロ11号の発射は見ました。
なりたてほやほやの8歳ですね。
初めてコーヒーというものを飲んだ日でもあります。
インスタントですが、朝まで眠れなくなったのをよく覚えている。
今じゃ何倍飲んでも寝れるんですが、子供には効くんですね。
陰謀といえばカプリコン1という映画がありましたね。
別コメの件、了解です^^
3歳弱違いなんですね。
コーヒーという対策を講じるとはさすが8歳^^
幼稚園児にはそこまで知恵は回りませんでした^^