アストロアーツHPで、星ナビ2019年8月号の内容が告知されています。発売は7月5日金曜日です。

今月の内容は!?

7月21日(日本時間)の月面着陸から50年を目前に控え、8月号は一冊まるごと「アポロ」です。特別付録は「アポロ計画クライマックス×月面マップ」の両面ポスター! 本誌特集ではアポロ計画がもたらした「月のサイエンス」や、その成果に貢献した2人の地質学者について紹介しています。あの連載やこの連載もアポロ50年をテーマにお届けします。

アストロアーツ・月刊星ナビ 2019年8月号
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10713_hoshinavi

■表紙

アポロ11号で月面へ降り立ったバズ・オルドリン宇宙飛行士の足跡。有名な写真ですが、単なる記念撮影ではなく、月面を覆う細かい砂(レゴリス)の物性を調べるために記録されたものです。

足跡一択

乾坤一擲の表紙セレクトです。若い方に念のため補足しておくと、アポロ11号で最初に月に降りたったのは船長のニール・アームストロング。そのときの言葉「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。(That’s one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)」はご存じの方も多いことでしょう。この画像はその15分後に降りたった着陸船の飛行士バズ・オルドリン飛行士の足跡です。

 

■綴じ込み特別付録 両面ポスター「アポロ計画クライマックス」×「月面マップ」

半世紀前の感動をもう一度! 11号、12号、14号~17号のハイライトシーンをまとめたB2両面ポスターです。「アポロ計画クライマックス」面では11号から17号までのミッションパッチと各号のハイライト写真を掲載。
クレーターの位置や詳細な地形が興味深い「月面マップ」には、クレーターや月の地名が記されています。部屋に飾れば気分はムーンウォーカー!

特別付録の両面ポスター。筆者は現時点では電子版でしか見ていないのですが、これはやっぱり紙で見たいですよねえ。プリンタを使用して「B2」のような大サイズに自分で印刷するのは、けっこう手間も費用がかかります。印刷技術の活用はこんなところが実は大きいのではないでしょうか(*)。

(*)毎号「最優秀賞(相当)」の作品のB2ポスターを付録にするとか。思いつきですけど^^;;

■アポロの遺産 探査によって拓かれた月のサイエンス(解説/寺薗淳也・白尾元理)

1969年にアポロ11号が人類初の月着陸を果たしてから、この7月21日でちょうど50年。アポロ計画で持ち帰られたサンプルの分析や科学的なデータから、月の「現在」と「過去」の姿が見えてきた。アポロ計画が拓いた月の科学的側面を解説するとともに、それらの成果に貢献した、情熱的な2人の地質学者「ユージン・シューメーカー」「ハリソン・シュミット」のドラマも紹介する。

3部構成、総18ページの大特集。一部では、「月震」による内部構造の解明により、まだ熱かったころの地球に惑星が衝突してできたという「巨大衝突説」が有力視されるようになるまでを解説。第二部ではアポロ以後有人探査は途絶えたものの、極めて精緻な地形の測定や「水の発見」など、無人探査機による近年の月の研究成果とこれからの可能性を概観。第3部では2人の地質学者「シューメーカー(*)」と「シュミット」の読み応えのあるドラマ。執筆者のシューメーカーとのエピソードにも注目。

(*)「シューメーカー・レヴィ第9彗星」の発見者

◎広告ピックアップ

■プラモPANDA・近日発売「プラモDEL 天体望遠鏡」

なぬ。これは何ですか?!謎の望遠鏡、現る。○Dアポ?銀?8層?こば塗り?まじか。右下の図はスポット図?その正体はこの広告を探して読んでください!

「星空」ゲル・キャンプツアー2019 in モンゴルのご案内

くどいですが^^ ワイルドナビゲーション社の「モンゴル「星空」ゲル・キャンプツアー」の広告が今月も掲載されています。5名以上になるとその道のエキスパートの「エスコート」が付きます。9/1〜のコースにぜひ申込くださいね!なぜって・・・この日程の担当が、不肖○リフ○集長だからですよ!!

◎天リフ独断ピックアップ

■一冊「ほぼアポロ」のこだわり

編集後記より。

さすが、現役最長キャリアの編集者(人)、川口師。「興奮の追体験」と「記憶の鎮魂」という若者世代とアポロ世代の両方へのメッセージがこもった号です。これは星ナビにしかできない編集でしょう。

KAGAYAさんもアポロ、マダムもアポロ、ブラック星博士もアポロ、PAOナビも金井先生もアポロ、吉田隆行さんも銀ノ星も・・・・アポロのエピソード、アポロにちなんだ作品、アポロへの想いが満載です。もうねちねち全部読んでしまいました。

大阪万博で渡部先生も月の石を(行列長杉で)見られなかったのですね・・・この話のオチとか、アクアマリンの月の階段の「ストロマトライト」のエピソードとか、全部ご紹介したいのはやまやまですが・・・是非本誌を買って読んでください!

■7月17日に冥王星による恒星食(解説/早水勉)

21時45分ごろ、12.9等の恒星を冥王星が隠す現象が見られます。残念ながら最新の計算では冥王星本体による食は日本列島のわずか南となりそうとのことですが、ある程度の誤差が見込まれる上に、逆に「冥王星大気」による減光が見られるかもしれません。これはまたとないチャンス。満月の東10°と条件はよくありませんが、冷却CCDやCMOSカメラであれば観測は可能ではないでしょうか。

■ネットよ今夜もありがとう

今月はペルペルさんの「ペルペル北斗七星」とRIKYUさんの「RIKYUのホームページ」です。どちらも筆者は初見。

ペルペルさんは「早い、安い、まずいB級天体写真を目指す!?」とありますが、ブログを拝見するとなかなかのガチ(マインド)っぷり。年に数えるほどしか撮影できないそうですが、自分のペースとテーマでたっぷり楽しんでらっしゃるようにお見受けしました!

RIKYUさんはキャリア約40年。鹿児島天文協会で永く活動されていて、ブログの更新は2005年から。人生をともに歩んだ仲間達感がひしひしと伝わってきます。「あとから思い出すためのホームページです」うーん、わかる^^(*)

(*)筆者も最近では1年前でも記憶があやふやです^^;;

星ナビギャラリー

星峠の件についても枠外で触れられています。

今月はひさびさにトップ下は星景写真となりました。総評で「各分野の力作が集まった」と「デレ」ておきながら、個別の評では「ツン」が多いところが、星景界隈に対する選者の思いなのでしょうか。一言でいえば「もっと主題に、ガツンと迫ろうよ!」(筆者の個人的見解です)。三歩、五歩、十歩迫ったカットも撮って、じっくり見比べてセレクトするのも一手かも。

個人的イチオシは↑の右上、月と桜と天の川です。これぞ「ガツン」です。ガツンと迫ってハイライトをガツンと飛ばす。だって月ですもの。なのに選者は「桜が明るすぎる」との「ツン」評・・・プリントで見ればまた違うのかもしれませんね。

■ケンコー「スターリーナイト」フィルターで光害色を整える(解説・作例/北山輝泰)

街灯や道路照明などの人工の明かりによって、夜空が明るくなってしまう光害(ひかりがい)。星景写真の撮影では光害でによるカブリを取り除くことは難しいですが、フィルターを使ってその影響を目立たなくすることができます。星空の下で、低減効果について試してみました。

アポロ・・とは関係のない数少ない記事^^; 最近注目度急上昇のケンコー「スターリーナイト」フィルターの4ページレビュー。豊富な比較作例で、ライトにもガチにも「どう使えるか」のレポートです。

星空の写真は撮影からレタッチまで「細かなプラスポイント」の積み重ねで最終画像が仕上がっていきます。スターリーナイトのような「色素系光害カットフィルター」は、ナローバンドのような「劇的」効果はないものの、副作用のない確実なプラスポイントが得られるのが最大の美点。うーん、また出費が・・・^^;;;

■リュウグウの“黒い砂”を採れ! いよいよ第2回着陸へ(報告/中野太郎)

第2回タッチダウンの実施を決定した「はやぶさ2」。決行は7月11日と発表されました。衝突装置運用で露出した、リュウグウ内部の物質を持ち帰ることができるのか、着陸地点の選定はどう進んでいるのか。ミッション最後の大仕事を前に予習しておきましょう。

いよいよ7月11日に第2回タッチダウンを迎える「はやぶさ2」。人工クレーターから放出された「黒い砂」は採取できるのか?リスクはあるもののチャレンジを選択(*)したプロジェクト。成功を祈るのみです!

(*)この判断のバックグラウンドの事情についてある方より伺ったお話がありました。詳しくは書きませんが「チャレンジを選択できた」ということが「はやぶさ2」のプロジェクトマネジメントが健全であることの証だと感じました。きっと成功して無事地球に帰ってくることでしょう!

まとめ

いかがでしたか?

入魂のアポロ50周年特集。若い人には「おじさんのノスタルジー」に見える部分もあるかもしれませんが、アポロ以降50年、誰も月には降り立っていないという事実。「人類にとって大きな一歩」であったはずなのに「二歩目」がまだ踏み出されていないのです。

「二歩目」を月に刻むのは、間違いなく「生アポロを知らない若い世代」。この号を端から端まで読んで月への夢を駆り立て、月に人類の二歩目を刻む人や、プロジェクトをいろいろな形で前に進める人が現れることを願ってやみません!今月号も必読、永久保存版です!

毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!8月号も楽しみですね!

アストロアーツ・月刊星ナビ 2019年8月号
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10713_hoshinavi


※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!!

http://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/07/713zxjdCLUL-1-776x1024.jpghttp://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/07/713zxjdCLUL-1-150x150.jpg編集部新着星ナビ最新情報アストロアーツHPで、星ナビ2019年8月号の内容が告知されています。発売は7月5日金曜日です。 今月の内容は!? 7月21日(日本時間)の月面着陸から50年を目前に控え、8月号は一冊まるごと「アポロ」です。特別付録は「アポロ計画クライマックス×月面マップ」の両面ポスター! 本誌特集ではアポロ計画がもたらした「月のサイエンス」や、その成果に貢献した2人の地質学者について紹介しています。あの連載やこの連載もアポロ50年をテーマにお届けします。 アストロアーツ・月刊星ナビ 2019年8月号 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10713_hoshinavi ■表紙 アポロ11号で月面へ降り立ったバズ・オルドリン宇宙飛行士の足跡。有名な写真ですが、単なる記念撮影ではなく、月面を覆う細かい砂(レゴリス)の物性を調べるために記録されたものです。 https://twitter.com/Hoshinavi/status/1143158579131604992 足跡一択。 乾坤一擲の表紙セレクトです。若い方に念のため補足しておくと、アポロ11号で最初に月に降りたったのは船長のニール・アームストロング。そのときの言葉「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。(That's one small step for man, one giant leap for mankind.)」はご存じの方も多いことでしょう。この画像はその15分後に降りたった着陸船の飛行士バズ・オルドリン飛行士の足跡です。   ■綴じ込み特別付録 両面ポスター「アポロ計画クライマックス」×「月面マップ」 特別付録の両面ポスター。筆者は現時点では電子版でしか見ていないのですが、これはやっぱり紙で見たいですよねえ。プリンタを使用して「B2」のような大サイズに自分で印刷するのは、けっこう手間も費用がかかります。印刷技術の活用はこんなところが実は大きいのではないでしょうか(*)。 (*)毎号「最優秀賞(相当)」の作品のB2ポスターを付録にするとか。思いつきですけど^^;; ■アポロの遺産 探査によって拓かれた月のサイエンス(解説/寺薗淳也・白尾元理) 3部構成、総18ページの大特集。第一部では、「月震」による内部構造の解明により、まだ熱かったころの地球に惑星が衝突してできたという「巨大衝突説」が有力視されるようになるまでを解説。第二部ではアポロ以後有人探査は途絶えたものの、極めて精緻な地形の測定や「水の発見」など、無人探査機による近年の月の研究成果とこれからの可能性を概観。第3部では2人の地質学者「シューメーカー(*)」と「シュミット」の読み応えのあるドラマ。執筆者のシューメーカーとのエピソードにも注目。 (*)「シューメーカー・レヴィ第9彗星」の発見者 ◎広告ピックアップ ■プラモPANDA・近日発売「プラモDEL 天体望遠鏡」 なぬ。これは何ですか?!謎の望遠鏡、現る。○Dアポ?銀?8層?こば塗り?まじか。右下の図はスポット図?その正体はこの広告を探して読んでください! http://reflexions.jp/tenref/orig/2019/05/25/8723/ くどいですが^^ ワイルドナビゲーション社の「モンゴル「星空」ゲル・キャンプツアー」の広告が今月も掲載されています。5名以上になるとその道のエキスパートの「エスコート」が付きます。9/1〜のコースにぜひ申込くださいね!なぜって・・・この日程の担当が、不肖○リフ○集長だからですよ!! ◎天リフ独断ピックアップ ■一冊「ほぼアポロ」のこだわり さすが、現役最長キャリアの編集者(人)、川口師。「興奮の追体験」と「記憶の鎮魂」という若者世代とアポロ世代の両方へのメッセージがこもった号です。これは星ナビにしかできない編集でしょう。 KAGAYAさんもアポロ、マダムもアポロ、ブラック星博士もアポロ、PAOナビも金井先生もアポロ、吉田隆行さんも銀ノ星も・・・・アポロのエピソード、アポロにちなんだ作品、アポロへの想いが満載です。もうねちねち全部読んでしまいました。 大阪万博で渡部先生も月の石を(行列長杉で)見られなかったのですね・・・この話のオチとか、アクアマリンの月の階段の「ストロマトライト」のエピソードとか、全部ご紹介したいのはやまやまですが・・・是非本誌を買って読んでください! ■7月17日に冥王星による恒星食(解説/早水勉) 21時45分ごろ、12.9等の恒星を冥王星が隠す現象が見られます。残念ながら最新の計算では冥王星本体による食は日本列島のわずか南となりそうとのことですが、ある程度の誤差が見込まれる上に、逆に「冥王星大気」による減光が見られるかもしれません。これはまたとないチャンス。満月の東10°と条件はよくありませんが、冷却CCDやCMOSカメラであれば観測は可能ではないでしょうか。 ■ネットよ今夜もありがとう 今月はペルペルさんの「ペルペル北斗七星」とRIKYUさんの「RIKYUのホームページ」です。どちらも筆者は初見。 ペルペルさんは「早い、安い、まずいB級天体写真を目指す!?」とありますが、ブログを拝見するとなかなかのガチ(マインド)っぷり。年に数えるほどしか撮影できないそうですが、自分のペースとテーマでたっぷり楽しんでらっしゃるようにお見受けしました! RIKYUさんはキャリア約40年。鹿児島天文協会で永く活動されていて、ブログの更新は2005年から。人生をともに歩んだ仲間達感がひしひしと伝わってきます。「あとから思い出すためのホームページです」うーん、わかる^^(*) (*)筆者も最近では1年前でも記憶があやふやです^^;; 星ナビギャラリー 今月はひさびさにトップ下は星景写真となりました。総評で「各分野の力作が集まった」と「デレ」ておきながら、個別の評では「ツン」が多いところが、星景界隈に対する選者の思いなのでしょうか。一言でいえば「もっと主題に、ガツンと迫ろうよ!」(筆者の個人的見解です)。三歩、五歩、十歩迫ったカットも撮って、じっくり見比べてセレクトするのも一手かも。 個人的イチオシは↑の右上、月と桜と天の川です。これぞ「ガツン」です。ガツンと迫ってハイライトをガツンと飛ばす。だって月ですもの。なのに選者は「桜が明るすぎる」との「ツン」評・・・プリントで見ればまた違うのかもしれませんね。 ■ケンコー「スターリーナイト」フィルターで光害色を整える(解説・作例/北山輝泰) アポロ・・とは関係のない数少ない記事^^; 最近注目度急上昇のケンコー「スターリーナイト」フィルターの4ページレビュー。豊富な比較作例で、ライトにもガチにも「どう使えるか」のレポートです。 星空の写真は撮影からレタッチまで「細かなプラスポイント」の積み重ねで最終画像が仕上がっていきます。スターリーナイトのような「色素系光害カットフィルター」は、ナローバンドのような「劇的」効果はないものの、副作用のない確実なプラスポイントが得られるのが最大の美点。うーん、また出費が・・・^^;;; ■リュウグウの“黒い砂”を採れ! いよいよ第2回着陸へ(報告/中野太郎) いよいよ7月11日に第2回タッチダウンを迎える「はやぶさ2」。人工クレーターから放出された「黒い砂」は採取できるのか?リスクはあるもののチャレンジを選択(*)したプロジェクト。成功を祈るのみです! (*)この判断のバックグラウンドの事情についてある方より伺ったお話がありました。詳しくは書きませんが「チャレンジを選択できた」ということが「はやぶさ2」のプロジェクトマネジメントが健全であることの証だと感じました。きっと成功して無事地球に帰ってくることでしょう! まとめ いかがでしたか? 入魂のアポロ50周年特集。若い人には「おじさんのノスタルジー」に見える部分もあるかもしれませんが、アポロ以降50年、誰も月には降り立っていないという事実。「人類にとって大きな一歩」であったはずなのに「二歩目」がまだ踏み出されていないのです。 「二歩目」を月に刻むのは、間違いなく「生アポロを知らない若い世代」。この号を端から端まで読んで月への夢を駆り立て、月に人類の二歩目を刻む人や、プロジェクトをいろいろな形で前に進める人が現れることを願ってやみません!今月号も必読、永久保存版です! 毎日一度は天文リフレクションズ。そして毎月5日は天文雑誌!8月号も楽しみですね! アストロアーツ・月刊星ナビ 2019年8月号 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10713_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!編集部発信のオリジナルコンテンツ