みなさんこんにちは!

Sharpstar社の高コスパのフォトビジュアル鏡筒「Askar 80ED」、「天リフ読者レビュー企画」が始まりました!天リフ読者の方々で天文機材を順にレビューいただく「リレーレビュー企画」です。

本記事では1月上旬まで、計5名の方にリレーされていくプロセスと同時並行で、それぞれのレビューア様が発信された情報を随時更新していきます。ぜひお見守りください!!



レビューアー様ご紹介とレビュー状況

「satoshi」さん(11月中旬〜11月下旬)

1/25 レビューを更新しました!

コスパは抜群、過剰な期待は禁物

satoshiの天文部屋・Askar80ED レビュー ミラーあり、高倍率
https://munysatoshi.livedoor.blog/archives/29087444.html

「コスパは抜群、過剰な期待は禁物」この表現はレビュー案件では若干微妙なところもあります。Disっているわけではありませんし基本的には「真」の命題なのですが、ユーザー様に少しでも「ネガティブ」に受け止められる表現は極力避けるのが一般的です(*)。

(*)レビュー案件は企業様が対価を支払う代わりに「製品がより売れること」を期待して存在するものです。その企業様の期待値に応えるのは「天リフの」責任であります。

しかし、本レビューはユーザー様の「生の声」をお届けするのが使命であり、「このような表現はNGです」というバイアスは基本かけていません(一方的にDisらないでください、というお願いはしています)。本節末で触れていますが、satoshiさんのご指摘は、有益な製品改善要望と思われます。

読者の皆様におかれましては、ご自身の期待値とさまざまなレビューアー様の評価を、ご自身の眼でご判断いただきますようにお願いいたします。また、鋭いレビューをいただきましたSatoshi様に感謝申し上げます!

超高倍率での恒星観望

幸い数夜しっかり晴れた夜がありましたので、観望したレビューをしていきます
いくつかのアイピースで試した際、気になったことがありましたのでいきなりですが超高倍率での恒星観望をしてみまました
観望スタイルはAM5経緯台モード AsiAirとガイドカメラを使って自動導入できる形で行いました

恒星の焦点内外像を高倍率で比較するというかなり厳しいチェック。

使用したミラーは笠井の2in ミラー、アイピースは Vixen SLV4mm、バローレンズはExplore Scientific Focal extender 2x
実質焦点距離2mm、Askar80EDの焦点距離が560mmのため、280倍
80mm対物レンズからして明らかな過剰倍率は承知の上

こちらはAskar 80EDの焦点内外像。内外像を含む結像状況を動画で収録する方法は最近増えてきたとはいえ、まだまだネット上の情報が少ないので貴重です(*)。

(*)スマホを接眼レンズに当てて撮影されたものでしょう。実際やってみるとわかるのですが、なかなか難度の高い撮影です。

このチェックでは、内外像が若干対称でないこと、合焦位置近傍での光芒が若干軸対称ではない結果となりました。推測ですが、後述の2インチ接続リングに起因するものと思われます。

「完璧な天体望遠鏡」の場合、内外像は焦点位置に対しても、星像に対しても対称となるのですが、最安クラスの天体望遠鏡でこの内外像は充分「高コスパ」であるといえます(*)。解釈の余地は広いのですが、一つの検証事例としてお読みいただければと思います。

(*)他社製品との比較も掲載されています。ひと目、負けているように見えますが、対物レンズの焦点距離の差(倍率の差)は考慮したほうがいいかもしれません。

補正レンズを使用した撮影

フラットナーではピントを合わせるためには随分フォーカサーを伸ばした位置になります
ただでさえかなり軽い鏡筒、カメラが重く重心が後ろにいくのでバランスを撮るのが大変でした

「軽い鏡筒」は基本的にメリットなのですが、撮影用のセットアップの場合、前後のバランスが取りにくい場合があります。特に冷却タイプのCMOSカメラはそれなりの重量があるため、鏡筒バンドの標準セットアップではバランスが取りにくいかもしれません(*)。

(*)トッププレートを外してアリガタを接眼部側に伸ばせば若干改善するとは思いますが、あんまりやりたくはない調整ですね。「ガイドスコープ用のアリミゾが重心近くに別途あるともう少しバランスとりやすくなるなと思いました」とご指摘いただいています。このへんは軽量化のトレードオフと考えたほうがよいかもしれません。

ライブスタック

あら不思議、伸びていた光芒がおさまり綺麗な丸に
ライブスタックでもそこそこ綺麗に撮影することができました
天体撮影を始めるための入門機としてはかなりおすすめできると言えます

眼視チェックでは若干伸びていた合焦位置での星像が、ライブスタックではキレイな点に!元記事ではこの前段で、天頂ミラーを使用した「SmartEye(私の別記事参照)のためのセットアップ」の撮影の際に若干星像が変形していた、という記述がありますが、スリーブ接続ではないねじ込み接続の構成では問題なかったようです。こちらも推測ですが、2インチ接続リング部でスケアリングが若干ズレたのかもしれません(*)

(*)一般的に「スリーブを横から締め込むネジ止め方式」は、形状の相性もあり意外とずれることがあります。しかも天頂ミラーの対物側・接眼側両方に「3点ネジ止め」があるため、影響も最大で倍になります。

2枚玉 Askar80ED vs 4枚玉 Askar80PHQ

satoshiの天文部屋/2枚玉 Askar80ed vs 4枚玉 Askar80phq
https://munysatoshi.livedoor.blog/archives/29308533.html

何故か手元にある()Askar80phq との比較を行いました

スペックと定価(シュミットさん税抜き)を比較すると以下の通り
80qph 80mm F7.5 FL600   4枚玉  5万7千円
80ed  80mm F7   FL560mm 2枚玉 20万4千円
同じ口径、F値も近しいですが、2枚玉と4枚玉、3.5倍の価格差がどう出るかと気になりました

同じAskar社のフォトビジュアルモデルのハイエンド機「80PHQ」とのサイドバイサイド比較^^ 結論がどうだったかは、ぜひ元記事でご確認ください。一言引用すると「望遠鏡って、2割性能を上げるのに3倍お金がかかるというか」です。

まとめ

satoshiさんのレビューまとめを引用させていただきます。

製品クオリティ:ところどころ安さを感じ、所有欲寄りではなく実用向き
撮影を主とした場合:屈折撮影入門としては十二分な性能 コスパ良
眼視を主とした場合:惑星観望のような高倍率では不足を感じる
          低倍率でも差は感じるものの、十分実用的
惜しい点:2in ホルダーが残念 自分で鏡筒を購入していたら、社外品を検討するところ
総評:本体税抜き5万7千円という低価格でも、高級機と「似た」体験ができる高コスパな鏡筒
   2inホルダーを良いものに取り換えればより全体のクオリティが上がるなと感じたところ

ふだんから「ハイエンド機」を駆使されているsatoshiさんの眼から見ても、Askar80EDのコスパは高く評価いただいたものと思います。satoshiさん、ありがとうございました!

Askar 80EDの2インチ接続リングについて

最後にフォーカサーまわり比較
80phqは文句のつけようのないしっかりとした作り
80ed、フォーカサーは十分な性能なんですが、2inホルダーが弱点…
笠井のミラーやプリズムのように根元にくびれのある機器はそもそもしっかり取りつきません
動画で使ったEMSは比較するとしっかり取りつけられているのですが、
それでもネジを締め切っていても手で動かせてしまいます

satoshiさんがレビューで指摘された「接眼部の2インチアダプタ」ですが、天リフ編集部でもあらためてチェックしてみました。

Askar 80ED付属の2インチ接続アダプタ。

よくある真鍮製のスペーサーリングを介して3点止めねじで固定するものですが、横幅が短め・内径がやや太めなため、使用する2インチスリーブの形状によってはしっかり光軸を再現できない場合があるようです。

天リフ編集部所有の2インチ正立プリズム。脱落防止用に若干根元がテーパー状になっています。

例えば上の例のように、2インチスリーブが脱落防止のためにテーパー状になっている場合、3点止めねじをしっかり締め込んでも若干遊びが残りました。このような場合、接続が若干傾いてしまう可能性があります。一方で、テーパー構造でないパーツの場合は、若干締め込みに力は必要ですが、しっかり固定することができました。

非常に高コスパなAskar 80EDですが、この部分はぜひ改良されるとよいですね!satoshiさん、鋭いご指摘をありがとうございました!

「satoshi」さんのご紹介

楽しんでレビューしたいと思います

Twitter(現X)
https://x.com/muny_satoshi

satoshiさんは眼視も撮影もがっつりやられている方。ブログを拝見すると、太陽望遠鏡や双眼装置など、かなりディープに楽しんでいらっしゃるようです。さらに↑のプロフ欄を見てもわかるように、天文以外にも多趣味の方のよう。

そんな方に「口径80mm高コスパフォトビジュアル鏡筒」は、どのように刺さるのでしょうか?!

「follow8801」さん(10月下旬〜11月上旬)

12/1 レビュー結果を更新しました!

レモン彗星を捉えた!

今回のAskar80EDリレーレビューで、夕空のレモン彗星を狙えるのは期間的に私がベスト。遠征出来ないので申し訳ないと思いながら、何とか捉えました。

Askar80ED x0.7レデューサー SV705C 8s露光21frame 168S トラバース経緯台

これは何としても撮りたい!!
当初は北西の見える場所が見つからなかったが、近所の新築マンション駐車場付近が開けている事をロケハンして発見。

follow8801さんへの機材発送は10月22日。夕方のレモン彗星を狙うにはベストタイミングです。ただ、follow8801さんはご家族の事情から遠征ができず、ベランダないしは近隣での撮影に限られます。そんな制限のある中ですが、無事その姿を捉えられました!カメラは1/1.2型のセンサーIMX585搭載のSV705Cです。

勝負!!w 西空には雲が広がっているが、所々切れ間がある状態。早速1スターアライメント後にレモン彗星を導入。
捉えた!!

架台はなんと「トラバース」。「最大搭載可能重量約2.5kg」のトラバースですが、Askar 80EDは約2.0kg。x0.7レデューサー、カメラを合わせるとほとんどギリギリの搭載重量ですが、フレーム当たりの露光時間を8秒にしたのが好判断で(*)、星が流れることなく点像になっています。

(*)他の作例ではフレーム当たり15秒でも撮影に成功されています。自動追尾経緯台は方角(架台の体勢)によっても追尾の歩留まりが微妙に違ってくるので、どこまでフレーム当たり露光時間を延ばせるかはケースバイケースになります。

この後、レモン彗星は雲間に隠れて出てきませんでした。

チャンスは自らが作り、掴み取るもの。そんなfollow8801さんの姿勢に敬意を表します!

わずかな晴天日に怒濤の撮影

到着から12日目まで全滅w
雲間を通して撮影もしましたが、一晩中晴れたのは僅か2日間のみでした・・・。
予定が全て狂いw、月・惑星は僅か1日(雲間の数時間)、2日間をDSO(0.7レデューサーのみ)となりました。

あいにく悪天の連続で「一晩晴れたのは僅か2日間のみ」とのことですが、2日間の晴れ間で怒濤の撮影をされています。

土星 11/3 19:31 Exposure=4.0000ms 木星 11/3 23:14 Exposure=8.0000ms  Askar 80ED カメラ:SC715C UV/IRカットフィルター トラバース経緯台 LivePlanetaryStacking500frame50% 10set AstroSurfaceによりウェーブレット処理

土星と木星。土星は細くなった環が串団子のよう。ピクセルピッチ1.45μmの高精細なCMOSカメラとはいえ、口径80mmF7ですから「惑星を撮影するにはバロー必須」とのこと。

こちらは再画像処理されたブログ掲載版。

レモン彗星、10/30の撮影。まさに「頑張ったね、トラバース」!



ブログ掲載画像を編集部にてタイル形式に構成しました。トリミングと若干の輝度・色調整を行っています。データはブログ記事を参照。

撮りまくられたディープスカイ天体。赤い星雲だけでなく、銀河・惑星状星雲・散開星団・難物の淡物まで、秋冬天体総まくり。まさに「頑張ったね、follow8801さん!」。

気になった点

3点フィードバックをいただきました。以下、筆者の私見で^^;; コメントします。

気になった点は3点。
1.鏡筒ハンドルが細くて持つと痛いw

Askar 80EDの鏡筒バンド・ハンドルは確かに「細身」ですが、それにより全体が軽量化されているメリットもありますし、剛性的には十分ではないかと感じました。「痛い」というのは、ハンドルの角が鋭角であるからではないかと推察します。コストが増加しすぎない範囲で角丸になるとよいかもしれません。ラバーを巻くのも手ですが、そうするとパーツを装着しにくくなるので微妙なトレードオフになりますね。

2.レデューサーの装着に細心の注意を。フラットナーと交換した時に、星像が写野の左右で大きく違っていた事がありました。
撮影画像見て分かったのですが、当初原因が分からず悩みました。
フラットナー使用して、その後レデューサー再度装着した事以外変更点が無かったので、念の為に再度装着し締め直すと治りました。
要注意です。

補正レンズのねじ込みの際に細心の注意が必要なことは当方も感じていました。普通のねじ込みなのですが、対物側が突き出た構造なので、装着時にナナメになりやすく、ねじ込み始めのポイントが若干発見しづらい気がします。鏡筒を立てた状態でねじ込むのが一番確実でしょう。

3.フォーカサーが若干重い。現在使用しているMK90も同様機構ですが、とても軽いです。架台がしっかりしている場合は気にならないかもしれませんが、トラバースでは動きまくりw
もう少し軽くても良い気がします。

中央部の小さなノブがピント固定クランプ。天頂に向けた際に接眼部がスルスルと動いてしまうような場合は少し締めてやるとズレなくなります。

補足すると、「フォーカサー(ピント調整ハンドル)が重い」と「しっかりしていない架台」で使用する際に、ピント調整の際に「ブレる」のが問題になります。像が暴れてピントの山がわからなくなるのです。重めのフォーカサーはその分遊びやガタつきが少ないので「しっかりした架台で写真撮影する」ような場合は「重め」の方が良いのでしょうが、「トラバースで使用する」ような場合は軽めの方が良いのかもしれませんね。

貴重なご意見、ありがとうございました!

月面探訪

10/30 21:29 月齢8 上弦の月 0.7レデューサー SV705C

欠け際も分かるようにHDR処理しました。
月の全体を捉えるには0.7レデューサーで丁度良い大きさですね。(IMX585の場合)

月面も多数撮影されています。センサーのサイズにもよるのですが、月の全体像を撮るには、1/1.2インチセンサーのIMX585の場合は0.7レデューサーが良いようです。

ブログ掲載画像を編集部にてタイル形式に構成しました。トリミングと若干の輝度・色調整を行っています。詳細はブログ記事を参照。

Askar80EDでも楽しめる月面をお送りしました。
カメラとの組み合わせ、レデューサー、フラットナーとの組み合わせで楽しく月面探訪が可能です。
私はとにかく撮影して、後で地図と照合しての探訪が大好きです。
(中略)
月面探訪も十分に威力を発揮するAskar80EDでした。
もっと使いたかったな・・・w

こちらはカメラと補正レンズを換装して拡大撮影。「とにかく撮影して、後で地図と照合しての探訪」。これって月面の楽しみの原点ですよね!天リフ編集長も↑のタイル画像に地名を入れながら楽しませていただきました!

さまざまなジャンルでご活用いただき、ありがとうございました!

 

「follow8801」さんのご紹介

月・惑星限定でMK90との比較など試してみたい。復帰初心者目線でのレビューを行いたいと思います。

Twitter(現X) follow8801
https://x.com/follow8801
宙の窓から
https://soranomadokara.hatenablog.com/

follow8801さんは、いわゆる「復帰組」。フィルム天体写真〜冷却CCDの黎明期には今で言う?「ガチ天」として活動されていたそうですが、長いブランクの後、最近天文復帰されました。

ご家族の事情で家を離れることができず「ベランダ固定」の制限がある中、口径90mmのマクストフ望遠鏡と天体用CMOSカメラを中心に、月や惑星など「ベランダから見られるもの」にチャレンジ中。Askar 80EDの「ベランダ適性」の実感値のレポートが楽しみですね!

 

「とり五目」さん(10月上旬〜10月下旬)

11/22 レビュー結果を更新しました!

ファーストライト

20秒1枚目の「軽めの1枚」とのことですが、トラペジウムを飛ばさず(*)星雲を持ち上げるなど天体画像処理はなかなかの腕前と推察^^

(*)1枚撮りですが多段階露光されているとのこと。使用補正レンズはレデューサーx0.85です。

遠征

Askar 80EDを車に積んで仲間と遠征に出発。黄色の丸の中の段ボール箱がAskar 80EDです^^ キャリングケースが付属するとよいのですが、梱包用の段ボールと緩衝材でも無問題!?

撮影中の様子。架台はStar Adventurer GTiマウント、このくらいの架台であれば軽量なAskar 80EDは楽勝で搭載可能。 

この日のリザルト、レモン彗星(C/2025 A6)。彗星の画像処理は難しいですね・・^^ x1.0フラットナー使用。

南知多 ⏰10/17 4:17 📷CANON EOS 6D 🔭ASKER 80ED + 1.0xフラットナー

こちらは彗星基準スタック。イオンテールの噴き出しがキレイに出てきていますね!

ディープスカイ撮影

時 刻:2025/10/17 2:14~3:42 (途中曇ったので何枚かカット) カメラ: Canon 6D 望遠鏡: Asker 80ed, 1.0x フラットナー 諸設定:ISO8000, 30s × 122枚

プレアデス星団。Askar 80ED x1.0フラットナー、30秒122枚です。途中で画角がずれてしまっているそうですが、逆に臨場感ある作品になりました^^ 撮って出し画像も合わせて投稿頂いているので、天体写真初心者にも参考になる作例です。

実は、この17日の一連の撮影の翌日に機材をご返送頂きました。ぎりぎりまでご活用いただき、楽しさが伝わってくるレビューのご投稿、ありがとうございました!

「とり五目」さんのご紹介

ずっと気になっていたaskerの鏡筒を試すことが出来るかもしれないと聞いてワクワクしております((o(。>ω<。)o))
当方眼視鏡筒はいくつか所有しているのですが撮影鏡筒はまだ所有していないため、価格、性能ともに興味を引かれるAsker 80EDをぜひ自ら吟味してみたいと考えております。

Twitter(現X) とり五目
https://x.com/trgm_sk

とり五目さんは、名古屋大学天体研究会に所属される大学生。眼視に天体撮影に、オールラウンドにバリバリ活動されています。天リフ編集長的にも「DSP2025」や「天文冬の陣」でお世話になっております^^

なんとすでにレモン彗星(C/2025 A6)もゲット済み。レビュー終了までにどんなリザルトを見せていただけるのでしょうか^^楽しみですね!

「RYUCAM」さん(12月上旬〜12月中旬)

「RYUCAM」さんのご紹介

最近ディープスカイの撮影に取り組んでいるので、とても気になっています。Askar 80EDも注目している機材の一つで、使用感や撮影できるイメージを発信できればと思っています。在学中の写真学校でも天体写真に興味のあるクラスメイトがいるので、望遠鏡で撮る天体写真の魅力を伝えられればと思っています。

Instagram ryucam_photography
https://www.instagram.com/ryucam_photography

RYUCAMさんは、写真の専門学校の学生の方。インスタのタイムラインを拝見すると、天体以外のハイレベルな写真作品も多数。「天文趣味は老人の趣味」という偏った言説を跳ね飛ばす、若い感性のレビューを楽しみにしております^^

「TAKA」さん(12月下旬〜1月上旬)

「TAKA」さんのご紹介

理論的なレビューは知識が乏しいので難しいです。
けれども、学生を含む仲間達を巻き込んで、いろんな視点からこの望遠鏡を見れたらいいなと思います!
私自身は所有する唯一のEDレンズ鏡筒であるFOT85との眼視と撮影(できたら)の比較をしてみたいです。
よろしくお願いいたします

Twitter(現X) TAKA
https://x.com/TAKA_cy5

TAKAさんはつい最近まで学生だった方。天リフ編集長はDSPなどでリアルでも面識がありますが(*)、中部の若手天文界隈を牽引されている存在とお見受けしております^^

(*)その節はベルトを貸していただきありがとうございました^^ ガチ度はご所有の鏡筒からお察しです^^

意気込み欄に書かれている通り、学生の視点と若手社会人の両方の視点でのレビューを楽しみにしております!

Askar 80EDとは?

シュミット・Askar 80ED鏡筒
https://www.syumitto.jp/SHOP/SHA0110.html

Askar 80ED鏡筒は2025年に株式会社サイトロンジャパンから発売された、Sharpstar Optics社の「Askar」ブランドの天体望遠鏡です。EDレンズを1枚使用した、天体望遠鏡の原点ともいえる「F値7(焦点距離560mm)」の2枚玉鏡筒。高コスパ・軽量で初心者に優しいだけでなく、EDレンズを使用した3種類の専用補正レンズが用意され、写真性能も非常に高いのが特徴。まさに「高コスパの入門者向けフォトビジュアル鏡筒」といえるでしょう。

【予告】Askar 80ED鏡筒リレーレビュー企画【レビューア募集!】

Askar 80EDの詳細については、この天リフ記事と天体望遠鏡販売店「シュミット」の商品ページをぜひご参照ください!

シュミット・Askar 80ED鏡筒
https://www.syumitto.jp/SHOP/SHA0110.html

今回のレビュー企画の概要

ざっくり今回のレビュー企画の流れは以下のようなものです。

  1. メーカー様は、レビュー対象製品を一定期間天リフに貸与する
  2. 天リフが対象製品に対するレビューアーを募る
  3. 天リフからレビューアー様に一定期間製品を貸与
  4. レビューアー様はレビュー結果を自分のブログ・SNS等にアップ、ないしはレビュー結果を天リフにレポート
  5. 天リフはレビューアー様のリザルトを適宜記事化する

メーカー様のメリットは「評価してほしい製品を貸し出す」だけで、様々な視点のレビュー記事がネットに放流されること。レビューアー様のメリットは、興味のある製品を実際に試すことができること。天リフのメリットは、読者に広く製品紹介を発信できることです。まさに「win-win-win」のスキーム!(*)

(*)このようなレビュー企画の実施をご希望されるメーカー・販売店様、ご興味がございましたら天リフ編集部までお問い合わせください!

まとめ

Askar 80ED 0.7xレデューサー Poseidon-C 180×40枚(少し薄雲あり)、総露光120分。サイトロンジャパン 渡邉耕平さん撮影。

いかがでしたか?

超高性能鏡筒からエントリモデルまで。Sharpstar社のAskarブランドのラインナップの充実振りはめざましいものですが、その中で「エントリモデル」をしっかり固めるのがこの「Askar 80ED鏡筒」。

天体望遠鏡は「性能が高いほどよい」のは言うまでもありませんが、使用目的とのマッチングや、お財布とのバランスもとても大事。ご自分のライフスタイルの中で、総合的な満足度を最大にすることを考えたとき、「Askar 80ED鏡筒」はより多くの人に対する最適解となるに違いありません。

この仮説に対する「実感値」を、5人のレビューアー様の生の声でお届けしたいと思います。お楽しみに!Clear Sky!


  • 本記事は株式会社サイトロンジャパン様より機材貸与と協賛を受け、天文リフレクションズ編集部が独自の判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。
  • 記事に関するご質問・お問い合わせなどは天文リフレクションズ編集部宛にお願いいたします。
  • 製品の購入およびお問い合わせはメーカー様・販売店様にお願いいたします。
  • 本記事によって読者様に発生した事象については、その一切について編集部では責任を取りかねますことをご了承下さい。
  • 記事中の製品仕様および価格は執筆時(2025年10月)のものです。
  • 記事中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。
https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2025/10/44cac21345bdd240340c73b8a19c6649-1024x576.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2025/10/44cac21345bdd240340c73b8a19c6649-150x150.jpg編集部望遠鏡望遠鏡Askarみなさんこんにちは! Sharpstar社の高コスパのフォトビジュアル鏡筒「Askar 80ED」、「天リフ読者レビュー企画」が始まりました!天リフ読者の方々で天文機材を順にレビューいただく「リレーレビュー企画」です。 本記事では1月上旬まで、計5名の方にリレーされていくプロセスと同時並行で、それぞれのレビューア様が発信された情報を随時更新していきます。ぜひお見守りください!! レビューアー様ご紹介とレビュー状況 「satoshi」さん(11月中旬〜11月下旬) 1/25 レビューを更新しました! コスパは抜群、過剰な期待は禁物 satoshiの天文部屋・Askar80ED レビュー ミラーあり、高倍率https://munysatoshi.livedoor.blog/archives/29087444.html 最近使っていた #askar80ed は天リフさんのリレーレビューでお借りしたものでした色々試して本日送り返してきたところざーっくりまとめるとコスパは抜群、過剰な期待は禁物、という感じ送られてきたセットは至れり尽くせりという感じ動画とかも撮っているのでまとめていかないと〜 pic.twitter.com/A5HoVjqeZH — satoshi🦇🐙🎼🚀 (@muny_satoshi) December 6, 2025 「コスパは抜群、過剰な期待は禁物」この表現はレビュー案件では若干微妙なところもあります。Disっているわけではありませんし基本的には「真」の命題なのですが、ユーザー様に少しでも「ネガティブ」に受け止められる表現は極力避けるのが一般的です(*)。 (*)レビュー案件は企業様が対価を支払う代わりに「製品がより売れること」を期待して存在するものです。その企業様の期待値に応えるのは「天リフの」責任であります。 しかし、本レビューはユーザー様の「生の声」をお届けするのが使命であり、「このような表現はNGです」というバイアスは基本かけていません(一方的にDisらないでください、というお願いはしています)。本節末で触れていますが、satoshiさんのご指摘は、有益な製品改善要望と思われます。 読者の皆様におかれましては、ご自身の期待値とさまざまなレビューアー様の評価を、ご自身の眼でご判断いただきますようにお願いいたします。また、鋭いレビューをいただきましたSatoshi様に感謝申し上げます! 超高倍率での恒星観望 幸い数夜しっかり晴れた夜がありましたので、観望したレビューをしていきますいくつかのアイピースで試した際、気になったことがありましたのでいきなりですが超高倍率での恒星観望をしてみまました観望スタイルはAM5経緯台モード AsiAirとガイドカメラを使って自動導入できる形で行いました 恒星の焦点内外像を高倍率で比較するというかなり厳しいチェック。 #askar80ed 過剰倍率での恒星観望ピント位置で光芒の偏りが360°中70°くらいになる pic.twitter.com/kZwxHTIz7Z — satoshi🦇🐙🎼🚀 (@muny_satoshi) December 19, 2025 使用したミラーは笠井の2in ミラー、アイピースは Vixen SLV4mm、バローレンズはExplore Scientific Focal extender 2x実質焦点距離2mm、Askar80EDの焦点距離が560mmのため、280倍80mm対物レンズからして明らかな過剰倍率は承知の上 こちらはAskar 80EDの焦点内外像。内外像を含む結像状況を動画で収録する方法は最近増えてきたとはいえ、まだまだネット上の情報が少ないので貴重です(*)。 (*)スマホを接眼レンズに当てて撮影されたものでしょう。実際やってみるとわかるのですが、なかなか難度の高い撮影です。 このチェックでは、内外像が若干対称でないこと、合焦位置近傍での光芒が若干軸対称ではない結果となりました。推測ですが、後述の2インチ接続リングに起因するものと思われます。 「完璧な天体望遠鏡」の場合、内外像は焦点位置に対しても、星像に対しても対称となるのですが、最安クラスの天体望遠鏡でこの内外像は充分「高コスパ」であるといえます(*)。解釈の余地は広いのですが、一つの検証事例としてお読みいただければと思います。 (*)他社製品との比較も掲載されています。ひと目、負けているように見えますが、対物レンズの焦点距離の差(倍率の差)は考慮したほうがいいかもしれません。 補正レンズを使用した撮影 フラットナーではピントを合わせるためには随分フォーカサーを伸ばした位置になりますただでさえかなり軽い鏡筒、カメラが重く重心が後ろにいくのでバランスを撮るのが大変でした 「軽い鏡筒」は基本的にメリットなのですが、撮影用のセットアップの場合、前後のバランスが取りにくい場合があります。特に冷却タイプのCMOSカメラはそれなりの重量があるため、鏡筒バンドの標準セットアップではバランスが取りにくいかもしれません(*)。 (*)トッププレートを外してアリガタを接眼部側に伸ばせば若干改善するとは思いますが、あんまりやりたくはない調整ですね。「ガイドスコープ用のアリミゾが重心近くに別途あるともう少しバランスとりやすくなるなと思いました」とご指摘いただいています。このへんは軽量化のトレードオフと考えたほうがよいかもしれません。 ライブスタック あら不思議、伸びていた光芒がおさまり綺麗な丸にライブスタックでもそこそこ綺麗に撮影することができました天体撮影を始めるための入門機としてはかなりおすすめできると言えます 眼視チェックでは若干伸びていた合焦位置での星像が、ライブスタックではキレイな点に!元記事ではこの前段で、天頂ミラーを使用した「SmartEye(私の別記事参照)のためのセットアップ」の撮影の際に若干星像が変形していた、という記述がありますが、スリーブ接続ではないねじ込み接続の構成では問題なかったようです。こちらも推測ですが、2インチ接続リング部でスケアリングが若干ズレたのかもしれません(*) (*)一般的に「スリーブを横から締め込むネジ止め方式」は、形状の相性もあり意外とずれることがあります。しかも天頂ミラーの対物側・接眼側両方に「3点ネジ止め」があるため、影響も最大で倍になります。 2枚玉 Askar80ED vs 4枚玉 Askar80PHQ satoshiの天文部屋/2枚玉 Askar80ed vs 4枚玉 Askar80phqhttps://munysatoshi.livedoor.blog/archives/29308533.html 何故か手元にある()Askar80phq との比較を行いましたスペックと定価(シュミットさん税抜き)を比較すると以下の通り80qph 80mm F7.5 FL600   4枚玉  5万7千円80ed  80mm F7   FL560mm 2枚玉 20万4千円同じ口径、F値も近しいですが、2枚玉と4枚玉、3.5倍の価格差がどう出るかと気になりました 同じAskar社のフォトビジュアルモデルのハイエンド機「80PHQ」とのサイドバイサイド比較^^ 結論がどうだったかは、ぜひ元記事でご確認ください。一言引用すると「望遠鏡って、2割性能を上げるのに3倍お金がかかるというか」です。 まとめ 前 askar80phq...編集部発信のオリジナルコンテンツ