アストロアーツHPで星ナビ2023年5月号の内容が告知されています。発売は4月5日 水曜日です。

今月の内容は!?

物語の舞台で星景写真を撮る「星地巡礼能登の旅」は4月開始アニメ『君は放課後インソムニア』と一緒に読みたい特集。新発売「ステラナビゲータ12」の新機能の紹介も。

星ナビ5月号は「君ソム星地巡礼・能登の旅」と「ステラナビゲータ12新発売」
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12985_hoshinavi

■表紙

今回の表紙は宇佐美拓也さん撮影の「石川県珠洲市の見附島と桜」。マンガ『君は放課後インソムニア』には、主人公の中見丸太と曲伊咲が奥能登で星景写真を撮影するシーンがある。コミック第2集の表紙の主人公2人と見附島の星景写真を組み合わせました。

表紙は「君は放課後インソムニア」とのコラボ。能登半島・石川県珠洲市(すずし)の見附島と桜です。撮影者は能登町の「星の観察館・満天星」にお勤めの宇佐美卓也さん。本誌特集記事と併せてお楽しみください!

■星地巡礼 能登の旅 『君は放課後インソムニア』の舞台で星を撮る(案内・写真/宇佐美拓也)

天文部が舞台のアニメ『君は放課後インソムニア』が4月から放送開始! 天文部の活動として、能登半島の各地で星景写真を撮影するシーンが数多く登場します。今回は、石川県柳田星の観察館「満天星」の宇佐美拓也さんが、作品に登場する場所を中心に能登半島の星空スポットを案内。アニメや原作を見て星景写真を始めたくなったファンも必見の特集です!

能登を舞台としたTVアニメ「君は放課後インソムニア(君ソム)」が4月10日より放映されます。小学館(週刊ビッグコミックスピリッツ編集部)協力の8ページの特集。能登町の「星の観察館・満天星」にお勤めの宇佐美卓也さんさんが「君ソム」で登場するスポットを中心に、丁寧にご自身の作例とロケーションを紹介する構成。



さらに、星空の撮影の楽しさとノウハウの解説が随所にちりばめられており、これから星空の撮影を始めてみたい方にとっても、良いガイドになっています。「星地巡礼(星空の聖地巡礼)」という新しい楽しみ方を感じる良記事です!

■4年ぶりのリアル開催 CP+2023開催レポート(レポート/川村 晶)

2023年のCP+では、天体望遠鏡や双眼鏡メーカー・ディーラーからは、ビクセン、ケンコー・トキナー、サイトロンジャパン、コーワがブースを展開。星景写真・天体写真で活用できる天文趣味関連の新アイテムやトレンドをまとめました。

コロナ禍が沈静化に向かう中、ようやく実現したリアル開催。4年ぶりの「CP+2023」レポート。出展社数は海外勢の大幅減少などで最盛期の半分と若干寂しくなったところはありますが、サイトロンジャパンを筆頭に天文関連の比重は拡大していた印象。各社の注目商品やオンラインベントの紹介など、ページ数もたっぷり6ページ。

ネットでの情報発信が主流になった昨今ですが、リアルのイベントの存在価値を再認識したCP+でもありました。会場に参加された方もされなかった方も、本記事でもう一度情報を再体験・整理してみてください!

■星空ひろがる 楽しさひろげる ステラナビゲータ12(紹介/安喰 修)

3月発売の「ステラナビゲータ12」は、これまで蓄積したノウハウと最新技術で、さらに多くの場面で活用できるよう進化しました。大幅に拡充・刷新された天体データ、観測に役立つ新機能、観望会やSNSで星空を伝えるためのプレゼンテーション機能、思ったとおりの星空を再現するための使いやすさの向上といった、新機能をまとめて紹介します。

定番ソフト、アストロアーツ社謹製の「ステライメージ」の最新バージョン「12」の紹介記事。30年にわたって積み上げられてきたソフトがさらにバージョンアップ。基本ともいえる天体データの拡充、「写野角・モザイク写野」や観測場所の登録機能など。撮影や観望を支援する機能もさらに使いやすくなっています。

さらに「番組エディタ」の追加で、豊富な天体シミュレーションを簡単な操作で独自の「番組」として構成・編集することが可能に。YouTubeなど動画による情報発信が手軽にできるようになった昨今、オリジナルの動画番組制作ツールとしても使えそうです。

天リフ編集長もそうなのですが、ステラナビゲータは「名前はもちろん知っている」、でも「深掘りした機能は意外と知らない(=あまりに豊富な機能)」ところがあります。ベテランの方も、あらためてステラナビゲータ12の機能を紐解いてみると、自分にとって有益な使いどころの発見があるに違いありません(*)。

(*)下の動画は先日実施された金星食のライブ配信。「金星食のときに、金星から地球を見たらどう見えるか」のシミュレーションが感動的でした。天文現象の中継や解説動画の制作にもいろいろと使えそうです。

◎天リフ独断ピックアップ

■広告ピックアップ・市民と星をつないでいく 倉敷天文台とプラネタリウム(紹介◎松島彩)

 

「天文王国おかやま」のPR記事の三回目。倉敷天文台は設立から97年の日本初の民間・公開天文台。彗星捜索の大レジェンド本田實(実)さんが長年活躍された場所でもあります。

4年前に全面リニュアルした倉敷科学センターのプラネタリウムは、生解説と臨場感のある地元の映像に力が入っています。倉敷を訪ねる機会があれば必ず行ってみたいスポットです(*)。

倉敷天文台
http://kuraten.jp
倉敷科学センター
https://kurakagaku.jp

(*)編集長は1995年ごろ?にたまたま倉敷を訪れた際にふと倉敷天文台に立ち寄ったことがありました。もうほとんど記憶にないのですが、案内してくださった方が「今、暗室で昨夜撮影した写真を現像していたところです」と仰ったのを覚えています。プラネタリウムは昨年6月の「CANP2022」の際に見学しましたが、すばらしい映像と快適な空間でした。

■対論型サイエンスカフェで明るい夜空を考える/平松正顕

「明るい夜空、どう思う?」をテーマに、「年に光害防止のための条例を制定するのは是か非か」を、本音とは離れて「対論者」が「賛成派」「反対派」に分かれて討論しつつ、参加者同士で意見交換する催しのレポート。

さまざまな前提や状況にも依存し、一般的には結論の出せないことではありますが、「判断を留保しつつ、さまざまな考え方を知り議論する」ことは何ごとにおいても大事なことではないでしょうか。ぜひご一読・ご一考いただきたい内容です。

■ネットよ今夜もありがとう

今月は「JUN1WATA」のjun1wataさん。天リフでもおなじみ。天文機材の自作など、ユニークな視点で深く掘り下げた記事が多数。「刺さる人には刺さる」系です。こんなブログの存在と記事群が、アマチュア天文愛好家の知識レベルと視野を広く深くするのだといつも感じています。

紹介記事にもありますが「ベランダ観測」のカテゴリが異色。「自宅ベランダ」の撮影記事ももちろんですが、最近は「ホテルのベランダ」の記事が多数。「旅行先のホテルでゆっくり温泉に入って酒飲んで寝るのを我慢して、わざわざ天体観測する人向けの情報」だそうです^^

JUN1WATA
https://jun1wata.wordpress.com

■星ナビギャラリー



今回のトップ下はHさんの「M33」。M33が「星の集まり」であることを実感できる素晴らしい解像感。「プリントをルーペで拡大するといろいろ見えてきて楽しい」というのはリアルプリントを眼にできる選者様の特権ですね^^(*)

(*)星ナビ掲載作の生プリントの写真展が開催されるといいですねえ。

この見開きにはトップ下を含め「過去最高」の賛辞が続出。BXTに代表されるAI/デコンボリューション系の画像処理ツールの普及や10時間を越える長時間露光など、天体写真のクオリティは新時代を迎えているといえそうです。

個人的イチオシはMさんの「天の川をバックに昇る三日月」。低い三日月と天の川を1枚におさめたもの。輝度差の大きい条件ですが、焦点距離50mmのレンズの特徴を存分に生かした印象的な作品。こちらの見開きは短時間露光のナチュラル仕上げの秀作が勢揃いです。強い強調とは反対側にある表現の数々をお楽しみください!

■星の街道をゆく3 石川県プラネ巡り(案内/中山満仁)

星と宇宙を感じる旅に出かける「星の街道をゆく」第3弾。今回は石川県のプラネタリウムを巡ります。旅の最後に訪れたUFOの町には、本物の宇宙機が並んだ博物館や宇宙人のゆるキャラも待っていました。

連載の「星の街道をゆく」も石川県。いしかわ子ども交流センター銀河の里キゴ山サイエンスヒルズこまつコスモアイル羽咋の4施設の訪問記。6ページで各所の魅力・みどころがたっぷり紹介されています。

「君ソム」の特集と本記事の両方を読んで、石川県には多くの魅力的な天文施設があることを知り羨ましくなりました。金沢・東京間は新幹線で2時間半。来年、金沢・敦賀間の新幹線が延伸すれば大阪・金沢間は2時間10分。加賀・能登の天文施設と星空の旅がますます身近になりそうですね。

■NewsWatch だいち3号を搭載 H3ロケット試験機打ち上げレポート(レポート/林公代)

3月7日に打ち上げられたH3ロケット試験機1号機。その時ロケットに何が起きたのでしょうか? 現地で打ち上げを見守った林公代さんがレポートします。

残念ながら打ち上げ失敗のH3ロケット。打ち上げから指令破壊信号までの緊迫したようすから、H3ロケットのねらいと意義、現在わかっている「その時何が起きていたのか」などが詳しく解説されています。

外野目線では「なぜH3初号機に本番の衛星『だいち3号』を搭載したのか」「日本のロケット開発は今後どうなってゆくのか」「宇宙開発の大きな方向性は誰がどうやって決めていくのか」というあたりが気になるのですが、結論を出すよりもまずは信頼性の高い情報に触れることが第一。その意味でも貴重な解説記事です。

こちらのサイト↓では、本記事の著者である林公代さんが多数記事を書かれています。

三菱電機・DSPACE
https://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/

まとめ

 

いかがでしたか?

東京では桜前線も通り過ぎ、新年度が始まりました。2023年のこれからは、日常をどう取り戻していくかが鍵になりそうな気がしています。エンジョイするもよし、やりたかった・やれなかったことに全力で取り組むもよし。夜空の星々は今日も明日も私たちを見守っています^^

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!5月号も楽しみですね!

星ナビ5月号は「君ソム星地巡礼・能登の旅」と「ステラナビゲータ12新発売」
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12985_hoshinavi

※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!!

 

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2023/04/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2023/04/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-150x150.jpg編集部雑誌・書籍星ナビアストロアーツHPで星ナビ2023年5月号の内容が告知されています。発売は4月5日 水曜日です。 今月の内容は!? 物語の舞台で星景写真を撮る「星地巡礼能登の旅」は4月開始アニメ『君は放課後インソムニア』と一緒に読みたい特集。新発売「ステラナビゲータ12」の新機能の紹介も。 星ナビ5月号は「君ソム星地巡礼・能登の旅」と「ステラナビゲータ12新発売」 https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12985_hoshinavi ■表紙 表紙は「君は放課後インソムニア」とのコラボ。能登半島・石川県珠洲市(すずし)の見附島と桜です。撮影者は能登町の「星の観察館・満天星」にお勤めの宇佐美卓也さん。本誌特集記事と併せてお楽しみください! ■星地巡礼 能登の旅 『君は放課後インソムニア』の舞台で星を撮る(案内・写真/宇佐美拓也) 能登を舞台としたTVアニメ「君は放課後インソムニア(君ソム)」が4月10日より放映されます。小学館(週刊ビッグコミックスピリッツ編集部)協力の8ページの特集。能登町の「星の観察館・満天星」にお勤めの宇佐美卓也さんさんが「君ソム」で登場するスポットを中心に、丁寧にご自身の作例とロケーションを紹介する構成。 さらに、星空の撮影の楽しさとノウハウの解説が随所にちりばめられており、これから星空の撮影を始めてみたい方にとっても、良いガイドになっています。「星地巡礼(星空の聖地巡礼)」という新しい楽しみ方を感じる良記事です! ■4年ぶりのリアル開催 CP+2023開催レポート(レポート/川村 晶) コロナ禍が沈静化に向かう中、ようやく実現したリアル開催。4年ぶりの「CP+2023」レポート。出展社数は海外勢の大幅減少などで最盛期の半分と若干寂しくなったところはありますが、サイトロンジャパンを筆頭に天文関連の比重は拡大していた印象。各社の注目商品やオンラインベントの紹介など、ページ数もたっぷり6ページ。 ネットでの情報発信が主流になった昨今ですが、リアルのイベントの存在価値を再認識したCP+でもありました。会場に参加された方もされなかった方も、本記事でもう一度情報を再体験・整理してみてください! ■星空ひろがる 楽しさひろげる ステラナビゲータ12(紹介/安喰 修) 定番ソフト、アストロアーツ社謹製の「ステライメージ」の最新バージョン「12」の紹介記事。30年にわたって積み上げられてきたソフトがさらにバージョンアップ。基本ともいえる天体データの拡充、「写野角・モザイク写野」や観測場所の登録機能など。撮影や観望を支援する機能もさらに使いやすくなっています。 さらに「番組エディタ」の追加で、豊富な天体シミュレーションを簡単な操作で独自の「番組」として構成・編集することが可能に。YouTubeなど動画による情報発信が手軽にできるようになった昨今、オリジナルの動画番組制作ツールとしても使えそうです。 天リフ編集長もそうなのですが、ステラナビゲータは「名前はもちろん知っている」、でも「深掘りした機能は意外と知らない(=あまりに豊富な機能)」ところがあります。ベテランの方も、あらためてステラナビゲータ12の機能を紐解いてみると、自分にとって有益な使いどころの発見があるに違いありません(*)。 (*)下の動画は先日実施された金星食のライブ配信。「金星食のときに、金星から地球を見たらどう見えるか」のシミュレーションが感動的でした。天文現象の中継や解説動画の制作にもいろいろと使えそうです。 ◎天リフ独断ピックアップ ■広告ピックアップ・市民と星をつないでいく 倉敷天文台とプラネタリウム(紹介◎松島彩)   「天文王国おかやま」のPR記事の三回目。倉敷天文台は設立から97年の日本初の民間・公開天文台。彗星捜索の大レジェンド本田實(実)さんが長年活躍された場所でもあります。 4年前に全面リニュアルした倉敷科学センターのプラネタリウムは、生解説と臨場感のある地元の映像に力が入っています。倉敷を訪ねる機会があれば必ず行ってみたいスポットです(*)。 倉敷天文台 http://kuraten.jp 倉敷科学センター https://kurakagaku.jp (*)編集長は1995年ごろ?にたまたま倉敷を訪れた際にふと倉敷天文台に立ち寄ったことがありました。もうほとんど記憶にないのですが、案内してくださった方が「今、暗室で昨夜撮影した写真を現像していたところです」と仰ったのを覚えています。プラネタリウムは昨年6月の「CANP2022」の際に見学しましたが、すばらしい映像と快適な空間でした。 ■対論型サイエンスカフェで明るい夜空を考える/平松正顕 「明るい夜空、どう思う?」をテーマに、「年に光害防止のための条例を制定するのは是か非か」を、本音とは離れて「対論者」が「賛成派」「反対派」に分かれて討論しつつ、参加者同士で意見交換する催しのレポート。 さまざまな前提や状況にも依存し、一般的には結論の出せないことではありますが、「判断を留保しつつ、さまざまな考え方を知り議論する」ことは何ごとにおいても大事なことではないでしょうか。ぜひご一読・ご一考いただきたい内容です。 ■ネットよ今夜もありがとう 今月は「JUN1WATA」のjun1wataさん。天リフでもおなじみ。天文機材の自作など、ユニークな視点で深く掘り下げた記事が多数。「刺さる人には刺さる」系です。こんなブログの存在と記事群が、アマチュア天文愛好家の知識レベルと視野を広く深くするのだといつも感じています。 紹介記事にもありますが「ベランダ観測」のカテゴリが異色。「自宅ベランダ」の撮影記事ももちろんですが、最近は「ホテルのベランダ」の記事が多数。「旅行先のホテルでゆっくり温泉に入って酒飲んで寝るのを我慢して、わざわざ天体観測する人向けの情報」だそうです^^ JUN1WATA https://jun1wata.wordpress.com ■星ナビギャラリー 今回のトップ下はHさんの「M33」。M33が「星の集まり」であることを実感できる素晴らしい解像感。「プリントをルーペで拡大するといろいろ見えてきて楽しい」というのはリアルプリントを眼にできる選者様の特権ですね^^(*) (*)星ナビ掲載作の生プリントの写真展が開催されるといいですねえ。 この見開きにはトップ下を含め「過去最高」の賛辞が続出。BXTに代表されるAI/デコンボリューション系の画像処理ツールの普及や10時間を越える長時間露光など、天体写真のクオリティは新時代を迎えているといえそうです。 個人的イチオシはMさんの「天の川をバックに昇る三日月」。低い三日月と天の川を1枚におさめたもの。輝度差の大きい条件ですが、焦点距離50mmのレンズの特徴を存分に生かした印象的な作品。こちらの見開きは短時間露光のナチュラル仕上げの秀作が勢揃いです。強い強調とは反対側にある表現の数々をお楽しみください! ■星の街道をゆく3 石川県プラネ巡り(案内/中山満仁) 連載の「星の街道をゆく」も石川県。いしかわ子ども交流センター、銀河の里キゴ山、サイエンスヒルズこまつ、コスモアイル羽咋の4施設の訪問記。6ページで各所の魅力・みどころがたっぷり紹介されています。 「君ソム」の特集と本記事の両方を読んで、石川県には多くの魅力的な天文施設があることを知り羨ましくなりました。金沢・東京間は新幹線で2時間半。来年、金沢・敦賀間の新幹線が延伸すれば大阪・金沢間は2時間10分。加賀・能登の天文施設と星空の旅がますます身近になりそうですね。 ■NewsWatch だいち3号を搭載 H3ロケット試験機打ち上げレポート(レポート/林公代) 残念ながら打ち上げ失敗のH3ロケット。打ち上げから指令破壊信号までの緊迫したようすから、H3ロケットのねらいと意義、現在わかっている「その時何が起きていたのか」などが詳しく解説されています。 外野目線では「なぜH3初号機に本番の衛星『だいち3号』を搭載したのか」「日本のロケット開発は今後どうなってゆくのか」「宇宙開発の大きな方向性は誰がどうやって決めていくのか」というあたりが気になるのですが、結論を出すよりもまずは信頼性の高い情報に触れることが第一。その意味でも貴重な解説記事です。 こちらのサイト↓では、本記事の著者である林公代さんが多数記事を書かれています。 三菱電機・DSPACE https://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/ 星ナビ5月号(4月5日発売)届いてました。H3ロケット打ち上げ取材レポート巻頭カラー4ページにわたって現場の様子、現時点での原因究明、種子島で出会った人たち、そもそもH3ロケットって?など結構頑張って書いたのでぜひお読み下さい❗️ https://t.co/6JJbmyy39r pic.twitter.com/hBzhumOkNV — 林公代🌎「さばの缶づめ、宇宙へいく」発売中 (@payapima) April 3, 2023 まとめ   いかがでしたか? 東京では桜前線も通り過ぎ、新年度が始まりました。2023年のこれからは、日常をどう取り戻していくかが鍵になりそうな気がしています。エンジョイするもよし、やりたかった・やれなかったことに全力で取り組むもよし。夜空の星々は今日も明日も私たちを見守っています^^ そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!5月号も楽しみですね! 星ナビ5月号は「君ソム星地巡礼・能登の旅」と「ステラナビゲータ12新発売」 https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12985_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!    編集部発信のオリジナルコンテンツ