アストロアーツHPで星ナビ2022年9月号の内容が告知されています。発売は8月5日金曜日です。

今月の内容は!?

手持ちで星景写真を撮れるカメラのレビューに、ついに始動したJWST、まんがで読む南天星座誕生の物語や「ステラナビゲータ」Tips集など、興味津々のラインナップです。

星ナビ9月号は「三脚の束縛からの解放」と「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡始動」
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12620_hoshinavi

■表紙

ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した、りゅうこつ座の分子雲であるエータカリーナ星雲です。7月12日に行われた最初の科学観測のリリースでは、5つの成果が発表されました。

今月の表紙は、話題の「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」撮影のエータカリーナ星雲。これまでの人類最強の光学望遠鏡だったハッブル宇宙望遠鏡(HST)を越える解像度(*)と、「赤外の眼」の威力をいかんなく発揮した画像に世界が驚愕しました。本誌でも6ページにわたって解説されています。

(*)回折限界から計算される理論的な解像力はHSTが勝っています。後述。



画像出典:https://astrodrudis.com/ngc-3324-mosaic-the-long-and-wavy-gabriela-mistrals-hair/

ちなみに、この表紙のエリアは巨大なエータカリーナ星雲のほんの一部。表紙の画像とは角度が違いますが、天リフ編集部が300mm望遠レンズで撮影した画像、アマチュアが撮影した20インチ反射望遠鏡による画像、JWSTの画像を1枚にしてみました。

■OM-1で手持ち星景写真「三脚の束縛からの解放」(作例・解説/飯島 裕・北山輝泰)

星空の下、素敵な景色を見つけたら、サッとカメラを取り出してそのまま手持ちでパシャッ……いよいよそんな時代の到来です。「手ぶれ補正」と「手持ち撮影アシスト」機能を併用することで、三脚不要の「手持ち星景撮影」を実現したミラーレスカメラ「OM-1」を、2人の写真家がレポートしました。

三脚という「束縛からの解放」「支配からの卒業」。尾崎豊の没後30年、ようやく我々は三脚から解放されるのか?!強力な手振れ補正機能、星空AF機能、手持ちハイレゾショット機能など、星空撮影を強力にアシストするOMデジタルの最新カメラ「OM-1」のレポートです。

「手持ちで15秒露出が可能」。手軽なスナップ感覚で星空が撮れるインパクトは強烈。そればかりか、手持ちハイレゾショットでは12コマの連続撮影画像を位置合わせして加算平均してくれます。三脚に固定して「日周運動を止める」ことも、赤道儀に搭載して「追尾誤差をキャンセルする」ことも可能。

センサー面積がフルサイズの1/4という物理的なハンディを負っていたマイクロフォーサーズカメラですが、OM-1はその差を埋めてなおアドバンテージを持ったカメラかもしれません。

■究極の赤外線の眼 JWSTが始動!(解説/中野太郎)

昨年末に打ち上げられたジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)から、待望の成果がついに届けられました。深宇宙から星の生まれる現場、系外惑星の大気観測まで、世界が驚嘆した素晴らしい画像を、それぞれの解説とともにカラー6ページでじっくりたっぷりご覧ください。

News Watch枠、拡大特集6ページ。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のファーストライト画像は、各種ニュースサイトやSNSで拡散されているため、皆さんも目にされていると思います。

本記事では、それぞれの画像に対して詳細な科学的見地からの解説が加えられていて、画像を眼にして「スゲー!」と驚嘆した次のフェーズの理解が得られる天文ファン必読ものになっています。回折限界からくるJWSTとHSTの分解能はそれぞれ0.1秒角と0.04秒角でHSTの方が高分解能のはずなのですが、画像を見るとJWSTの方が高解像度に見える理由も解説されています。

「みんな買って良く読むように!」

■沖縄で撮った全惑星+月(レポート・写真/中西アキオ)

春以降、夜明け前のグラデーションの中に全惑星が集まって「惑星パレード」のフレーズでSNSを賑わせました。そんな惑星たちに月が加わった6月末、注目の風景をとらえようと、天体写真家の中西アキオさんが沖縄へ飛び立ちました。

太陽系の8惑星と月の大集合。梅雨の時期を避け、沖縄本島への遠征撮影のレポート。6月24日撮影が上の画像、27日に全惑星を捉えた画像は次頁に見開きで紹介されています。

次の大集結は今年の12月下旬の夕方の空。その次は2025年の2月下旬の夕方の空になります。今回の集結をごらんになった方も見逃した方も、ぜひ次にもチャレンジ!

◎天リフ独断ピックアップ

広告ピックアップ・国立天文台188cm望遠鏡の「貸切共同利用」と「限定観望会」

星ナビ誌初登場、岡山県浅口市役所様のご出広。国内最大級の口径188cm望遠鏡がなんと一般でも貸切利用が可能に!一晩12時間以内で総額20万円。20人のグループで借りれば一人1万円で「独り占め」。

肉眼で見るだけでなく、写真撮影も可能だそうです。ご興味のある方は以下をご参照ください!

国立天文台188cm反射望遠鏡の貸切共同利用
http://www.city.asakuchi.lg.jp/sangyo/kanko/188rental.html
天文のまち あさくち
http://www.city.asakuchi.lg.jp/shokai/telescope/

実は天リフ編集長も某貸切企画に参加予定。あまり遠くない時期にレポート予定です!

KAGAYA通信Vol168 利尻島の北斗七星

KAGAYA通信、今月は北海道・利尻島です。利尻富士を北に望む沼から北斗七星の下方通過の素晴らしいショットですが、画像を掲載するとネタバレになってしまいますので、ぜひ本誌でご覧ください!

そして、ぜひ告知しておきたいのが8月31日まで横浜・そごう美術館で開催中のKAGAYAさんの写真展。お近くにお住まいの方はぜひごらんください。不肖・天リフ編集長も本号が発売される頃には見てきます!



 

■ネットよ今夜もありがとう

今月はMarkunさんの「なんちゃって天体写真のページ」。天リフでもおなじみ、星ナビギャラリーの常連投稿者様。ガチなディープスカイ天体写真が目白押しです。

なんちゃって天体写真のページ
http://blog.livedoor.jp/bigsirius_masa/

「過去に撮影したデータを見返すのに最適」「自分でもよく見返します(笑)」と紹介文にありますが、ブログで発信する「裏」のメリットがまさにこれ。ブログは自分のための自分だけの場所。長く続けるほどに、ライフログとしての役割が大きくなってきますね!

■星ナビギャラリー

今回のトップ下はMさんの「IC5070(ペリカン星雲の頭部)」。SAOナローバンド撮影とカラーシフトによるカラー合成。ブロードバンド撮影とはまったく違った色表現に驚かされます。トップ下の見開き3作品はいずれもナローバンド。

個人的イチオシはHさんの「春の桜小道」。長秒1枚撮りですが、工事現場の照明が桜を照らしてステキな色合いになっています。日本国内で星を撮る限りは、こういった人工光から逃れることはなかなか難しいですが、逆にプラスの効果になることもあるという例だと感じました。

(*)この見開きに短いコラムがあり、星と風景の別撮り合成における「空の暗いところで見た天の川や夜の景色として眼で見ている星空からかけ離れた表現への違和感」について述べられています。しかし、最近筆者は「空の暗いところで見た星空や景色と、そこで撮った1枚撮りの写真映像は、その時点ですでに大きくかけ離れている」という事実を再認識しました。過剰な強調が生む「かけ離れた表現」が存在するのもまた事実ですが、それと肉眼視の印象との比較は別の事象ではないかと感じています。

■星座制定100年 まんがで読む「南天の星座」物語II(まんが/藤井龍二、解説/早水 勉)

新しい南天の星座たちの成り立ちを紹介するまんがストーリー第2弾。今回の主人公は、南アフリカに滞在した天文学者のラカイユです。古くからの星座の物語を案内する『新版 まんがで読む星のギリシア神話』と一緒に読んで、さらに深く神話と星座の沼にハマってみましょう。

ラカイユ(1713 – 1762)の14星座。全て列挙すると、がか座、けんびきょう座、コンパス座、じょうぎ座、ちょうこくぐ座、ちょうこくしつ座、テーブルさん座、とけい座、はちぶんぎ座、ぼうえんきょう座、ポンプ座、レチクル座、らしんばん座、ろ座。マイナーな星座ばかりで、ともすれば「残念星座」扱いを受けそうなものが多いですが、この記事を読んでラカイユの生涯を振り返ると、これらの星座も愛すべきものではないかという気がしてきました^^

地球の形を明らかにする測量事業や南天の恒星の位置観測など、多くの業績を残したラカイユの生涯をぜひお楽しみください!

■30年前に生まれた新星「ステラナビゲータ」使いこなし30tips

天文シミュレーションソフトの定番「ステラナビゲータ」。1992年に誕生し、多くの皆さんに支えられて今年7月で30周年を迎えることができました。感謝の気持ちを込めて、厳選したおすすめの小ワザを30個紹介します。あなたの知らないステラナビワールドへようこそ!
ステラナビゲータ30周年記念 特設サイト
http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav30th/index-j.shtml

ステラナビ30周年。特設サイトに使いこなしのための30の技が動画で紹介されています。「こんなこともできるのか!」と驚くこと請け合い。いや、マジ驚きました。撮影地の地形を見たり、惑星の接近を「会合検索」で調べることもできるんですね。

動画はどれも30秒程度と短いものばかりなので、サクサク見ていけます。ぜひ本記事で気になった技を試してみてください!

まとめ

いかがでしたか?

自動導入でスターホッピングから解放、オートガイドで十字線から解放、デジタル技術で暗室から解放、そして三脚からも解放。天文趣味だけでなく、人間の生活と社会も、さまざまなものからの「解放」の歴史の上に成り立っています。

でも、尾崎と私たちの根本的な違いが一つあります。束縛からの解放が何度訪れようとも「卒業」はない、ということ。必ずしも「解放=正義」でもありません。自分の自由は自分でデザインし、楽しんでいきたいものですね!

そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!9月号も楽しみですね!

星ナビ9月号は「三脚の束縛からの解放」と「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡始動」
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12620_hoshinavi


※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。

天文ガイドも合わせて読みたいですね!!

 

  https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/08/4910134810924-01-1-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/08/4910134810924-01-1-150x150.jpg編集部雑誌・書籍星ナビアストロアーツHPで星ナビ2022年9月号の内容が告知されています。発売は8月5日金曜日です。 今月の内容は!? 手持ちで星景写真を撮れるカメラのレビューに、ついに始動したJWST、まんがで読む南天星座誕生の物語や「ステラナビゲータ」Tips集など、興味津々のラインナップです。 星ナビ9月号は「三脚の束縛からの解放」と「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡始動」 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12620_hoshinavi ■表紙 今月の表紙は、話題の「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)」撮影のエータカリーナ星雲。これまでの人類最強の光学望遠鏡だったハッブル宇宙望遠鏡(HST)を越える解像度(*)と、「赤外の眼」の威力をいかんなく発揮した画像に世界が驚愕しました。本誌でも6ページにわたって解説されています。 (*)回折限界から計算される理論的な解像力はHSTが勝っています。後述。 ちなみに、この表紙のエリアは巨大なエータカリーナ星雲のほんの一部。表紙の画像とは角度が違いますが、天リフ編集部が300mm望遠レンズで撮影した画像、アマチュアが撮影した20インチ反射望遠鏡による画像、JWSTの画像を1枚にしてみました。 ■OM-1で手持ち星景写真「三脚の束縛からの解放」(作例・解説/飯島 裕・北山輝泰) 三脚という「束縛からの解放」「支配からの卒業」。尾崎豊の没後30年、ようやく我々は三脚から解放されるのか?!強力な手振れ補正機能、星空AF機能、手持ちハイレゾショット機能など、星空撮影を強力にアシストするOMデジタルの最新カメラ「OM-1」のレポートです。 「手持ちで15秒露出が可能」。手軽なスナップ感覚で星空が撮れるインパクトは強烈。そればかりか、手持ちハイレゾショットでは12コマの連続撮影画像を位置合わせして加算平均してくれます。三脚に固定して「日周運動を止める」ことも、赤道儀に搭載して「追尾誤差をキャンセルする」ことも可能。 センサー面積がフルサイズの1/4という物理的なハンディを負っていたマイクロフォーサーズカメラですが、OM-1はその差を埋めてなおアドバンテージを持ったカメラかもしれません。 ■究極の赤外線の眼 JWSTが始動!(解説/中野太郎) News Watch枠、拡大特集6ページ。ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のファーストライト画像は、各種ニュースサイトやSNSで拡散されているため、皆さんも目にされていると思います。 本記事では、それぞれの画像に対して詳細な科学的見地からの解説が加えられていて、画像を眼にして「スゲー!」と驚嘆した次のフェーズの理解が得られる天文ファン必読ものになっています。回折限界からくるJWSTとHSTの分解能はそれぞれ0.1秒角と0.04秒角でHSTの方が高分解能のはずなのですが、画像を見るとJWSTの方が高解像度に見える理由も解説されています。 「みんな買って良く読むように!」 ■沖縄で撮った全惑星+月(レポート・写真/中西アキオ) 太陽系の8惑星と月の大集合。梅雨の時期を避け、沖縄本島への遠征撮影のレポート。6月24日撮影が上の画像、27日に全惑星を捉えた画像は次頁に見開きで紹介されています。 次の大集結は今年の12月下旬の夕方の空。その次は2025年の2月下旬の夕方の空になります。今回の集結をごらんになった方も見逃した方も、ぜひ次にもチャレンジ! ◎天リフ独断ピックアップ ■広告ピックアップ・国立天文台188cm望遠鏡の「貸切共同利用」と「限定観望会」 星ナビ誌初登場、岡山県浅口市役所様のご出広。国内最大級の口径188cm望遠鏡がなんと一般でも貸切利用が可能に!一晩12時間以内で総額20万円。20人のグループで借りれば一人1万円で「独り占め」。 肉眼で見るだけでなく、写真撮影も可能だそうです。ご興味のある方は以下をご参照ください! 国立天文台188cm反射望遠鏡の貸切共同利用 http://www.city.asakuchi.lg.jp/sangyo/kanko/188rental.html 天文のまち あさくち http://www.city.asakuchi.lg.jp/shokai/telescope/ 実は天リフ編集長も某貸切企画に参加予定。あまり遠くない時期にレポート予定です! ■KAGAYA通信Vol168 利尻島の北斗七星 KAGAYA通信、今月は北海道・利尻島です。利尻富士を北に望む沼から北斗七星の下方通過の素晴らしいショットですが、画像を掲載するとネタバレになってしまいますので、ぜひ本誌でご覧ください! そして、ぜひ告知しておきたいのが8月31日まで横浜・そごう美術館で開催中のKAGAYAさんの写真展。お近くにお住まいの方はぜひごらんください。不肖・天リフ編集長も本号が発売される頃には見てきます! 横浜そごう6階の美術館で、これまでで最大規模の作品展 【そごう美術館】KAGAYA 星空の世界展(7/23〜8/31) が開催されます。私が世界中で撮影した代表的な写真作品100点あまりの大きなプリントと大スクリーンでの映像、星の旅体験エリアなど楽しんでいただけるよう工夫しております。 pic.twitter.com/hjtQIaqkPh — KAGAYA (@KAGAYA_11949) June 18, 2022   ■ネットよ今夜もありがとう 今月はMarkunさんの「なんちゃって天体写真のページ」。天リフでもおなじみ、星ナビギャラリーの常連投稿者様。ガチなディープスカイ天体写真が目白押しです。 なんちゃって天体写真のページ http://blog.livedoor.jp/bigsirius_masa/ 「過去に撮影したデータを見返すのに最適」「自分でもよく見返します(笑)」と紹介文にありますが、ブログで発信する「裏」のメリットがまさにこれ。ブログは自分のための自分だけの場所。長く続けるほどに、ライフログとしての役割が大きくなってきますね! ■星ナビギャラリー 今回のトップ下はMさんの「IC5070(ペリカン星雲の頭部)」。SAOナローバンド撮影とカラーシフトによるカラー合成。ブロードバンド撮影とはまったく違った色表現に驚かされます。トップ下の見開き3作品はいずれもナローバンド。 個人的イチオシはHさんの「春の桜小道」。長秒1枚撮りですが、工事現場の照明が桜を照らしてステキな色合いになっています。日本国内で星を撮る限りは、こういった人工光から逃れることはなかなか難しいですが、逆にプラスの効果になることもあるという例だと感じました。 (*)この見開きに短いコラムがあり、星と風景の別撮り合成における「空の暗いところで見た天の川や夜の景色として眼で見ている星空からかけ離れた表現への違和感」について述べられています。しかし、最近筆者は「空の暗いところで見た星空や景色と、そこで撮った1枚撮りの写真映像は、その時点ですでに大きくかけ離れている」という事実を再認識しました。過剰な強調が生む「かけ離れた表現」が存在するのもまた事実ですが、それと肉眼視の印象との比較は別の事象ではないかと感じています。 ■星座制定100年 まんがで読む「南天の星座」物語II(まんが/藤井龍二、解説/早水 勉) ラカイユ(1713 - 1762)の14星座。全て列挙すると、がか座、けんびきょう座、コンパス座、じょうぎ座、ちょうこくぐ座、ちょうこくしつ座、テーブルさん座、とけい座、はちぶんぎ座、ぼうえんきょう座、ポンプ座、レチクル座、らしんばん座、ろ座。マイナーな星座ばかりで、ともすれば「残念星座」扱いを受けそうなものが多いですが、この記事を読んでラカイユの生涯を振り返ると、これらの星座も愛すべきものではないかという気がしてきました^^ 地球の形を明らかにする測量事業や南天の恒星の位置観測など、多くの業績を残したラカイユの生涯をぜひお楽しみください! ■30年前に生まれた新星「ステラナビゲータ」使いこなし30tips ステラナビゲータ30周年記念 特設サイト http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav30th/index-j.shtml ステラナビ30周年。特設サイトに使いこなしのための30の技が動画で紹介されています。「こんなこともできるのか!」と驚くこと請け合い。いや、マジ驚きました。撮影地の地形を見たり、惑星の接近を「会合検索」で調べることもできるんですね。 動画はどれも30秒程度と短いものばかりなので、サクサク見ていけます。ぜひ本記事で気になった技を試してみてください! まとめ いかがでしたか? 自動導入でスターホッピングから解放、オートガイドで十字線から解放、デジタル技術で暗室から解放、そして三脚からも解放。天文趣味だけでなく、人間の生活と社会も、さまざまなものからの「解放」の歴史の上に成り立っています。 でも、尾崎と私たちの根本的な違いが一つあります。束縛からの解放が何度訪れようとも「卒業」はない、ということ。必ずしも「解放=正義」でもありません。自分の自由は自分でデザインし、楽しんでいきたいものですね! そんな中でも毎日一度は天文リフレクションズ、毎月5日は天文雑誌!9月号も楽しみですね! 星ナビ9月号は「三脚の束縛からの解放」と「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡始動」 http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12620_hoshinavi ※アストロアーツ様より告知文・内容サンプル画像の転載許可をいただいています。 天文ガイドも合わせて読みたいですね!!    編集部発信のオリジナルコンテンツ