双眼望遠鏡の開発・販売で知られるビノテクノ社の公式ブログに、小笠原・父島への星空紀行が連載されていましたが、昨日で全8回が完結しています。

小笠原諸島とは?



小笠原で星を見てきました -1:はじめに
http://binotechno.com/blog/2022/07/10/小笠原で星を見てきました-1/
小笠原で星を見てきました -2:おが丸に乗るにあたって
http://binotechno.com/blog/2022/07/10/小笠原で星を見てきました-2:おが丸に乗るにあ/

1,2は小笠原についての概説。「東京から南に1000キロ」「人が住んでいるのは父島(人口約2000人)母島(人口450人)」「空港はない」「6日に一回の船『おが丸』のみ」「片道24時間」「星が見られるのは3晩」などの基本情報、チケットと宿の確保、「おが丸」の詳細など。

初めて小笠原に行く人のためにも、よいガイドになっています。

船旅とグリーンフラッシュ

小笠原で星を見てきました -3:おが丸での船旅
http://binotechno.com/blog/2022/07/11/小笠原で星を見てきました-3:おが丸での船旅/

「おが丸」の乗船時間は24時間。東京湾を出るとスマホの電波が入らなくなり「強制的デジタルデトックス」状態に。船の屋外デッキは夜間(22時〜翌朝日の出30分前)は出られないそうですが、22時前に天の川が見られたとのこと。

特筆すべきは「グリーンフラッシュ」。「かなり強い緑色の光」とのことで、よくあるような「等倍拡大したら縁が若干緑色」的な「半端^^;;」なものではなく、正真正銘の「フラッシュ」だったそうです。これは羨ましい!(*)

(*)筆者は中学生のころ、超絶透明度の良い夕方に生駒山に沈む太陽の縁が緑色に輝いたことを一度だけ体験しましたが、それ以外は「半端」でした。

機材の持込

小笠原で星を見てきました -4:持ち込んだ機材
http://binotechno.com/blog/2022/07/12/小笠原で星を見てきました-4:持ち込んだ機材/

EZM&双眼望遠鏡のビノテクノ」ですから、当然持ち込む機材は双眼望遠鏡。口径10.2cmの3枚玉SDアポにノースマウントなどなど。これらの荷物は事前に宅配便で送ったそうです。なんと小笠原諸島へヤマト便の場合は「東京都23区」と同じ料金だそうです。

小笠原の星空

小笠原で星を見てきました -5:星を見る場所
http://binotechno.com/blog/2022/07/14/小笠原で星を見てきました-5:星を見る場所/
小笠原で星を見てきました -6:父島で見る天の川
http://binotechno.com/blog/2022/07/14/小笠原で星を見てきました-6:父島で見る天の川/

星見をするならレンタカーがオススメとのことで、星見スポットが4カ所紹介されています。天文ファンにとっては非常に貴重な実践的レポートで、小笠原の星旅を考えていらっしゃる方にはとても有益でしょう。

そして本題、圧巻の「想像を遙かに超えた」星空ぜひリンク先でお読み下さい!

小笠原の楽しみ

小笠原で星を見てきました -7:海のアクティビティ
http://binotechno.com/blog/2022/07/16/小笠原で星を見てきました-7:海のアクティビテ/
小笠原で星を見てきました -8(最終回):またいつか
http://binotechno.com/blog/2022/07/17/小笠原で星を見てきました-8(最終回):またい/

最後に、小笠原のマリンアクティビティの体験記。星空の素晴らしい離島では、星空以外の自然と遊びも素晴らしいものがあります。スノーケリング、スキューバダイビングともに初体験だったそうですが、大満足のご様子。「星旅」では「星以外の遊び」もぜひエンジョイしたいものですね!

まとめ

いかがでしたか?

離島は標高が低く海に囲まれている関係で、絶対的な空の透明度は乾燥した高地には及ばないものの、特に日本国内においては圧倒的に暗い空を体験することができます。暗い空なら離島に行け。これは力強く保証できます!(*)

(*)筆者は小笠原は未体験ですが、実はけっこうな離島好きで、天文から離れていた時代を含めるとけっこうあちこちに行っています。離島の数はすごく多いので、そのほんの一部ではありますが。

そして離島の醍醐味は、都会の生活とはまったく違う自然の中で、全く違う時間が流れていること。そんな離島の中でも「小笠原」は、もっとも「離島らしい」場所ではないでしょうか。筆者もいつか行ってみたいと思っていますが、すごく参考になりました! https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/07/FXrExu_UUAAmycJ-1024x768.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2022/07/FXrExu_UUAAmycJ-150x150.jpg編集部特選ピックアップ小笠原父島双眼望遠鏡の開発・販売で知られるビノテクノ社の公式ブログに、小笠原・父島への星空紀行が連載されていましたが、昨日で全8回が完結しています。 小笠原諸島とは? 「ものすごい天の川を見てきました」小笠原・父島星見行連載。「東京から南へ約1,000キロ」「人口約2,000人」「空港はない」「6日に1回東京から出航するおがさわら丸」「現地で3泊、残りの2泊は船中泊」。 Bino Blogよりピックアップ。 https://t.co/h6i6PQXpRv — 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) July 11, 2022 小笠原で星を見てきました -1:はじめに http://binotechno.com/blog/2022/07/10/小笠原で星を見てきました-1/ 小笠原で星を見てきました -2:おが丸に乗るにあたって http://binotechno.com/blog/2022/07/10/小笠原で星を見てきました-2:おが丸に乗るにあ/ 1,2は小笠原についての概説。「東京から南に1000キロ」「人が住んでいるのは父島(人口約2000人)母島(人口450人)」「空港はない」「6日に一回の船『おが丸』のみ」「片道24時間」「星が見られるのは3晩」などの基本情報、チケットと宿の確保、「おが丸」の詳細など。 初めて小笠原に行く人のためにも、よいガイドになっています。 船旅とグリーンフラッシュ 「このあとグリーンフラッシュが!」小笠原紀行その3.「かなり強い緑色の光」「もっと弱い光を想像していました」「生まれて初めて」。「24時間の船旅」「強制的なデジタルデトックス」「海の青さ」「別世界に来たことを実感します」 Bino Blogよりピックアップ。 https://t.co/MzhfrwJJZ3 pic.twitter.com/epY4N0Hk7G — 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) July 12, 2022 小笠原で星を見てきました -3:おが丸での船旅 http://binotechno.com/blog/2022/07/11/小笠原で星を見てきました-3:おが丸での船旅/ 「おが丸」の乗船時間は24時間。東京湾を出るとスマホの電波が入らなくなり「強制的デジタルデトックス」状態に。船の屋外デッキは夜間(22時〜翌朝日の出30分前)は出られないそうですが、22時前に天の川が見られたとのこと。 特筆すべきは「グリーンフラッシュ」。「かなり強い緑色の光」とのことで、よくあるような「等倍拡大したら縁が若干緑色」的な「半端^^;;」なものではなく、正真正銘の「フラッシュ」だったそうです。これは羨ましい!(*) (*)筆者は中学生のころ、超絶透明度の良い夕方に生駒山に沈む太陽の縁が緑色に輝いたことを一度だけ体験しましたが、それ以外は「半端」でした。 機材の持込 小笠原星見行、父島に持ち込んだ機材。「推定20kg以上」「宅配を利用」「クロネコヤマト」「料金は東京23区内と同じ」「120センチサイズのダンボール3箱」「片道料金が5千円ぐらい」「利用しない手はありません」 Bino Blogよりピックアップ。 https://t.co/S35Qr9QCMh pic.twitter.com/jgTjiWqLxe — 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) July 13, 2022 小笠原で星を見てきました -4:持ち込んだ機材 http://binotechno.com/blog/2022/07/12/小笠原で星を見てきました-4:持ち込んだ機材/ 「EZM&双眼望遠鏡のビノテクノ」ですから、当然持ち込む機材は双眼望遠鏡。口径10.2cmの3枚玉SDアポにノースマウントなどなど。これらの荷物は事前に宅配便で送ったそうです。なんと小笠原諸島へヤマト便の場合は「東京都23区」と同じ料金だそうです。 小笠原の星空 小笠原父島星見旅。「星見に適した観望地」「ツアーガイドさん」「貴重なアドバイス」「本格的に星見をしたい人」「レンタカー」「早めに予約した方がよい」「観望候補地」「教えてくれました」4カ所のロケハンレポート。 Bino Blogよりピックアップ。 https://t.co/GfoUts97n8 — 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) July 14, 2022 「想像をはるかに超えていました」小笠原・父島で見る天の川 。「写真は」「現地で見たイメージに合わせて画像処理したもの」「少しでもイメージが伝われば」「10cm双眼望遠鏡を持ってきてよかった」 Bino Blogよりピックアップ。 https://t.co/wudnzVkA4Z pic.twitter.com/Jy8Dpjgoco — 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) July 15, 2022 小笠原で星を見てきました -5:星を見る場所 http://binotechno.com/blog/2022/07/14/小笠原で星を見てきました-5:星を見る場所/ 小笠原で星を見てきました -6:父島で見る天の川 http://binotechno.com/blog/2022/07/14/小笠原で星を見てきました-6:父島で見る天の川/ 星見をするならレンタカーがオススメとのことで、星見スポットが4カ所紹介されています。天文ファンにとっては非常に貴重な実践的レポートで、小笠原の星旅を考えていらっしゃる方にはとても有益でしょう。 そして本題、圧巻の「想像を遙かに超えた」星空。ぜひリンク先でお読み下さい! 小笠原の楽しみ 小笠原で星を見てきました -7。「スノーケリングとスキューバダイビングに挑戦」「どちらも初体験!」「南島上陸ツアー」「ボートを止めてスノーケリングタイム」「イルカの群れが通過」「スキューバダイビング」「この体験は一生物」 Bino Blogよりピックアップ。 https://t.co/Y0rlCXCfGJ pic.twitter.com/hOP3Npj7BH — 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) July 17, 2022 完結。小笠原で星を見てきました...編集部発信のオリジナルコンテンツ