動いて・止まって・動く。MSM(Move-Stop-Move)ローテーター・インプレッション
みなさんこんにちは!タイムラプスはお好きですか?
今回ご紹介する製品は「MSMローテータ」。その名の通りの「MSM社」の「モーションタイムラプス」のための製品です!
Travel Star Tracker & Motion Time-lapse Mount – MSM Totter
https://www.moveshootmove.com
こんな製品です。一見、ただのコンパクト(ポータブル)赤道儀のように見えますね。はい、赤道儀として普通に使えます。でも、それだけじゃなくて「モーションタイムラプス」のための機能を備えているんです。
目次
モーションタイムラプスとは
タイムラプスはお好きですか?
三脚固定の放置撮影、「芸のない」タイムラプス。記録としてはこれでも十分かもしれませんが、もうすこし手を加えていきたくなるのが人情^^;
みんな大好き、タイムラプス。筆者も「下手の横好き」で撮影に出かけたときに、「抜け番」カメラを使った放置タイムラプスを撮ることがよくあります。でも、タイムラプスってある意味動きが単純。そのままでは「星空が回っている」以上の動きがないんですよね。
まあ、それだけでもじゅうぶん面白いし、雲の流れとかも見ていてホントに飽きないんですけど、毎回同じようなタイムラプスを量産するようになると「もうちょっとなんとかしたいなー」って思うようになるんですよね。
そんなときは、編集にリキを入れて「いろんなカットをうまく繋いでストーリーを作る」のが一つの方法。BGMにも凝ってみたりして。でもけっこう時間も労力もセンスも要ります。もうすこし、お手軽に「動きのあるタイムラプス」は撮れないものか。。
モーションタイムラプスとは
そこで登場するのが「モーションタイムラプス」。カメラを何らかの手段で「動かして」、「地球の自転」以外の視覚的効果を持たせた、タイムラプス動画を撮影する手法です。
例えば、上の商品リンクのような「スライダー」。レールの上に乗せたカメラを少しづつ動かし、視点に変化を付けます。本格的なタイムラプスクリエーターの方が駆使されているようなやつです。
でも、けっこう大がかりな機材になります。カメラの移動距離が長いほど変化が付けられるのですが、そのためにはレールも長くなります。お値段も高め。
簡単に実現できるターンテーブル方式
もう少し簡単な方法が「ターンテーブル」。カメラを雲台ごとグルグル回転させます。これなら回転軸が一つあればOK。実はおなじみの「ポラリエ」や「SWAT」も、モーションタイムラプスのターンテーブル用途が想定されています。筐体を水平に設置して、恒星時なり2倍速なりでゆっくり回転させることで、視点を「パン」した写真が撮影できるのです。
星が流れるターンテーブル方式、そして「Move-Stop-Move」へ
しかし「ターンテーブル方式」には一つ大きな課題があります。回転速度を恒星時よりも大きくしてしまうと、星がけっこう「流れて」しまうのです(*)。
(*)スライダーは平行移動なので無限遠にある星は流れません。一方で近景は視差で流れることになります。
まあ「回転」しているのだから当然ですよね。例えば、恒星時の4倍で回転させる(*)と、流れも4倍。「1/500ルール」に照らすと焦点距離24mmのレンズの場合、5秒が流れない限界になる計算です。これはちょっと短いですねえ。
(*)恒星時の4倍だと1時間の回転角は60°、これは焦点距離20mmレンズの短辺の画角に相当します。モーションタイムラプスではっきりした動きを付けるには恒星時1倍速では遅すぎるのです。
「Move-Stop-Move」機能を使用して「MSMローテ−ター」で撮影した作例。「1コマで0.2°回転する」設定で撮影しました。
長い前置きになりましたが、そこで登場するのが「Move-Stop-Move」方式。今回ご紹介する「MSMローテーター」の「MSM」はここから来ています。
「Move-Stop-Move」はその名の通り「動いて・止まって・動く」こと。回転するローテーターとシャッターの開閉を同期させ、シャッターが閉じている間に「シュッ」と回転し、「ピタッ」と止まってからシャッターを開け、シャッターを閉じたらまた「シュッ」と回転する。これで星の流れは「恒星時」の分だけになるのです。
MSMローテーター
商品構成
それでは「MSMローテーター」の詳細を見てみましょう。上のパーツが基本構成の全て。中央の箱が本体です。その下は極軸望遠鏡(オプション)の支持金具・兼極軸合わせ用覗き穴。
右上のカールコードが「Move-Stop-Move」の肝となるケーブルで、カメラのホットシューとMSMローテーター本体をこれで接続し、シャッターの開閉とローテータの動作を同期させます(*)
(*)赤道儀として使用する場合はこのケーブルは不要です。
電源は充電式の内蔵バッテリを使用します。フル充電で半夜ほど使えましたが、外部のモバイルバッテリから給電すればほぼ稼働時間の心配はなくなります。ジャックはUSB-Cです。
軽量コンパクト
「MSMローテータ」は小型軽量。実測444g。この重量であればフィールドに楽に持ち出せるでしょう。
操作もとても直感的で簡単です。緑のボタンの長押しで電源オン。グレーのボタンで動作速度モードの切替。動作状態で緑のボタンを押すと回転方向の切替です。電源OFFは・・・もうおわかりですよね。動作状態で緑のボタンの長押しです。
★マークは恒星時追尾、★1/2マークは1/2恒星時追尾。0.05、0.2、0.5、1.0の数字はローテーター(ターンテープル)として使用する際の「1コマ撮影後に動く角度(°)」です。最速の「1.0」にセットすれば360コマで360°一回転。30fpsの動画の場合12秒で一回転することになります。
モーションタイムラプスのローテーターとして
上の画像は先の作例タイムラプス動画の撮影風景です。雲台をMSMローテーター本体の「回転しない側」に取り付けます。赤道儀として使用する場合の逆になることに注意してくださいね(*)。
(*)こうすることで、カメラとMSMローテータ本体のケーブル接続が何回転回転してもねじれないことになります。
ローテーターとして使用する場合は荷重は垂直方向にかかるため、少々重い機材(写真はEOS5D MarkIIIとシグマ24mmF1.4Artで雲台込みで2.1kg)であっても問題ありませんでした。カメラは外部リモコンでインターバル撮影していて、シャッター閉のタイミングで小さく「ジッ」と音がしてカメラが回転していきます。なかなか小気味よい撮影です。
上の動画は今年の夏のペルセウス座流星群のときのもの。予定では火球と痕が3つほど写るはずだったのですが、残念ながらボウズ^^;;; でも流星群狙いのタイムラプスにローテーターはけっこう使えそうですね!
コンパクト(ポータブル)赤道儀として
ごく普通に、赤道儀としても使えます。ただし、極軸を北極星に向けるための何らかのパーツが必要になります。今回は使用しませんでしたが、オプションで微動付の雲台が提供されているようです。
赤道儀としての剛性も悪くはないのですが、極軸架頭に自由雲台を取り付ける方式の宿命として「バランスが崩れやすい」「天頂〜北天の構図合わせの姿勢が苦しい」ことは覚悟しておく必要があります。
上の画像のように縦位置で子午線付近を撮る場合は、バランスが大きく崩れてしまいます。特にカメラが東側になる場合は、架頭にねじ込んだ雲台を緩める方向に力がかかるため「カックン」することもあります。
対策としてはカメラにL型プレートを装着して縦位置でも重心が真ん中に来るようにすることですが、逆に重心が遠くなるので安定度が下がります。いずれにしても搭載機材はなるべく軽めにするのが吉といえるでしょう。
作例を2つほど。軽量なパナソニックのマイクロフォーサーズ一眼で撮影したものです。この組み合わせなら三脚を含めてシステム全重量は2kgを切ります。荷物を軽くしたい登山などでは助かります。
赤道儀としての追尾精度は細かくチェックしていないので不明ですが、標準・広角レンズなら何の問題もありませんでした。ただし、追尾を開始した直後は、ギアのかみ合わせが安定せず流れることがあります。これは本格的な赤道儀でも起きることですが、小型の赤道儀では特に注意が必要です。
正確に極軸を合わせるための「極軸望遠鏡」もオプションで提供されていますが、今回は本体のみで運用しました。
極軸望遠鏡(オプション)を装着する支持金具の穴が「大きめの覗き穴」としてとても便利。穴の真ん中に見えるのが北極星です。覗き穴が大きいので北極星の導入がとても簡単。この穴以外に「小さな覗き穴」も空いているので、標準レンズくらいまでなら十分な設置精度が得られるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
「MSMローテーター」は、星空の追尾撮影とモーションタイムラプスの両方で手軽に使える、コンパクトで使いやすい製品でした!赤道儀として使う場合はあまりガチな重量機材には向きませんが、水平回転の「ターンテーブル」用途なら、そこそこ重い機材でも大丈夫です。
三脚のみの固定撮影にちょっと物足りなさを感じている方や、タイムラプスをもう少し突っ込んでやってみたい方に良い製品ではないかと感じました!
- 本記事は(株)サイトロンジャパン様より機材の貸与を受け、天文リフレクションズ編集部が独自の費用と判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。
- 記事に関するご質問・お問い合わせなどは天文リフレクションズ編集部宛にお願いいたします。
- 使用した「MSMローテーター」はサンプル品です。日本での販売は現在未定です。また、最終製品の仕様は販売開始時点で変更となる可能性があります。
- 本記事によって読者様に発生した事象については、その一切について編集部では責任を取りかねますことをご了承下さい。
- 特に注記のない画像は編集部で撮影したものです。
- 記事中の製品仕様および価格は執筆時(2019年10月)のものです。
- 記事中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。
https://reflexions.jp/tenref/orig/2019/10/27/9691/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/10/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1-1024x538.jpghttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2019/10/fc6927a4cd7fc6f068de9eb5d3ae4aff-1-150x150.jpgレビューマウントマウントみなさんこんにちは!タイムラプスはお好きですか? 今回ご紹介する製品は「MSMローテータ」。その名の通りの「MSM社」の「モーションタイムラプス」のための製品です! Travel Star Tracker & Motion Time-lapse Mount - MSM Totter https://www.moveshootmove.com こんな製品です。一見、ただのコンパクト(ポータブル)赤道儀のように見えますね。はい、赤道儀として普通に使えます。でも、それだけじゃなくて「モーションタイムラプス」のための機能を備えているんです。 モーションタイムラプスとは タイムラプスはお好きですか? https://youtu.be/8OUvjJHr1XI 三脚固定の放置撮影、「芸のない」タイムラプス。記録としてはこれでも十分かもしれませんが、もうすこし手を加えていきたくなるのが人情^^; みんな大好き、タイムラプス。筆者も「下手の横好き」で撮影に出かけたときに、「抜け番」カメラを使った放置タイムラプスを撮ることがよくあります。でも、タイムラプスってある意味動きが単純。そのままでは「星空が回っている」以上の動きがないんですよね。 まあ、それだけでもじゅうぶん面白いし、雲の流れとかも見ていてホントに飽きないんですけど、毎回同じようなタイムラプスを量産するようになると「もうちょっとなんとかしたいなー」って思うようになるんですよね。 そんなときは、編集にリキを入れて「いろんなカットをうまく繋いでストーリーを作る」のが一つの方法。BGMにも凝ってみたりして。でもけっこう時間も労力もセンスも要ります。もうすこし、お手軽に「動きのあるタイムラプス」は撮れないものか。。 モーションタイムラプスとは そこで登場するのが「モーションタイムラプス」。カメラを何らかの手段で「動かして」、「地球の自転」以外の視覚的効果を持たせた、タイムラプス動画を撮影する手法です。 例えば、上の商品リンクのような「スライダー」。レールの上に乗せたカメラを少しづつ動かし、視点に変化を付けます。本格的なタイムラプスクリエーターの方が駆使されているようなやつです。 でも、けっこう大がかりな機材になります。カメラの移動距離が長いほど変化が付けられるのですが、そのためにはレールも長くなります。お値段も高め。 簡単に実現できるターンテーブル方式 もう少し簡単な方法が「ターンテーブル」。カメラを雲台ごとグルグル回転させます。これなら回転軸が一つあればOK。実はおなじみの「ポラリエ」や「SWAT」も、モーションタイムラプスのターンテーブル用途が想定されています。筐体を水平に設置して、恒星時なり2倍速なりでゆっくり回転させることで、視点を「パン」した写真が撮影できるのです。 星が流れるターンテーブル方式、そして「Move-Stop-Move」へ しかし「ターンテーブル方式」には一つ大きな課題があります。回転速度を恒星時よりも大きくしてしまうと、星がけっこう「流れて」しまうのです(*)。 (*)スライダーは平行移動なので無限遠にある星は流れません。一方で近景は視差で流れることになります。 まあ「回転」しているのだから当然ですよね。例えば、恒星時の4倍で回転させる(*)と、流れも4倍。「1/500ルール」に照らすと焦点距離24mmのレンズの場合、5秒が流れない限界になる計算です。これはちょっと短いですねえ。 (*)恒星時の4倍だと1時間の回転角は60°、これは焦点距離20mmレンズの短辺の画角に相当します。モーションタイムラプスではっきりした動きを付けるには恒星時1倍速では遅すぎるのです。 https://youtu.be/WC5ovQJUo14 「Move-Stop-Move」機能を使用して「MSMローテ−ター」で撮影した作例。「1コマで0.2°回転する」設定で撮影しました。 長い前置きになりましたが、そこで登場するのが「Move-Stop-Move」方式。今回ご紹介する「MSMローテーター」の「MSM」はここから来ています。 「Move-Stop-Move」はその名の通り「動いて・止まって・動く」こと。回転するローテーターとシャッターの開閉を同期させ、シャッターが閉じている間に「シュッ」と回転し、「ピタッ」と止まってからシャッターを開け、シャッターを閉じたらまた「シュッ」と回転する。これで星の流れは「恒星時」の分だけになるのです。 MSMローテーター 商品構成 それでは「MSMローテーター」の詳細を見てみましょう。上のパーツが基本構成の全て。中央の箱が本体です。その下は極軸望遠鏡(オプション)の支持金具・兼極軸合わせ用覗き穴。 右上のカールコードが「Move-Stop-Move」の肝となるケーブルで、カメラのホットシューとMSMローテーター本体をこれで接続し、シャッターの開閉とローテータの動作を同期させます(*) (*)赤道儀として使用する場合はこのケーブルは不要です。 電源は充電式の内蔵バッテリを使用します。フル充電で半夜ほど使えましたが、外部のモバイルバッテリから給電すればほぼ稼働時間の心配はなくなります。ジャックはUSB-Cです。 軽量コンパクト 「MSMローテータ」は小型軽量。実測444g。この重量であればフィールドに楽に持ち出せるでしょう。 操作もとても直感的で簡単です。緑のボタンの長押しで電源オン。グレーのボタンで動作速度モードの切替。動作状態で緑のボタンを押すと回転方向の切替です。電源OFFは・・・もうおわかりですよね。動作状態で緑のボタンの長押しです。 ★マークは恒星時追尾、★1/2マークは1/2恒星時追尾。0.05、0.2、0.5、1.0の数字はローテーター(ターンテープル)として使用する際の「1コマ撮影後に動く角度(°)」です。最速の「1.0」にセットすれば360コマで360°一回転。30fpsの動画の場合12秒で一回転することになります。 モーションタイムラプスのローテーターとして 上の画像は先の作例タイムラプス動画の撮影風景です。雲台をMSMローテーター本体の「回転しない側」に取り付けます。赤道儀として使用する場合の逆になることに注意してくださいね(*)。 (*)こうすることで、カメラとMSMローテータ本体のケーブル接続が何回転回転してもねじれないことになります。 ローテーターとして使用する場合は荷重は垂直方向にかかるため、少々重い機材(写真はEOS5D MarkIIIとシグマ24mmF1.4Artで雲台込みで2.1kg)であっても問題ありませんでした。カメラは外部リモコンでインターバル撮影していて、シャッター閉のタイミングで小さく「ジッ」と音がしてカメラが回転していきます。なかなか小気味よい撮影です。 https://youtu.be/4Tan7hCLeSo 上の動画は今年の夏のペルセウス座流星群のときのもの。予定では火球と痕が3つほど写るはずだったのですが、残念ながらボウズ^^;;; でも流星群狙いのタイムラプスにローテーターはけっこう使えそうですね! コンパクト(ポータブル)赤道儀として ごく普通に、赤道儀としても使えます。ただし、極軸を北極星に向けるための何らかのパーツが必要になります。今回は使用しませんでしたが、オプションで微動付の雲台が提供されているようです。 赤道儀としての剛性も悪くはないのですが、極軸架頭に自由雲台を取り付ける方式の宿命として「バランスが崩れやすい」「天頂〜北天の構図合わせの姿勢が苦しい」ことは覚悟しておく必要があります。 上の画像のように縦位置で子午線付近を撮る場合は、バランスが大きく崩れてしまいます。特にカメラが東側になる場合は、架頭にねじ込んだ雲台を緩める方向に力がかかるため「カックン」することもあります。 対策としてはカメラにL型プレートを装着して縦位置でも重心が真ん中に来るようにすることですが、逆に重心が遠くなるので安定度が下がります。いずれにしても搭載機材はなるべく軽めにするのが吉といえるでしょう。 作例を2つほど。軽量なパナソニックのマイクロフォーサーズ一眼で撮影したものです。この組み合わせなら三脚を含めてシステム全重量は2kgを切ります。荷物を軽くしたい登山などでは助かります。 赤道儀としての追尾精度は細かくチェックしていないので不明ですが、標準・広角レンズなら何の問題もありませんでした。ただし、追尾を開始した直後は、ギアのかみ合わせが安定せず流れることがあります。これは本格的な赤道儀でも起きることですが、小型の赤道儀では特に注意が必要です。 正確に極軸を合わせるための「極軸望遠鏡」もオプションで提供されていますが、今回は本体のみで運用しました。 極軸望遠鏡(オプション)を装着する支持金具の穴が「大きめの覗き穴」としてとても便利。穴の真ん中に見えるのが北極星です。覗き穴が大きいので北極星の導入がとても簡単。この穴以外に「小さな覗き穴」も空いているので、標準レンズくらいまでなら十分な設置精度が得られるでしょう。 まとめ いかがでしたか? 「MSMローテーター」は、星空の追尾撮影とモーションタイムラプスの両方で手軽に使える、コンパクトで使いやすい製品でした!赤道儀として使う場合はあまりガチな重量機材には向きませんが、水平回転の「ターンテーブル」用途なら、そこそこ重い機材でも大丈夫です。 三脚のみの固定撮影にちょっと物足りなさを感じている方や、タイムラプスをもう少し突っ込んでやってみたい方に良い製品ではないかと感じました! 本記事は(株)サイトロンジャパン様より機材の貸与を受け、天文リフレクションズ編集部が独自の費用と判断で作成したものです。文責は全て天文リフレクションズ編集部にあります。 記事に関するご質問・お問い合わせなどは天文リフレクションズ編集部宛にお願いいたします。 使用した「MSMローテーター」はサンプル品です。日本での販売は現在未定です。また、最終製品の仕様は販売開始時点で変更となる可能性があります。 本記事によって読者様に発生した事象については、その一切について編集部では責任を取りかねますことをご了承下さい。 特に注記のない画像は編集部で撮影したものです。 記事中の製品仕様および価格は執筆時(2019年10月)のものです。 記事中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標です。 編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
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