【SONY A7】怒りの星喰い現象・4秒から発現との情報
一部の天文ファンの間では知られているSONYのαシリーズの「星喰い」現象が、改善どころか大きく改悪されているという情報が出ています。確認できたことだけをまず箇条書きにします。
追記6/11)
現時点での最新状況をQA形式でまとめました。
訂正5/16 15:27)
読者の方よりご指摘をいただき、初出時に3.2秒となっていましたものを4秒に修正しました。
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以下、問題の2017/5/4の記事。
PetaPixel.com The Star Eater Issue: Why I No Longer Recommend Sony Cameras for Astrophotography( MAY 04, 2017) 星喰い問題:ソニーのカメラはもう天体用には全くお奨めできない |
(写真;星喰い現象の例) I have previously recommended Sony gear to countless numbers of fellow photographers looking for the best landscape astrophotography cameras. That is no longer the case. If you want to shoot landscape astrophotography, don’t buy a Sony. If you already have a Sony camera, don’t update the firmware. 私はこれまで、ソニー製品を、最高の星景写真(landscape astrophotography)用のカメラを探している、数えられないほど多くの写真家仲間に勧めました。 でもそれももう終わりです。 この目的においては、ソニーを買わないでください。 すでにSonyカメラをお持ちの場合は、ファームウェアを更新しないでください。 Here’s why I no longer recommend Sony cameras and how the latest firmware update made Sony’s a7RII and a7SII terrible for astrophotography. 私がもはやソニーのカメラを推奨しない理由と、最新のファームウェアアップデートによってどのようにa7RIIとa7SIIが天体写真用としてダメにされてしまったかをここに述べます。 (訳:Google翻訳+編集部) |
上記ページのGoogle翻訳結果へのリンク
数えられないほどの星仲間にこのカメラを紹介してきた写真家が、(recommended Sony gear to countless numbers of fellow photographers)
「もうソニーは薦めない
(I no longer recommend Sony cameras)」です。
怒り心頭です。
ソニーのαシリーズ、特に高感度特性の優れたα7S、α7SIIは、一部の写真家には高い評価を得ていました。
その一方で、B(バルブ)モードで撮影した際、ファームウェアの画像処理によって、小さな星がノイズと認識されて消されてしまう「星喰い現象」が問題となっていました。
この問題が、
a7RIIでは3.30、a7SIIでは2.1のファームアップデートで、なんと4秒以上の露出時間から発生するようになってしまったとのことです。
やや合点がいかないのが、a7RIIの3.30のリリースは2016.8.19、一年近く前。上記記事のアップが今年の5/4。
今さらながら気がついたのか、ようやく確証が得られて記事にしたのか、そのへんはよく分かりません。
逆に意地悪な見方をすると「一年近くも気がつかないのだとしたらそれって別に問題ないのじゃないの?(by SONY)」ともいわれかねません。(元記事の画像を見るとその差はあまりに歴然なのですが)
記事の著者は現在ソニーに問い合わせ中でまだ回答は得られていないとのこと。続報をウォッチしたいと思います。
また、編集部からもソニーに確認してみようと思います。
編集子もSONY α7Sを使用していますが、星喰い現象に気がついたのはかなり(1年近く)経った後のことでした。
以来、いろいろと比較検証したのですが、やはりこの現象は看過できないと結論づけています。
参考までにいくつかのリンクを貼っておきます。
α7s・バルブ露出時の画質問題
α7s・バルブ露出時の画質問題その2
SONYから14bit非圧縮raw対応がリリースされたらしい
α7Sの「星喰い現象」再検証
https://reflexions.jp/tenref/orig/2017/05/16/453/https://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2017/09/sony-alpha-star-eater-demo-1024x683.gifhttps://reflexions.jp/tenref/orig/wp-content/uploads/sites/4/2017/09/sony-alpha-star-eater-demo-150x150.gifデジタルカメラ一部の天文ファンの間では知られているSONYのαシリーズの「星喰い」現象が、改善どころか大きく改悪されているという情報が出ています。確認できたことだけをまず箇条書きにします。 追記6/11) 現時点での最新状況をQA形式でまとめました。 http://reflexions.jp/blog/ed_tenmon/archives/774 訂正5/16 15:27) 読者の方よりご指摘をいただき、初出時に3.2秒となっていましたものを4秒に修正しました。 2017/5/4付で、「ソニーのカメラはがっかりだ、ファームアップで星喰い現象が4秒から出るようになっちまった、俺はもう薦めないぞ」という記事が出た。 指摘された問題のファームウェアは2016/8のリリース。a7RIIでは3.30、a7SIIでは2.1 一世代前のα7、およびファームアップ前のα7IIでは星喰い現象はバルブモードで発生 以下、問題の2017/5/4の記事。 PetaPixel.com The Star Eater Issue: Why I No Longer Recommend Sony Cameras for Astrophotography( MAY 04, 2017) 星喰い問題:ソニーのカメラはもう天体用には全くお奨めできない (写真;星喰い現象の例) I have previously recommended Sony gear to countless numbers of fellow photographers looking for the best landscape astrophotography cameras. That is no longer the case. If you want to shoot...編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフOriginal
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