編集部ピックアップ、今日の一枚。

Canon SX50HS 100倍ズーム望遠端 手持ち撮影

撮影:守谷昌志郎様

1月29日の晩、皆既月食2日前のお月様です。

高倍率(50倍)ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ、キヤノンSX50HSによる作品。35mm版換算で焦点距離は1200mm、デジタルズームで2倍に拡大し、月が画面いっぱいに収まっています。ベランダからの手持ち撮影だそうですが、月のクレーターもしっかり写っています。

月はとても明るい被写体なので、このような望遠側に強いカメラであれば、望遠鏡なしでもお手軽に撮影することができます。今回の皆既月食でも、手ぶれと露出時間の設定に注意さえすれば、欠けてゆく月の一部始終(*)を追いかけることができるでしょう。

(*)ただし、皆既中の「赤銅色の月」はかなり暗いため、三脚にしっかり固定しないとぶれてしまう可能性が高いです。狙い目はまだ月が明るい「皆既食の始まり・終わり」の前後です。

露出時間の設定は、はこちらのツイートが大いに参考になります。

月食の進行のタイムテーブル。上のデータの「食分」と時刻が明記されているのでとても便利。

守谷様はこの機材で今夜の月食を撮影されるご予定とのこと。
あとは晴天を祈るのみですね!

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/01/0131moriya-1024x768.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/01/0131moriya-150x150.jpg編集部太陽系編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:守谷昌志郎様 1月29日の晩、皆既月食2日前のお月様です。 高倍率(50倍)ズームを搭載したコンパクトデジタルカメラ、キヤノンSX50HSによる作品。35mm版換算で焦点距離は1200mm、デジタルズームで2倍に拡大し、月が画面いっぱいに収まっています。ベランダからの手持ち撮影だそうですが、月のクレーターもしっかり写っています。 月はとても明るい被写体なので、このような望遠側に強いカメラであれば、望遠鏡なしでもお手軽に撮影することができます。今回の皆既月食でも、手ぶれと露出時間の設定に注意さえすれば、欠けてゆく月の一部始終(*)を追いかけることができるでしょう。 (*)ただし、皆既中の「赤銅色の月」はかなり暗いため、三脚にしっかり固定しないとぶれてしまう可能性が高いです。狙い目はまだ月が明るい「皆既食の始まり・終わり」の前後です。 露出時間の設定は、はこちらのツイートが大いに参考になります。 ●皆既月食情報その9 来たる1月31日の皆既月食をカメラで撮影する方のために撮影メモを作りました。これを元に撮影計画を立て当日スムーズに撮影頑張ってください。 最近はカメラのオートモードも優れていますから、簡単に撮影したい方は、カメラ任せでも良いかもしれません。 pic.twitter.com/5Db9HcWSJB — スコープテック【代表:大沼 崇】 (@SubaruMerope80A) 2018年1月27日 月食の進行のタイムテーブル。上のデータの「食分」と時刻が明記されているのでとても便利。 ●皆既月食情報その11 月食の進行に伴いさまざまな見どころがあります。その代表的なものをタイムテーブルで書き込みました。 月食が進むにつれ、月光が弱くなり、星空が綺麗な場所だと月光に埋もれていた星が湧き出して来ます。 とにかく視野を広くしてみてください。晴天祈願!明日気象情報もアップ pic.twitter.com/te7Epccq7Y — スコープテック【代表:大沼 崇】 (@SubaruMerope80A) 2018年1月30日 守谷様はこの機材で今夜の月食を撮影されるご予定とのこと。 あとは晴天を祈るのみですね!読者の傑作画像をピックアップ