編集部ピックアップ、今日の一枚。

Takahashi CCA250 Skywatcher EQ8/ SX-Superstar GT-40 Nikon D810A IS800:5分*41(205分) IS200:24秒

撮影:荒井俊也様

カシオペヤ座の散光星雲、NGC281です。
暗黒部で鋭くえぐれられた形から、「パックマン星雲」とも呼ばれています。

Wikipediaによるとこの星雲までの距離は9500光年。オリオン座の大星雲の約7倍、はくちょう座の北アメリカ星雲の2倍近く離れているため、見かけの直径はやや小さい部類に属する星雲です。

この作品では、焦点距離1250mm、口径250mmのアストログラフを使用し、合計3時間以上の露出をすることにより、複雑な暗黒部の形状や上部に淡く広がった様子が描き出されています。

EOS5D3(非改造) SIGMA150mmF2.8 2min*14 ISO3200

撮影:編集部

パックマン星雲はカシオペヤ座のα星のすぐ近くにあります。

この画像はカシオペヤ座が南中したときの見え方に合わせて北を下にしているため上下が逆になっています。

この作例は150mmレンズによるものですが、パックマン星雲の大きさ(小ささ)がおわかりいただけるのではないでしょうか。

カシオペヤ座のW字の周辺は、やや地味ながらも無数の星屑とともに様々な小さな星雲星団があふれていて、写真で撮影しても肉眼で観望しても、しみじみとした美しさを感じる領域です。

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/09/0904arai.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/09/0904arai.jpg編集部散光星雲深宇宙カシオペヤ座編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:荒井俊也様 カシオペヤ座の散光星雲、NGC281です。 暗黒部で鋭くえぐれられた形から、「パックマン星雲」とも呼ばれています。 Wikipediaによるとこの星雲までの距離は9500光年。オリオン座の大星雲の約7倍、はくちょう座の北アメリカ星雲の2倍近く離れているため、見かけの直径はやや小さい部類に属する星雲です。 この作品では、焦点距離1250mm、口径250mmのアストログラフを使用し、合計3時間以上の露出をすることにより、複雑な暗黒部の形状や上部に淡く広がった様子が描き出されています。 撮影:編集部 パックマン星雲はカシオペヤ座のα星のすぐ近くにあります。 この画像はカシオペヤ座が南中したときの見え方に合わせて北を下にしているため上下が逆になっています。 この作例は150mmレンズによるものですが、パックマン星雲の大きさ(小ささ)がおわかりいただけるのではないでしょうか。 カシオペヤ座のW字の周辺は、やや地味ながらも無数の星屑とともに様々な小さな星雲星団があふれていて、写真で撮影しても肉眼で観望しても、しみじみとした美しさを感じる領域です。読者の傑作画像をピックアップ