吉富知佳さんの作品。西オーストラリア・ワディファーム(Waddi Firms)で撮影した、りゅうこつ座からみなみじゅうじ座の天の川です。

南米のウユニ塩湖の、鏡のような水面と天の川のリフレクションは有名ですが、この地にも鏡のように天の川を映す、まるい湖がありました。

SONY RX100M3 8.8mm F1.8 30秒

降るような星に向かって両手を広げた人物はご本人です。天リフ編集部も同行させていただいた今年4月の西オーストラリア遠征で撮影されたもの。星空の聖地ワディにこんな見事な湖があることは、筆者も不勉強ながら知りませんでした。

実はこの円湖は、直径約1mの移動式の人造湖。丸テーブルに水を張っています。誰も思いつかなかったこの演出、もちろん吉富さんのオリジナルです。素晴らしい。おじさんにはこんな発想は1ミリも浮かびませんでした^^柔軟な発想と素晴らしい星空があれば、星空の写真の可能性は無限大ということでしょう。

こちらはおじさんによるワディ円湖(水なし)の活用例。これなら筆者にも思いつくのですが^^;;;

南半球の極軸合わせの目印「はちぶんぎの五角形」も写っています。この画像からすぐ五角形を見つけられれば現地で戸惑うことはないでしょう^^

吉富さんの作品をもう1ひとつ。大小マゼラン雲とケンタウルス座α・β、みなみじゅうじ座、りゅうこつ座のηカリーナ星雲。

南半球の星空のみどころはほぼこの1枚に凝縮されているといっていいでしょう。この付近の天の川は、ひときわ星々が明るく、いて座の銀河中心部とは対照的に青白く輝いて見えます。このエリアを肉眼で眺めるだけでも、南半球に行く価値があります。

ちなみに使用されたカメラはソニーのRX100MarkIII(*)。いわゆる「コンデジ」のカテゴリの製品ですが、この作品を見てもわかるように天体写真適性はまったく侮れません。

(*)コンデジにしては面積の広い1インチセンサーを採用していること、換算24mmのズームの広角端がF1.8と明るいことがアドバンテージ。

コンデジ一つだけ持って海外に星見に出かけるというのもなかなか渋いスタイルですね。ガチマニアだけでなく、一人でも多くの読者のみなさんに西オーストラリアの星空を楽しんでもらえたら、と思う今日この頃です。

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/11/d488199509c3eaf9e060127a5a698835-1-683x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2019/11/d488199509c3eaf9e060127a5a698835-1-150x150.jpg編集部人物リフレクション,南半球の星空吉富知佳さんの作品。西オーストラリア・ワディファーム(Waddi Firms)で撮影した、りゅうこつ座からみなみじゅうじ座の天の川です。 南米のウユニ塩湖の、鏡のような水面と天の川のリフレクションは有名ですが、この地にも鏡のように天の川を映す、まるい湖がありました。 降るような星に向かって両手を広げた人物はご本人です。天リフ編集部も同行させていただいた今年4月の西オーストラリア遠征で撮影されたもの。星空の聖地ワディにこんな見事な湖があることは、筆者も不勉強ながら知りませんでした。 実はこの円湖は、直径約1mの移動式の人造湖。丸テーブルに水を張っています。誰も思いつかなかったこの演出、もちろん吉富さんのオリジナルです。素晴らしい。おじさんにはこんな発想は1ミリも浮かびませんでした^^柔軟な発想と素晴らしい星空があれば、星空の写真の可能性は無限大ということでしょう。 こちらはおじさんによるワディ円湖(水なし)の活用例。これなら筆者にも思いつくのですが^^;;; 吉富さんの作品をもう1ひとつ。大小マゼラン雲とケンタウルス座α・β、みなみじゅうじ座、りゅうこつ座のηカリーナ星雲。 南半球の星空のみどころはほぼこの1枚に凝縮されているといっていいでしょう。この付近の天の川は、ひときわ星々が明るく、いて座の銀河中心部とは対照的に青白く輝いて見えます。このエリアを肉眼で眺めるだけでも、南半球に行く価値があります。 ちなみに使用されたカメラはソニーのRX100MarkIII(*)。いわゆる「コンデジ」のカテゴリの製品ですが、この作品を見てもわかるように天体写真適性はまったく侮れません。 (*)コンデジにしては面積の広い1インチセンサーを採用していること、換算24mmのズームの広角端がF1.8と明るいことがアドバンテージ。 コンデジ一つだけ持って海外に星見に出かけるというのもなかなか渋いスタイルですね。ガチマニアだけでなく、一人でも多くの読者のみなさんに西オーストラリアの星空を楽しんでもらえたら、と思う今日この頃です。読者の傑作画像をピックアップ