半影月食・2020年1月11日
Masaaki Sasakiさんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。先日見られた「半影月食」の一部始終をとらえた連続写真です。「半影月食」とは、月から見て、太陽が完全に地球によって隠される場所(本影)が存在しない月食。このため、月の表面がぼんやりと暗くなるだけで、わかりにくい現象です。
この作品では一定時間間隔で撮影した画像を比較明合成することで、微妙な明るさの変化がよくわかる形になりました。9時の方向から陰り始め、8時の方向で最も影が深くなり、7時の方向まで影が移動しています。
つるちゃんのプラネタリウム・2020年も半影月食が3度見られる
http://turupura.com/gessyoku/kako/20200000/menu.html
実は今年2020年は、こんな半影月食があと2回(6/6の夜明け前、11/30の夕方)も見られます。1年に半影月食が3回も見られるのは比較的珍しいことで、1973年、2016年、2020年、そしてその次は2049年となるそうです(東京での場合)。
いずれも今回の半影月食より食分が浅く、日没・日出と重なりますが、地平線上の低い満月はふだん通りであっても美しいもの。半影月食は地味な現象ではありますが、「いつもと少し違う月」として眺めるいい機会となるでしょう。詳しい予報は上のリンク先のページにあります。
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2020/01/14/6398/https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2020/01/44e5c4c768deafa018f2d2b556c028f6-683x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2020/01/44e5c4c768deafa018f2d2b556c028f6-150x150.jpg新着天文現象Masaaki Sasakiさんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿です。先日見られた「半影月食」の一部始終をとらえた連続写真です。「半影月食」とは、月から見て、太陽が完全に地球によって隠される場所(本影)が存在しない月食。このため、月の表面がぼんやりと暗くなるだけで、わかりにくい現象です。 この作品では一定時間間隔で撮影した画像を比較明合成することで、微妙な明るさの変化がよくわかる形になりました。9時の方向から陰り始め、8時の方向で最も影が深くなり、7時の方向まで影が移動しています。 つるちゃんのプラネタリウム・2020年も半影月食が3度見られる http://turupura.com/gessyoku/kako/20200000/menu.html 実は今年2020年は、こんな半影月食があと2回(6/6の夜明け前、11/30の夕方)も見られます。1年に半影月食が3回も見られるのは比較的珍しいことで、1973年、2016年、2020年、そしてその次は2049年となるそうです(東京での場合)。 いずれも今回の半影月食より食分が浅く、日没・日出と重なりますが、地平線上の低い満月はふだん通りであっても美しいもの。半影月食は地味な現象ではありますが、「いつもと少し違う月」として眺めるいい機会となるでしょう。詳しい予報は上のリンク先のページにあります。 編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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