田中忍さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿。ナローバンドカラー合成によるいっかくじゅう座のバラ星雲です。赤のHαの露出時間が他の2バンドの3倍もかけられており、赤いバラの印象が鮮烈です。バラの中心部の青色(OIII)もエキゾチックで、あまり他に見ない表現となりました。

「基本AOO、SIIをブレンド」とありますが、SIIはGバンドにブレンドしてバラの花びら(フィラメント)の印象づけに寄与しているのでしょうか。

FSQ-85ED with RD QHY16200 Hα:900s x 12, SⅡ: 900s x 4 , OⅢ:900s x4

ナローバンドカラー合成による星雲の撮影は、RGBカラーと全く異なる表現が可能であることが魅力の一つ。この作品では、これはもう「普通の」バラではなく、妖気すら感じます。北を上ではなく左にしたのも非日常感を増しています。

ぜひじっくりご覧になって、宇宙の神秘と人間の業の深さを感じてください^^

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/1022tanaka-1024x770.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/10/1022tanaka-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙田中忍さんの作品。天リフギャラリーFB分室へのご投稿。ナローバンドカラー合成によるいっかくじゅう座のバラ星雲です。赤のHαの露出時間が他の2バンドの3倍もかけられており、赤いバラの印象が鮮烈です。バラの中心部の青色(OIII)もエキゾチックで、あまり他に見ない表現となりました。 「基本AOO、SIIをブレンド」とありますが、SIIはGバンドにブレンドしてバラの花びら(フィラメント)の印象づけに寄与しているのでしょうか。 ナローバンドカラー合成による星雲の撮影は、RGBカラーと全く異なる表現が可能であることが魅力の一つ。この作品では、これはもう「普通の」バラではなく、妖気すら感じます。北を上ではなく左にしたのも非日常感を増しています。 ぜひじっくりご覧になって、宇宙の神秘と人間の業の深さを感じてください^^読者の傑作画像をピックアップ