編集部ピックアップ、今日の一枚。

撮影日時:2017/04/01 23:46:48 鏡筒:GS200RC RD:ED屈折用×0.8RD FL1280mm F6.4 赤道儀:EM200Temma2M ガイドシステム:FC50+QHY5L2-M+PHD2 カメラ:EOS 80D(HKIR改) ISO2500 SS:300sec×16 処理:RStacker>SI7>CS6 撮影地:岡山県備前市

撮影:Hiroshi Kishimoto様

りょうけん座のM106です。

一年前に撮影された左の画像を再処理されたものが右。その違いは一目瞭然です。中心部のディテールと色、中間部の腕の赤いHα、周辺の淡い腕の描出、星の色、どれをとっても別の作品かと思えるほどです。

天体写真の画像処理は、さまざまな技法や知識の積み重ねが必要で、最初の頃は最終画像にたどりつくだけでも目一杯なもの。さらに「レイヤー」や「マスク」のような新しい手法を覚えると、それを使いこなせるまではまた初心者状態に逆戻り。

皆そうやって試行錯誤を重ねて上達してゆくのですが、最近一部で流行しているのが過去画像の再処理。自分が新たに身につけた技術をビフォー・アフター的に確認できるだけでなく、見違えるような仕上がりになれば撮影なしで作品を生産できたようなもの。

この記事を読まれているあなたも、ディスクの中にある過去画像を掘り返して今の技術で再処理してみることで、新たな発見があるかもしれません。

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/03/0314kishimoto-1024x767.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2018/03/0314kishimoto-150x150.jpg編集部深宇宙銀河編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:Hiroshi Kishimoto様 りょうけん座のM106です。 一年前に撮影された左の画像を再処理されたものが右。その違いは一目瞭然です。中心部のディテールと色、中間部の腕の赤いHα、周辺の淡い腕の描出、星の色、どれをとっても別の作品かと思えるほどです。 天体写真の画像処理は、さまざまな技法や知識の積み重ねが必要で、最初の頃は最終画像にたどりつくだけでも目一杯なもの。さらに「レイヤー」や「マスク」のような新しい手法を覚えると、それを使いこなせるまではまた初心者状態に逆戻り。 皆そうやって試行錯誤を重ねて上達してゆくのですが、最近一部で流行しているのが過去画像の再処理。自分が新たに身につけた技術をビフォー・アフター的に確認できるだけでなく、見違えるような仕上がりになれば撮影なしで作品を生産できたようなもの。 この記事を読まれているあなたも、ディスクの中にある過去画像を掘り返して今の技術で再処理してみることで、新たな発見があるかもしれません。  読者の傑作画像をピックアップ