土星のC環
編集部ピックアップ、今日の一枚。
撮影:大杉忠夫様
惑星撮影の日本の第一人者のお一人、大杉忠夫さんによる土星です。
この作品の注目は土星の「C環」。
明るい輪の内側にある、とても淡い存在です。左の通常写真では本体の明るさに幻惑されてよくわかりませんが、右の白黒反転画像では存在をはっきり確認することができます。
土星の輪の存在が発見されたのは17世紀。その後間もなく、「A環」と「B環」、そしてその間にあるすき間「カッシーニの空隙」が発見されています。
その「B環」の内側にある「C環」は、その名の通りB環の次に発見されたのですが、輪の発見からさらに約200年後の1850年のことです。
この作品のC環の淡さを見ると、200年間も発見されなかった理由がわかる気がしますね。編集子も、肉眼で確認したことはまだありません。
Wikipedia 土星の輪
惑星探査機によって、土星にはさらに多くの輪が見つかっていて、「G環」まで計7つ命名されているようです。
(このほかにも、アルファベット記号のない輪がいくつもあるようです)
暦と星のお話・土星の輪は誰が見つけたのか
土星の輪の発見者は、あまり明確に定められていない、という話。各環について、発見者に関する諸説がまとめられています。
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2017/06/27/1091/https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/06/d63fcd4ba36839ccf987687c63c55825-1024x492.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/06/d63fcd4ba36839ccf987687c63c55825-150x150.jpg惑星太陽系土星編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:大杉忠夫様 惑星撮影の日本の第一人者のお一人、大杉忠夫さんによる土星です。 この作品の注目は土星の「C環」。 明るい輪の内側にある、とても淡い存在です。左の通常写真では本体の明るさに幻惑されてよくわかりませんが、右の白黒反転画像では存在をはっきり確認することができます。 土星の輪の存在が発見されたのは17世紀。その後間もなく、「A環」と「B環」、そしてその間にあるすき間「カッシーニの空隙」が発見されています。 その「B環」の内側にある「C環」は、その名の通りB環の次に発見されたのですが、輪の発見からさらに約200年後の1850年のことです。 この作品のC環の淡さを見ると、200年間も発見されなかった理由がわかる気がしますね。編集子も、肉眼で確認したことはまだありません。 Wikipedia 土星の輪 惑星探査機によって、土星にはさらに多くの輪が見つかっていて、「G環」まで計7つ命名されているようです。 (このほかにも、アルファベット記号のない輪がいくつもあるようです) 暦と星のお話・土星の輪は誰が見つけたのか 土星の輪の発見者は、あまり明確に定められていない、という話。各環について、発見者に関する諸説がまとめられています。編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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