編集部ピックアップ、今日の一枚。

画像提供:三本松尚雄様

さそり座の頭部に広がる星雲、IC4592、別名「青い馬首星雲」です。本家オリオン座の馬頭星雲は主に赤い光ですが、この星雲はさそり座ν星に照らされた青い光が主成分。

とても淡く撮影が難しいため、かつては「写るだけで嬉しい」対象でしたが、デジタル技術の進歩で近年は天文ファンの中では人気急上昇中。

この作品では、青い輝きだけでなく複雑に波打つ微細構造や、その周辺にさらに広がる分子雲、暗黒星雲の微妙な色合いとグラデーションに、深宇宙の神秘を感じます。

作者の三本松さんは言わずと知れた分子雲撮影の第一人者。長時間露出で得られたクオリティの高い画像を、高い処理技術でさらに見事に仕上げられています。

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/06/0614sanbonmatsu-1024x676.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/06/0614sanbonmatsu-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙編集部ピックアップ、今日の一枚。 画像提供:三本松尚雄様 さそり座の頭部に広がる星雲、IC4592、別名「青い馬首星雲」です。本家オリオン座の馬頭星雲は主に赤い光ですが、この星雲はさそり座ν星に照らされた青い光が主成分。 とても淡く撮影が難しいため、かつては「写るだけで嬉しい」対象でしたが、デジタル技術の進歩で近年は天文ファンの中では人気急上昇中。 この作品では、青い輝きだけでなく複雑に波打つ微細構造や、その周辺にさらに広がる分子雲、暗黒星雲の微妙な色合いとグラデーションに、深宇宙の神秘を感じます。 作者の三本松さんは言わずと知れた分子雲撮影の第一人者。長時間露出で得られたクオリティの高い画像を、高い処理技術でさらに見事に仕上げられています。  読者の傑作画像をピックアップ