北アメリカ・ペリカン超高速モザイク
編集部ピックアップ今日の一枚。
深夜道楽 北アメリカ・ペリカン超高速モザイク |
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ブログ「深夜道楽」からのご紹介。
超人気対象の北アメリカ星雲とペリカン星雲ですが、その周辺に広がっている複雑な暗黒部が見事に描き出されています。
この作品のエポックメーキングなところは、12フレームものモザイク撮影を一晩でしかもSAOナローバンドで撮影されたということ。(ご本人は「○○超高速モザイク」と謙遜されていますが、当然「超ド」が付くべきです)
先日ご紹介した「★北十字15枚モザイク」にインスパイアされたとのことですが、1フレーム当たりの総露出は16分、SII/OIIIはわずか各4分1枚。
常識外れともいえる超短時間ですが、12フレームモザイクを前提とすれば合理的な選択だったことは、最終作品が証明しています。
ただし撮影中は分刻みのスケジュールで大変だったとのこと。撮影と並行して、正しくモザイクできるかの確認までされていたそう。
このような挑戦的な試みで得られた最終作品ですが、SAOナローバンドカラー合成でこの領域を広く見渡すと、フロリダ湾の右の最暗黒部を中心に、OIII、Hα、SIIの順に、大きな球状に星雲が広がっているようにも見えるのが興味深いところです。
参考リンク)
先日ご紹介した一晩15コマのモザイク撮影によるはくちょう座。
撮影者であるぴんたんさんの紹介記事です。
https://reflexions.jp/tenref/gallery/2017/06/04/702/散光星雲2017/6深宇宙ナローバンド,モザイク編集部ピックアップ今日の一枚。 深夜道楽 北アメリカ・ペリカン超高速モザイク こんなことする人は世界を見渡してもいないんじゃないかという変態超高速モザイクを昨夜城里で撮ってきました。 12枚モザイクの1フレームあたり、Hαは2倍ビニング4分2枚、SIIとOIIIは3倍ビニング4分1枚ずつというナローにあるまじき超短時間で、紅白歌合戦なみの分刻みスケジュールをあらかじめたててから撮影しました。 一枚失敗してもダメなのですごい緊張の連続で、撮り終わったときはくたくたになりました。 ブログ「深夜道楽」からのご紹介。 超人気対象の北アメリカ星雲とペリカン星雲ですが、その周辺に広がっている複雑な暗黒部が見事に描き出されています。 この作品のエポックメーキングなところは、12フレームものモザイク撮影を一晩でしかもSAOナローバンドで撮影されたということ。(ご本人は「○○超高速モザイク」と謙遜されていますが、当然「超ド」が付くべきです) 先日ご紹介した「★北十字15枚モザイク」にインスパイアされたとのことですが、1フレーム当たりの総露出は16分、SII/OIIIはわずか各4分1枚。 常識外れともいえる超短時間ですが、12フレームモザイクを前提とすれば合理的な選択だったことは、最終作品が証明しています。 ただし撮影中は分刻みのスケジュールで大変だったとのこと。撮影と並行して、正しくモザイクできるかの確認までされていたそう。 このような挑戦的な試みで得られた最終作品ですが、SAOナローバンドカラー合成でこの領域を広く見渡すと、フロリダ湾の右の最暗黒部を中心に、OIII、Hα、SIIの順に、大きな球状に星雲が広がっているようにも見えるのが興味深いところです。 参考リンク) 先日ご紹介した一晩15コマのモザイク撮影によるはくちょう座。 http://reflexions.jp/blog/ed_tenmon/archives/664 撮影者であるぴんたんさんの紹介記事です。 http://reflexions.jp/blog/ed_tenmon/archives/380編集部山口 千宗kojiro7inukai@gmail.comAdministrator天文リフレクションズ編集長です。天リフギャラリー
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