編集部ピックアップ、今日の一枚。

2017.9.3 2h35m~300s×12 FSQ106ED QE0.73x EOS6D-HKIR改造(ISO1600)

撮影:伴紀美男様

上のがケフェウス座のシャーク星雲(LDN1235)付近です。

楕円形の暗黒部を持つこの星雲は、サメのような形に見えることからShark Nebula(シャーク星雲)の愛称があります。

この作品は口径106mmm、焦点距離385mmのフォトビジュアル望遠鏡で撮影されたものですが、総露出60分とこの手の対象にしてはやや短い露出時間ながらも淡い分子雲の構造を見事にとらえています。

15mm F4 トリミング

撮影:編集部

シャーク星雲はケフェウス座の北側、北極星にほど近い領域にあります。上の作例は南北が逆ですが、伴様の作品の写野を示してあります。

24番星と16番星が目印になりますが、銀河のはずれにあるとても淡い星雲なので、撮影の際には付近の星並びをよく調べて導入する必要があります。

Stellar Scenes
vdB152, LDN1235付近(ケフェウス座の反射星雲・暗黒星雲)
http://www.ne.jp/asahi/stellar/scenes/object/vdb152.html

リンク先には、この作品とほぼ同じ構図で撮影された写真があります。
付近の数々の星雲が文字入りで説明されているので、撮影の際の良いガイドとなるでしょう。

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/09/1ef95a7c88b702b25f0027622beac8f8-1024x548.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/09/1ef95a7c88b702b25f0027622beac8f8-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙分子雲編集部ピックアップ、今日の一枚。 撮影:伴紀美男様 上のがケフェウス座のシャーク星雲(LDN1235)付近です。 楕円形の暗黒部を持つこの星雲は、サメのような形に見えることからShark Nebula(シャーク星雲)の愛称があります。 この作品は口径106mmm、焦点距離385mmのフォトビジュアル望遠鏡で撮影されたものですが、総露出60分とこの手の対象にしてはやや短い露出時間ながらも淡い分子雲の構造を見事にとらえています。 撮影:編集部 シャーク星雲はケフェウス座の北側、北極星にほど近い領域にあります。上の作例は南北が逆ですが、伴様の作品の写野を示してあります。 24番星と16番星が目印になりますが、銀河のはずれにあるとても淡い星雲なので、撮影の際には付近の星並びをよく調べて導入する必要があります。 Stellar Scenes vdB152, LDN1235付近(ケフェウス座の反射星雲・暗黒星雲) http://www.ne.jp/asahi/stellar/scenes/object/vdb152.html リンク先には、この作品とほぼ同じ構図で撮影された写真があります。 付近の数々の星雲が文字入りで説明されているので、撮影の際の良いガイドとなるでしょう。  読者の傑作画像をピックアップ