編集部ピックアップ、今日の一枚

撮影:三本松尚雄様

ペガサス座α星マルカブとそれを取り巻く反射星雲です。
宇宙空間を漂うガスや塵が近傍の明るい星に照らされている姿と考えられています。

この星までの距離は133光年。銀河系(天の川銀河)の大きさ(長径10万光年)と比べればほんのご近所ともいえる星です。

その一方で、この星雲の中にはるか6000万年光年彼方の小さな銀河系外星雲NGC7497がぽつりと写っています。
45万倍遠いものが同じ視野に見えているというのは、宇宙の大きさを実感させられます。

撮影:編集部 円周魚眼レンズからトリミング

 

本作品の撮影範囲。
天の川からずいぶんと離れた領域であるにもかかわらず、こんなに広がった星雲が漂っているというのも不思議なものです。

こういった淡い対象を精力的に撮影し、その姿を発信されている三本松様をはじめとするアマチュア天文家に敬意を表します^^

 

 

https://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/11/1110sanbonmatsu-721x1024.jpghttps://reflexions.jp/tenref/gallery/wp-content/uploads/sites/3/2017/11/1110sanbonmatsu-150x150.jpg編集部散光星雲深宇宙分子雲編集部ピックアップ、今日の一枚 撮影:三本松尚雄様 ペガサス座α星マルカブとそれを取り巻く反射星雲です。 宇宙空間を漂うガスや塵が近傍の明るい星に照らされている姿と考えられています。 この星までの距離は133光年。銀河系(天の川銀河)の大きさ(長径10万光年)と比べればほんのご近所ともいえる星です。 その一方で、この星雲の中にはるか6000万年光年彼方の小さな銀河系外星雲NGC7497がぽつりと写っています。 45万倍遠いものが同じ視野に見えているというのは、宇宙の大きさを実感させられます。   本作品の撮影範囲。 天の川からずいぶんと離れた領域であるにもかかわらず、こんなに広がった星雲が漂っているというのも不思議なものです。 こういった淡い対象を精力的に撮影し、その姿を発信されている三本松様をはじめとするアマチュア天文家に敬意を表します^^    読者の傑作画像をピックアップ